蒼海の世紀 海と空を制する者 凍結中   作:アトコー

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第2話

 

 

 

女性の体調と艦隊司令本田隆介少将の回復を見てから事情聴取が始まった。

医務室で

 

 

「なるほど、海軍支援総隊ですか。我々が知っている世界とはどうやら全く違うようですな。」

 

「私こそ、日本海軍はあるものの、ウィルキア王国という国は知らないというより無いですから。そちらの話が分からないわけだ。」

 

「と、なると問題はこれからだ。戦艦1隻、重巡洋艦2隻、航空母艦1隻という陣容だがこれから増える可能性がありそうだ。つい先ほど我が世界の友軍の潜水艦を発見した。数は2隻」

 

「・・・問題だな。日本海軍でありながら日本海軍ではない・・か。

私一存では決められない。これは、海軍支援総隊司令にして海軍元帥に話しを通すしかないな。」

 

「分かった。では、才谷美紀大佐短い間かどうかは分からないがよろしく頼む。」

 

「私からもよろしくしたい、出来る限り助力する。」

 

「何だったら、海援隊だったか遊撃艦隊として動くのもありだな。」

 

「難しいのではないか?海軍という制約の中では」

 

「あっちの海軍所属ならな。今は無所属だよ。さて、艦内移動する。その服は着たままで構わないよ。こっちでの隊員証になる。」

 

 

そう言いながら、艦橋に行く隆介。

その後を才谷大佐が着いていくのだが

「ズボンって意外と動きやすいのね。スカートもそうだけど」

 

「ズボンにもかなり種類があって、特に戦闘服でもあるから動きやすい服装でなきゃ、やられた時にズボンのせいでは問題だってな。男女関係無く採用しているよ。あいにくスカートは、多くが男性である船の中では目のやり場に困るという現場の人間からの苦情が相次いだため却下されているよ。」

 

「・・・そうか。だが、三笠は女子しかいないぞ。」

 

「・・・ナンデスト!?」

 

「そもそも海援隊の9割は女子よ。そういうものなのよ、うち等は」

 

「ま、まあ国家によって色々違うと言うし。失礼するぞ」

 

「「「「おはようございます閣下」」」」

 

「おはよう。報告はあるか?」

 

「は、我が艦隊の2時方向に戦艦クラスが1隻あると。」

 

「つい先ほど判明しました。艦種は・・・敷島型戦艦と思われます。」

 

「ふむ、才谷殿恐らく貴隊の者達と推測されるが」

 

「恐らくな、間違いないだろう。」

 

「・・・艦隊・・・出すぞ。」

 

「了解です。」

 

「艦隊微速前進!」

 

「艦隊微速前進!目標、敷島型戦艦!」

 

「僚艦に打電急げ!」

 

「周囲の警戒を厳となせ。」

 

出雲、蔵王、鞍馬、飛龍の4隻と伊900、伊910の2隻の潜水艦が戦隊をなして2時方向の艦影に向かって進みだした。

出雲最上艦橋に本田少将と才谷大佐、二人になっていた。

 

「あの艦の片舷に止めてから会談することになりそうだ。」

 

「そうか、いやしかし物凄い戦艦だな。」

 

「全長270m、61cm3連装砲3基、46cm3連装2基を主砲副砲に備えた我が戦隊の旗艦だからな。あの世界では大和型よりも少し大きいくらいだ。」

 

「大和型より?」

 

「ああ、出雲は改大和型でな。大和の改良型は中々金が掛かったらしいが。」

 

「三笠よりもか?」

 

「当たり前だろう。三笠より全長も長いし、広い。46cm3連装砲を主砲にしている当時世界最大にして最強と謳われた戦艦大和は度々改修が施され、確か合計して5億以上掛かったときいているが。」

 

「少将」

 

「・・柊参謀。どうした?」

 

「戦隊後方に艦影有りよ。」

 

「・・・マジか、数は?」

 

「20隻以上いると推定されるわ。」

 

「・・・艦種、分かる?」

 

「常陸型戦艦1隻、伊勢型航空戦艦2隻、紀伊型戦艦2隻、翔鶴型航空母艦4隻、古鷹型重巡洋艦8隻、利根型重巡洋艦8隻の25隻だと今しがた判明したわ。」

 

「どちらが近い?」

 

「天城大佐の艦隊よ。」

 

「天城大佐の艦隊とは限らないかもしれん。だが、常陸を旗艦とした艦隊は天城大佐しか考えられないからね。戦隊に停止命令を出して。後ろの天城大佐の艦隊と先に接触します。」

 

「了解しました、閣下。・・・それと、あまりいちゃつかないで。」

 

「・・・今晩抱こうか?」

 

流石にこの言葉は、真昼を一瞬にして顔を赤くさせた。

 

「し、失礼します。////」

 

「・・・なんであなたまで顔を赤くしているんだ?」

 

「いや、なに。・・何でも無い。」

 

 

不明艦隊とは、簡単に接触出来た。

常陸を旗艦とした日本艦隊は確かに天城大佐の艦隊であった。

しかし、彼等も困惑していた。

君塚直轄艦隊と交戦し、海に消えたはずのウィルキア解放軍第二戦隊がそこにいて、我々が全く異なる世界にいるというのだから。

天城大佐と本田少将が話し合った結果、海軍支援総隊に本田隆介少将の戦隊が

日本帝国海軍に天城仁志大佐の艦隊が出向くことを決定。

 

かつて、敵同士だった2人が、お互い実力を知り、幾戦と鋼の城をぶつけて戦ってきた。

その2人が手を組み、共に戦うことは何を意味するか。

 

この世界において艦隊戦を熟知し、天候、波、風、情報を知り、それを味方にして戦ってきた。それは間違いなく手練れの艦隊という言葉では表せない。

練度の高い非常に厄介な艦隊とその指揮官は、海戦を大きく左右する。

 

そして、まだこの世界では発展していない航空機についても、そのパイロット達は熟練のパイロット。ほぼ全員が一騎当千の兵(つわもの)達。大空は既に彼らが制空権を持っているに等しかった。

 

 

31隻に膨れ上がった艦隊は無事、敷島型戦艦4番艦三笠と接触した。

タグボートに、才谷大佐を乗せて三笠に接近。

才谷大佐を救助したということも有り、海軍支援総隊・日本帝国海軍元帥東郷平八郎との会談が成立した。

 

才谷大佐に話したように、こちらは情報と兵器図鑑、戦績等を話した。

才谷大佐と話した時と同じように、ウィルキアという国がウラジオストクにはなく、代わりにロシア帝国の領土になっているという事実だけ。

 

 

「・・・才谷大佐、彼らが言っていることを儂も信じてみるとしよう。」

 

「東郷提督、本当ですか!」

 

「美紀ちゃんを助けてくれたのだろう。なら問題無いわい。本田隆介少将は海援隊に、天城仁志大佐は日本帝国海軍に、じゃな。手配しておくわい。」

 

「しかし、我々の存在は公開するには危険すぎる。」

 

「確かに、一応帰港出来る拠点を手に入れたとはいえ、2世代~3世代は先を行く我々の艦艇はあまり民衆に見せない方が得策だな。」

 

「ふむ、そこらへんについては、おいおい話して行くとしようかの。」

 

 

日本に到着後、31隻中25隻が人の目に入りにくい場所に停泊。

6隻が、三笠を先頭に単縦陣で広島、呉港に入り、正式に海軍支援総隊へ本田隆介少将の戦隊は仲間入りした。

 

天城仁志大佐の艦隊も東郷元帥の口添えもあり、日本帝国海軍にそのまま大佐のまま入った。

その後、天城仁志大佐の艦隊は大本営が持つ練度の高い艦隊で天城仁志大佐の艦隊に演習を挑むが、

 

面目丸潰しの大惨敗。天城仁志大佐の艦隊は無傷という脅威的な大勝利を上げ、その次の演習も勝ち続けたため、帝国海軍の弱さが明るみに出た。

 

天城仁志大佐は帝国海軍に属すつもりだったが、陛下のお気に入り、近衛艦隊として天城仁志大佐を迎えた。

 

天城大佐は近衛艦隊の艦隊司令として、大佐から中将へ昇格した。

 

近衛艦隊は、常陸型戦艦常陸、伊勢型航空戦艦2隻、紀伊型戦艦2隻、翔鶴型航空母艦4隻、古鷹型重巡洋艦8隻、利根型重巡洋艦8隻の25隻からなる機動艦隊となった。

 

対し、本田隆介少将の艦隊は

改大和型戦艦出雲、日向型航空戦艦2隻、蔵王型重巡洋艦4隻、飛龍型航空母艦2隻、大鳳型航空母艦2隻、最上型重巡洋艦4隻、暁型駆逐艦6隻、秋月型防空駆逐艦6隻の27隻からなる機動艦隊となりて、第一艦隊の支援を行った。

 

 

 

 




War Thunder及び、World of Warships,World of Tanksの兵器投入していきますよ。
今後に期待
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