黒ウサギによる説明回…のはずでした。
「や、やだなあ皆様方。そんな狼みたいな怖い顔で見られると黒ウサギは死んでしまいますよ?ええ、ええ、古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは穏便に御話を聞いていただけたら嬉しいでございますヨ?」
明らかにビビった様子でゆっくりと現れながら告げた黒ウサギに非情にも問題児達の言葉が突き刺さった。
「だが断る。」
「何で?」
「勿論、お断りします。」
「必要性が見いだせない。もう逝っていいぞ。」
「あっは、取りつくシマもないですね♪……って何故か皆様コメントが辛辣ですね。特に最後の方の行くの変換に違和感があるのd「気のせいだ」あっはい。わかりました。」
凍夜の光のない目にさらにビクついた黒ウサギだったが、心の中では四人を値踏みしていた。
が、しかしそんな内心に気づいた凍夜は他の三人を焚きつけることにした。
「…あの耳気持ち良さそうだな。」
凍夜の呟きは耀と飛鳥の耳に届いたらしく。
「「えい。」」
「フギャァア!!」
二人は黒ウサギの背後に立ち、耳を思いっきり引っ張った。
咄嗟に二人の少女に反論した黒ウサギだったが、問題児筆頭十六夜がニヤつきながら左右の耳を両手で握りしめた。蛇足ではあるが右は耀、左は飛鳥が握りしめていたりする。
「え、ちょっとお待ちください?!御三人様で黒ウサギの耳を引っ張ると黒ウサギはァァア!!!」
「意外と小さいかぶだなぁー。」
黒ウサギの断末魔を聞きながら、凍夜は欠伸をした。
「見ていないで、止めてくださいよぉ!!」
「ん?あぁ、俺は変態とは関わらないようにしてるんだ。」
「黒ウサギのどこが変態ですか?!」
「存在だろ。」
凍夜によるメンタル面のダメージと十六夜達の肉体的なダメージにより、黒ウサギの瞳のハイライトが消え始めたので、漸く四人は黒ウサギの話を聞いてやる準備()を始めるのであった。
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凍夜はそもそも箱庭の出身である。
『郷に入っては郷に従え』との言葉に従い、外界で”ギフト”を使用したことは旧友に「帰りたい」と箱庭への招待状を貰ったときのみである。
結論としては。
「この世界は………面白いか?」
(あっ、やべ寝てたわ。)
凍夜は爆睡していた。それもかなりわかりやすく。
「___YES。『ギフトゲーム』は人を越えたものたちだけが参加できる神魔の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギが保証いたします♪
……おはようございます。黒ウサギの話は子守唄のようでしたか?」
「ん、気持ち良かったぜ。」
ひとまず、黒ウサギはコミュニティに戻ったら胃薬を買うと心に誓うのであった。
箱庭の説明は諦めました。ごめんなさい。
次は哀れな蛇神、白雪さんw。カフェでの話は放棄。