第二回モンドグロッソ決勝戦
「つづいて織斑千冬選手、入場!」
歓声が響く
客席から見ているが凄い歓声だ
一瞬鼓膜が破れるかと思った
「さぁぁぁ!待ちに待った決勝戦!お前ら盛り上がってるかぁ!?」
『おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!』
「泣いても笑っても第二回モンドグロッソ最終戦だぁ!始まるゼェ!」
『おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!』
………………なんだこの実況
これってオリンピックみたいな物のはずだよな?
あんな実況で許されるのか?
「ISファイトォォォ!レディィィィィィ!」
ここでまさかのGガンネタ!?
『ゴォォォォォォォォォ!』
めちゃくちゃノリいいな観客!?
そんな変な感じでモンドグロッソ最終戦こと決勝戦が始まる
と思われた
『!?』
突然アリーナの中央の地面が爆発した
「ヒャッハー、モンドグロッソなんてクソ競技ぶっ潰してやるぜ!」
その爆発が収まるといつぞやの巨大ロボと同じくらいの大きさのロボットが現れた
そのロボは千冬姉と相手の選手に狙いを定め、攻撃し始めた
よく見ると今回は周りに人は居ないようだ
遠隔操作で動いているのだろう
だが俺は
よくも邪魔しやがったな
という気持ちでいっぱいだった
俺は急いで席を離れる
なんなのだこれは
突然ロボットが現れそのロボットに相手選手共々攻撃されている
「はははは!一度は世界一になった織斑 千冬もこの程度か!」
くそ!好き放題言われているのに何もできないのはもどかしい!
せめて私の得意な刀の間合いに持ち込めれば!
「終わっちまえよ!」
と言う言葉とともに一番大きな銃口が向けられる
「待て!」
発砲される寸前に会場に新たな声が響き渡る
声がした方向を見ると
全身装甲のISのような物が居た
なんだあれは?
「何だ………?両肩に日本の新幹線のような装甲………額の青信号………まさか!お前が………お前が噂のマイトガインか!」
マイトガイン………今有名な勇者特急隊の!?
「そう………その通り!」
そう言い
「銀の翼に
盛大に名乗りをあげた
「は………ははっ!ひゃははは!!あのマイトガインを倒せば俺の名が世界に売れる!俺のために死ね!死んじまえマイトガイン!」
ミサイルが発射されマイトガインに迫る
「ふん!」
マイトガインは迫ってきたミサイルを取り出した剣を使い切り払い落とした
「己が快楽の為に人々の娯楽を邪魔するその悪行!勇者特急隊は許しはしない!」
「言ってろ!」
ミサイルとマシンガンをマイトガインに撃つ
マイトガインは剣を振りかぶったまま高く飛ぶ
「縦ぇ!一文字斬り!」
落下を自由落下に任せロボットに剣を振り下ろし両断する
ロボットが爆発し、剣を収めるとマイトガインの額の信号が青く光る
『うぉぉぉぉぉぉぉ!』
残っていた観客が今日一番の歓声をあげる
その声を背中にマイトガインは去っていった
マイトガイン………お前は一体何者だ?