IS-転生者、定刻通りに只今到着!-   作:KPGver2

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完成!ロコモライザー!

あの火災から数ヶ月

 

あの後も人命救助や事件の解決に助力した勇者特急隊は

 

『突如現れた正義の味方!?』

 

『勇者特急隊とは!?』

 

『篠ノ之 束が開発した新兵器か!?』

 

などなど

 

未だにテレビや新聞や雑誌に載っていた

 

「ぎんのつばさにのぞみをのせて!ともせへいわのあおしんごう!ゆーしゃとっきゅーまいとがいん、てーこくどおりにただいまとーちゃく!」

 

「もうじゅーとっきゅーたい、ぼんばーず!」

 

「れすきゅーとっきゅーたい、だいばーず!」

 

などと今では子供ですら知っている程知名度が高い

 

「勇者特急隊は人気ね」

 

母さんが笑顔で言う

 

「ええ、少し恥ずかしいですが」

 

「悪くはないですね」

 

照れくさそうにファイアダイバーとジェットダイバーが言う

 

「王手!」

 

「何ぃ!?ま、待った!」

 

「ダイノボンバー、待ったは無しと言ったのはお前だぞ?」

 

「確かに言ってたな」

 

父さんと将棋をしているダイノボンバーとそれを見るバードボンバー

 

「ここで、塩をひとつまみ入れます」

 

「ほぉ…」

 

「今入れた塩はこの料理を引き立てるアクセントになります」

 

「あんな少しでですか?」

 

「料理ってのは奥が深いんだな………」

 

青木さんの料理に興味津々のライオボンバーとポリスダイバー、ドリルダイバー

 

ボンバーズとダイバーズはすっかり馴染んでいた

 

「完成だ!」

 

と俺は叫んだ

 

「お?ついに完成したのか」

 

「うん、これが勇者特急隊の移動用特殊車両"ロコモライザー"だよ」

 

と目の前に広がるのは原作サイズのロコモライザーにドリル特急のカーゴを付けたもの

 

ぶっちゃけでかい

 

「機関車………ですか?」

 

「そうだよ、でもちゃんと曲がったりはできるから」

 

「乗ってみてもいい?」

 

「うん」

 

ロコモライザーの内部に案内する

 

「これがロコモライザーの中か」

 

新幹線の座席をモチーフにして作った

 

「結構快適ね」

 

「椅子はここに居る全員分………いえそれより二つ程多い?」

 

座席が少し多いことに気づくポリスダイバー

 

「二つ?」

 

「ってこたぁ勇者特急隊は二人も増えんのか?」

 

「そのつもり。一人はボンバーズのメンバーだ」

 

「おお!」

 

「俺達に仲間か!」

 

新しい仲間が加入する事を知り喜ぶボンバーズ

 

「ではもう一人はダイバーズに?」

 

と聞いてくるファイアダイバー

 

「残念ながら違うんだ、もう一人はマイトガインのサポートになる」

 

「ダイバーズに仲間が増えないのは残念ですが」

 

「勇者特急隊としてはメンバーが増えるのは喜ばしいことですね」

 

自分達のメンバーでなくてもちゃんと歓迎してくれるようだ

 

「そういえば後ろのカーゴは何に使うんだ?」

 

と父さんが聞いてきた

 

よくぞ聞いてくれました

 

「このカーゴでは補給や修理とかできるんだ」

 

「なるほど、救助活動などが長引けば色々不足してくるはず。それを補う為ですね?」

 

青木さんがズバリと言い当てる

 

「さっすが青木さん!察しがいい!」

 

「お褒め頂きありがとうございます」

 

綺麗にお辞儀する青木さん

 

「ですが、ボンバーズとダイバーズが別々の場所に行くような状況ではどうするのですか?」

 

「そういやそうだ、こいつはこの一機しかないんだろう?」

 

「ふっふーん、それを考えていないと思った?さぁさ乗った乗った」

 

と乗るように促す

 

「えー12時20分発ロコモライザー出発いたします、ドアが閉まりますご注意ください」

 

ロコモライザーのドアが閉まる

 

「出発!」

 

汽笛をならし動き出す

 

「どこに行くんだ?」

 

「それはついてのお楽しみ」

 

5分後

 

「とうちゃーく」

 

ロコモライザーの窓を隠していた装甲板を上げると

 

「えーとこの座標は」

 

ジェットダイバーが座標の特定を開始する

 

「は!?」

 

「なぁ!?」

 

座標が特定できたのか驚く特急隊の面々

 

「ここは………」

 

『北極!?』

 

なんの偶然かすぐ近くにホッキョクグマが居た

 

かなり怯えてるようだ

 

悪いことしたな

 

「ちなみに南極経由できてるから」

 

「地球約一周を………」

 

「たったの5分で………」

 

「なんて移動速度だ………」

 

「とチートな移動性能になってるから離れた場所でも問題ない!」

 

伊達や酔狂で時速360000kmなわけじゃない!

 

こうして勇者特急隊は世界規模になったのであった




ロコモライザーがドコモライザーに聞こえたことがあるのは作者だけじゃないはず(笑)
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