ライザー・フェニックとのゲームが決まった翌日の朝、大門家のチャイムがなった
「誰だよこんな朝っぱらから?」
気持ちよく寝たいた所を起こされたマサルは気分が悪く。一階に降りドアを開けると
「遅い!いつまで私を待たせる気なのかしら」
制服ではなく普段着のリアスがドアの前で仁王立ちしていた
「こんな朝っぱらから何の用だ?」
かなり不機嫌なリアスを無視し尋ねる
「強化合宿に行くから準備をしなさい」
「っは?」
「だからライザーとのレーティング。ゲームに備えて強化合宿をすることにしたから準備をしなさいって言ってるの」
「合宿をするのは解った。だけどよ、何で俺まで行く必要があるんだ?」
マサルがリアスに尋ねる
「何故って、貴方もライザーと戦うのよ?訓練しなくてどうするのよ?」
「やるなら自分達だけでしろ。俺を巻き込むな」
リアスにそうつげ、ドアを閉めようとしたら
「そうはいかないわ。仮とは言え貴方もオカルト研究部の部員。部長の命令を聞く義務があるわ」
リアスがドアを閉めさせまいとドアノブを掴み引っ張る
「そんなのそっちが勝手に言ってるだけだろう?俺もフェイトも部活に入った覚えはない!それに俺があの焼き鳥野郎と戦うのは個人的な理由だ、お前の婚約破棄とは関係ねぇ。訓練するならフェイトとやるから問題ない」
「でも、二人でやるより大勢でやった方が効率がいいかも知れないでしょう!」
ドア越しでそんな言い合いをしていると
「マサル、朝から大声出してどうしたの?近所迷惑になるよ?」
フェイトが二階から降りてきた。リアスはフェイトに事情を話、自分たち合宿に来るよう言うが
「嫌です」
即答で答えた
「理由を聞いてもいいかしら?」
「理由も何も私達には予定があるんです。コンサートに行くっていう予定が」
そう言い、フェイトは『北条響の演奏会』と書かれた紙をリアスに見せる
「そう・・・なら仕方がないわね」
これ以上言っても無駄だと判断したリアスは二人を合宿に連れて行くことを諦め帰ろうとする
「今日は無理でも、明日からなら問題ないですよ」
「え?」
「ですから、今日からは無理だけど、明日からなら問題なくその合宿に参加できます」
「フェイト、何勝手に行くって決めてんだよ」
「たまにはマサル以外の人と戦って見たいんだ。それに前に言ってたでしょう?『偶には周りのことを考えずに暴れてぇな~~』って?丁度いいんじゃないかな?」
「・・・・解った・・行ってやるよ」
マサルはフェイトの性格を思いだし、ため息を吐きながら合宿に行くことを了承した
「それじゃあ、地図を渡しておくわ」
リアスは持っていたバックから地図を取り出しフェイトに渡した
「一本道だから迷わずに来れるはずよ。何かあった時はこれを使って連絡して頂戴」
リアスは念のために特殊な電話をフェイトに渡し。今度こそ自分の家へと戻って行った
「ふ~~ん、そんなことがあったんだ」
演奏会の行われる会場の待合室でマサルとフェイトは響に今朝の出来事を話していた
「その合宿に私も参加して見たいな~~~」
「やめとけ、実力がばれて眷属にならないか誘われる。例え、断っても監視の為に強制的に部活に入れられる。俺達みたいにな」
「そうだよ。今が大事な時なんだからそう言う事はしない方がいいよ。それに、私としては響にはずっと表の世界にいて欲しい」
マサルとフェイトが真面目な顔でそう言う。すると、ドアがノックされ紅髪の長髪の男性が控室に入ってきた
「サーゼクス」
「久しぶりだねマサル」
「どうしてここに居るんだ?」
「どうしたもこうしたも響君の演奏を聴きに来たんだ。グレイフィアとミリキャスと一緒にね」
「昨日振りねマサル」
「マサルお兄ちゃん!」
サーゼクスに続きグレイフィア、そして二人の息子であるミリキャスが部屋に入ってきた
「ふむ、演奏会までまだ時間があるみたいだし少し話さないかマサル」
「いいぜ」
時計を見て始めるまで時間があることを確認したサーゼクスはマサルと話をするために部屋から出て行った
「グレイフィアから聞いたと、フェニックスに喧嘩を売ったようだね?」
「まぁな」
「二人のゲームはリアスのとのゲームが終了してから行うことが決まったよ。・・・・やり過ぎない様ね」
「そいつは無理な注文だな」
サーゼクスの言葉ににやりと笑って言うマサル。表情からさっするに潰す気満々なようだ。それからリアス達の事を頼むと言われ、マサルは渋々それを了承し、演奏が始まる時間になったので会場に戻り響の演奏を堪能し始めた