「それじゃあ各自、今日からこの紙に書かれたメニューをやってください」
マサルとフェイトがリアス達の合宿に来た二日目、フェイトはリアス達に特訓メニューの書かれた紙を渡していく。何でフェイトがこんなことをしているかと言うかは昨日の夜、リアスに各自の特訓メニューを見せて貰ったことが発端だ
『こんな内容で強くなれる本当に思ってるんですか!』
メニューを見たフェイトは余りの内容に憤怒し、明日からは自分の考えたメニューをやってもらうと言った。当然、リアスは反対し抗議したが、
『だったら、貴方はゲームで負けてあの焼き鳥の嫁になること決定ですね』
と言われた。他にもいろんなことを言われ、しぶしぶ了承した
「あ、あの~~フェ『名前で呼ばないでください』・・テスタロッサさん?何で俺の内容だけ他の皆より厳しんですか?」
イッセーは自分と他のメンバーの内容を見比べた後、フェイトに尋ねた
「兵藤君がこの中で一番弱いからです。マサル、お願い」
「はいよ」
フェイトに言われ、マサルはイッセーの両手、両足に重りをつけ、更にタイヤにまかれたロープを腰に巻いた
「え?本当にやらないとダメなんすか?」
「強くなりたくないのなら別にいいですよ?最初にリタイヤして、病室でリアスさんの敗北する瞬間を見たいなら」
「っ!行ってきます!」
フェイトの言葉を聞き、イッセーは敬礼をするとタイヤを引きずって全速力でここから山のふもとまで、そしてふもとからここまでのロードワークを始めた。余談だが、走るのに疲れ、速度を落とした途端、重りに付けられた電気ショックを浴びて何度も悲鳴を上げることとなった
「アーシアは書かれてるとおり、別荘の周りを10周。その後は朱乃さんとの魔力授業」
「が、頑張ります」
「小猫ちゃんや木場君は兵藤君の様に重りをつけての組手をひたすらやってもらいます」
「解ったよ」
「解りました」
「朱乃さんとリアスさんは私と組み手をやってもらいます」
「ふふ、解りましたわ」
「解ったわ」
「マサルは・・・」
「俺は適当にやっておくから気にしなくていいぜ」
そう言うとマサルは森の奥に入って行った
「このへんでいいか?いるんだろう黒歌?」
「仙術を使って気配を隠してたのに何でわかったのかにゃ?」
木の後ろから黒歌が現れマサルに尋ねる
「何でって言われても勘としか言いようがねぇな」
「相変わらずマサルは規格外にゃ」
マサルの返答に黒歌は呆れた口調で言った
「っで、何でここに居るんだ?来るなって言っておいはずだぜ?」
「何か手伝えることがあるかと思ってきたんだにゃ」
「ばれても知らねぇぞ?」
「仙術で気配を隠してるから問題ないにゃ。それにもし気づかれてもすぐに転移魔法で家に戻るつもりにゃ」
「ならいいけどよ。そんじゃあ、俺の組手に付き合ってくれ」
「それぐらいならお安い御用だにゃん♪」
それからマサルは黒歌が張った結界内で日が暮れるまで黒歌との組手を行なった