マサル side
『てめえには決してわかりやしねえ』
俺は今懐かしい夢を見ている
『確かに俺たちは喧嘩もするし憎しみあったりもする、お前から見たら間違った進化をしてるのかもしれねえ・・・だがな!!』
『人の想いは・・俺たちデジモンを強くする』
『デジモンは俺たちに夢と勇気を与えてくれる』
『『俺たちは、もっともっと進化できるんだ!!』』
そこで、夢は終わった
「・・・・久しぶりに見たなあの夢・・・・懐かしいぜ」
俺の名前は大門マサル、駒王学園に通う高校2年だ。俺は前世の記憶って言うのか?・・・前生きた人生の記憶を持ってるんだ。普通なら肉体に変化はないらしいんだが、俺の肉体は前のままでデジソウルもある。だけど、一番の驚きは
『おはよう、兄貴』
右手の甲が赤く光、話しかけてきた
「おう、アグモン。今日は懐かしい夢を見たぜ」
俺の相棒であるアグモンが籠手のようなものに変化して俺の体の中に有るってとこだ
『奇遇だな俺もだぜ』
「さて、とっとと起きるか」
ベッドから起き上がろうとしたが、動くことができねぇ
「・・・・・まさか」
布団を捲ると
「すぅ~、すぅ~」
猫耳をはやした女性が俺の腕に引っ付いて寝ていた。しかもブラとパンツだけでだ
「はぁ~、又なのか」
俺は大きく溜息をついた。今俺の隣で寝ているのは元SS級はぐれ悪魔黒歌。数年前に道端で倒れている猫状態のこいつを見つけ、家で手当てをしたんだ。っで、その翌日、元の姿で俺のベッドで寝てやがった。その時、悪魔、堕天使、天使のことを教えてもらった。そして、そのまま家に住み着いている
「おい、黒歌!起きろ!朝だぞ」
黒歌の体をゆすり、目を覚まさせた
「うにゃ~、おはようマサル」
黒歌は目をしょぼしょぼさせながら起き上った
「ったく、服を着て寝ろっていつも言ってんだろうが」
そういうと
「面倒だから嫌にゃ♪それに、アレをした中だから問題ないにゃ」
黒歌は笑って言った
「あー頭痛くなってきた」
俺は頭を押さえた
「それじゃあ、今日は学校やすんで私と一緒にいるかにゃ?たっぷりサービスしてあげるにゃ♪」
「休む訳ねえだろう!!」
大声で叫ぶと
「どうしたのマサル?大きな声を出して」
部屋のドアが開き、金髪の少女が部屋に入り、固まった
「・・・黒歌、協定を忘れたの?」
ハイライトの消えた目で少女が黒歌を睨む
「お、落ち着くにゃフェイト。勿論、協定は忘れてないにゃ。でも、マサルの隣だとぐっすり眠れるからつい」
黒歌は汗を流しながらフェイトに言う。紹介しておこう、今、黒歌と話しているのはフェイト・テスタロッサ。北欧にいる元ヴァルキリーだ。男をさらに磨くために旅していた時、魔獣ってやつに襲われていたところを助けたらこうなった
『(小百合、兄貴の女難は相変わらずだぜ)』
アグモンは今は亡きマサルの母、大門小百合に向けてメッセージを送った
「じゃあ、黒歌。おとなしくしてろよ、それと、家から出るときは、猫耳隠せよ」
俺は黒歌にそう言うと、フェイトと一緒に学校に向かった。向かう途中、多くの不良に喧嘩を挑まれたが、軽く捻りつぶしてやったぜ
「マサル、フェイトおはよう」
校門を潜ると栗色髪の少女が俺達に声をかけてきた
「よぅ、響」
「おはよう響」
こいつの名前は北条響。俺の幼馴染の一人だ
「響、この週末に開かれた演奏会はどうだったの?」
「大成功だったよ。3人にも来てほしかったな~」
「音楽のことはよく解んねぇ。それに聞いてる途中で寝ちまうかもしれねぇ」
「あははは、マサルならあり得そうだね」
俺の話を聞いて響はその光景を思い浮かべたのか苦笑いをする。俺達は違うクラスなので途中で解れ、自分のクラスに向かった
「うぃーす」
教室に入ると
「あ、大門君おはよー」
「おはよー、大門君」
クラスの女子が声をかけた
「よぅ」
返事を返し、席に座ろうとしたとき
「「死ねーー!!」」
二人の男子が大に攻撃してきたが
「ふん!」
「「ぎゃああああっ!!」」
腕を振るとその二人は廊下吹き飛んだ
「ったく、懲りねえ奴らだ」
マサルがそういうと
「なぁ、マサル」
俺の幼馴染、一誠が声をかけてきた
「よう、イッセー。どうした?」
「お前、夕麻ちゃんのこと覚えてるか?」
「夕麻ちゃん?」
「前に紹介しただろう、俺の彼女だって!!」
イッセーがそういうと
「・・・・そういえば、そんなことあったな。っで、その子がどうかしたのか?」
「・・・いや、なんでもない」
そういい、イッセーは自分の席に座った
「なんだってんだ?」
不思議がってると
『兄貴、あいつから強い力を感じるぜ』
アグモンはイッセーから何かを感じ取った
『この感じ・・・・ああ、あの時ボコした奴のひとりか』
アグモンが何かを納得していた
「(俺にも解るようにおしえてくれねえか?)」
『(おうよ、兄貴の中に入る前に、俺はある場所にいたんだ。黒歌が言ってただろう?戦争をしていた時に、赤と白の龍が現れて、戦いを邪魔したって?)』
「(・・・・そういえばそんなこと言ってたな)」
『(っで、俺はその二匹と戦って、ボコボコにしたんだ。その片割れが、あいつの中にいるんだ)』
アグモンがそういうと
「(じゃあ、イッセーが殺されたのも、それが理由ってわけか)」
『(たぶんな。まぁ、あいつはその力に気づいてねえみたいだけど)』
そして、授業が始まり・・・・・あっという間に終わった。その間、俺は眠っていた
そして、その日の放課後、イッセーはエロ二人組と家でOO鑑賞会を行うため急いで帰り、フェイトと響は一緒に買い物するために早く帰った。そして、俺は
「ふぅ~、今日は随分といっぱいいたな~」
他の学校の奴らと喧嘩をしていた
「マ、マサル~~~!!」
喧嘩も終わり家に向かっていると遠くからイッセーが走ってきた
「イッセー、どうした?」
振り向くと、黒い羽根を生やしたおっさんがイッセーを殺そうとしていた
「(アグモン!!)」
『(おうよ!!)』
俺はすぐさま神器となったアグモンを発動し、イッセーに向かって投げられた槍を掴みとった
「どこの誰だか知れねえが、この町を荒らす奴はこの喧嘩番長大門マサル様が許さねえぜ!!」
そして、槍を握り潰し粉々にした
「神器使いか、ちょうどいい貴様もここで死ぬがいい!!」
帽子をかぶったおっさんが槍を形成するより速くおっさんの懐に入った
「っ!?」
「おせぇっ!!」
そして、拳を腹に打ち込んだ
「がはっ!!」
「なんだ、もう終わりかよ。拍子抜けだぜ」
俺に一撃を喰らいおっさんは地面に倒れ込んでしまった
「イッセー、無事か・・・って、気絶してやがる」
イッセーのほうを見ると気を失ってやがった
「はぁ、生まれ変わってそうそう命を狙われるなんて、不幸な奴だぜ」
俺はイッセーを肩に担ぎ、家に向かった
マサル side end
リアス side
「強いとは解っていたけど、予想以上だわ」
私は遠くで大門マサルの戦いを見ていた
「あらあら、下級とはいえ一撃で倒すなんて」
隣にいた朱乃も表情には出さないが非常に驚いているようね
「もう少し後で話を聞こうかと思っていたけど・・・明日にでも部室に来てもらった方がいいわね」
私は魔方陣を展開し、朱乃と共に部室へと戻った