ハイスクールD×D 喧嘩番長の新たな喧嘩   作:白の牙

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第03話

 

 

 

 

 マサルとフェイト、イッセーがオカルト研究部に入って数日、イッセーはチラシ配りにせいをだし、マサルとフェイトは部室でのんびりしていた。リアスはマサルにイッセー同様チラシ配りをするように言ったが、マサルは『あんたの言うことを聞いてやる義理は無い』っと言いそれを拒否した。そして、今日も部室のソファーでのんびりしていると

 「・・・っで、何で塔城は俺の膝の上に座ってるんだ?」

 小猫はマサルの膝の上に座り、羊羹を食べていた。隣に座っていたフェイトはマサルの肩に頭を乗せて眠っている

 「・・・・ここにいると何故か落ち着くんです。・・・・・だめですか?」

 「いや、別にいいけどよ。茶を零すんじゃねえぞ」

 「・・・・はい」

 小猫はマサルにそう言うと羊羹を再び食べ始めた

 「あらあら、小猫ちゃんが他人に懐くなんて珍しいですわね」

 朱乃がマサルの隣に座りそう言う

 「・・・・そんなことないです」

 小猫は視線をそらして言った

 「・・・・っで、姫島はどうして頭を俺の肩に乗せてるんだ?」

 現在のマサルの状態は膝に小猫が座り、右肩にフェイトの頭があり、左肩に朱乃の頭が乗っており腕を絡ませられている

 「うふふ、なんとなくです」

 「なんとなくって」

 マサルは呆れてしまった

 「冗談です。小猫ちゃんと同じで、こうしていると何故か落ち着くんです」

 「部長、チラシ配り終わりましたー・・って、マサル!!お前何いい思いしてるんだ!!」

 チラシ配りから帰ってきたイッセーが大の現状を見て襲い掛かってきた

 「落ち着けこのエロ大王、フェイトが起きちまうだろうが」

 イッセーは神器を発動し、マサルに殴り掛かる。マサルはそれを足で受け止め力を籠め蹴り飛ばした。そして、イッセーは小猫宛にきた二つの依頼の手伝いをすることになったが、イッセーは魔力が全くなく、泣きながら自転車で依頼主の所に向かった

 そして、それから数日後

 「二度と教会に近づいてはダメよ」

 

 リアスがイッセーに注意をしていた。昼間に迷子のシスターを見つけ町はずれの教会まで案内したのだ。イッセーはそのことをリアスに話し、現在説教を受けている

 「ごめんなさい。少し熱くなりすぎたわ。とにかく、今後は気をつけてちょうだい」

 「は、はい」

 「あらあら、お説教は終わりましたか?」

 朱乃が音もなくイッセーの後ろに移動し、声かけた

 「おわっ!?」

 「朱乃、どうしたの?」

 リアスが聞くと

 「大公から討伐の依頼が来ました」

 「・・・・血の匂い」

 はぐれ悪魔と呼ばれる者の討伐のため、マサル達は町はずれにやってきた。建物の中に入ると、小猫が服の袖で鼻を覆う

 「イッセー今日は私達の戦いをよく見ておきなさい。ついでに下僕の特性も教えるわ」

 リアスがイッセーに言った

 「下僕の特性?」

 イッセーが聞き返すとリアスが説明し始めた。大戦で数の減った悪魔は、人間を悪魔に転生させること、悪魔の駒のこと、レーティングゲームのことを話した

 「部長、俺の駒の役割ってなんですか?」

 説明を聞き終えたイッセーはリアスに聞いた

 「そうねイッセーは・・・」

 リアスがイッセーに答えようとしたとき

 「不味そうな匂いがするぞ? でもうまそうな匂いもするぞ? 甘いのかな? 苦いのかな?」

 何かが近づいてきた

 「はぐれ悪魔バイザー。あなたを消滅させにきたわ!」

 そして、出てきたのは上半身が女性の体、下半身が獣の形をした悪魔だった

 「主のもとを逃げ、己の欲求を満たすためだけに暴れまわるのは万死に値するわ。グレモリー公爵の名において、あなたを消し飛ばしてあげる!」

 「こざかしいぃぃぃぃぃ! 小娘ごときがぁぁぁ! その紅の髪のように、お前の身を鮮血で染め上げてやるわぁぁぁぁ!」

 バイザーが吠えると

 「雑魚程洒落たセリフを吐くものね。祐斗!」

 「はい!」

 リアスに言われ、ものすごい速度で祐斗はバイザーの懐に入った

 「イッセーさっきの続きを教えるわ。祐斗の役割は『騎士』、特性はスピード。そして、祐斗の最大の武器は剣よ」

 祐斗は手に持っていた剣でバイザーの両手を一瞬で斬り裂いた

 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」

 バイザーの両腕から血が噴き出された

 

 「(へぇ~~~中々速いな。でも、フェイトよりは遅いな)」

 

 マサルは祐斗の速さに驚いたが、隣に居るフェイトよりも遅いと判断した

 「次は小猫。あの子の駒は『戦車』。戦車の特性は怪力と屈強な防御力」

 小猫はいつの間にかバイザーの足元にいた

 「小虫めぇぇぇぇぇぇぇ!」

 バイザーは小猫を踏みつぶそうとしたが、受け止められその巨体が持ち上げられた

 「・・・・・吹っ飛べ」

 持ち上げた足をどけ、ジョンプすると小猫はバイザーのどてっ腹に拳を打ち込んだ

 「最後に朱乃ね」

 「はい、部長。あらあら、どうしようかしら」

 ゆっくりと倒れているはぐれ悪魔のもとへ歩く朱乃

 「朱乃は『女王』。『兵士』、『騎士』、『僧侶』、『戦車』、すべての力を兼ね備えた無敵の副部長よ」

 「ぐぅぅぅぅぅ・・・・・」

 朱乃を睨むバイザー

 「あらあら、まだ元気みたいですわね?それなら、これはどうでしょうか?」

 そう言って、雷がバイザーに落ちる。悲鳴を上げるバイザー

 「あらあら、まだ元気そうですね?まだまだいけそうですわ」

 再び、雷を落とす。感電するバイザー。にもかかわらず、朱乃はまた雷を落とした

 「グァァァァァァァァァ!!」

 「朱乃は魔力を使った攻撃が得意なの。そして彼女は究極のSよ」

 朱乃姿を見てマサルとイッセーは震えてしまった

 「普段はあんなに優しいけれど、一旦戦闘となれば相手が敗北を認めても自分の興奮が収まるまで決して手を止めないわ」

 「・・・・鬼だな」

 マサルはそれの光景を見てそう呟いた

 

 「・・・・」

 

 朱乃の表情が怖かったのかフェイトはマサルの服の袖を握る

 「うふふふふふ、どこまで私の雷に耐えられるかしらね?ねぇ、化け物さん。まだ死んではダメよ?トドメは私の主なのですから。オホホホホッ!」

 暫く雷により攻撃が続き

 「朱乃、そこまでにして置きなさい」

 リアスがそういうと

 「これからがいいところなのに」

 朱乃は渋々雷を止め、大達の所に戻ろうとした

 「・・・・・にや」

 その時、マサルはバイザーが笑うのを見た。そして、バイザーの足が動き、朱乃目掛けて突き動いた

 「朱乃、後ろ!!」

 リアスがそう言いそれに反応した朱乃が振り返ると、バイザーの足が目の前まで来ていた

 「っ!!」

 朱乃は目を瞑ってしまった。その時、何かに抱えられた感覚を得た。ゆっくり目を開けると、近くにマサルの顔があり、朱乃はマサルにお姫様抱っこをされていた

 「////」

 

 「(ムカ)」

 お姫様抱っこされていることに気づいた朱乃は顔を赤くし、フェイトはそれを見て黒いオーラを纏う。マサルは朱乃を降ろすと

 「俺も少し、暴れさせてもらうぜ」

 そういい、拳を強く握るとデジソウルが吹き出た

 「な、何あの光?・・・魔力とも天使や堕天使の光の力とも違う」

 その光を見てリアスが呟いた。ほかの者もその光を凝視していた

 「おぉおおおおおっ!!」

 マサルは雄たけびをあげながら、バイザーに向かって走った。立ち上がったバイザーは尻尾で攻撃してきたがマサルはそれをよけながら進みバイザーの手前で跳びあがった

 「うぉおおおおおおおっ!!」

 咆哮と共に拳をバイザーの顔面に放つ

 「ガァアアアアアッ!!」

 拳を喰らったバイザーは後方に吹き飛び壁を突き破って外に出てしまった

 「「「「「・・・・・・」」」」」

 5人はその光景を見て驚いておりフェイトは5人の表情をみて苦笑いをする。悪魔でもなく、神器すら発動していないマサルがバイザーを殴り飛ばしたことが信じられなかったのだ

 

 「(あの時の私もこんな顔をしてたんだろうな~)」

 

 フェイトはマサルと初めて会った時を思い出していた

 

 「っは!小猫、回収してきて頂戴」

 いち早く正気に戻ったリアスは小猫にバイザーを連れてくるように言った

 「・・・・・はい」

 小猫は壁を突き破ったバイザーを拾いに行った

 「・・・・部長、気絶してます」

 バイザーを見つけ、引きずってきた小猫はリアスにそう言った

 「と、とにかく消滅させておきましょう」

 リアスは気絶してることに驚いたが、魔力の塊を放ちバイザーを消滅させた

 「マサル、その光は何?」

 バイザーが消滅したことを確認したリアスはマサルに聞いた

 「こいつか?こいつはデジソウル、解りやすく言えば想いの力だ。まぁ、俺も詳しくは知らねぇけどな」

 「マサル君、左腕」

 「うん?」

 祐斗に言われ左腕を見ると、血が出ていた

 「あの時少しかすったのか。まぁ、暫くすれば止まるだろう」

 マサルがそう言うと

 「マサル君、手当てをするので見せてください」

 朱乃がマサルに言った

 「いや別にいい・・・」

 「見・せ・て・く・だ・さ・い」

 朱乃は笑顔でそう言った

 「は、はい」

 マサルの朱乃の笑顔だが凄味のある笑みを見て従うことにした

 「・・・・・・(ペロ)」

 朱乃は傷口を見ると、舌で血を舐めた

 「っいい!?」

 マサルはそれに驚いた。フェイトはそれを見てさっきよりも迫力のある黒いオーラを出す。近くにいたイッセー達はそれにビビりフェイトから離れる。朱乃は驚いているマサルを余所に、朱乃は持っていたハンカチを巻き傷口をふさいだ

 「うふふ、お終いですわ」

 「それじゃあ、帰りましょうか」

 リアスがそういい、6人は帰ることにした。その時、マサルを見る朱乃の顔がほんのり赤かったことに気づいたフェイトは完全にフラグが立ったと判断しため息を吐いた

 

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