リアス達は目を覚ましたアーシアにレイナーレの計画を話した。その後、イッセーの説得でマサルを助けるために教会に向かった
「さて、皆準備はいいかしら?」
教会に着いたリアスは自分の眷属を見て聞いた
「はい」
「はい、部長」
「・・・・準備オッケーです」
「はい」
イッセー達は頷いた
「じゃあ、話した通り私と朱乃はアーシアの護衛をするわ。祐斗、小猫、イッセーはマサルの援護。フェイトは・・・」
自分の眷属達に指示をだし、フェイトにも指示を出そうとしたが、フェイトは介入する気が無いのか近くにある木に跳びあがり枝に座り、教会をみる。その時、イッセーが跳びあがったフェイトのパンツを見るために動こうとしたが、小猫の一撃を腹に喰らい地面で悶えていた
「私は介入しませんよ。これはマサルの喧嘩、それに・・・・決着はついた見たいですよ」
フェイトがそう言うと、轟音と共に教会の屋根が吹き飛び、何かが打ち上がり落下した
リアス達は嫌な予感がし、急いで教会に入ると驚愕してしまった。壁や地面のいたるところにはぐれ悪魔祓いだと思われる者達が倒れており、祭壇には小刻みに震えたレイナーレが倒れており、教会内の中心にはこの惨状を行ったであろうマサルが腕を振り上げ無傷で立っていたのだ
遡ること30分前。教会に入ったマサルは大量のはぐれ悪魔祓いとレイナーレとの戦闘を開始した
「「「「わぁあああああああ」」」」
悪魔祓い達は光の剣を持ち、一斉にマサル目掛けて突撃してきた。普通なら一対多では一人が不利だが、その一人が普通だったらの話である
「っふ、おらぁあああああ」
マサルは光の剣を躱すと、拳を振り悪魔祓い一人を殴り、一人の悪魔祓いを手裏剣のように投げ纏めて吹き飛ばしたり、光の剣ごと殴り倒していく
そして、全ての悪魔祓いが倒されマサルはレイナーレを睨んだ
「次はテメェの番だ。覚悟はいいか?」
指の関節を鳴らしながらレイナーレに言った
「人間風情が至高の堕天使になる私に歯向かった事を後悔させてあげるわ」
レイナーレは羽根を広げると光の槍を作りマサルに向かって投げた
「オラァッ!!」
大は神器を装着した手でその槍を掴み、力を入れ粉々にする
「いくら神器を装着しているとはいえ、生身の体の光に触れ、それを粉々にするなんて・・貴方、本当に人間なの!?」
「正真正銘人間だ」
驚いているレイナーレを余所にマサルは自信を持って言った
「・・・・・でも、これはどうかしら」
レイナーレは大量の槍を展開した
「ふふふ、これだけの槍はさすがに壊せないでしょう?」
レイナーレは笑って言った
「・・・・試してみろよ」
マサルは笑って返した
「・・・・・そんなに死にたいようね。なら・・・死になさい!!」
レイナーレは一斉に槍をマサルに向かって発射した
『Break』
宝玉から音声が流れる
「オラアァァァァァァァァァー!!」
さらにデジソウルを両手に纏ったマサルはあり得ない速度で拳を振り光の槍をすべて粉々にした。その拳での弾幕はかつて戦ったメルクリモンのサウザントフィスト並みである
「う、嘘よ。あ、あり得ないわ」
レイナーレは全ての槍を拳のみで壊したマサルに驚愕し恐怖を覚えた
「・・・・・」
「っひ」
マサルが一歩踏み出すとレイナーレは後ろに下がった
「ち、近づかないで!!」
レイナーレは光の槍をマサルに投げる、マサルは拳でそれを壊しながら一歩一歩レイナーレに近づいて行った。そして、地面を蹴り一瞬でレイナーレとの距離を縮めると
「往生しやがれーーーーー!!」
拳を振り上げ、レイナーレを上空に殴り飛ばした。レイナーレは教会の屋根を突き破り外に出され、教会に落ちた
そして、冒頭に戻る
「うん?何だお前ら結局来たのか」
リアス達が来たことに気づいたマサルはリアス達に声をかけた
「「「「「「・・・・・・・」」」」」」
だが、リアス達からの返事が返ってこなかった。マサルはリアスに近づきデコピンを喰らわせた
「いたっ!?ちょ、何するのよ!?」
よほど痛かったらしく涙目でマサルに言う
「ぼーっとしてるようだったからな、目を覚まさせてやっただけだ」
「マサル、お疲れ様。はい、これ」
フェイトはマサルに近づき、タオルとスポーツ飲料を渡す
「サンキュー」
「・・・・・先輩、これ全部先輩一人でやったんですか?」
小猫が倒れている悪魔祓いを指さして聞いた
「ああ。全然歯応えなくてつまんなかったけどな。・・・・・今度あそこにいってあいつにでも相手してもらうか」
フェイトから渡されたスポーツ飲料を飲みながら答えると、マサルはフェイトを連れて出口へと向かう
「どこに行くんですの?」
朱乃がマサルに待ったをかけた
「俺の喧嘩は終わった。・・・後はお前らに任せる。あそこで倒れている堕天使も含めてな」
リアス達はマサルの行動に呆れて何も言えなかった。そして、倒れている沢山の悪魔祓いと堕天使を見て思った、彼に勝てる存在がこの世にあるのかっと
そして、翌日
マサルは部室で帰った後のことを朱乃から聞いた
「結局倒したのか、あの堕天使」
「はい、自分が殺したイッセー君に命乞いをしてきましたが、イッセー君はそれを受け入れませんでしたわ」
「・・・・イッセーにとってはつらかっただろうな。何せ初めての彼女だったんだから。・・・・っで、姫島はいつまで俺に抱き着いているんだ?」
朱乃は後ろからマサルに抱き着いていた
「うふふ、私達を心配させた罰ですわ。それと、朱乃」
「あ?」
「朱乃って呼んでください」
「何でだ?」
「だめですの?」
朱乃は潤んだ瞳でマサルを見た
「わ、解ったよ、朱乃。これでいいか?」
「うふ、はい♪」
そして、朱乃はアーシアの歓迎会が始まるまで大に抱き着いていた。そして、部室に入ってきたフェイトはそれを見てマサルの腕に抱きつき、イッセーは血の涙を流し、嫉妬の念をマサルに送り続けるのであった