ハイスクールD×D 喧嘩番長の新たな喧嘩   作:白の牙

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第07話

 

 

 

 

 「イッセー・・・・大丈夫か?」

 マサルは机で伸びているイッセーに声をかけた

 「これを見てそう思うなら病院に行ってこい」

 イッセーは毎朝リアスに連れられ、早朝トレーニングを行っている。理由は

 『私の下僕が弱いなんてことは許されないわ!』

 とのことだ

 「な、何で俺がこんな目に遭わないといけないんだ?」

 「そりゃ・・・お前が弱いからだろう」

 「うぅぅ・・・ハーレム王への道は険しいぜ」

 「まだ、それを言うのか」

 

 「うるせぇ!二大お姉さまの一人である朱乃さんと二年の女神と言われているフェイトさんと響さん、一年のマスコットと言われてる小猫ちゃんといつもいつもいちゃいちゃしてるてめぇに言われたくねぇ!!」

 

 イッセーは血の涙を流して叫ぶ

 

 「あっちが勝手に絡んでくるだけだ。俺は別に何もしてねぇ」

 

 「くそ~~~!!何時か絶対ハーレム王になってお前を見返してやる!!」

 

 イッセーの言葉にマサルは呆れ、持ってきた弁当のうちの一つを開けて食べ始めた

 そして放課後、

 「じゃあ、部長。アーシアの初仕事のサポートに行ってきます」

 「ええ」

 イッセーはアーシアと一緒に依頼主の所に向かった

 「あの二人本当に仲いいよな」

 「そうね」

 マサルとリアスは微笑ましそうに二人の仲を見ていた。相変わらず、フェイトと朱乃はマサルの腕に抱きついており、小猫はマサルの膝の上に座っている

 「そのうち、恋人にでもなるんじゃないか」

 マサルが笑って言う

 

 「なら、私達が恋人になるのが早いか、あっちがなるのが早いか勝負ですわね」

 

 「・・・先輩、勝負の基準が解りません」

 「・・・・恋人・・・か」

 リアスは少し寂しそうな目でそう呟いた

 「どうかしたのか?」

 マサルが聞くと

 「・・・いえ、なんでも無いわ」

 「?」

 マサルは気になったが聞くのは野暮だと思い聞かなかった

 そして翌日、

 「部長のお悩みか。・・・多分、グレモリー家に関わることじゃないかな?」

 授業が終わり、イッセーが唐突に祐斗に聞いた

 「朱乃さんなら何か知ってるかもしれないよ。彼女は部長の懐刀だからね」

 「そうか。後で聞いてみる」

 そうこうしている間に旧校舎についたマサル達。因みに今日フェイトはここにはいない。理由は近所のスーパーが特売をすると聞き、授業が終わると真っ先に帰ったのだ

 

 「・・・・・僕がここまで来て初めて気配に気づくなんて・・・」

 部室前に着くと、祐斗は目を細め顔を強張らせた

 「?」

 イッセーはそれに構わずドアを開ける、部室に入ると部室にはリアス、朱乃、小猫の他にグレイフィアがいた

 「あ、貴方は昨日の」

 イッセーはグレイフィアを見てそう言った

 「昨夜ぶりです兵藤一誠様。それと、お久しぶりですね、マサル様」

 グレイフィアはイッセーに挨拶をすると、マサルにも挨拶をする

 「そうだな。にしても、いつも通りの口調にしてくれないか?調子が来るって困る」

 

 「今は仕事中ですので」

 

 「グレイフィア、貴方、マサルと知り合いなの?」

 

 二人の会話を聞いていたリアスが尋ねると

 

 「はい」

 「そう。どういう経緯で知り合ったのかは後で聞くとして。部活を始める前に少し話があるの」

 「お嬢様、私が話しましょうか?」

 グレイフィアがそう言ったが、リアスは手を振りいらないといった

 「実はね・・・・」

 リアスが話そうとした時、床が光り魔法陣が描かれ、誰かが部室に転移してきた

 「ふぅ、人間界は久しぶりだ。愛しのリアス会いに来たぜ」

 それから、二人の話が始まったが

 「・・・・俺もフェニックス家の看板を背負った悪魔なんだよ。この名前に泥をかけられるわけにもいかないんだ。こんな狭くてボロい人間界の建物なんか来たくなかったしな。というか、俺は人間界があまり好きじゃない。この世界の炎と風は汚い。炎と風を司る悪魔としては、耐えがたいんだよ!」

 ライザーの周囲を炎が駆け巡った

 「俺は君の下僕を全部燃やし尽くしてでも君を冥界に連れ帰すぞ」

 ライザーから発せられる殺気にイッセー達は動けないでいた。・・・ただ二人を除いて

 「・・・ちんけな炎だな」

 そう言ったのは壁に寄りかかり腕を組んでいたマサルだった

 「おい、お前今なんて言った?」

 ライザーはマサルを睨んで言った

 「ちんけな炎だって言ったんだよ」

 「お前・・・どうやら人間のようだな。人間が何でここに居るかはあまり興味はないが・・・俺の炎を馬鹿にした事は許さん」

 ライザーの周りの炎の勢いが増した

 「今謝れば、火傷程度で許してやるぜ」

 「っへ、売られた喧嘩は買うぜ」

 マサルは笑みを浮かべて言った

 「「・・・・・」」

 二人はお互いを睨んだまま動かないでいた

 「マサル様、ライザー様、落ち着いてください。これ以上やるのでしたら、私も黙って見ているわけにはいかなくなります。私はサーゼクス様の名誉のためにも遠慮などしないつもりです」

 グレイフィアが二人を止めに入った

 「・・・・最強の『女王』と称されているあなたにそんなことを言われたら、俺もさすがに怖いよ。化け物揃いと評判のサーゼクス様の眷属とは絶対に相対したくはないからな」

 ライザーは纏っていた炎を消して頭を振った

 「俺は別に構わないぜ。久しぶりにアンタと喧嘩したいからな」

 ただ一人、マサルだけは雰囲気を崩さず、逆に闘気を更に高める

 「・・・・・・はぁ、変わらないわねあなたは」

 グレイフィアは溜息を吐き小さく呟いた

 

 「口調が元に戻ってるぜ?」

 

 「んん!とにかく、話し合いで決まらないのであれば『レーティングゲーム』で決着をつけていただきます」

 「っ!?」

 リアスは驚いた。だが、リアスはそれを承諾しゲームで決着をつけることにした

 「そのゲーム、俺も出ていいんだよな?」

 マサルがグレイフィアに尋ねる

 「駄目です」

 

 「はぁ!?駄目なのかよ。そこにいる炎を出すことしか能の無い焼き鳥を殴れるかと思ったのによ」

 

 「や、焼き鳥だと!」

 

 マサルの発言を聞きライザーは怒りだし、リアス達は笑いをこらえていた

 「もう我慢ならん!貴様は今ここで消し炭にしてやる!!」

 

 ライザーは炎の塊をマサルに向け放つが

 

 「っへ」

 

 マサルはその炎を手でつかみ取った

 

 「何!?」

 

 「やっぱりちんけな炎だな」

 

 掴み取った炎を見てそう言い、力を込め握りつぶした

 

 「グレイフィア、リアス達のゲームが終わった後で良いからこいつと喧嘩させろ」

 

 「どうしますかライザー様?」

 

 「勿論承諾する!俺を焼き鳥と言ったことを後悔させてやる!」

 

 「では、サーゼクス様にそう言っておきます」

 「じゃあ、リアス次はゲームで会おう。それと、そこの人間!貴様は絶対に俺がこの手で殺す」

 ライザーはそう言い、冥界に戻って行った

 

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