どうしようもない位、普通な僕(白目)   作:ジャック・ザ・リッパー

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朝起きたら思い付いたから書いてみた。
夏休みスペシャル的な作品だから、すぐに終わると思います。よかったら見てね。

感想を待ってる。


踏み台ってなんだっけ?(白目)

僕の名前は、山田太郎。何処にでもいる高校生だ。

僕の朝は、普通の高校生よりは少し早い。朝は、近くに住んでいる猫たちに餌をあげているのだ。本当は、野良猫に餌をあげちゃいけないんだけど、半分飼っているみたいなものだから近所の人からは、僕の家は猫屋敷として有名だ。

 

「ほら、みんなご飯だぞ。」

 

僕がそう言うと、さっきまでいなかった庭に大量の猫たちが一気に集まってきた。猫たちは、ご飯欲しさに足にすり寄ってくる。僕は、猫たちに餌をあげた。

猫たちは、急いで餌に向かって飛び付いた。

 

「こらこら、そんなにがっつかなくても。まだあるから、ゆっくり食べな。」

 

僕が猫がご飯を食べる姿を見ているうちに、今日も朝からお客さんが玄関から庭に入ってきた。お客さんは、白い髪に小柄で、猫を思わせるような眼をした女の子だった。

 

「いらっしゃい。今日も猫たちを見に来てくれたの?」

 

「はい、みんな可愛いので。」

 

「ありがとう。今お茶淹れてくるから、ゆっくりしていってね。」

 

「お構い無く。」

 

僕はそう言って、お茶を淹れる。

このやり取りは、1年前から毎日行っている。ある晴れた日に、彼女が家の外から庭で猫たちが餌を食べている姿を見ていたのだ。僕は、彼女に近くで見ていかないか聞き逃げられてしまったのだが、餌をあげている猫のなかに彼女の猫がいたことで、仲良くなった。それから雨の日も、雪の日も殆ど毎日彼女は僕と一緒に猫を見ているのだ。

僕は、少し眠そうな彼女にお茶を渡した。

 

「君、どうしたの?眠いのか?」

 

「いえ、ちょっと寝不足なだけです。少し横になっていいですか?」

 

「ああ、まだ学校が始まるまでは時間もあるし、時間が来たら起こしてあげるよ。」

 

「ありがとうございます。では、失礼します。」

 

彼女はそう言って、僕の膝に頭を乗っけた。

暫くすると、ご飯を食べ終えた猫たちが僕たちの方にすり寄ってきた。僕の方ではローブのように身体に纏わり付いてくるが、彼女の方に至っては毛布布団のようになっている。

 

僕たちは、お互いの名前を知らない。

彼女は僕の名字しか知らないと思う。僕も彼女の名字しか知らない。彼女は学校では有名人だから、よく可愛いと噂されている。

そんな噂の女の子を僕が膝枕している。半年前なら緊張していたが、一年も続けると馴れるものだ。

そのまま一時間過ぎたので、彼女を起こす。

 

「君、そろそろ一時間経つよ。まだ早いけど、そろそろ僕も学校に行く用意をしたいから起きてくれないかな?」

 

僕は、そう言いながら寝ている彼女の頭を撫でながら起こす。彼女は、うっすらと両目を開けて微笑みながら僕を見た。

 

「ああ、すいません。おはようございます。」

 

彼女はそう言って、鞄をもって玄関の方に向かっていくが、振り替えって僕に聞いてきた。

 

「思い付いたんですが、私待っていましょうか?あなたと登校するのも楽しいかもしれません。」

 

「すいません。僕は、用意するのが遅いので先に行っててください。女の子を待たせる訳にはいきませんし。」

 

「そうですか。では、またの機会にしておきます。」

 

彼女は、そのまま帰っていった。僕は、顔を洗い服を着替え朝食を取る。朝食には、庭に生えている無花果を毎日食べている。僕の親が死んでから、突然現れて毎日実をつけるのだ。初めは怖くて近付かなかったが、イヴにその実を毎日食べさせられて今では主食である。

 

「それじゃあ、行ってきます。イヴ、お昼は......無花果だよね。何時も言ってるけど庭には出ていいけど、家からは出ないでね。」

 

さて、今日も学校に行こうか。




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