どうしようもない位、普通な僕(白目) 作:ジャック・ザ・リッパー
さぁみなさんご一緒に、踏み台転生者ってこんなのだっけ?(白目)
感想待ってる。
僕の家は、学校まで少し離れたところにある。
僕は、学校までの道は結構好きである。学校までの道のりは、山や川等があり、毎日違って見えてくるのだ。
学校の通り道、見覚えのある金色の髪が壁の角から見えた。僕はゆっくり近づいて、金色の長い髪の主の肩に手を置いた。
「やぁ、おはよう。」
「ひゃっ!?な、なんだ、道化か。驚かせるでないわ!」
「ごめんよ。君の綺麗な髪が見えたから、話しかけようと思ってね。」
「ま、まぁいい。我は心が広いからな、道化のしたことだし許してやろう。」
彼女は、姫良木瑠花(ひめらぎるか)さん。一応、僕の彼女です。彼女は、「自分は英雄王ギルガメッシュの子孫だ!」とクラスの自己紹介で言い、孤立してしまったボッチだったのだが、他校の喧嘩に巻き込まれてしまい学校では中二病の番長扱いされていた。
僕達が付き合うようになったのは、僕は飼育係で放課後に兎達に餌をあげに行くと、姫良木さんも兎達に餌をあげていたのだ。姫良木さんは、兎達が姫良木さんの手の上で餌を食べている姿を見て「はわぁぁ!」と声を出しながら顔を赤くして笑っていたのだが、僕はその時の姫良木さんにやられてしまったのだ。
僕はその場で姫良木さんに告白してしまい、彼女は「ひゃあ!?」と言いながら逃げてしまった。次の日、姫良木さんが僕に話しかけてきた。
話と言っても、姫良木さんが何気ない話して僕が聞いて相づちを打つ、ただそれだけだ。告白のときの話は無かったかのように過ごした。その日の帰り道、姫良木さんに告白の事を聞くと、OKを貰った。
この日から、僕と姫良木さんは一緒に途中まで登校するのだ。なぜ途中までなのかは、彼女は学校では番長扱いされているので、彼女は僕を巻き込みたくないかららしい。気にしなくてもいいのだが、姫良木さんは「ど、道化を守るのも我の勤めだ。......こんな腑甲斐無い我を、それでも好きでいてくれるか?」と言われると、何も言えなくなってしまう。
他に生徒が登校する姿が見えると、姫良木さんは僕から離れて登校する。
「......また、放課後だぞ。」
「うん、またね。」
姫良木さんが先に行った後、僕は少し時間を空けて登校した。
▽△▽△▽△▽△▽△▽△
「みんな、おはよう」
クラスに入ると、皆が挨拶を返してくれる。僕は席につくと、姫良木さんがチラチラと僕を見てくる。その姿を見て、みんなが暖かい目で姫良木さんを見ていた。実は、みんな僕達が付き合っているのは知っているのだ。その事実を知らないのは、姫良木さんだけという微笑ましくも面白い状況なのだ。
「相変わらず、姫ギルちゃんは隠せてると思ってるみたいだねぇ。そこが可愛いんだけど。」
僕の後頭部から、柔らかい感触が伝わった。声の主からその相手がわかった。クラスメイトの桐生さんだ。
「桐生さん、当たってますけど?」
「当たってるんじゃないわよ、当ててんのよ。どう?私の胸の感触?」
「やめてください。姫良木さんが鬼神みたいな顔で僕たちを見てます。早く離れないと、二人とも死んでしまいます。」
姫良木さんを見ると、鬼神みたいな顔で僕たちを見ていたが、次第に表情が崩れていき目が涙でウルウルになっていた。
「そうね、姫ギルちゃんを弄るのはこれくらいにしましょうか。もうすぐ、変態三人組も来るだろうし。」
桐生さんは、にやにやしながらそう言って自分の席に戻っていった。その後、クラスは全員揃い授業が始まった。
みなさんご一緒に、姫ギル可愛い。
感想待ってる。