悪魔の店   作:執筆使い

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8話

Side B

 

 

「ようこそ〇〇さん。」

 

 

何処だ...訳がわからない...

 

 

「何でこうやって、何処とも知れない建物の中で手足を縛られてるのか?ですか?」

 

 

そうだ!俺はこいつに気絶させられたんだ!クソが!!俺が何したってんだよ!!

 

 

「何...ですか。自分の胸に聞いてください。私は依頼人の願いでここまでやっているので。」

 

 

ふざけんな!俺は何もやってない!!知らない!!無実だ!!大体こんな事やってお前や依頼人がタダで済むと思うなよ!!俺がその気になれば

 

 

「知ってますよ。貴方がかの有名な財閥の御曹司だという事は。ですがそんな物など私には関係ありません。」

 

 

関係ないだと!あんたがやってる事は立派な犯罪だ!!人間として絶対にしてはいけない事だろうが!!!

 

 

「...残念ですが、私は貴方が思っている様な薄汚い偽善者ではありません。」

 

 

やめろ...近付くな...

 

 

「ドス黒い悪魔です。」

 

 

死にたくない死にたくない死にたく死にたくない死にたくない死にたくない死にたく死にたく「殺しませんよ」...え?

 

 

「たっぷり生かしてあげます...苦しめながら。」

 

 

嫌だ...嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だいy....

 

 

 

 

 

 

カランと鳴るはドアの音

コロンと鳴るはベルの音

 

 

 

悪魔の店には何でもあります

お客様の願いや要望を必ず叶えて差し上げます

 

 

 

さてさて、今日のお客様は?

 

 

 

 

 

 

〜ep8 恐怖〜

 

 

「今日はどう言ったご用件ですか?お客様。」

 

 

「私の孫は...殺されました。あの...薄汚い御曹司に。」

 

 

「...ということは。」

 

 

「はい。孫を虐めて、死に追いやった彼奴を苦しめて欲しいのです。」

 

 

「お客様はご存知ですか?当店での依頼は...」

 

 

「わかっています。どうせ老い先短いこの命...ましてたった一人の家族もこの世を去りました。未練などございません。」

 

 

「そうですか...では」

 

 

男は正体を現す...

 

 

「悪魔さん...ありがとうございます。」

 

 

男は答える...

 

 

「お客様の要望に答えるのが私めの役目ですから。」

 

 

「孫に会ったら、貴方の事を話します。」

 

 

悪魔は...

 

 

「ありがとうございます。お代は、貴方の命とさせていただきます。」

 

 

泣いていた

 

 

..............................

 

......................

 

............

 

 

「今回の魂は...恐怖ですか。全く、反吐が出ますよ。人間というのは他人の恐怖を分かち合う事が出来ないのですから。」

 

 

今日も彼は店を営む

あらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...

 

 

 

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