今回は狂い帽子屋さんの『幻想の御伽噺』とのコラボとなっております。悪魔の店よりも理不尽で狂った物語を所望の方には、狂い帽子屋さんの作品がオススメです。
そして今回は私が書いた別の作品のキャラが登場します
(次男が書いてるので察してる方もいると思いますが)
...それではコラボスペシャル第4弾、始まります。
「あン?一体どこだここはヨォ?」
カランと鳴るはドアの音
コロンと鳴るはベルの音
悪魔の店には何でもあります
お客様の願いや要望を必ず叶えて差し上げます
さてさて、今日のお客様は?
〜SP5 道を外れし者達〜
「はぁ...ここは悪魔の店。避難所でもなければ宿泊施設でもありませんよ。零治さん。」
「ふぁ〜あ。だってあのクソチビ閻魔が厳しんだよ。少しサボったぐらいでグチグチぐちぐち...挙げ句の果てには給料引き下げ。」
「それで憂さ晴らしに犯罪者とはいえ地獄の住人をぶっ飛ばした挙句、お金を巻き上げようとしてる時点で同情一つ湧きませんよ。」
「いいじゃん。暫くの間泊めるだけで「駄目です」...」
「...」
カランコロン
「道を尋ねてぇんだが...なんだこの状況?」
「悪いが今日はもう店仕舞いだ。とっとと帰んな餓鬼。さもなくばクソ悪魔の前にテメェをぶっ飛ばす。」
「お客様相手にそんな事をしようとするならば、その前に貴方の首をぶっ飛ばします。」
「...ちっ、わーったよ。俺は帰るが」
神主は腰掛ける
「
「...わかりました。本日はどういったご用件ですか?お客様。」
「だから道を尋ねてるんだヨォ。というかここは一体なんだぁ?」
「ここは悪魔の店。様々な願いを叶える店でございます。貴方様がここに来たという事は、何かしらの願いがある筈ですが...」
「...願い、か。」
「ええ。先ずはそういったのを話して貰えませんか?」
「解ったヨォ。」
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「破壊の力...よりにもよって厄介な人物に目をつけられましたねぇ。そして幻想郷...これで4つ目ですか。」
「...もし願いが叶うなら頼み「辞めとけ」あン?」
「どうせ普通に戻りたいとか言うんだろ?だったら辞めとけ。折角の幻想郷でそんな凄ぇ力を持って来てるのに勿体無いだろうし。」
それは否定であった
目の前の人物の過去を聞いた上での否定
それが何よりも気に食わなかったのだろう
「...お前に何が解る。化け物のような力を持ってしまって、ソレのせいで化け物と呼ばれてしまう...ましてや普通に暮らす事さえ無理だってのに...」
「知るか。テメェの事なんざ知る訳がねぇ。大体俺から見れば唯の何処にでもいる餓鬼にしか見えねぇんだよ。同情して欲しかったらもう少し」
「お前に何が解るってンだよ!!!」
青年は神主に向けて破壊の力を向ける
「零治さん!?」
「...ほらな、
「ポタリ...ポタリ...」
壊れねぇ。」
神主は血塗れになりながらも余裕を見せる
「所詮テメェは化け物なんかじゃねぇ。駄目人間1人殺せない餓鬼なんだよ。」
「お前...」
「さーて、帰るかぁ。よくよく考えると今日が超限定地獄饅頭の発売日だったし。」
カランコロン
「全く...「おい」なんですか?お客様。」
「彼奴は一体何者なんだ?俺に対して何の臆面もなく...」
男は答える
「彼は博麗の神主。誰よりも外道な駄目人間で...誰よりも我を貫き通した駄目人間でございます。」
「詳しく聞かせろ。そいつの事。」
「承知しました。その代わり、誰にも言わないという忠告を守って下さい。」
そう言って男は話し出す
駄神主の
過去を
生き様を
現在を話し出す...
先に言っときます。本当にすいませんでした。
悪魔の店とのコラボの筈が駄神主とのコラボみたくなってしまい、本当にすいませんでした。
コラボなのにだいぶ薄い内容で本当にすいませんでした。