奇妙でいて何処か考えさせられる作品ですので興味のある方は是非読んで見ることをオススメします(私自身、かなり参考になりました)
...さて、長話になる前にコラボ第7弾始めます。
〜一週間前〜
「こいつが例のホトケか...」
「はい。凶器も見つかって無い上に密室だった事から、毒を使った自殺か何かしらの急病かと...」
「...」
「どうしました先輩?」
「嫌、それにしては...何というか急過ぎるというか。先ず自殺の動機が見当たらないし、病気に苦しんでいたと仮定しても此処まで死に顔は笑顔にならない。」
「つまり先輩は他殺だと...」
「さあな。もしかしたら」
警部は死体を見つめる
「死神の仕業かもしれないな。」
..................................
....................
............
カランと鳴るはドアの音
コロンと鳴るはベルの音
悪魔の店には何でもあります
お客様の願いや要望を必ず叶えて差し上げます
さてさて、今日のお客様は?
〜SP6 対極者〜
「おやおや...随分と懐かしい顔だ。」
「...いやはや、まさか此処で会えると思いませんでした。ずっと昔に神々に消されてしまったという噂を聞きましたので。」
「白々しい。貴方が何の目的も無しに態々こんな所まで来る筈が無い。一体何の様です?」
「そうですか...ではコーヒーを一杯頂きましょう。」
「かしこまりました。」
..................................
....................
............
「良い味だ...マンデリンですか。」
「好きだったでしょう。貴方はコーヒーを飲む時、銘柄は何時もそれでした。」
「嘗ての商売敵に対して此処までするとは...昔では考えられませんね。」
「いいえ、私は昔からちっとも変わってませんよ。未だに貴方の考え方には共感出来ない。」
「...人の最期は総じて醜い。物語と違って絶頂を迎えても終わりを迎えないからだ。」
「だからそうなる前に...ですか。人は人生の中で色々な性質に変わるから面白いというのに。変わる前に終わらせて何が面白いというのです?」
「...っふふふふ、懐かしいですね。最初に出会った時と全く同じ事を言うとは。しかし、やはり貴方は変わってしまってる。」
「...」
「待っていた所で還っては来ません。むしろ辛くなるばかりです。それ故に今の貴方は...歪んでしまっている。あの時と比べ物にならない程。」
「...そうですか。では、貴方は職務を果たしに来たという事ですか?死神としての職務を。」
男は正体を現す
「そういう事になりますね...」
男は立ち上がる
「私の物語だ...他人の手で終わらせたくはない。」
「私がしなくとも、他の神々がする。貴方だって解ってるでしょう。」
「愚問ですね...」パチン
悪魔が指を鳴らすと共に
店も
山も
悪魔も幻の如くへと化した
「これが貴方の答えですか...」
男は空を見上げる
「どうして貴方は...私を、神々を、世界を、」
死神の頬に雫が滴る
「全てを拒んでまでどうして貴方は...」
ポタリ...ポタ...ポタ
気がつくと男は消えていた
彼がいた証拠は濡れた土のみ
後は何も残さずに消えていった
..................................
....................
............
「私はまだ死ぬ訳にはいかないのですよ...」
悪魔は笑い出す
「その為には全てを敵に回しても構わない。」
悪魔は笑い出す
「何故なら私は全てを憎んでいるから。」
ポタリ...
悪魔は笑っていた
さて、これを以って現時点でのコラボ・リクエスト依頼が全て終わりました。
現在もコラボ・リクエスト募集中ですので
「こんな道具、キャラを出して欲しい」
や
「コラボして欲しい」
といった方は活動報告、或いは個人メッセージを下されば、私の拙い文章力で良ければ何時でも承ります。