悪魔の店   作:執筆使い

121 / 202
どうも、執筆使いです。
いつも悪魔の店を読んでいただき誠にありがとうございます。

さて、本日は初代小人様の「神々の狂乱」とのコラボでございます。
タイトルからもわかる通り神話を題材にしており、時折カゲプロやボカロのネタ(作者が読む限りだとその二つだけですが、もしかしたら他にもあるかもしれません)などがあったりですのでそう言ったのが好きな方にはオススメです。


では、始めます。


コラボスペシャル「神々の狂乱」

 

 

 

 

「...この気配は、そうか。アレの使い手が現れたということですか...」

 

 

 

 

 

カランと鳴るはドアの音

コロンと鳴るはベルの音

 

 

 

悪魔の店には何でもあります

お客様の願いや要望を必ず叶えて差し上げます

 

 

 

 

はてさて、今日のお客様は?

 

 

 

 

 

~sp14 ロスタイムメモリー~

 

 

「そんな警戒しなくとも大丈夫ですよ」

 

 

此処が何処か?どうしてこんな所に来たという疑問ではなく、

 

 

目の前の店員は何者なんだ?と彼は心に思ったのだった。

 

 

「一体誰だ...?」

 

 

「唯のしがない店員ですよ。私は」

 

 

違う。自分の内に流れている人でない血が、自分の持つ聖剣が、中に眠る雷神がそれを否定していた。

 

 

「...まぁ昔は少しだけヤンチャしていましたが」

 

 

どこが少しだよ!?と竜神の血と聖剣と雷神が否定している気がした。

 

 

「店の中で立ち話も難ですし、どうぞこちらにおかけになって下さ」

 

 

言い終える前に店員の前に剣が出現する

あと数センチ、店員の元へ動かせば首が飛ぶであろう距離である

 

 

「...」

 

 

「危ないですねぇ...」

 

 

だが笑みを崩さず、真っ直ぐと相手を見る店員に対してついに折れたか

 

 

「...わかった」

 

 

..................................

 

....................

 

............

 

 

「こほん。ようこそ悪魔の店へ!お客様」

 

 

「悪魔の店...?」

 

 

「愛とエゴを持った人間の終着点などと呼ばれてはいますが、その実態やただの願いを叶える道具屋でございます!...失礼、少々おふざけが過ぎました。それで、本日はどういったご用件でしょうか?」

 

 

「どういう事だ?」

 

 

「この店に来るという事は『かなり特殊な場合』を除いて何かしら心に強い願いを秘めている事です」

 

 

「願い...一つ、聞きたいことがある」

 

 

「何でしょうか?」

 

 

「俺が一体何者で...本当は何処からやって来て...どうして土に埋まっていたのか...解りたいんだ」

 

 

「ふーむ...そうですか...」

 

 

悪魔は正体を現す

 

 

「っ、その姿は!?」

 

 

「少しじっとしていて下さい」

 

 

悪魔は右手を男の頭に乗せる

 

 

『Cogito ergo sum(汝思う 故に汝有り)』

 

 

悪魔は唱える

 

 

『Memento quod et est(その汝を以て 古の記憶 呼び起こさん)』

 

 

悪魔は笑い出す

 

 

..................................

 

....................

 

............

 

 

「...何も、起こらないんだが?」

 

 

「お客様。記憶というものはそういきなりポン!と蘇るものではありません。私がやったのは思い出すきっかけを作っただけ。いずれ少しずつですが思い出すことでしょう。貴方が何処の誰で、何を以て今を生きているのか?」

 

 

「そうか...世話になった。元の場所に戻るにはどうすればいいんだ?」

 

 

「来た道を真っ直ぐ戻っていけば、貴方が居る世界へと変えることが出来ますよ」

 

 

ただ、と言いながら悪魔は男に一つ忠告をする

 

 

「決して、振り向いてはいけません」

 

 

「解った。所でもう一つ聞きたいことがあるんだが...」

 

 

「何ですか?」

 

 

「お前は一体何者なんだ?」

 

 

 

悪魔は答える

 

 

 

「私は...遠い昔に本当の名を捨てた、ただのしがない店員ですよ」

 

 

今日も彼は店を営む

ありとあらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...

 

 

 

 

 








折角のコラボなのにあっさりとした内容で本当すみません。




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