下手したら本編より書いているかもしれません
そして金色のガッシュベルファンの皆様、キャラ崩壊、設定矛盾注意です
(作者が原作を知らない為)
『昔々...とある寂しい人間の元に一人の魔物が現れました。最初は人間は魔物と共にいるのを嫌がりましたが、苦難を共にしていくうちに二人の間には友情が芽生えました。様々な仲間、そして立ちはだかる敵、最後に生き残った二人は友情と優しさをその本に願いました。いつまでも消えぬ友情と、優しさを胸に...』
カランと鳴るはドアの音
コロンと鳴るはベルの音
悪魔の店には何でもあります
お客様の願いや要望を必ず叶えて差し上げます
はてさて、今日のお客様は?
~SP16 友情の証~
「本日はどういったご用件ですか?お客様」
「数か月...嫌、数週間でいい...儂の命を引き延ばすことはできないか?」
「ふむ...何故、永遠の命を望まず、一つなぎの命を求めるのですか?」
老人はその言葉を聞き、少しだけ笑みを浮かべる
「そんなものには何の意味もない...それはずっと昔から解っていた答えだからだ」
「...流石は答えを出すもの、ですか。良いでしょう、私の力で寿命を見事ごまかしてみせます」
Side C
アイツと俺とでは生きている時間が違う事に気づいたのは別れて十数年経った頃だった。嫌、ずっと解っていて目を背けていたのかもしれない。あれからアイツ...ガッシュはどうしているだろうか?あの手紙以来音沙汰が全くないところを見ると魔界の王として上手くやっているのだろう。
「お前は一人じゃないぞ、ガッシュ」
...俺も頑張らなきゃな。
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時間が経つのは早いものだ...嘗て共に戦った仲間たちは遠くへといってしまい、残るは儂一人だけ。それでも儂はただひたすらあるものを作るために時間を費やした。もし、アイツがもう一度人間界へ...俺の元へ来た時に悲しまないようにあるものを作っていた。
「ぐうっ!?くそ...」
若かりしころとは違って、すぐにボロボロになってしまうほど脆く...峠を誤魔化したとはいえ吹けば消えてしまうほどの命ではある。がそれでも儂はまだ踏みとどまった。
「何の...あの時の苦しみや、苦痛に比べればこんなもの...屁でもない!!」
持てる知識を全て持って儂は一体のロボットを作成するのだった。
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「ふぅ...出来た」
それは、アイツが良く持ち歩いていた紙袋のロボットであった。初代...2代目...3代目と良く壊れては直していたっけ。こいつに付けたプログラムは二つ。
【友情】と【優しさ】だ
「頼んだぞ...4代目。もしあいつがやって来ても寂しくならないようにしてやってくれ...」
嗚呼...少し眠くなってきたな...
「アイツは俺の最高の...」
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「友情は時に種族を越える。不可能を可能にする。笑顔をもたらす。それを知っているはずなのに人間はそう簡単に結ぼうとしないのだから...理解しがたいですねぇ」
今日も彼は店を営む
あらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...
あっさりとしていてすいません。