悪魔の店   作:執筆使い

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リクエストスペシャル
今回は懐かしのあのキャラが登場します。
ですが、知っている人に残念なお知らせがあります。
彼は今回らっきょを食べません。


リクエストスペシャル『大宇宙一不幸な男』

「...毎日毎日...同じことの繰り返し...」

 

 

店員は少し疲れた様子で俯く

 

 

「誰か...」

 

 

 

 

 

 

「毎日毎日同じことの繰り返し...ひぃぃぃぃぃ!?」

 

 

「待って洋一くぅぅぅぅん!!」

 

 

男は...人とは思えないナニカに追われていた

 

 

「ああ...誰か」

 

 

 

 

 

「「この退屈を紛らわせて欲しい/この不幸をどうにかして!?」」

 

 

 

 

カランと鳴るはドアの音

コロンと鳴るはベルの音

 

 

 

悪魔の店には何でもあります

お客様の願いや要望を必ず叶えて差し上げます

 

 

 

はてさて、今日のお客様は?

 

 

 

 

 

 

 

~SP18 不幸vs幸運~

 

 

「ぜぇ...ぜぇ...し、死ぬかと思った」

 

 

「いらっしゃいませ、お客様。随分とお疲れの様子で...」

 

 

「いやー、本当にすみません。所で二つ程聞きたいことがあるんですが...」

 

 

「ふむ...?二つですか、いいでしょう。どんな質問でしょうか?」

 

 

「失礼ですが何処かで会ったことがありましたっけ?何故か店員さんを見ているとアフロヘアーの氷のうりょk「あー、それは触れてはいけない事案ですねぇ。確かに中の人つながりですが...一つなぎの秘宝だけに」

 

 

店員はお茶を濁すように洒落を言いつつ誤魔化す

 

 

「それじゃあ、もう一つの質問なんですが...ここはどういった場所なんでしょうか?」

 

 

「よくぞ聞いてくれました。ここは悪魔の店、どんな願いもかなうと評判の店でございます」

 

..............................

 

..................

 

...........

 

 

「成る程、それは随分と災難でしたねぇ。はい、こちら幸運を招く絵馬でございます」

 

 

「あ、ありがとうござ」

 

 

男が絵馬に触れた瞬間、炎が燃え上がり消滅した

 

 

「...」

 

 

「...す、すいません!?」

 

 

「...面白い。どうやら貴方は退屈を紛らわせる程のものを持っている様ですねぇ」

 

 

店員はあみぐるみを差し出す

 

 

だが此方も一瞬で黒く変色し、ボロボロに崩れ落ちる

 

 

「では此方を」

 

 

店員は世界一幸運な男、バズビーが座っていたとされる椅子を差し出す

 

 

だがすぐさま消滅した

 

 

..............................

 

....................

 

...........

 

 

「ぜぇ...ぜぇ...」

 

 

店員は息を乱す

自分の作った道具がすべて通用しない相手が存在するとは

 

 

「面白いですねぇ...」

 

 

「あ、あのー...もしダメでしたらもう良いd」

 

 

男は正体を現す

 

 

「諦める?悪魔の辞書に諦めるという言葉は存在しません」

 

 

男は答える

 

 

「ひとまずは休息としましょう。ですが...追手内洋一さん。ですが私は決してあきらめません」

 

 

「ちょ、ちょっとま」

 

 

悪魔は笑い出す

 

 

「またのご利用お待ちしております」

 

 

そして男は思った。

 

 

あ、多分この店に来たことはとんでもなく不幸だな。と

 

 

..............................

 

..................

 

...........

 

 

「いやー、面白いお客様だった。退屈が紛れた上に、インスピレーションが湧いてくる」

 

 

今日も彼は店を営む

ありとあらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...

 

 

 

 






キャラ紹介
追手内洋一
ラッキーマンの主人公。彼を一言で表すなら不幸という二文字だろう。巷では禁書目録の上条さんが不幸系主人公として有名だが、こっちの方がはるかに前なうえに不幸度が上(作中自らの不幸によって二度も死んでたり)


悪魔の商品でさえ完全に取り払うことは現時点ではできない
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