悪魔の店   作:執筆使い

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毎度お馴染みリクエストスペシャル。今回は別名【長期休載】と呼ばれるジャンプ漫画のキャラクターでございます。

ただ、毎度の如く私は今回の原作も余り知りません。どれくらいかと言いますと

「ハンター? んなもん駅伝やって、寿司作って、ジムバッジ奪い合って、超ウルトラ多数決◯✖️クイズやって、タイマンで勝てば就ける職業だろ?」

ってぐらいに原作を全く知りません。ですので文中に矛盾があればご指摘を(特に今回のキャラの口調が難しいので、間違ってたらすいません)







リクエストスペシャル『王』

 

 

「4─4─1 兵」

 

     「6─5─1 騎馬」

 

 

 

「2─7─2 忍新」

 

 

     「………」

 

 

 

 

 

 

     「………」

 

 

 

「コムギ…

 

 

     いるか…?」

 

 

 

 

 

「はいな いますとも

 

 

 

     どこにも いきません」

 

 

 

.......

 

 

「4─■─■ ■■」

 

     「………」

 

 

「詰みだな…」

 

 

 

 

 

.................

 

 

「コムギ…

 

     いるか…?」

 

 

 

 

 

 

「はいはい いますとも

 

     さあ もう一局負けた方からですよ!」

 

 

 

 

 

...................................

 

 

     「コムギ…」

 

 

「はいはい

 

 

 

     なんですか?」

 

 

結局…

余は…

 

     「お前に■■■勝てなかったな……」

 

 

 

「何をおっしゃいますやら!!

 

 

     勝負はこれからですよ!!」

 

 

 

 

..................................................

 

 

「そうだな…」

 

 

     「■─■─■ 師」

 

 

「■─■─■ ■」

 

 

 

 

 

………

 

 

コムギ…

 

     「いるか…?」

 

 

 

「はいな もちろん

 

     ■■■■様の番ですよ」

 

 

 

 

 

 

少しだけ…

 

 

 

 

     「疲れた…」

 

 

ほんの少し…

 

 

 

 

     「眠る…から」

 

 

このまま

 

 

     「手を…握って■■くれるか…?」

 

 

 

………

 

 

 

     「■■■…?」

 

 

 

コムギ…?

いるか?

 

 

 

 

聞いてますとも

 

 

     「わかりますた こうですね?」

 

 

 

すぐ…

 

     「起きる…から」

 

 

「■■■■…

 

 

そばにいて…くれる…か?」

 

 

 

 

はなれた事 ありませんよ

 

 

 

     ずっと…いっしょです!!

 

 

 

コムギ…

 

 

     はいはい 何ですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう

 

 

 

 

 

こちらこそ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜SP43 ■■■■〜

 

 

「飲まないのですか? お客様」

 

 

「...いらん。其奴が来るまで、余は手を付けん」

 

 

「...強情ですねぇ。お客様と、その方は恐らく向かう先が違う。一週間であっても、1ヶ月であっても...会う事は出来ませんよ」

 

 

「2度言わすな。お主は何もわかっていない」

 

 

「...? 何が、わかっていないのでしょうか?」

 

 

「余が何の為に生まれて来て...コムギが何の為に生まれて来たのか」

 

 

「...死者がそれを言って何になる? 意味を求めたところで生まれて死んだ身じゃあないですか。その上意味を求めようと実に無駄な事ばかりして、挙げ句の果てにh」

 

 

瞬間、店員は吹き飛ばされた

 

 

「2度言わすな...道化師よ」

 

 

「...道化師、ですか。言い得て妙ですねぇ。確かに私は此処を訪れる全てのものに意見し、惑わし、絶望に落とす存在だ。全ての上に君臨するのが王だとすれば、私はその王に意見できる道化師」

 

 

「...」

 

 

男は、むくりと起き上がる。

 

 

「...ですが、貴方様は例外でしたよ。最早、王ではない貴方様には」

 

 

男は指を鳴らし扉を開ける。

 

 

「ですから、言葉巧みに誘惑させ、諦めさせ、代償を得るなんて到底出来やしません」

 

 

「お主...」

 

 

扉の向こうには1人の少女が立っていた。

 

 

「安心してください。先程のはちょっとした意地悪です。何せ私悪魔なものでしてねぇ」

 

 

男は正体を現す

 

 

「...一つ聞いても良いか?」

 

 

「ええ、お客様が望むなら」

 

 

 

 

 

「この扉の先は...何処だ?」

 

 

男は答える

 

 

「...お客様と、そちらの方の向かう先次第です」

 

 

「そうか...」

 

 

■は笑い出す

 

 

「先程の無礼な物言い、申し訳ございません。そして、本日は誠にありがとうございました。お客様」

 

 

悪魔は笑い出す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ようやく...来れますた。メルエム様」

 

 

「...まだ、お主との決着が付いてなかったな...」

 

 

2人は共に歩み出す。全てにおいて遥かなる才を持つ者と、一つを除き才を全く持たぬ者。決してお互いが同じ要素などない2人。

 

 

 

だが、そんな2人の歩幅は同じだった...

 

 

...............................

 

.....................

 

............

 

 

「どうして意地悪をしたか、ですか?

プロとして、どうやっても商売になり得ない相手だったから...

 

 

 

 

個人として、昔を思い出してしまったからですかねぇ」

 

 

今日も彼は店を営む

ありとあらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...

 

 

 

 

 


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