悪魔の店   作:執筆使い

157 / 202
皆様、明けまして本当にすいませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!(年内にリクエスト全部終わらなかった事に対して)

大変長らくお待たせしましたコラボスペシャル。本日は夢幻図書館様の

「SINoALICE・Re:QUEST・ANoTHER」

とのコラボでございます。タイトルから察している方もいると思いますが、この作品はSINoALICEと呼ばれるゲームを題材とした話となっております。悪魔の店以上に狂い、謎に満ちた物語をご所望の方々にはオススメです。

しかしながら、専門用語や、少しわかり辛い表現などがあるので、

先ずDOD1というゲームを買って全クリするまでプレイして、
ニーア ゲシュタルト/レプリカントも同様に全クリプレイして、
DOD3も同様です。(2なんてなかった、良いね?)
そしてシノアリスを遊んだ後に読む事をオススメします(こんな手順出来ぬぅ! という方でも充分楽しめる作品となっていますので大丈夫です)


※作者は以上の手順を全く行なっていません。しかも経済的な理由で動画視聴に頼った際、大惨事ベビーブームでリタイヤしてしまう程の(精神的な)ヘタレです。つまり内容に大分不備がある+矛盾だらけの意味不明な内容になっていると思いますので、ファンの皆様、そして夢幻図書館様、誠に申し訳ありません。








コラボスペシャル「SINoALICE・Re:QUEST・ANoTHER」

 

 

 

一人殺した。生き埋めに。

二人殺した。首を絞めて。

三人殺した。扉に挟んで。

 

 

 

四人殺した。炎に巻いて。

五人殺した。海に沈めて。

六人殺した。八つ裂きに。

 

 

七人殺した。躰を捥いで。

八人殺した。刃で切って。

 

 

九人殺した。己を殺した。

 

 

 

....

 

 

オマエハダレダ?

 

 

 

()は...?

 

 

 

()は...?

 

 

 

ワカラナイ...

 

 

 

 

 

ワカラナイ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワカラナイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜SP49 ジャック〜

 

 

昔、昔、とある山の森の中に...店が1つ、ありました。

 

 

カランコロン

 

 

「いらっしゃいませ。本日はどういったご用件ですか? お客様」

 

 

そんな店に迷い込んだのは1人の少年...名前は()()()()

 

 

「此処は一体...何処だ?」

 

 

「此処はなんでも願いが叶う店でございます」

 

 

店員は少年の問いに笑顔で答えました。

 

 

...............................

 

.....................

 

............

 

 

「と、いうわけでございます」

 

 

「...」

 

 

「どうかしました?」

 

 

「聞くが、お前とは初対面なんだよな? ずっと、前に会って...嫌、お前の事をそれ以上に知っている。そんな気がするんだ」

 

 

「...奇遇ですねぇ。同時に、それは気の所為でもあります。強欲で、純粋で、真面目で、何処かの誰かさんそっくりですがね」

 

 

店員は本当にわからないという風に肩を窄める。

 

 

「私は、お客様の言うライブラリと呼ばれる場所を知らない...一切、全く、皆目検討もつきません」

 

 

両者は互いを全く知らない。両者は居る場所が全く違う。少年は物語(始まり)であり、男は物語(終わり)である。だが、過去ではなく、未来ではない。もしそうならば、決して2人は会う事ができないのだ。

 

 

「当然お客様の事も...ですが、願いを叶えることはできるかもしれません」

 

 

「...【作者】の事か」

 

 

「ええ。ちょっと待って下さい...」

 

 

男は右手を少年の頭に翳す。

 

 

「ハンドパワー、なんちゃって...ああすいませんすいません。そういう冗談はお嫌いでしたか、私もですが。とりあえず目を瞑って下さい」

 

 

少年は目を瞑る。

 

 

「...どれくらいだ?」

 

 

「私が良い、と言うまでです」

 

 

【Cogito ergo sum(汝思う 故に汝有り)】

 

 

男は正体を現す。

 

 

「(さて...あまり覗き込むのは嫌いですが、仕方ない...行きますよ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始まりの場所

 

 

赤い塔

 

 

母体 竜 ヒト

 

 

 

 

シオ

 

 

しお

 

 

ニンギョウ

マモノ

 

 

 

 

 

 

 

 

「(時間は...この世界は...? 辻褄が合わない)」

 

 

大いなる時間

 

 

ループ

 

 

消滅

 

 

 

 

 

 

 

 

「(遥か未来。明らかに今よりもっと先の...!?)」

 

 

 

作者

 

 

サクシャ

 

 

saクしゃ

 

 

 

 

 

違う

 

違う

 

 

チガウ

 

 

チガウ

 

 

 

 

 

全て、物語。これも、あれも、それも、全部...

 

 

 

 

 

 

 

全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ全部ゼンブ

 

 

 

私は...

 

 

 

俺は...

 

 

 

私は、俺は、私は、俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は私は俺は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...ダレダ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

..................................

 

....................

 

............

 

 

「危ナイ危ナイ!」

 

 

「狂った2人を近付けチャ駄目ダ!」

 

 

暗闇の...少年が元々いた場所に響き渡る笑い声

 

 

「一歩遅ケレバ全テ終ワッテマシタ!」

 

 

「同ジ異端者が」

 

 

「真実ヲ求メテ出会ッタ!」

 

 

「そシテ戻っテきテイますねネ」

 

 

「流石ハ旧世界ノ異端者」

 

 

「知ラレテシマッタ!」

 

 

「デスがですガ、面白い事にナリそうですねエ」

 

 

「そうデスねェ...楽シミでなりマセンね」

 

 

誰かは笑い出す。

 

 

「「物語ガ、オワリ、始マル時ガ!」」

 

 

漆黒のライブラリにて、誰かが笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...............................

 

.....................

 

...........

 

 

「危なかった...ですねぇ」

 

 

男は汗を掻き肩で息している。

 

 

「どう言うわけか、あのお客様は消えてしまった。最初から居なかったかのように...」

 

 

まるで、店員すらも知らないナニカ...遥か遠くの場所に...

 

 

「...馬鹿馬鹿しい。似ているだけですよ」

 

 

男は職務に戻る。

 

 

「ジャック...実に嫌な偶然...ですねぇ」

 

 

 

 

 

 

悪魔はこちらを見た。

 

 

「傾げていようと、眺めていようと、答えは見つかりませんよ。見ているんでしょう...■■様」

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も彼は店を営む

ありとあらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...

 

 

 

 

 

 





武器ストーリー

【悪魔の七つ道具】





全ての終わり。
全ての始まり。

異端者(Heretic)はフォークを掲げ。
裏切り者(juda)は揺りかごに揺れる。
呑んだくれ(Drunkar)はマントを身に纏い。
死神は処刑人の剣(Executioner's sword)でその首を差し出す。
炎の剣(flamberge)は傷跡をいつまでも残し。
傷跡は燃え上がり、人身御供(wicker man)と成った。



全てが終わり、悪魔は笑いながら灰を見つめる。







































...暗闇の中で、悪魔は悲しみながら右手を振りかざす。


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