本日のリクエストスペシャルはBLEACHというオサレ漫画よりぶっちゃけラスボスコイツで良かったんじゃね? これが最後の月牙天衝で終わらせれば良かっただろう絶対。ユーハバッハ? ウルセェこちとら月島さんと藍染様だぞ!! なチートキャラの五番隊隊長とのコラボとなっております。
因みに作者は原作をほぼ知りません。その上、私は厨二な台詞回しはある程度できますがオサレな台詞回しはできませんので、すんごい違和感バリバリです。そういうのが許せる方のみ、下へスクロールして下さい。
カランと鳴るはドアの音
コロンと鳴るはベルの音
悪魔の店には何でもあります
お客様の願いや要望を必ず叶えて差し上げます
さてさて、今日のお客様は?
〜SP79 水面を見るか〜
「本日はどういったご用件ですか、お客様」
「...ふむ、興味本位で来てみただけだ、悪魔店員。いや、それすらも偽りの顔である君には似合わないからこう言うべきか──」
男は腰に差している刀に手を置きながら、店員の瞳を一切逸らさずに彼を名付けようとする。どんなに強力な能力を持った者であっても怯んだ店員の笑みの奥にある瞳を見ても彼は余裕を崩さない。余程の馬鹿なのか、怯み上がらない程の精神と実力があるのか──
「信じるべき者の無き王、とでも」
最後まで途切れずに言った。それに対して店員は一切の怒りを見せておらず、寧ろ感心をするかのように顎に手を当てほうほうと頷いている。とはいえ、店で刀に手を掛けるのはあまり感心しないというのがあったのだろう。ついでに彼の名付けにもほんの少し物申すことがあったのだと思われる。店員は頷くだけでなく、反論を申した。
「大正解、と言いたいところですが二言程。お客様、当店では刃物を振り回す事を許容しているわけではありません。それにお客様を信じているではないですか。客を信じない店員が何処にいましょう? ですから警戒を解いて気を楽にしてください、な」
するとどうした事だろうか。店員は前に見えている客などを無視して、後ろを振り返って笑みを浮かべて首を傾げながら戸棚以外何もない場所に向かっ左人差し指を指した。
「後ろの正面だ、あ、れ?」
コツン、とまるで卵を突いたかのような感触が何もないところから発せられる。突かれた方は、刀の切っ先を店員の首筋に当てているのだろうか。首筋がツンツンと刺さる感覚がある。暫しの静寂、お互い何度か軽く突いた所で手を引き
「...驚いた。掛からないか、若しくは掛からない様対策してくるのかと思えば、まさか掛かったまま私の能力と状況を看過した上でこうも捕捉されるとは」
「ハハッ、お客様。明晰夢というのはご存知でしょうか? 極稀ですが人は都合の良い夢を見る際に【これは夢だ】と知覚する場合があり、鍛えようによってはいつでもその状態を発動出来る。それを応用すれば例えば、知覚すらできないレベルの催眠状態に陥って尚【これは幻覚だ】と自覚できる。後は第六感を頼りに真後ろにカマをかけただけです」
言うは易し、行うは難し。男──藍染惣右介は自惚れるつもりなどないが、斬魄刀の能力と自らの力量を信用しているある程度信用しているからこそ、店員の笑みを初めて真正面で見て一粒汗を掻いた。
「成る程、お伽話の様な存在だというのは覚悟していたが。ここまで予想に反する規格外とは」
「規格外とは心外ですねぇ。これでも私はまだ正統派な部類です。私以上に理不尽な存在など幾らでも居るのですから」
「...」
「で? 興味本位、というのは聞きましたが一体どういった興味でこの店に来たのでしょうか? 五番隊の
本題に戻る店員。口ではこう言っているが、恐らく何でもあるのだろう。最も上に立つ者の1人なのだから、そんな彼はあらゆる者の願いを叶えることが出来る。藍染もそれはわかっているが、彼は敢えて店員の話に乗る。つまり、商品を求めずある質問を投げかけた。
「ならば、聞こう。神殺しと呼ばれ果てた悪魔よ。お前がこの場所にどうやってたどり着いたのか、何を思ってここまで来たのかを」
傲岸不遜ともいえよう質問である。藍染が述べているのはすなわち、過去の詮索である。どんな人間でさえ、というよりはどんな存在でさえ大なり小なり聞かれたくない過去というのがある。それを目の前の男は在ろう事か包み隠さず話せというのだ。
ましてや店員にとってそれは最も琴線に触れる話題。笑みを浮かべながら店員は一つの剣を懐から取り出す。包帯で巻かれたそれを見て、藍染惣は身震いした。包帯に巻かれていて、ただ店員が床に差し置いただけだというのに、斬られるかもしれないと身震いしてしまった。ふと、自らの首筋に手を当てた。
「そう警戒しなくてもいい。これはかなり古い剣でして、首と胴体を斬り離す事など出来やしないのですから」
男は、剣に手を当てながら客の要望に答える。笑みを消して話し始める。
「それは、ただ一つのちっぽけな願いだった。誰かに認められたいという願い。誰かの希望になりたいという願い。誰かに愛されたいというエゴ」
───私ジル!貴方の名前は?
「そう願った男は近いの剣を最も最初に作り、守り続けた。守って、守って、守って、守って、守って、守って──」
男は苦しそうに話す。まるで子供が泣きそうなのを抑えるかの様に、弱々しくも正しく話す。
「血を浴びて、殺して、笑って、世界を壊して、狂気に堕ちて、1人になった。貴方のいう、最も頂に近いこの場所に着いた」
嗚呼、強い言葉の羅列だというのに、おぞましささえ感じるというのに、目の前の男が見苦しく見えてしまう。あまりに強い言葉故に、弱く見えてしまう。
「悲しいかな──あと少しなのですよ。月に手が届くまで、あと少しだというのに、悲しいかな。足元を見下ろした」
まるで虚だ。仮面を外した虚の様だ。浅打で洗える程小さな罪人だ。水面に映る対の姿だ。だからこそ──
「...つまり、信ずる者が居ないのではなく、信ずる者を全て消したと。頂を求めた訳でもなく、届かぬものに手を届かそうとしたが故にが答えか」
藍染惣右介は、頂を理解した。そこに何もないことを漸く理解した。
「ええ、理解が早くて助かります。強く、若く、無謀なお客様」
男は再び笑い出す。仮面の様な笑みを浮かべる。
「これは中々に堪えますよ。心があるうちはあまりオススメしません。いずれ笑みすら浮かべられなくなりますからねぇ」
「それは警告のつもりか?」
「いいえ、忠告のつもりです。どうするかはお客様の自由ですよ。何を選ぼうが、私は何も思わないし、後悔しないし、何もしないし、手を差し伸べようとも思わない。ですから」
悪魔は笑い出す。
「水に映る月ばかり眺めない方が良いですよ。そうなればいずれ、見上げる月すらなくなった貴方には私以上の地獄になるのですから」
......................................
...........................
..............
「というのが数百年前...」
【投獄 2万年 第8監獄 無間】
「あーあ、言わんこっちゃないですねぇ。さてさて、この後どうなります事やら...」
今日も彼は店を営む
ありとあらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...
BLACHに出てくる土地や技の名称がss作家殺しな件について
(予測変換で出てこないor別の漢字が出て来る単語ばかりな為。しかも読みの殆どがキラキラネームもびっくりな横文字である。だから今回あんまりBLEACH用語出してなくて本当すいません!!)
今回出てきた道具紹介(一部作者が中二の頃書き上げたノートから抜粋)
【処刑人の剣 (原点)】
悪魔七つ道具の一つにして店員が最初に作った剣。西洋ではこれのレプリカがエクセキューショナーズソード(処刑人の剣)というやたら厨二くさい名で呼ばれているがこれに名称は存在しない。最初に作った剣故かシンプルな造りで、魔法を斬るとか、原初の地獄を出現させるとか、リボルケイン!!とかといったやたら格好良くてチートな性能は無い。だって店員には必要ないし
この道具の能力はただ一つ、斬魄刀みたく対象の咎を斬って掬い出すだけである。しかも殺傷能力ほぼゼロ。発動条件は使用者が対象の力量を上回っている前提で斬る事。例えばのび太が本編のジャイアンをこの剣で斬った所で、映画版綺麗なジャイアンにはならない。殴り返されるだけである。早い話、格下相手にしか通用しないので普通の人間が持ったところで棒切れでしかない。故に純粋な個において最強である店員にしか十全に扱えないナマクラである。
だが、これの恐ろしい所は使用者に充分な力量さえあれば例えどんな対象であっても能力が発動するという点。条件さえ整えば宇宙、もしくは世界の理という概念すら効果の対象に出来てしまうというチートっぷりである。
剣の元ネタは西洋に実在するエクス...エクスカリ...エクシード.......エクスキューズミーソード? という感じのカッコいい名前の剣である。すんごいうろ覚えで名前ほぼ覚えてないけど。
能力の元ネタは言わずもがな、斬魄刀。をアレンジ(拡大解釈)したものを中二の時に作者が書き上げたもの。黒歴史。というか悪魔七つ道具全部が中二の時に書いた黒歴史。誰か記憶を消し飛ばす道具持ってきてくれさもなくば死ぬ! というレベルの黒歴史。