...何のコラボかは敢えて伏せて置きます(劇中の単語で殆ど答えを言ってる様なものなので)
そして、今更ですが私が悪ノリで書いた、内容が雑な上にキャラ崩壊やら何やらが激しいスペシャルを読んでくれてありがとうございます!
〜数ヶ月後〜
-ヘファイストス・ファミリア-
「...成る程、つい数日前にそれらしい連中が来たのか。そいつぁ良いニュースだ...ところであんたの所のは相変わらずか?」
「ーーーーーーー」
「そうか...なんと言うか、俺は腐れ縁、あんたは神友って違いはあるが...その気持ちすげぇわかるな。マジで」
「ーーーーーーー」
「...あの野郎と親友じゃないのか? 冗談は休み休みに言えかみさんよ...俺はあの着ぐるみ野郎が大っ嫌いなんだ。何も気にせず、ヘラヘラ笑うことができちまうあいつが...正直羨ましい」
-ヘルメス・ファミリア-
「ふーん。流石は情報通だね〜、まさかそんなことまでわかるとは」
「ーーーーーー」
「ああ、そうだったね。これは約束の写真...ゼウスの浮気現場に出くわすぐらい僕には朝飯前さ」
「ーーーーーー」
「例の魔術師...あー、ジャッ君のこと。多分行きつけの鍛治職人のところに行ってるよ。今頃愚痴を言ってる頃かな」
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「すまねぇな、少しばかり遅くなった」
黒いスーツに黒い眼帯を身に付けた魔術師...ノイマッドが教会外で待っていた少女に声を掛ける。
「ノイマッドさん!? 駄目です!!それ以上進んだら?!」
少女は慌て出す
「あん? なんだってぼふ!?」
男は落とし穴に落ちる
「即席落とし穴〜。嫌〜、まさかジャッ君が引っかかるとは思わなかったよ」
「す、すみません!? 私は止めようとしたんですが...」
無言で男はよじ登る
「...っはっはっはっ...成る程な。つまりはそう言うことか」
魔術師は笑い出す
「覚悟は出来てんだろうなテメェらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
1人の魔術師の叫び声が響き渡った。
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「と言うわけで、どうやら闇派閥はこの辺りに居るらしいんだよね〜」
教会にて作戦会議を開く3人。内容は少女が所属していたファミリアへの殴り込みであった。
「すみません。私がもっとしっかりしていれば直ぐに...」
「気にしなくて大丈夫だよ。どうやら場所を変えていたらしいし、誰だって思い出したくはない記憶があるし...例えばジャッ君が怒った時の顔とか」
「そこで俺の顔を例にするんじゃねぇよ。後、お前もいちいち気にすんな。約束しただろ?」
ノイマッドはそっぽを向きながら話を進める。不器用な彼はこういった状況に余り慣れておらず、どんな顔をすればいいのかわからない為である。
「...所で、どうすんだ? 直接行くには少しばかり骨が折れる位置だぞ、連中がいんの」
「それは僕に任せて貰えば大丈夫。何せ良いこと思いついたし「絶対自重しろよ。絶対だからな!?」...わかってるよジャッ君」
そう言うミロクの表情は、何時もと変わらない笑顔であった。
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此処は、数ある闇派閥の内の一つ...その場所は余程の情報通でしか知り得ない様な場所で、また、人間であれば行くのにも苦労する場所である。
「...なんだ? このピンクのドアは」
人間であれば...
「お邪魔しまーす。こんにちは、僕ドラえ「せめてこの世界の魔法使いやがれテメェは!? 何訳わかんねぇ道具使ってんだよ?! つーか昨日俺言ったよな!? 自重しろって言ったよな!? 思いっきり目立ってんじゃねぇか?!」
人間であれば...
「やだな〜、わかってたよ。それが振りだって事ぐらい僕には」
「違ぇに決まってんだろうが!!」
...うん、人間であれば...
「お前ら一体...何者だ?!」
「お、おい...あの顔...あの眼帯...まさか噂の...」
「間違いねぇ!? つい最近出来たファミリアで、黒いスーツと黒い眼帯を身に付けた、やたら腕っ節が強い喧嘩師が居るって」
「まさかあいつらが!?」
「...あー、幾つか間違いがあるみたいだが言っておくか。まず俺たちはテメェらのボスと話をしに来た訳だ。何もしなければ別にぶっ飛ばしはしねぇ。後、俺は喧嘩師じゃねぇ...どっちかっつーと魔術師だ」
そうは言うが、基本的にノイマッドが魔法を使う事は余りない。彼は人間の姿をしている時滅多な事では魔法に頼らないスタンスをとっている為だ。それが嘗て抱いていた魔法を頼らない普通の人間に対する敬意なのか、それがなくとも充分に対応できるからなのかは本人すらわからない。故に彼は魔術師ではなく、喧嘩師と呼ばれる事が多いのだ。
「だからまぁ...失せろ。何を勘違いしてるか知らねぇが...その程度の実力と数で掛かって来て勝てると思ってんなら...........殺すぞ?」
それは、未だ感じた事のない恐怖であった。死や地獄...それすらも生温いであろう恐怖がその場にいた全員の動きを止めてしまう。中には、うまく呼吸一つ出来ずに倒れ込む人もいた。
「やり過ぎたって〜、ジャッ君」
「...今の俺は
「それはシャレのつもりかい?」
「...時間がない。行くぞ」
全員が動かなくなったのを確認した二人は、先へと進むのだった。
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「何の用かな? 侵入者諸君...」
「ある人物からの依頼でな...テメェを止めに来た」
魔術師と着ぐるみ男はそう言いながら目の前の人物と向かい合う。
「成る程...そいつは無理な話だ」
だが、男は笑みを浮かべながら2人を見下ろした。
「下界に降りた時、私は思った。人間が如何に脆弱な存在かを...もし、力が使う事が出来ればいとも容易く...」
瞬間、男は正体を現した。
「支配出来ると。私は研究の結果...この様に人の身体を乗っ取る事により、力を行使してもバレない仕組みを作り上げた...だが」
それに合わせて2人も戦闘体勢に入る。
「人の肉体となった私は嘗ての様に不死では無くなった...故に彼女が必要だった。私の不死の為の道具としてね...」
男が指を鳴らすと、巨大な生物が出現した。
「君達には感謝しているよ...私の道具を生かしておいてくれて...そして同時に殺さなくてはならない。私と、この作り物の手によってね」
「...道具、か。随分と人間を下に見てんだなテメェは」
「口の聞き方に気を付けたまえ。私は...神だぞ」
「...神ねぇ。僕の知ってる神に君みたいな奴はいないな」
「其奴らが神でないからだ。何故なら...私こそがそれなのだからな」
その言葉を聞き、ノイマッドは拳を握り締めた。
「...あのデカブツ頼めるか?」
「勿論、気の済むまでやっちゃえばいい。僕だって今回は、少しばかりキレているんだ。あいつの言い方にはね」
神は問う
「問おう。私に逆らう貴様らは...何処の馬の骨だ?」
2人は答える
「「
To be continued...