この店に出そうと思ってた商品と被ってしまいましたねという感じで見てました。
考え直さなきゃなりませんねぇ。レッテルは張るもの...本当に被るとは思いませんでしたよ。
カランと鳴るはドアの音
コロンと鳴るはベルの音
悪魔の店には何でもあります
お客様の願いや要望を必ず叶えて差し上げます
さてさて、今日のお客様は?
~ep33 心~
「本日はどういったご用件ですか?お客様。」
「心が見えるようになりたいんです...」
「成る程。それでしたらいいものがありますよ。少々お待ちを。」
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「こちらでございます。」
「栄養ドリンクですか?」
「唯の栄養ドリンクではございません。こちらを飲むとあら不思議!相手の心が読むことが出来るのです。」
「買います!お幾らですか!?」
「お代は結構ですよ。」
「え!?ありがとうございます!」
ボソ「必ずしもいいことにはなりませんですけど。」
Side C
「良し!これがあれば!!」
先ずは授業で使ってみるか!!
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「えー、ここの問題わかる奴いるか?」
「はい。答えは...」
『Rμν-(1/2)Rgμν+Λgμν=(8πG)/(c^4)・Tμν』
「Rμν-(1/2)Rgμν+Λgμν=(8πG)/(c^4)・Tμν です。」
「...正解だ。」
『嘘だろ...』
『あいつが...』
『すげー...』
ふふふ。俺には分かるぞ。皆が俺を凄いと思ってるのが。心を読めるってすごいな。
「これがあれば俺の人生バラ色だな。」
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「おーい■■。一緒に飯を食おうぜ!」
「おう、いいぜ。」
『はぁ...またこいつとかよ。』
え?
『親友親友って...いつもうるさいし正直うんざりなんだよな』
「ん?どうした〇〇?」
『どっかに消えてくれないかな』
「ごめん...やっぱ飯。いいや。」
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『こいつ...前々からウザいんだよなー』
『うっわ。今日もキモ。正直何でこんな所で毎日会わなきゃなんないのかな』
『マジ死んでほしい』
『消えろ』
『消えろ』
『クソ』
『クソ』
「何だよ...」
俺に対してだけじゃない...皆...皆...酷いことを心で思って...
「もう嫌だ...」
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「イラッシャイマセ...おやおや、どうしましたか?お客様。」
「殺してくれ...もう見たくない。もう見たくは...!?うわぁぁぁぁぁ!?」
「おやおや、死にたいのですか?ではお客様の希望通りに。」
男は正体を現す...
「来るな...怖い...何なんだ...」
男は答える...
「貴方の魂...いただきますよ。」
悪魔は笑い出す
「怖い...怖いよぉぉぉぉぉぉぉ...」
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「一番怖いものは人の心でしょうね...そんなものを見たら誰だって怖くなります。だけど彼はもっと不幸だったでしょう。」
悪魔はゆっくりと心臓を指さす
「私の心を見てしまったのですから。」
今日も彼は店を営む
あらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...
そういえば言い忘れていました。
Side C のCが何なのかを
...私から見てのお客様(Customer)という意味でございます。なのでCとつかない場合もあります。読者の皆様はそのケースを見たことがあると思いますが...