悪魔の店   作:執筆使い

48 / 202
OP:Wolf In Sheep's Clothing(Set it off)

ED:ECHO(ボカロ)


今更ですが、私にとっての悪魔の店の曲のイメージはこんな感じです。


第46話

 

...ぉぉぉぉぉぉ

 

 

「はっ...はぁっ!!」

 

 

ぉぉぉお...

 

 

「糞...何だあの化け物!!」

 

 

ブモオオオオオオオオオン!!!

 

 

「糞が!!」

 

 

 

カランと鳴るはドアの音

コロンと鳴るはベルの音

 

 

 

悪魔の店は何でもあります

お客様の願いや要望を必ずや叶えて差し上げます

 

 

 

さてさて、今日のお客様は?

 

 

 

〜ep46 屑〜

 

「それが貴方がこの店まで来た経緯ですか...」

 

 

「片目のあんた...アレは何なんだよ!!」

 

 

「別に左目は瞑ってるだけで片目では無いのですが...アレは所謂地獄の番人ですよ。」

 

 

「地獄の番人?」

 

 

「牛頭馬頭やケルベロス等々、主に地獄の治安を守る者達の事です。所でお客様」

 

 

「何だ?」

 

 

「地獄に堕ちてますね。それも最近。」

 

 

男は新聞を取り出す

 

 

..................................

 

....................

 

............

 

 

「ま、要するに地獄から逃げて来たから番人が追ってくるんです。地獄といっても未来永劫罰を受ける訳ではありませんので戻った方が懸命かt

「は?何言ってんの?」...」

 

 

「俺が何で地獄に落ちるような真似してまで警察に捕まったか解ってんのか?」

 

 

「...」

 

 

「楽だからだよ。ら、く、だ、か、ら。」

 

 

「...」

 

 

「死刑囚って結構楽な生活らしくてな、毎日働かなくても飯は三食食えるし、面倒なのが苦手で就職出来なかった俺にマジでピッタリでやんの。」

 

 

「...何故、子供にしたのですか?」

 

 

「聞きたい?聞きたい?答えは簡単、その方が楽だと思ったから。」

 

 

「...」

 

 

「だけど実際やって見ると思いの外難しくてな、彼奴ら直ぐにピーピー泣き喚くんだよ。助けてー!ってな。だからひたすら滅多刺しにしたよ。何度も何度も゛っ!?が...は...苦し...何で...」

 

 

「私がいつ、死人を触る事が出来ないと言った。」

 

 

男は正体を現す

 

 

「が...殺して何が悪い...死んだら楽になると、死刑囚になれば楽になると...」

 

 

男は答える

 

 

「黙れ。そこまで地獄行きが嫌ならもっと楽な所に連れてってやるよ。」

 

 

「ほ...んと...か...」

 

 

悪魔の顔は見るまでもなく

 

 

「ああ、消せば良いんだろ?テメェの魂そのものを?」

 

 

真っ黒

ど怒りであった

 

 

「や!?やめ...」

 

 

「消えろ、屑が。」

 

 

グググ...グチャ

 

 

..................................

 

....................

 

............

 

 

『いらっしゃいませ。本日は何をお求めですか?お客様。』

 

 

『あの...おばあちゃんのびょーきをなおしてほしいの。』

 

 

『ふむ...小さいのに良い子ですねぇ。では、此方を。』

 

 

『綺麗な...ペンダント。』

 

 

『これにおばあちゃんを助けたいと念じればお客様の願いは叶うでしょう。もう遅い時間だ。これを持って早くおばあちゃんの所へ。』

 

 

『うん!解った!!』

 

 

..................................

 

....................

 

............

 

 

「私が...最も...嫌う行為は...」

 

 

悪魔は道路に出現する

 

 

「あの様な屑人間が善人を殺す事です。しょうもない理由で。」

 

 

悪魔は花を電柱に供える

 

 

「お陰で昔の口調に戻ってしまった。」

 

 

その花は少々湿っていた

 

 

 

今日も彼は店を営む

あらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...

 

 





左目云々
実は店員は人間の時は左目を瞑ってて、正体を現す時には左目を開いています(今更)
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