という方はブラウザバックのご準備を。
ヤンデレ? ご褒美じゃないか !!
\(^o^)/<わーい
という方はあまり期待しない方がいいです。
上記の2つに該当しない方は...暖かい目で読んでください。因みに私は無理なタイプです(じゃあ何で書いたんだよというツッコミはナシの方向で)
カランと鳴るはドアの音
コロンと鳴るはベルの音
悪魔の店には何でもあります
お客様の願いや要望を必ず叶えて差し上げます
はてさて、今日のお客様は?
~ep69 病愛~
「本日はどういったご用件ですか? お客様」
「欲しいの...〇〇さんの笑顔も、幸せも、何もかも、独占したいの」
「ふむ...では告白などしてみたらいかがでしょうか? お客様ほどの美人であればすぐに振り向くかと」
「...それが出来ればね。だけどあの泥棒猫...許さない!!」
「ああ、そういうことですか。では、少々お待ちを」
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「こちらでございます」
「...薬?」
「其方の薬を一粒、お客様の想い人に飲ませればあら不思議! 愛を独占できるでしょう。効果は永遠という訳ではありませんが...簡単でしょう? 貴方様でしたら」
「これで...〇〇は...私のもの...お代は幾らかしら?」
「お代は結構ですよ。忠告を聞いてさえくれれば」
「忠告?」
「仮に効き目が切れてしまっても...2粒以上の服用はさせないでください」
Side C
私は惚れていた、〇〇の笑顔に
「...ハ」
私は欲しかった、〇〇の愛を
「...ハハ」
私は独占したかった、〇〇の全部を
「キャハハ...」
ずっと、見ていた。ずっと見ていて...悶えていた。私はおかしいのかしら? いいえ、愛の為なら狂うのが人だから可笑しいわけないか。
「キャハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
〇〇の全部...ぜーーーーーーーんぶ、私のものだよ♪
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「ふふふっ♪すごい効き目ねっ!!」
「///」
いつもの要領で〇〇に仕込んでみたらこの通り! あの泥棒猫を差し置いてすぐさま私へまっしぐら!!
「ねぇ〇〇君♪ 貴方が一番世界で愛しているのはだーれ?」
「それは勿論、◾️◾️様です!!」
「良い子ね、ご褒美にこの首輪を付けてあげるわ♪」
つぎは頬ずりして、抱き枕にして、じっくりお互いにシルシを付けて、もう楽しみ!!!
この子は私の飼い犬みたいなもの。誰もこの子を奪う事は出来ない、させない、絶対に...
ー仮に効き目が切れてしまっても____
絶対よ...どうして不安になるのかしら? だって、運命じゃない! この子と私の繋がりは!!
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「嫌よ...」
「どうしましたか?」
「嫌...嫌...嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌イヤイヤイヤいやいやいやッッッッッッッッッッ!!!」
この子が離れるのはやだ! それを不安がる私も嫌だ!! 忠告なんてものがイヤだ!!!
「ねぇ...」
「...? どうしましたか、◾️◾️様」
「これ、飲んでくれないかしら?」
そうよ、何で忠告を守る必要があるの? そんなもので私の愛を止められる訳ないじゃない!!
「ふいううひで(口移しで)」
「...ええ! 勿論、◾️◾️様為なら!!」
チュ....♡
そう言って私の口の中に舌が入る。
クチュチュ、ニュルル
くすぐったくて...少しヌルヌルしてて...気持ち良くて...
チュ...ポ
「...ぷぁっ。どう、かしら?」
きっと大丈夫。きっと...きっと...
「ええ、気付いたんです。僕は◾️◾️様...嫌、◾️◾️が好きだ!!」
「! そう...よかった!!」
笑顔で近づく〇〇。まるで愛する者を見るかの目。何も起こらなかった...そうと分かれば薬の成分を調べて多く作って「だから、こうしたい」
ギュッ
「ちょ、ちょっと//」
「こうやって、」
「ちょっ...と...」
「こうやって動けなくすれば、ずっと...ずーーーーーーーーーーーっと僕のものだよね」
「や...め...苦し...」
「やめて? どうしてさ? 君も僕と同じぐらい愛しているんだろ? だから」
アイシアオウヨ?
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「あれ...動かなくなった。おーい、◾️◾️さーん?」
男は女性を揺する
「うーん...駄目か。でも、いっか」
男は女性を抱き抱える
「これでずっと一緒だね」
男は笑い出す
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「うーむ。流石は神秘の国、日本ですねぇ」
悪魔は苦笑いをする
「擬人化といいヤンデレといいメンヘラといいロリといい...私には到底理解できませんよ。そういった趣向は」
今日も彼は店を営む
ありとあらゆる商品が並ぶ悪魔の店を営む...
読者の皆様、ツッコミたい気持ちはわかります。だけどこれだけは言わせてください。
普通に思いついたままヤンデレ風に話を進めるつもりが、いつの間にかちょいエロ展開になってたんです! 本当なんです! 信じてください?!