機動戦士ガンダムSEED〜日本国自衛隊〜   作:名無之助

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前半は、アフリカのユーラシア連邦の戦力で、後半がジャーナリストの目線のつもりです。


第二十一話・アフリカ戦線の状況

CE71年 アークエンジェル、アフリカ、ザフト勢力圏へ降下。

 

 

アフリカ方面の地球連合軍展開状況

 

アフリカ方面への戦力抽出国・ユーラシア連邦

 

ユーラシア連邦アフリカ派遣軍 編成

 

 

総指揮官 ランドルフ・ベルグランド上級大将

 

主力

 

ユーラシア連邦陸軍 第12機甲軍団

 

指揮官 総指揮官兼務

 

戦力

 

二個戦車師団

 

一個砲兵師団

 

二個対空戦車大隊

 

一個偵察旅団

 

機械化歩兵四個連隊

 

一個衛生旅団

 

二個補給連隊

一個工兵連隊

 

三個戦闘ヘリ大隊

 

二個輸送ヘリ大隊

 

陸上戦艦4

 

ーー

ユーラシア連邦陸軍 第15軍団

 

指揮官 ビル・フレイシス大将

 

戦力

 

二個機械化歩兵師団

 

一個偵察連隊

 

一個戦車連隊

 

一個砲兵旅団

一個対空戦車大隊

 

一個補給連隊

一個衛生連隊

 

二個工兵大隊

 

一個戦闘ヘリ大隊

 

一個輸送ヘリ中隊

 

ーー

 

ユーラシア連邦陸軍 第16軍団

 

指揮官 ナル・レヴェンスキー中将

 

戦力

 

一個機械化歩兵師団

 

一個戦車連隊

 

一個対空戦車中隊

 

一個砲兵大隊

 

一個偵察大隊

 

二個補給大隊

 

一個衛生大隊

 

一個工兵大隊

 

二個戦闘ヘリ中隊

 

一個輸送ヘリ大隊

 

ーー

 

ユーラシア連邦空軍 第141戦術航空師団

 

指揮官 ニック・スカーレン中将

 

戦力

 

八個戦闘航空飛行大隊

 

二個戦闘爆撃飛行大隊

 

二個偵察飛行大隊

 

 

ーー

 

ユーラシア連邦空軍 第91戦略航空師団

 

指揮官 カーク・オルトロイ少将

 

一個空中管制飛行隊

 

二個戦略爆撃飛行大隊

 

一個電子戦支援飛行隊

 

一個空中補給飛行隊

 

二個哨戒飛行大隊

 

三個輸送航空飛行大隊

 

ーー

 

上記は、アークエンジェルのアフリカ降下時点での地球連合軍のアフリカでの戦力であり、アークエンジェルがアフリカに降下する以前の戦力ではない。

 

私は、コズミック・イラ70年代に起きた戦争について、関係者への取材、資料などから追っていきたい。

 

最初に、私はCE71年のアフリカ戦からたどりたいと思う。

 

なぜか?それはある一隻の船がアフリカに降下してから、戦局が激しく動き始めたからだ。

 

まず最初に、ユーラシア連邦がアフリカに軍を派遣した所から話したい。

 

ユーラシア連邦がアフリカへ軍の展開を決定したのは、連合各国からの強い要請と圧力があったからだが、正式に派遣が決められた際は、アフリカには未だ地球連合軍の残存部隊がおり、自軍の被害を減らす為の方策として、それら残存部隊との連携も前提とした作戦が立てられたと、当時のユーラシア連邦の軍幹部が証言している。

 

また、ユーラシア連邦アフリカ派遣軍は当初、第16軍団と一個戦術航空連隊で編成され、アフリカの残存する地球連合軍部隊との合流を目指したが、派遣軍がアフリカに展開した時には、既にアフリカからは地球連合軍が排除された後であり、派遣軍はそれを知らされずに情報不足のまま前進してしまい、後に砂漠の虎と呼ばれる指揮官に率いられたザフト軍と交戦。航空連隊は壊滅して本国へ撤退、第16軍団は戦力の五割近くを喪失、海岸線の街まで後退する事となる。

 

ユーラシア連邦はアフリカ放棄と部隊撤退を検討するが、連合各国からの圧力により断念。増援として、ユーラシア連邦陸軍の最高戦力である機甲軍団を一つと、他にも多数の部隊をアフリカに展開。砂漠の虎と激戦を繰り広げ、戦線の構築に成功する。

 

アークエンジェルが降下したのはその少し後であり、派遣軍ではアークエンジェルについてどう対処するか、救出か、見捨てるのかという議論が指揮官達や参謀達の間で起こっていたと、当時の指揮官の一人が取材に答えてくれた。

 

その指揮官は、こうも言っていた。

 

『アークエンジェルを救うか否か、それは当時、軍人としての我々に対する、いわば試練だったと思う。ただ、私は、あの選択を後悔はしない、してはいけないと考えている。なぜか?……部下の死を無駄にしないためさ…自己満足だがね』

 

と、笑いながら語ってくれたが、その目は真剣そのものだった。

 

私はアフリカ戦の真実の姿を、当時の資料、関係者を通して探求しようと思う。

 

【 コズミック・イラの戦争と歴史】

 

著者 ・ フリージャーナリスト ・ アルベール・ジュネット

 




これから、ジュネットの話は、たまにぶち込んでいきたいですが、感想とか見て不評だったらどうしよう。

完結も見えてきたので、今後についてアンケートを実施します。

  • destinyルートへ行く
  • 宇宙戦艦ルートへ行く
  • 連載停止中のほかの作品を続き書けや
  • 新連載しつつゆっくり続きでOK
  • 徳田くんのR18

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