アフリカでのユーラシア連邦とザフト軍の決戦が終結した数日後、ユーラシア連邦アフリカ派遣軍司令部にて、戦死者を後送する最後の輸送機が飛び立とうとしていた。
輸送機に積み込まれる棺には、ユーラシア連邦の国旗と一輪の花が添えられている。
そのの中に、他とは少し装飾の異なる棺があった。
ユーラシア連邦の国旗に一輪の花、そして、一本の剣が置かれている。
ユーラシア連邦の、少将以上の階級の棺である。
それが十を超える数存在した。
ユーラシア連邦アフリカ派遣軍司令部には、それらの棺のほか、数千の将兵が滑走路脇の広場に整列しており、その中には、アークエンジェルや日本の情報調査官の姿もあった。
そして、整列した将兵の前には、壇が設置されており、アフリカ派遣軍総司令 ランドルフ・ベルグランド上級大将がその壇上へと上がり、口を開いた。
「私は、諸君も知っているユーラシア連邦アフリカ派遣軍総司令、ランドルフ・べルグランドだ。アフリカ派遣軍は、ザフト軍に勝利することができた。それは諸君らの奮戦の結果であり、そして今、輸送機へと運ばれている将兵達の献身的な働きのおかげで、我々は勝利することができた。改めて、私は諸君に礼を言いたい、そして、散って行った兵達にもだ。諸君、ありがとう…そして、頼みがある。散って行った勇者達を共に見送ってもらいたい…先に彼らは祖国へ帰る。最後に、我らから先に帰る彼らに言葉を送ろう……戦友達よ、安らかに眠れ……英雄達に!敬礼!!!」
「「「英雄達に!!!」」」
数千人の将兵が輸送機へと運ばれる数多の棺に対し敬礼を送る。
ユーラシア連邦軍アフリカ派遣軍 戦死者約5万7千 負傷1万3千
残存兵数 4万2千
弾薬、装備の欠乏から、彼ら残存部隊もこの後再編成されることとなり、本国へと帰還を果たす。
アークエンジェルは、式典の2日後にユーラシア連邦アフリカ派遣軍が護衛の為にと配置してくれた戦闘機隊…ガルム隊と、その整備部隊、そして、観戦武官という名目で派遣された金髪の背の低い女性士官と、黒髪の大人っぽい印象を受ける女性士官らと、捕縛したザフト軍MSパイロット一人を伴い、一路、海上自衛隊潜水艦部隊との合流ポイントへと向かうのだった。
その捕縛されたパイロットが後ほど、アークエンジェルの独房内にて、食事を持ってきた金髪の背の低い女性士官を見て、「なんで軍艦に子供が?」と口を滑らせ頰に紅葉を作り「母さん…僕のピアノ…」と言いながら気を失うのはまた別の話。
ディアッカがどうなったかは次回に書きたいと思います。
次回は3月中は無理で、4月中には出したいです。もし時間が空けば3月後半に出来るかもですが、可能性は低いので四月中となります。
完結も見えてきたので、今後についてアンケートを実施します。
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destinyルートへ行く
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宇宙戦艦ルートへ行く
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連載停止中のほかの作品を続き書けや
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新連載しつつゆっくり続きでOK
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徳田くんのR18