今回は長期の執筆作業怠惰をしたため、リハビリを兼ねているので中身が無く、短い物語ですが…楽しんでいただければ何よりです。
それでは始まります。おまけまでお楽しみ下さい。
【12月24日 朝 紅魔館 地下図書館】
レミリア・スカーレット「う~ん」トントン
パチュリー・ノーレッジ→パチェ「……」
レミリア「…はぁ」
パチェ「…」ペラッ
レミリア「ん~…」
パチェ「…」ペラッ
パチェ(あぁここにこれが書いてあったのね、見落とし)
レミリア「ねぇパチェ……あの…」
パチェ「…」
パチュリーは目線を手に持っている本から親友のレミリアへと向ける
パチェ(遂に来たわね)
パチェ「どうしたの? レミィ」
レミリア「う~んっと…その…う~ん…」
パチェ「…」
パチェ「…何か相談でも有るの?」
レミリア「!! そ、そう! 相談、相談があるのよ…うん」
パチェ(そりゃあそうでしょうね)
レミリア「良く分かったわね、私があなたに相談したがってるって」
パチェ「何百年あなたの親友をやってると思ってるの? 顔を見れば分かるわよ」
レミリア「! そう…♪ そうよね♪ はぁ良かった…♪」ニコッ
レミリア「…聞いてくれる?」
パチェ「もちろんよ」ニコッ
レミリア、パチェ「ふふっ♪」
パチェ(あなたが腕を組んで困った顔をしながら二十分以上も私の目の前の椅子に座り続けてた…『相談があるんだけど聞いてほしいなぁ』って私が感じとるのは当たり前のことなのよ、レミィ…)
パチェ「それで? 相談事は何なのかしら」
レミリア「あっ!? そうそう! その事なんだけどね!?」
パチェ(急に元気になったわね)
レミリア「私ね? 紫からある言葉を聞いたの」
パチェ「! 紫…?」ピクッ
レミリア「そう! 紫から!」
パチェ(凄く嫌な予感…それにこのレミィのテンション…)
パチェ「…その言葉って何なの?」
レミリア「凄く素敵な響きで優雅に満ち溢れた言葉だったわ、そんな言葉が存在していたなんて…私もまだまだね」
パチェ(知らなかったのね)
レミリア「それでね? その言葉を私なりに真剣に考えた結果が出てそれになりたいと心から思ったの、それになれれば誇り高き紅魔館の主としてまた一歩…歩みを進めるとも思ったわ」
パチェ「? なれるものなの?」
レミリア「えぇ! たぶん…」
パチェ「たぶん?」
レミリア「そうなの、そのなれるかどうかっていうのをパチェに聞きたかったのよ、というかそれのなりかたね」
パチェ「あぁそういう事…でもその紫から聞いたって言葉、私が知ってるかどうかっていうのは」
レミリア「知ってるわよ」
パチェ「…?」
レミリア「頭脳明晰な私の親友が答えられないことなんてない、そうでしょ?」
パチェ「!」
レミリア「あなたに聞く、相談すればあなたから希望の言葉と解答を得られる…いっつもあなたに助けられてるんだからね、パチェ」
パチェ「…ふっ…♪」ニコッ
パチェ「そんなに褒められても私からはあなたを救う言葉しか出ないわよ? レミィ」
レミリア「ふふふっ♪ 是非そうしてほしいわ」
パチェ「ふふっ…さぁ本題を聞こうかしら、その言葉…あなたがなりたがっているものって何?」
レミリア「えぇ! あのね!?」ニパー
レミリア「私『カリスマス』になりたいんだけど一体どうすればなれるのかパチェは知っ」
パチェ「待って」
小悪魔→こあ「ふっふふふっ…!」プルプル
レミリア「えっ!? パチェ、私まだ話してる途中で」
パチェ「待ってって言ってるの」スッ
パチェ「……」スッ
パチェ「…」
パチェ「はぁー…はぁ~あ……はぁ…」
パチェ「はぁ~…」グッタリ
レミリア「えっ…えっ!? パチェ、何でそんなに頭抱え込んでいるの? あとそのため息は何!?」
パチェ「……」チラッ
パチェ「こあ、ちょっとこっちに来なさい…!」
こあ「フフッ…! えー! ぱ、パチュリー様ー! 今私本の整理を」
パチェ「いいからこっちに来なさいって言ってるの…!」イラァ
こあ「クッフフッ…! は、はいぃ!」スッ
レミリア「え? パチェ、何でこあを」
パチェ「ちょっと黙ってて…」ボソッ
レミリア「え、何て言っ」
パチェ「ちょっと黙っててって言ってるの」
レミリア「なっ!? 何でそんなこと」
パチェ「レミィ、今からこあと二人で話してくるから待ってて、良い?」
レミリア「え? う、うん…え? って何の話を」
パチェ「そこで待ってなさいよ? 動くんじゃないわよ!? 分かった!?」
レミリア「わ、分かったわ…で、でも何でそんな」
パチェ「それとレミィ、あなたそれ私以外の人に聞いた?」
レミリア「え? カリスマスの事?」
パチェ「くっ…!」プルプル
レミリア「え…今パチェ笑っ」
パチェ「笑ってないわよ」
レミリア「え」
パチェ「笑ってないから」
レミリア「でも今笑っ」
パチェ「笑ってないって言ってるでしょ!」
レミリア「うっ…!? な、何でそんなに怒鳴るの!? 怒ってるの!?」
パチェ「怒ってもないわよ! 質問に答えて! 私以外の人に聞いたの!?」
レミリア「き、聞いてないわよ!」
パチェ「本当に!?」
レミリア「う、うん」
パチェ「レミィ、私がこあと二人で話してる間ここに…咲夜とか妹様とか美鈴とか…あとクリスマスイブをいいことに逆サンタクロースをしてくる魔理沙が来てもその言葉を言ったり聞いたりするんじゃないわよ!? 分かった!?」クワッ
レミリア「は、はい…!」
パチェ「じゃあちょっと待ってなさい!」スッ
レミリア「…え~…」
レミリア「何で聞いちゃいけないのかしら…」
こあ「ふふっ…! ふっふふふっ…!」プルプル
パチェ「何を笑っているのよこあぁ…!」
こあ「だ、だって…! ははっ…!」ケラケラ
こあ「カッ、カリス…! ふふふはっ…! カリスマスってなんなんですか」プルプル
パチェ「こっちが聞きたいわよ!」
パチェ「何なのよ!? クリス…!? 違う! カリスマスって…!」
こあ「あはははっ!」
パチェ「カリスマスって何なの…? カリスマの事ばかり考えているせいで『スピア・ザ・グングニル』のスの字が語尾に着いちゃったとでも言うの…!?」
こあ「えっ、そうなんですか?」
パチェ「知らないわよ! カリスマスなんて言葉も初めて聞いたわよ! 私がその言葉の意味を知っていると思い込んでいることもなんか…『何で!?』って思うじゃない!」
こあ「ははははっ…!」ケラケラ
パチェ「くっ…! 何て答えたら正解なのよ…! 答えが出ない…」
こあ「咲夜さんなら知ってたりしませんかね?」
パチェ「今咲夜を呼んで聞くことは簡単だけど混乱を広げるだけよ、私と同じ状況になってレミィへの気遣いで一杯になったら大変でしょ」
こあ「それもそうですね…♪」
パチェ「カリスマス…はぁ~…」
こあ「希望の言葉、お嬢様に掛けてあげるんですよね」
パチェ「あなた最初から聞いてたわね…?」
こあ「悪魔の耳は地獄耳ですから♪ 私は小悪魔ですけど♪」
パチェ「……今はそんなことはどうでもいいのよ、そうよそれよ…それを言った手前、後に引けないじゃない」
こあ(あ、これマジで悩んでますね…)
パチェ「……」
パチェ「…紫から聞いたってレミィ言ったわよね」
こあ「そう仰ってましたね」
パチェ「…」
パチェ「紫にからかわれて言われた…若しくは誰かの悪ふざけが紫に伝わり、レミィに変な知識を植え付けた」
こあ「紫さんが悪いんですね…」
パチェ「当たり前じゃない、紫からカリスマスなんて言葉が出た時点で『私をからかっているのね』と疑ってかかるべきだわ、紫の掌で踊らされているのに…面白くも何ともないわよレミィ…」
こあ「でも私達が知らないだけで本当にカリスマスって物が存在しているのかも」
パチェ「存在しているわけないでしょこんなふざけた言葉、馬鹿じゃないの?」
こあ「ふははっ…! そ、そんな辛辣にならなくても」
パチェ「レミィもレミィよ、何故信じるのよカリスマスって言葉の存在を…!」
こあ「ふふっ…! でもなんか言葉の語呂は良いで……あっ」
パチェ「何…?」
こあ「お嬢様、もしかして勘違いなされているのではないですか?」
パチェ「勘違い?」
こあ「ほら…今日クリスマスイブじゃないですか」
パチェ「それが?」
こあ「『クリスマス』と『カリスマス』」
パチェ「…」
こあ「似てません?」
パチェ「……こあ」
こあ「はい」
パチェ「そういうのを考えてありえるって思えちゃうのがレミィの怖いところなのよ」
こあ「ふふふふっ…!」
パチェ「昔からそうなのよ…聞き間違いもするし、周りに影響されやすいし、信じやすいし、見栄っ張りだし、興味があることは何でも首を突っ込みたがるし、まぁそこがレミィの良いところでもあるんだけど…はぁ、全くもう…」ブツブツ
こあ(あぁ、良いですねこういうの…♪)
パチェ「…! ん''ん''っ…! ま、まぁこの話は置いといて……こあ、私は悪魔でもありえるって思ってるだけでそれが真実となることは無いと思うの」
こあ「何故です?」
パチェ「さっき私が『待って』と会話を遮る前にレミィは『カリスマスになりたい』と言ったわ」
パチェ「その理屈だと『クリスマスになりたい』と言ってる事とほぼ同じよ、いくらレミィでも外の世界の年間行事、ここ幻想郷でもそれになりつつある物になりたいなんて言わないわ」
こあ「クリスマスパーティーも毎年開いてますからね」
パチェ「それも理由の一つよ、人里の子供達とか寺子屋のチルノ達と同じレベルでクリスマスを楽しんでいるレミィでもその分別はついているはず、勘違いはしてないでしょうね」
こあ「う~ん、私の線は違うのかぁ…」
パチェ「……」
パチュリーは腕を組み、目を瞑った。
こあ(あ、パチュリー様思案モードになったかな?)
パチェ「レミィはカリスマスになれるか、と聞いた…そしてそのなり方も聞いてきている」ブツブツ
パチェ「十中八九、紫がレミィにふざけて言ったことは確か…紫は普段カリスマカリスマとレミィのことをいじっているからカリスマと関係があるのは明白…辞書に載っているカリスマとは別方向のカリスマを追い求めているレミィがなりたいと心から思えるもの…それがカリスマス」ブツブツ
パチェ「何かになりたいということは努力すれば大抵はなれるもの…でもどうすればなれるかを私に聞いた」
パチェ「カリスマスが何なのかを私は知らないからレミィに掛けてあげる言葉が見付からない…だから悩んでる」
こあ(カリスマスって言葉を聞くたびに笑いそうになるのを堪えてる私は頑張ってますよ! パチュリー様!)プルプル
パチェ「レミィの為に私は紅魔館の頭脳でいてあげたい、あり続けなければならない…力になってあげたい…だけどカリスマス…これだけが…」
パチェ「……」
パチェ「……カリスマスって……何なのよ……」
こあ(そこに行き着いちゃうんですよね…私もカリスマスって何なのか分かりませんし…)
パチェ「……」
パチェ「もう自棄ね」
こあ「え」
パチェ「答えが出ない物を悩んでいても仕方ないわ…それにレミィは私からの言葉を待ってくれている」
パチェ「カリスマスが何なのか分からないし、答えに関して諦めている訳じゃないけどレミィの力になりたい、これだけで充分よ」
パチェ「レミィの事を傷付けず、尚且つレミィの期待を裏切らない様になり方を説明してみせるわ」
こあ「どうするつもりです?」
パチェ「レミィはカリスマスになれるかどうかって聞いた、紫に聞かされるまでは知らなかったけど説明されて一番信頼している私に聞いた…聞いたのはなり方で私が悩んでいたカリスマスという物が一体何なのか、という言葉の意味そのものは聞いてない」
パチェ「恐らくレミィはカリスマスという言葉の意味を理解している…私がその言葉の意味を理解しているもんだとレミィが勝手に思い込んでいることも、ね…それだけ分かっていれば私が知ったかぶりしていると悟られなければ大丈夫よ」
こあ(よ、良くそこまで考えられましたね…)
パチェ「まぁ見てなさい、レミィのペースに乗りながら正解を導きだして答えてみせるから」スッ
スタスタ
こあ「は、はい…」
パチェ「レミィ、待たせたわね」
レミリア「あ! パチェ、遅かったわね♪ …あなた達何の話をしてたの?」
パチェ「言葉と言葉の解釈の擦れ違いから起きるかもしれない友情崩壊の回避方法よ」
レミリア「え?」
こあ「フフフッ…!」
パチェ「まぁこあとの話はどうでもいいのよレミィ、ええっと…」
パチェ「カリスマスについてだったわよね」
レミリア「! うんうん! そう! カリスマス!」
パチェ「そう…そうよね…♪ カリスマスよね♪」ニッコリ
パチェ「あなたはカリスマスになりたい…私にさっきそう聞いたわよね?」
レミリア「えぇ、本当になりたいのよ! カリスマス!」
パチェ「…」
パチェ「なりたいんでしょ?」
レミリア「うん! なりたい!」キラキラ
こあ(わ、笑っちゃダメだ…堪えるんだ…!)プルプル
パチェ「……」
パチェ「…レミィ、あなたはね?」
パチェ「あなたは今カリスマスと言う名の土俵に乗っかったばかりの状態なの、言うなれば半カリスマスって所ね」
レミリア「えっ」
こあ(半カリスマス!?)
パチェ「ほら、カリスマスとクリスマスは紙一重だとか言うじゃない♪」
レミリア「そうなの!?」
こあ(えぇっ!?)
パチェ「あら、知らなかったの? 今日がクリスマスイブなんだから今のあなたはカリスマスイブの状態ね」
レミリア「か、カリスマスイブ…!」
こあ(カリスマとカリスマスに関係があるとしたらカリスマ前夜祭って事になりませんか!?)
パチェ「そうよ? 例えカリスマスとクリスマスの間に『キリスマス』なんて馬鹿げた物が存在していたとしてもレミリア・スカーレットはカリスマスイブなのよ!」
レミリア「そ、そうだったのね…!」
こあ(新しい単語が出てきてますけど!?)
パチェ「あとこのカリスマス…他の人に言い触らしたりすると力を失っていくの、カリスマスからどんどん遠退いて行くのよ」
レミリア「な、なんですって…!?」
パチェ「だからさっき聞いたのよ、咲夜とかに聞いたのか…とね」
パチェ「危なかったわね、でももう大丈夫…安心しなさいレミィ」
レミリア「…!」キラキラ
こあ(ハイレベルの会話をしてる…んですよね…?)
パチェ「レミィ、ここまで言えばもう分かるでしょ?」
パチェ「あなたが普段通り紅魔館の主として普通に過ごしていれば明日にはカリスマスになれるのよ、そしてカリスマスという言葉を他の人に言いふらしたりせずにどっしりと構えていれば良いの」
パチェ「焦らずゆっくり…あなたに真のカリスマスが来る事を祈っているわ♪」ニコッ
レミリア「!! パチェ…!」キラキラ
こあ(目からキラキラが止まらないお嬢様…)
レミリア「パチェ…本当にありがとう…! あなたに相談して本当に良かった」
パチェ「寧ろ私以外の人に相談していたら持病の喘息が悪化するところだったわ」
レミリア「え」
パチェ「何でもないわ、気にしちゃ駄目よレミィ」
レミリア「う、うん」
こあ(さらっと愚痴を言うほど疲労が溜まっていらっしゃる…)
レミリア「うん…! 良し! 真のカリスマス目指して頑張るわ♪ でもその前に朝食タイムよ♪ 咲夜ー! 今日は納豆で良いからねー♪」スッ
パチェ「……」
こあ「…」チラッ
パチェ「…」
パチェ「……最近」
こあ「はい?」
パチェ「最近レミィの幼さ加減が度を越して悪化して来ている気がするんだけど気のせい?」
こあ「そ、それは…私からは何とも…」
パチェ「……はぁ」スッ
パチェ「さて、と…行くわよこあ」
こあ「ええっ? どこにですか?」
パチェ「マヨヒガに決まってるでしょ、紫にカリスマスがなんなのか問いただすの」
パチェ「そのあと咲夜達に話して『明日のレミィはカリスマスになってる』ってことを説明するわ」
こあ「あぁなるほど…お供します」
パチェ「じゃあさっさと行っ」
バーン!!
霧雨魔理沙「メリークリスマスだぜー♪」
こあ「あ、魔理沙さん」
パチェ「……」イラァ
魔理沙「おう、パチュリー知ってるか? 今日はクリスマスイブでよ、サンタって奴からプレゼント貰える日なんだよ」
こあ(プレゼント貰うの明日じゃ…)
魔理沙「でよ、サンタって奴は霊夢みたいに紅白衣装を着ているらしいから霊夢サンタに『私にプレゼント来れ!』って頼んだら『紅魔館の図書館で素敵なプレゼントの山があんたを待ってる』って言われてよ! すっ飛んで来たんだぜ♪」
こあ(そりゃあプレゼントの山でしょうね…魔導書を渡されたら跳び跳ねて喜ぶでしょうし)
魔理沙「だからプレゼントくれ♪ あ、プレゼントの他にも借りれるものは借りて」
パチェ「はい」スッ
魔理沙「…へ?」ポン
パチェ「この本あげるわ、私もう読んだから…それからその棚の上から四段目の本は好きなだけ持っていきなさい」
こあ(ええっ!?)
魔理沙「お、お…おう…」
魔理沙「おぉう…?」
パチェ「何? 不満?」
魔理沙「い、いや…別に」
パチェ「そう」スッ
こあ(パチュリー様の纏っている雰囲気が怖いんですけど…)
パチェ「…魔理沙」
魔理沙「あ、あー?」
パチェ「知らないとか分からないとか、意味が分からないと怖いものって沢山あるわよね、探求って大事だとつくづく思うわ」
魔理沙「お、おうそうだな、でもそれが魔法使いの本質ってもんだろ?」
パチェ「そうね、でもあなたは気遣いから来る恐怖と苦悩を知らなさそうだから学んでおいた方が良いわよ、それじゃあね」スッ
こあ「では私も…あっ! 他の本棚は荒らさないで下さいよ」スッ
スタスタ
魔理沙「…気遣いから来る恐怖…?」
魔理沙「……」ウーン
魔理沙「なんだそりゃ…」
おしまい!
【オマケ カリスマスなんて単純明快】
《マヨヒガ》
パチェ、こあ「『カリスマがマックス』の状態!?」
八雲紫「えぇ~…ちょっと考えれば分かるじゃないカリスマスなんてお子ちゃま言葉」
こあ「お子ちゃま言葉って…」
紫「まぁクリスマスが近いからそれと掛けたってのは当たってるわね、語呂は良いでしょ♪ カリスマス♪」
紫「話を広げたらカリスマスパーティーにカリスマスプレゼントにカリスマスケーキ…あ! ラストカリスマスなんてものも面白そうね♪」
こあ「…! ホワイトカリスマス!」
紫「良いわねぇ♪ レミリアにちんちくりんの雪ダルマ衣装着せたいわ」
パチェ「やめなさい…頭が痛くなる…」
八雲藍「…昨日の真夜中にレミリアとばったり人里で会ったらしくてな、ミスティアの屋台で月見酒を煽っていたらこういう会話になったそうだ」
ホワンホワン
紫『もうすぐカリスマスよねぇ』
ミスティア・ローレライ『カリスマス…?』
紫『へ? あ、あぁあぁ…間違えた、クリスマスよクリスマス』
ミスティア『ふふっ、紫さん飲みす』
レミリア『カリスマス!?』バンッ
紫、ミスティア『!?』ビクッ
レミリア『うぇ~♪ なっ…何よ素敵な言葉は~♪ んふふふっ♪』
ミスティア『レミリアさんも酔ってますね~…』
紫『…! ~♪』ニヤリ
紫『あららぁ~? レミリアあなた500歳にもなってカリスマス知らないのぉ~?』
レミリア『! し、知ってるわよそのくらい』
レミリア『あれでしょ…あの…ほら…あれよ』
レミリア『カリスマの頂点に立った物だけが行けるカリスマの更なる上の高みがぁ…んふっ、カリスマスよ!』
ミスティア『ふくっ…! え、えぇ…?』
紫『フフッ…! そう、その通りよレミリア、あぁでも今のあなたじゃあそのカリスマの頂きであるカリスマスのなり方…分からないんじゃなくって?』
レミリア『! そ、そんなことは無いわよ! あぁ~! あれでしょ? あなたもなり方知らないんでしょ! そうでしょ!』
紫『えぇそれは否定しないわ、だってそれを知る術は自分じゃ絶対探せないもん』
紫『自分のことを親友だと思ってくれている人なら…♪ 答えを導き出してくれるはずよ』
レミリア『!!』
ホワンホワン
パチェ「あなたが全部悪いんじゃない!」
紫「私一回訂正したのにそれを聞かずに聞き間違えたレミリアが悪いと思わない?」
パチェ「う…! …はぁ…」
藍「流石に言い返せないか」ヒソヒソ
こあ「お嬢様にも非が…はい」ヒソヒソ
パチェ「はぁ、全く…そのお子ちゃま言葉にどれだけ私が…」
紫「でも親友が答えを導きだしたっていうのは間違ってなかった」
パチェ「!」
紫「ねぇぱっつぁん、カリスマってさ、こう…自分が言い触らしたりとか自分から見出だす物じゃなくって」
紫「他の人から与えてもらったりその無自覚に人の心を惹き付ける物…言葉では言い表せない何か…そう思わない?」
パチェ「…」
紫「吸血鬼異変の時のレミリアもバリバリにカリスマが出てたけど今のレミリアのカリスマの方が私は好きよ♪」
パチェ「…! ふっ…♪ そうかもね…♪」
こあ「…?」
藍「ふふっ…♪ 確かに…♪」
パチェ「それじゃ…邪魔したわね、帰るわよ、こあ」スッ
こあ「はーい♪」スッ
紫「私がカリスマを一番持っていると思うのは霊夢とか…霊夢とか、霊夢とかなんだけどね♪」
藍「霊夢ばっかりじゃないですか」
紫「藍、じゃああなたは? …あっ! もちろんこのゆかりん」
藍「霊夢ですね!」
紫「そこは私って答えなさいよぉ!」
こあ「私はパチュリー様にもカリスマがあると思いますけどね」
パチェ「私に? やめて、もし私にカリスマがあったとしたら間違いなくレミィから『どうやって手に入れたの?』とか聞かれるわ、そしてそれを追い求めるはず」
こあ「そのお手伝いをするのがパチュリー様でぇ~♪ お二人で切磋琢磨なさるんですよね♪ 素敵ですよ♪」
パチェ「! ふふっ、そう、ね…そうかもね…♪」
パチェ(…)
パチェ(私は正直カリスマに執着していない、レミィがどうなろうとどんな物を追い求めようと私の思いは変わらない)
パチェ(昔のレミィも今のレミィも…レミリア・スカーレットという存在が)
パチェ(私は大好きよ、これからもずっと、ね…♪)
本当におしまい!
お疲れ様でした。 ここまで読んでいただいてありがとうございました♪
カリスマス、安直過ぎますよね…それにレミリアよりもパチュリーの苦労話になってしまいました。 ですがカリスマスの相談を咲夜か美鈴にしてもこんな回答は得られなかったでしょう、気遣いが先行して空回りするでしょうからね。 カリスマというものに対する私の思いも紫に代弁してもらいました。
因みになのですが東方紫藍談での紅魔館の家族の一人、小悪魔(こあ)の髪型は良く目にする赤色ロングです。 ですが昔、紅魔館に召喚された時はショートカットで口調も悪く、エリスと正邪を足して二で割った感じの小悪魔さんでした…いつか昔のこあの事も物語にしたいと思います。 (小悪魔は公式さんでも髪型が安定していないんです…どっちなんでしょうね)
次回は…天空璋キャラのお披露目です!!