続きです♪
先に『春雪異変 壱ノ段』を読んでいただければと思います。
それでは始まります♪
【マヨヒガ】
八雲紫「うぅあ~…さっぶ~…」カタカタ
八雲藍「霜焼け治りました?」
紫「うん…でも治ったけどほら…あの手を寒いとこから暖かいところにやったときのジンジン来る名称不明の何かが今襲って来てるのよ」
藍「あぁ…足とかでもありますね、私はあの感覚好きです」
紫「物好きね…冬に洗い物してるときとかなるわよね」
藍「あぁなりますなります、冷たいのと温かいの繰り返してるとなるやつですよね、お米研いでるときとか」
紫「ふっ…主婦かっ!」
藍「家だと半主婦みたいな感じでしょう? 私」
紫「…それだとゆかりんは家だと何の役職なのかしら」
藍「……介護お婆ちゃ」
紫「あぁ!?」
藍「い、いえ…!」
紫「ふんっ…! というか…改めてゆかりんは寒いの苦手だと認識したわ、でもまだ冬眠しないけど」
藍「…」
紫「…」
紫「藍」
藍「はい」
紫「今『早く冬眠してくれないかなぁ』とか思わなかった? 『早く一月一日になってほしいなぁ』とか」
藍「…は!?」
紫「どうなの」
藍「…」
紫「…」
藍「そ、そんなこと思うわけない」
紫「本当に?」
藍「!」
紫「…」
藍「…」
紫「ゆかりんスキマ蹴り!」スッ
ギュオン ドゴッ!
藍「いったぁ!!?」
紫「避けなさいよ!」
藍「避けられるかぁ!」
紫「さってと! 気を取り直して再開よ!」
藍「…」キッ
紫「なんで睨むの」
藍「気を取り直せないんですよ! 『背中蹴られたけど別にどうでもいいや、良しやるぞ』なんて直ぐに切り替えられる者が何処にいるんですか!?」
紫「紅美鈴」
藍「なっ!?」
藍(い、言い返せない!)
紫「ほ~っほっほっ♪」
藍(くぅっ…!)イライラ
紫「カリカリしないの、えっと次は…♪」
藍「…はぁ」
《残り》
『シャンハーイ♪ホーライ♪』『アリスさん嘘つかない』
『春ですよー♪』『春ですよぉ?』
『鬱だ…死のう…』『躁だ…死のう…』
『取り合えず切る!』
『ムシャムシャしてやったわぁ♪』
藍「もう隠す気がないじゃないですか、名前が出てますし」
紫「でも使い方は分からないから聞きたいわ」
藍「ラインナップ見てパッと人物像がはっきりするのもある意味凄いですよね」
紫「『くろまく~』ははっきりしなかったのにね」
藍「言って差し上げないで下さい」
紫「それじゃ呼びましょうか♪ スキマオープン!」スッ
ギュオン ヒュー
紫「……あれ?」
藍「どうしたんです?」
紫「二人」
藍「二人…?」
紫「二人落ちてくる」
藍「え」
紫「アリスの足元辺りにスキマを狙い打ちしたのに」
藍「えっ!? 他の誰か落としちゃったんですか!?」
紫「みたい、う~ん…魔理沙かしら」
藍(スキマは人一人分くらいしか開けてない筈、アリスに密着していなければ二人落とすなんて…でもあの魔理沙が密着を許すとは思えないが)
紫「お、来るわよ」
藍「誰でしょうね」
ストン
神綺「アリスちゃ~ん♪」
アリス・マーガトロイド「離れなさい! くっつかないでよ暑苦しい!」
紫、藍「…あっ」
神綺「アリスちゃん、今は冬だよ♪ お母さんとハグハグして暖まろう♪ ね?」
アリス「『ね?』 じゃないわよ、家には暖炉があるの、ハグハグはしなくていいから…それと歳を考えて」
神綺「う~ん、一万…あ、ごめんね? そこから数えるのやめちゃった♪」
アリス「その言い方もやめて、甘ったるいしゃべり方をしないでよ…」
神綺「あ! 甘いと言えばアリスちゃん! この前ルイズちゃんが旅行先で買ってきたお菓子が凄く甘くて美味し」
アリス「人の話を聞きなさいよ!」
藍「……神綺殿」
神綺「ん…? あら! 藍ちゃん!」
アリス「!? えっ…え!?」
藍「お、お久し振りですね」
神綺「久し振りだね~♪ 元気だった? うっふふふ♪」スッ
藍「?」
シュッ
藍「え!?」
神綺「わ~♪ モフモフ~♪ 藍ちゃんの尻尾はしゅごぉい~♪」ワシャワシャ
藍「わっ!? えっ!? ちょっ!? や、やめてください!」
藍(い、いつのまに後ろに…!)
紫(能力あっての移動…ゆかりんじゃなきゃ見逃しちゃうわね♪)
神綺「そ~れ♪ わしゃわしゃ~」モフモフ
藍「ああぁぁぁやめてぇぇ!」ワシャワシャ
アリス「ここは…マヨヒガ? 何でここに…」
紫「はぁいアリス、親子水入らずでお邪魔しちゃったかしら?」
アリス「あなたわざとらしいわよ? …でも助かったわ」
紫「楽しそうに見えたけど?」
アリス「なっ…!? 私が楽しんでる!? 変なこと言わないでよ!」
紫(素直じゃないわねぇ)
神綺「ご馳走さま~♪ マイちゃんの羽根に勝るとも劣らないモフモフ感♪」ツヤツヤ
藍「うおおぉぉ…し、尻尾が…」ボッサボサ
アリス(マイ姉さんきっとブチ切れたわよね、触るなって)
紫「藍、大丈夫?」
藍「見てないで助けて欲しかったです…」
紫「ゆかりんの助け船は沈没中、ボコボコボコ~…♪」
藍「くぅぅ…」
神綺「…はっ!?」
紫「ぬっ!」
紫「…」ジッ
神綺「…」ジッ
アリス「…?」
藍「?」
紫「…」
神綺「…」
紫「しんちゃーん♪ おひさ~♪」
神綺「ゆかり~ん♪ おひさだよ~♪」
紫「しんちゃん何時からこっちに来てたの? 来てたならゆかりんに一言ほしかったよ~♪」
神綺「ごめんね~ゆかりん、愛しのアリスちゃんに会ってからゆかりんの所に行こうと思ってたの~♪」
紫「このゆかりんに会いに…うぅ…ゆかりん感動!」
神綺「ふふっ♪ でもゆかりんもゆかりんだよ? 最近魔界に遊びに来てくれないんだもん」プンスカ
紫「ごめんねしんちゃん、ゆかりんお仕事が忙しくて…」
藍「なにぃ!?」
神綺「そっか~…お仕事は大事だもんね~♪ でも絶対また来てね? 夢子ちゃんたちも会いたがってるから♪」
アリス「はぁ!?」
紫「あら、なら今度お暇が取れたら必ず行くわ♪」
神綺「約束だよ?」
紫「約束よ♪」
神綺「私たち」
紫「お友達だもんね♪」
紫、神綺「いえ~い♪」
キャッキャッ キャッキャッ
アリス、藍「うわぁキッツい……じゃないわぁ!!」
藍「クルァスキマぁ! あなたは仕事を私に押し付けてばっかりでしょうがよぉ!」
アリス「いつ私の実家にあんたたち来たのよ!! はぁ、んもう…」
キャッキャッ キャッキャッ
藍「ダメか…聞こえてない…」
アリス「はぁ…」スッ
アリス「藍、そのままで良いから答えてくれる? その代わりに毛先整えてあげるわ」
アリスは魔法の糸で地面に倒れている藍の尻尾の毛先を整え始めた
藍「お…おぉ…! 助かるよ」サッサッ
アリス「私の…まぁ母の尻拭いをしてるだけよ、まったく人様に迷惑かけて」ブツブツ
アリス「それで、いつ私の実家に来たの?」
藍「少し前にちょっとな…魔界視察とか何とか言って暇潰しに魔界を紫様とうろうろしたことがあったんだ、聖白蓮が閉じ込められていたところとは別の魔界だぞ?」
アリス「それは分かってるわ、魔界事情なら詳しいから」
藍「その時に神綺殿とその娘たちに出会ったんだ、いや最初は驚いたぞ? 神綺殿がアリスの母親だとは思いもしなかった、それと魔界神であることも」
アリス「私と母は微塵も似てない…それに母には威厳も何もないからね」
藍「話してるうちに紫様と神綺殿は意気投合してな、幻想郷に住まないかと提案したこともあったな」
アリス「やめて、割りと本気でやめてよ…」
藍「それは大丈夫だ、見事に断られたからな『魔界にいないと娘たちの帰る場所がなくなるから』という理由でな」
アリス「…」
アリス「そう…あと一つ聞いていい?」
藍「ん?」
アリス「私の…姉さんたちと紫が仲良くなってるのはなんで」
藍「あぁ…なんでも」
アリス「?」
藍「カッコいい大人のキリっとした声を聞いたのが初めてだったかららしい」
アリス「え…? そ、そんな理由なの?」
アリス「何よそれ…夢子姉さんだって大人の…」ブツブツ
アリス(霊夢が言うには紫は『ちゃんとしているときとしてないとき』がはっきりしてるから姉さんたちには新鮮だったのかしら)
アリス(うちは最初から最後までああだから…気持ちは分かるわね)
藍「あれ、ここに呼んだ理由は聞かないのか?」
アリス「察しはついてるわ、私の魔理沙から聞いたのよ♪ 流行りの言葉を調べているんでしょ? 魔理沙が協力したのなら私がしないのはおかしいものね♪」
藍「……色々言いたいことはあるが、それなら話は早いな」
アリス「母にも説明しなきゃダメ?」
神綺「アリスちゃんの可愛いところはたまにみせるデレなの♪」
紫「霊夢の可愛いところは褒められると顔が赤くなるところなのよ♪」
藍「う~ん…一応?」
アリス「早く終わらせてね…魔界に送り返さなきゃ」
藍「なら…紫様ー! 神綺殿にも説明しましょう!」
アリス(う~ん…私の言葉は気になるわね、何か言ったかしら)
《神綺にもゆかりん説明中》
神綺「へ~♪ ゆかりんそんなことしてるんだ」
紫「そうなのよー♪」
神綺「そーなのかー♪」
紫、神綺「わはー♪」
藍「なんで知ってるんですか!?」
神綺「ゆかりんに教えてもらっちゃった♪」
藍(い、いつの間に…)
アリス「私の言葉ってこれ?」
神綺「えっ!? ちょっ!? アリスちゃん! お母さんのこのすごーく可愛いポーズにも感想言ってほしいな!」
アリス「…」
神綺「ほらほら♪ そーなの」
アリス「しゃらくせぇのよ」
神綺「!!」ガーン
神綺「うぅ…アリスちゃんが不良さんになっちゃう…」orz
藍「不良さん…って」
紫「可愛そうよ、親は大事になさい」
アリス「話が進まないでしょ、う~んまさか二つもあるとは」
藍「あぁ、それでどうなんだ?」
アリス「前者は…私であって私じゃないわね」
藍「? どういうことだ?」
アリス「説明するより見てもらった方が早いわね、ちょっと離れてて…」スッ
アリス「はっ!!」パン!
アリスは両手を合わせ、自身の魔力を集中させて召喚魔法を展開した。
ボンッ ボンッ
上海人形「シャンハーイ!」
蓬莱人形「ホーライ!」
藍「おや」
紫「あら可愛い」
アリス「知ってると思うけど一応紹介しておくわ、大きいリボンの方が上海、帽子の方が蓬莱よ、よろしくね♪」
上海「シャンハーイ♪」スッ
蓬莱「ホーライ♪」スッ
藍「改めて見ると可愛いな、よろしくな」
紫「はい、握手、何度か顔を合わせたことあったわね♪」
アリス「この子たちは私の一番のお気に入りなの、弾幕ごっこ、人形劇、家事に至るまで何でも出来るのよ」
アリス「でもまだまだ自立には程遠いんだけどね、自分の意思を持った自立人形を必ず作ってみせるわ」
紫「それがあなたの夢だったかしら」
アリス「えぇ」
紫(夢がある子は良いわよねぇ♪ ほんとに…)
藍「しかし私の目にはもはや自立しているとしか思えんぞ?」
上海「シャンハーイ?」
蓬莱「ホーライ?」
アリス「そう言ってもらえると嬉しいけど、私の魔力を注がないと動かないし、その仕草一つ一つも私の指示よ」
藍「では今喋っているこの流行りの言葉もアリスの指示なのか?」
アリス「そうなるわね、だから私であって私じゃないなのよ」
藍「なるほど」
アリス「人形劇のお陰かしら、この子たちの言葉が流行っているのは私も嬉しいわね…ふふっ」
上海「シャンハーイ♪」
蓬莱「ホーライ♪」
紫「ユカリーン♪」
藍、アリス「うわっ!!?」
紫「ユカリーン?」
上海「シャ、シャンハーイ!?」
蓬莱「ホ、ホーライ!?」
紫「ユッッカリーン♪」
紫「ユカリーン ユカリーン ユカユカミ―ン♪」
上海「シャン、ハイ…!」ビクビク
蓬莱「ホー、ライ…」ガタガタ
紫「ウーン…!ユッッカリ」
藍「紫様ぁ!」
紫「ユカリーン?」キャルン
藍「うわっきっつ……!? って違う違う何をしてるんですかあなたは! 見てくださいよ! 上海と蓬莱が震えてます!」
紫「お人形さんの気持ちになってみました♪」
藍「絵面ぁ! 絵面を考えて下さいよ! お人形さんと戯れてるあなたを見たらこっちはどんな気持ちになるかを!」
紫「乙女心を擽られるわね♪」グッ!
藍「親指を立てないで下さい! 正気ですか!?」
紫「何よ! シ○バニアファ○リーだって私のこと裏切らなかったわよ!」
藍「何かヤバイ名前が出てきたぞ!? それ以上はお止めください!」
アリス「…紫ってあんなんだったかしら、言葉は使っても構わないけど霊夢に引かれても知らないわよ?」
アリス「…!」
神綺「ううぅ…アリスちゃんが都会の荒波に呑まれて非行少女になってしまったら夢子ちゃんたちになんて言えば…で、でもそれはそれでアリスちゃんの新たな魅力が出るのかな、でもお母さん心配だよぉ…」orz
アリス「…」
クイッ
上海「シャンハーイ?」
蓬莱「ホーライ?」
神綺「! ん? あら、アリスちゃんのお人形さん…」
上海「シャンハイ」スッ
蓬莱「ホライ」スッ
神綺「えっと…握手? もしかして慰めてくれるの?」
上海「シャンハーイ♪」
蓬莱「ホーライ♪」
神綺「! ふふっ♪ ありがとう♪」
神綺「そうよね! アリスちゃんが非行に走って私のこと嫌う筈がないものね♪ うん♪ お母さん頑張る!」
上海「シャンハーイ!」
蓬莱「ホーライ♪」
アリス「…♪」ニコッ
藍、紫「…」
紫「素直じゃないわねぇ…♪」ヒソヒソ
藍「アリスなりの愛情表現なんですかね」ヒソヒソ
紫「…それより藍、どうかし」
藍「この言葉の事ならダメです私は断固反対します、人形には人形の可愛さがあるので紫様がやると地獄絵図となり、周りに精神的被害が出る可能性があるのでやらないでいただきたいです」
紫「そ、そこまで言わなくても良いじゃない!」
藍「想像して下さい、子供たちにみせる人形劇にですよ? 上海、蓬莱、八雲紫と並んでいたらどうです?」
紫「ユカリーン♪」
藍「ぐっすり眠れませんよ、ゆかりん人形が夢に出ます、あぁ怖い」
紫「あなた辛辣が過ぎない!?」
《上海、蓬莱はアリスの家に戻しました!》
神綺「お母さんふっかーつ♪」
紫「しんちゃんふっかーつ♪」
神綺、紫「いえ~い♪」ハイタッチ
神綺「アリスちゃんアリスちゃん! ほらほらお母さん大ふっかーつ♪」
アリス「アリスさん嘘つかない? 流行りの言葉…なの?」
藍「あ、あぁ…そうみたいだな」
神綺「はわっ!? あ、アリスちゃんまた無視!?」ガビーン
紫「もう少し柔らかい態度でお母さんと接しなさいよ」
アリス「何よその態度って…別に無視してないわ、聞く意味が無いだけよ」
藍「う~ん…アリス、ここは神綺殿も参加してもらえば良いじゃないか」
アリス「…はぁ」
神綺「柔らかい態度って?」
紫「ほんのりしてて朗らかでのほほん♪ って感じよ♪」
神綺「う~ん? ゆかりんの言うことはたまに難しくて私には分からないよ~」
藍「あんまり深く考えないで下さい、この人変なことばかり言いますから」
紫「なんだとぅ!?」
藍「なんですか!?」
アリス「喧嘩しない! 協力してあげないわよ?」
紫、藍「すいませんでした」
アリス(そこは藍も謝るんだ…)
神綺「…♪」ニコッ
アリス「? どうしたの?」
神綺「! 何でもない♪」
アリス「?」
神綺「ふふっ♪」
神綺(ゆかりんと藍ちゃんとも仲良くしてるんだね♪ お母さん嬉しい♪)
《二つ目!》
藍「アリスさん嘘つかない…これはトレンドの言葉というかアリスの性格そのものを現している言葉では?」
紫「人里で聞いたのよ? トレンドよトレンド」
神綺「まぁ! 幻想郷の人たちはアリスちゃんのこと信用してくれているのね♪ お母さん嬉しい♪」
アリス「いや、その…///」カァ
藍「確かにアリスは嘘をつく様なタイプではありませんね」
紫「あの光の三妖精からちらっと聞いたことがあるのよねぇ」
アリス「な、何を?」
紫「幻想郷に鷽って鳥モドキがいるのは知ってる? 『今までについた嘘を啄む鳥』それに啄まれなかったらしいじゃないの」
神綺「幻想郷にはそんな鳥さんがいるのね♪」
紫「そうなの♪」
藍「あの鷽にですか? 凄いじゃないか」
アリス「べ、別に私は…///」
神綺「ふふっ♪ アリスちゃんが嘘なんかつくわけないわ、私の自慢の娘ですもの♪」
アリス「な、何よ…もう…///」
紫「お~、耳が赤くなってる」ヒソヒソ
藍「何だかんだで良い親子ですよね」ヒソヒソ
紫「そうなるとしんちゃんも嘘つかないんでしょうねぇ」
神綺「私? う~ん…無いのかなぁ?」
紫「試してみましょう?」
藍、アリス「え」
紫「スキマオープン♪」スッ
ギュオン ゴソゴソ
紫「はい♪ この鳥が鷽よ、この鳥は痛いっ!?」
鷽「チュン」
神綺「まぁ♪ 可愛い♪」キラキラ
紫「いてっ、痛い…いたたっ」
藍「めっちゃ啄まれてますけど」
アリス「嘘つき…」
紫「ゆかりん嘘つかないっていたたたた!」
鷽「ヂュンヂュン!」
藍、アリス「啄むスピードが上がってる!?」
紫「いったい! いたた…し、しんちゃん! この子手の甲に乗せてみて、痛い」
神綺「だ、大丈夫かなぁ」スッ
ストッ
紫「いったぁ…ふー、食いちぎられるかと思ったわ」
藍、アリス(大嘘つき…)
鷽「チュン」
神綺「と、鳥さん…? 私とお話しましょ…?」ビクビク
鷽「チュン」
神綺「う…」
紫「お」
藍「あ、啄まれないですね」
神綺「! 可愛い♪」ナデナデ
鷽「チュン♪」
アリス「…」
紫「そういうところがお母さんに似てるわねぇ♪」ニヤニヤ
アリス「!? わ、私の姉さんたちが嘘つかないだけよ! 私は姉さんたちに似たの!」
紫「はいはい、そういうことにしておきましょう?」
アリス「そういうことにして…///」
神綺「藍ちゃんも乗せてみて?」
藍「では…あっ、痛い! いたた…」
神綺「え!? 藍ちゃんでも嘘つくの?」
藍「わ、私も嘘ぐらいつきまっていたた!」
鷽「ヂュン」
アリス「藍は主にあなたのせいで嘘つくはめになってるんじゃない?」
紫「そんなことないわよ? ゆかりん嘘つかない♪」
鷽「ヂュン!?」
紫「おっ!?」
藍、アリス、神綺「あ」
鷽「ヂューン!」
紫「わっ! こらぁ! こっち飛んでくるなぁ!」
鷽「ヂュンヂュン! ヂュン!」
紫「いたたたたいったいわぁ!! 鳥風情がこのゆかりんに痛い! 歯向かうって痛い! 痛いってクルァ!」
神綺「ゆかりんは鳥に好かれやすいのね♪」
アリス「さっきの説明聞いてたわよね?」
藍「ざまぁないですよ、紫様…」ボソッ
紫「!? 藍! 後で覚えてなさいよ!?痛い!」
紫「アリス、しんちゃん、協力してくれてありがとうね♪ はい、これはお礼よ」ボロボロ
アリス「ボロボロじゃない」
神綺「ゆかりん大丈夫?」
紫「大丈夫大丈夫、でもどっかの誰かが助けてればこんなにボロボロにはならなかったけどね!」
藍「…!」メソラシ
アリス「これは…!」
紫「外の世界のアクセサリーセットよ、お人形さんのデコレーションに是非♪」
アリス「あ、ありがと」
紫「お礼は素直に言えるのにねぇ♪」
アリス「…? お礼ぐらい誰だって言うでしょ」
神綺「これは…? あら♪ 髪飾りね♪」
紫「そうよ♪ しんちゃんなら似合うと思ってね、いつか渡そうと思ってたの♪」
神綺「綺麗…ゆかりん、私すっごく嬉しい♪」
紫「ふふっ、気に入ってくれたのなら何よりよ♪」
神綺「でもゆかりん、私何も協力出来てないけど受け取って良いの?」
紫「良いの、しんちゃんとはお友達だし、いきなり呼び出しちゃったから」
神綺「ゆかりん…ありがとう」
紫「ふふっ♪」
神綺「ふふっ♪」
紫(私の方こそありがとう…他の世界に友達なんて今の時代そうそうなれるもんじゃないものね)
藍「神綺殿」
神綺「?」
藍「その、なんですか…これからも紫様と仲良くしてあげて下さい」
神綺「! 藍ちゃん…」
神綺「もちろんよ♪ ゆかりんは私の友達だもの♪」
藍「ありがとうございます」
紫(余計なこと言うわねぇ、ふふっ…♪)
アリス「…」
アリス(楽しそうなら何よりよ、お母さん)
紫「それじゃお帰りは足元のスキマから」スッ
ギュオン
神綺「ゆかりん、今度は私の家に来てね♪約束よ♪」
紫「えぇ♪ 約束よ、しんちゃん」
アリス「良い刺激にはなったわ、またね」
藍「あぁ、またな」
アリス「……いつまでこっちに居るつもり?」
神綺「ふふっ♪ 今日はアリスちゃんのお家にお泊まり♪」
アリス「ふ~ん…それ夢子姉さんは知ってるの?」
神綺「うっ…!」ダラダラ
アリス「…姉さんが迎えに来るまでね」スッ
神綺「い~や~! アリスちゃん家泊まる~!」スッ
ギュオン ギュオン
紫、藍「…」
藍「神綺殿って紫様に似てますね」
紫「あらそう?」
藍「まぁ何処がと聞かれると答えられないんですけどね」
紫「何よ、気になるわね」
藍「どうかお気になさらず」
藍(恥ずかしいんです…)
紫「さとり呼ぶわよ?」
藍「そこまで気になりますか!?」
紫「嘘よ」
藍「…そういうことにチマチマ嘘ついてるから鷽に啄まれるんですよ」
紫「ゆかりんあの鳥嫌い」
藍「では次いきましょう」
紫「やだ」
藍「何故」
紫「あの鳥に啄まれて服がボロボロなのよ! 着替える!」
藍「あぁ…はい」
紫「…藍」
藍「はい?」
紫「着替え覗いたらもう一発スキマ蹴りよ♪ きゃっ♪」
藍「覗くかぁぁ!!」
《ゆかりんメモ》
『シャンハーイ♪ホーライ♪』藍に拒否られた
何でよ可愛いのに! こうなったら霊夢に判定してもらうわ! ユカリーン♪
『アリスさん嘘つかない』トラウマ
ゆかりん嘘つかないは語呂が良いけど私に鷽が集る、封印かしらね、手が痛いわ
続く!
アリスの家族の事は何れ書きたいと思ってます、ちなみにここの神綺と霊夢、魔理沙はまだ面識がありません。
それではここまで読んで下さってありがとうございました、お疲れ様でした♪