魔法少女リリカルなのは~闇への恨みは永久に~   作:鈴木颯手

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久々の投稿です。かなり雑になってしまった。


第弐話

「レクト隊チームΩただいま到着しました」

 

「よく来てくれたわね。ヒイラギ二佐」

 

転移して直ぐに到着したレクトはスクライア族の族長と話していたクイントのもとに向かった。クイントも気付き族長との話を切り上げてレクトに向き合った。

 

「早速ですが現状の報告を」

 

「分かったわ。こちらへ」

 

レクトはクイントに進められて族長の家に入っていった。

 

「族長の話によるといつも通り採掘をしていたら現れたそうです」

 

「その施設は今は?」

 

「スクライア族には近寄らないように言明しています。ただ、封鎖は行っていないので…」

 

「そこは大丈夫です。チームΩがその辺を封鎖しますので」

 

「分かったわ。それじゃあ、早速行きましょう」

 

「分かりました。族長は近寄らないように再度厳命してください」

 

レクトはそう言ってクイントの案内のもと遺跡へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…どうやらここは遺跡に見せかけた施設なのでしょう」

 

それが現場を見てレクトが下した状況であった。

 

「それがもっとも適切な判断ね。よくスクライア族は無事だったわね」

 

「一歩でも入っていれば今頃お陀仏ですよ」

 

そう話すクイントとレクトの回りには守備兵と思われるロボットの残骸が散らばっていた。

 

施設に入った途端に警報が鳴り響き大量のロボットが襲ってきたのだ。

 

しかし、クイントとレクトはロボットを返り討ちにして破壊したのだ。

 

「一通り見ましたけど既に使われなくなって大分たっているみたいですね」

 

レクトの言うとおり施設は全体的に埃が被っておりデータ等もすべて消されていて何も残っていなかった。

 

「さっきのロボットを見る限りこれまでの施設とおなじみたいなのだけれども」

 

「素体が存在しないことに喜ぶべきか否か」

 

「取り合えずここは一旦外に出ましょ?」

 

「そうですね。ここは少し埃がひどいのでそうしましょうか。チームΩ集合!」

 

レクトの声に隊員達が集まってくる。

 

「ここを出るぞ!直ぐにデータをまとめろ!それとアズサとマサムネは入り口を見張るように!」

 

「「はっ!」」

 

呼ばれたアズサ・カンナギ三等陸尉とマサムネ・サナダ二等陸尉は敬礼した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…これで最後ですね」

 

「ありがとうございます、ヒイラギ二佐」

 

あれから特に何事もなく時間は過ぎていった。レクトはクイントの部下にデータの引き継ぎを行っていた。

 

「ではこれで失礼する」

 

引き継ぎを終えたレクトは敬礼をしてその場を後にした。向かうはクイントの所である。

 

「クイントさん」

 

「あら、レクト君。引き継ぎは終わったの?」

 

「はい、帰る前に一言声をかけておこうと思いまして」

 

「そうなの。じゃあ、ひとつ頼まれてくれない?」

 

「何ですか?流石にあまり部隊を離れているわけにはいかないんですが」

 

「大丈夫よ。内容は輸送警護だから」

 

内容はスクライア族がこの前見つけた発掘物を売るためにミッドチルダに輸送するのだがその警護を頼んできたらしい。

 

「今朝から転送系の魔法が使えなくなっているから丁度いいじゃない」

 

クイントの言う通り今朝から次空間が乱れており航行艦ならともかく転送系統は使えなくなっていた。しかし、これは次空間ではよくあることなのでそこまで大事には思われていなかった。

 

「…分かりました。その輸送船はいつ出発するのですか?」

 

「急だけど後一時間程で出発するそうよ」

 

レクトはデータの引き継ぎを行っている間に隊員達に直ぐにでも出られるように荷物の整理をさせていた。元々長居するつもりは無かったので準備に手間は取らなかった。

 

「直ぐに隊員を集合させて輸送護衛任務につきます」

 

レクトはそう言って敬礼をした。クイントも敬礼を返す。

 

「それじゃあ、私はここまでね。また会いましょう」

 

「はい」

 

レクトは返事をして隊員を集めるべくその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「輸送護衛任務につきましたレクト・ヒイラギ二等陸佐及び他6名です。短い間ですがよろしくお願いします」

 

「こんにちわ、ユーノ・スクライアです。こちらこそお願いします」

 

レクトを出迎えたのはまだ幼い少年であった。スクライア族には発掘したものが最後まで責任をもって保管するらしい。

 

「ミッドチルダまではおおよそ一週間程かかります。その間の警護は我々がきちんとこなします」

 

輸送船は次空間の乱れが少ない場所を選んで通るため自然と日数が長くなってしまっていた。

 

「いえ、お忙しい中わざわざ受けてくれたと聞いています。お礼はこちらがさせてください」

 

ユーノはそう言って頭を下げる。

 

「(律儀な少年だ)では早速警護に移ります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あれで間違いないか?」

 

「…はい、間違いありません。あの船がターゲットです」

 

「よし、ならば予定進路に到達したときに襲撃するぞ。メンバーは俺とシュウ、ライ、ガンだ。お前らは派手に暴れて敵の目を引き付けろ。その間に俺が奪い取る」

 

「了解しました」

 

「久々の実践で腕が鳴るわい!」

 

「…了解」

 

「それともしもの時のために管理外世界にあいつ等を向かわせろ」

 

「かしこまりました」

 

「よし、計画実行は三日後となる。それまでに準備を万端にしておくように」

 

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