己を探す者たち   作:葵・Rain

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ユキネ、手伝いをする

 (ユキネ)は昨日、父さんと母さんに自分の出生を聞かされた。最初は困惑した。だって今まで親だと思っていたのに親じゃないと言われて困惑しない人っている?

 って、私誰に話しているのかな?

 だけどね、父さんも母さんも愛しているとか家族だと言ってくれたの。ちょっと恥ずかしかったけど。けどね、その言葉のお蔭で前を向くことに決めたの。

 それでね、今本当の母さんがいる村に行くことになったんだけど、なんだけど。

「父さんと母さん人じゃなかったの」

「驚いたか?」

「うん」

 親がアイルーとか驚いていた。驚いただけだから。

「もう戻れないと思っていたんだけ」

「けどこれで通常の奴も使えるな」

「そうね。今までの失敗作がまさかの成功作になるなんて。しかも、自由自在に姿を変えられるしね」

 まさかの失敗作同士が成功作に変わるなんてびっくりだよ。

 母さんの実験小屋の掃除をしているんだけど、かなり危険さっきみたいなことがさっきから起きているし、居たくないんだけど。いないといけないとか、拷問に近いよ。何か火薬の匂いとか悪臭とかヤバいですけど。

「クロ~そこにある。クリー〇ーの欠片を纏めて湿った革袋に入れて」

「なんちゅうもんあるんだよ!?」

「あと古龍の血ドリンクもレシピと一緒に入れて」

「誰飲むんだよ!?」

 物騒なアイテムまであるし。他にはって、モンスターホイホイとか異性をイチコロ、リミッターMax、キメラのつばさなど。面白アイテムもあるし、簡単‼変化自在顔セットやパーティーにはこれ!手持ち音爆弾、食事中ごめんなさい!?コンガクッションなど。便利な物なら携帯調合書や毒ケムリ噴射ビン、強力こやし玉(古龍、新種以外)など。

「ユキネちょっとこっちに来て」

 母さんの元に行ったら、かなりの本があった。

「なにこの量?」

「溜めすぎちゃった、テヘ」

 舌を出してって、父さん見たら卒倒ものだよ。

「これどうするの?」

「捨てるわよ。燃やして」

 父さんがここへ来た。

「ま~たかよ」

「ごめんね」

「ったく。ユキネ本運ぶの手伝ってくれ」

「うん」

 実験小屋の外に母さんのいらない本を燃やした。少し悪臭がしたけど。

 その後、実験小屋の中を掃除と点検して、扉や窓の所に板を張り付けて家に帰った。

「ユキネ何食べたい?」

「う~ん」

「私は魚料理!」

「シロには聞いていない」

 父さんと母さんがああだこうだしているうちに、夕飯が決まった。

「私の大好物!」

「あれかな?」

「うん!」

「よし!シロ先にユキネと帰ってくれ」

「はいはい。行くわよユキネ」

「は~い!」

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