そうでない方はいつもありがとうございます。kokonatoです。
もうひと作品書いちゃいました。我慢の限界です。
原作はグリモア、魔法学園のお話しですが、原作がまだ未完成なので更新ペースは遅めです。
サブと思ってもらえば幸いです。
もちろん転校生君はでますし彼はハーレム状態です。
安心してください
「暇ね」
「暇だな」
突然つぶやいた2人。春が終わりかけ、風が吹くごとに桜の花びらが散り続く中、参拝客のあまりこない神社の巫女とほかの神社の神にしごかれている能力男は奉納箱のある舎からすこし奥の接客のための舎の縁側で足を伸ばしながら座っていた。
「最近イラつくことがあったのよね」
「どうかしたのか?」
巫女はこのまま無言で終わるのは退屈すぎてあまりにもつまらなすぎるので最近のむしゃくしゃする話をする。
「この前、村の子供が私のところにきて、『妖怪に畑を荒らされているんだ!助けて!』って言うから奉納箱にお賽銭を入れたことを確認してから現場に行ったのよ。そしたら荒らされているどころか実がめちゃくちゃキレイに育った畑があって戻って子供に聞き直そうとしたら見事に賽銭箱の中身はすっからかん。荒らされている畑の人に聞いたら子供はいないって言うのよ」
「なるほど。つまりまんまと騙されて賽銭をまるまるパクられたと」
溜息をつくその表情はまさに思い出したくもないいやな記憶なのだろう。
だが愚痴はここで終わりじゃなかった。巫女の声は続き…
「しかもそのあとバカルテットが弾幕ごっこやってその流れ弾が私の大事な湯呑に直撃。流石にイラッと来たからあのバカルテットを懲らしめたんだけど『それくらいいいじゃないか!」と許してくれなかったことに腹が立ったのか上からでっかい氷を振らせて来るわうちの神社の前で遊ぶわ。もう本当にイライラするわ。手頃なストレス発散機ない?」
「無理難題言うな。
「いるにはいるんでしょう?」
「いやです」
お願いされる前に男は却下する。
つまりこの巫女はストレス発散のためだけに別世界に連れて行けと言っているんだ。正直言って世界移動は結構疲れる。簡単にやっているように見えるがそんなことはない。霊力魔力共に消費するのである。そんな短時間の為に使うなんてとんでもない。
「ケチ」
「運が悪かったとでも思うんだな」
とここで目の前の空からなんか来そうだな、と俺の第六感が言っている。というか魔力を感じる。これはたぶん…
「よっ!霊夢!遊びに来たのぜ!操も一緒か」
「いらっしゃい魔理沙。とりあえずお茶ないから帰った方がいいわよ」
魔理沙、と呼ばれる少女はほうきにまたがり、俺たちの目の前で降りると、そのまま霊夢の隣へ座る。紅白の巫女とくらべて白黒の魔女、といった感じだろうか。魔女の使う大きい三角の帽子をかぶり、エプロンのようにも見える白と黒の服を着ている。
三角の帽子を頭から外し、横に置く。
「まあまあ。今日はおもしろいものを見せに来たのぜ。操にも見てもらいたかったのだが守谷の方にいないからたぶんここだろうと思って来たら当たってたのぜ」
「あいにく私はイライラしてるの。ここ一帯を吹き飛ばしたらただじゃすまないからね?」
「そして俺にも見てもらいたいってどういうことだ?」
あいにく、この幻想郷の女の子は恋愛感情というものが一切ない。里では男の俺が能力を手にしたと噂になったときは「ハーレム」やら「R-18」やらいろいろ飛び交っていたがそんな展開は全くない。保証として心を読んでいたりするが俺へはなんの感情もいだかないである。あるとすれば友達感覚くらい。好きと言っても遊び相手、なんか稀なことじゃない。吸血鬼の妹なんか特にそうだ。あのハードルは遊びと言っていいのだろうか。
とにかく、好きでもない俺に見てもらいたいのはなんなのか気になる。
「実はな。この前パチュリーのところに本を借りにいったんだが面白い魔導書が何冊かあって借りて研究してみたところ、世界の移動魔法がわかったのぜ!」
なるほど。俺の能力の一つは世界の移動だからな。それで俺に見せたかったわけだ。
「って、えええ!?」
俺は思わず口に出した。世界移動?それはこの世界の魔法じゃまだできないはず。いや、できる人がいる世界に俺は行ったことがない。というか書いた魔導書あったの!?
「ふふん、驚くと思ったのぜ。まだどんな世界に行けるかランダムなんだがいけるには行けるのぜ。ほかの世界に行くとここの世界は時間の流れが遅れるから1週間あっちの世界にいてもここでは12時間しか進まないんだ。逆も然り、だな」
嘘、俺の世界移動とほぼ一緒じゃん…。
世界移動とは、その名のとおり、世界を移動する。宇宙にでもいくのか?と言われそうだがそうではない。この世界……厳密には違うがたとえずらいので世界にする。この世界にはいくつも世界が存在する。
瞬間移動とか超人的な肉体で格闘する世界、科学の発展した世界、世紀末の世界、タイムトラベルによって未来からのロボットが来た世界、存在の力の世界、人間の持つ意思の力が試される世界、アイドルが異様に多い世界などがある。
そして、運命がすこしでも確立ができてしまい、それが大きな事柄になってしまった場合、世界が二つに分かれてしまう。例に挙げるならばこの世界、つまり幻想郷なんかは世界分裂が頻繁に起きる。
弾幕ごっこがなくてほとんど格闘戦になってしまっている幻想郷、R-18で染まっている幻想郷、戦争が起きてしまっている幻想郷、外から侵略者が来る幻想郷など。
別の世界で例えるなら、
俺の世界移動は限定的に俺が知っている世界でないと移動はできない。基準はまだわからないが。
「……それでどうしたの?」
「実験に付き合ってほしいのぜ!操がいれば帰ってこれるだろ?霊夢だって強いし冷静だから別世界に一緒に行っても問題ないなって思ってな」
淡々と世界移動しようぜ!と言っている魔理沙だがこれは正直言って想定外だ。びっくりしている。実験か……確かに魔理沙一人で行かせて帰ってこられなくなっても困るしな…
「わかった。付き合うよ。ただし世界移動は基本的にちょっと危ない。失敗したら帰ってこれない可能性もある。俺は能力だから心配はないがな」
「わかってるって。そういえば操、最近口調が軽くなってるのな。私としてはうれしいのぜ」
「……私も気分転換に行こうかしら」
一番この面倒くさそうなことに首を突っ込みそうにない霊夢がYes、と答えた。
「じゃあ早速いこうぜ!準備のやつはすでに持ってきてあるのぜ!」
魔理沙は帽子の下からチョークと魔導書を出す。
俺の世界移動は能力だ。失敗することは99.9999と言ってもいいほどない。形式…というか形は紫とおんなじ感じで別空間への隙間を開く感じだ。
だが魔理沙は違った。地面にチョークで半径2,3メートルくらいの魔法陣を描く。そして中心の穴にみんなで入ってあとは呪文を唱えるだけだそうだ。
世界は広いんだな、正直な感想だった。こんなので世界移動できるとは思っていなかった。最近はすごいものだ。
「描き終わったのぜ。中心の穴へ入るのぜ」
「え…こんな狭い穴に入るかしら」
「サイズが違うとうまくいかないからな。我慢してくれ」
「さあ、呪文唱えるからしっかり穴の中に入っておくのぜ?」
魔理沙は魔導書の長い分をページをめくりながら読む。聞いたことのない言葉だ。英語でもない。それをこんな長く読めるってのは才能なんだろうな。
…しかし長いな。ちょっと服がこすれてかゆい…
操が少し体を揺らすと、いかんせん狭い中心円。霊夢は押し出されそうになる。
「ちょっと!押さないでよ!」
「ごめんごめんってうわっ!」
体制を直した霊夢に今度は操が押され、出てしまう。
操は反射的に霊夢の服の裾をつかむ。
「こっちに、体重、かけない、でよ!」
霊夢は引っ張られそうになり俺の裾をつかんでる腕を引っ張ろうとする。俺もどうにかバランスを崩さないように起き上がる、が
「きゃっ!」
霊夢のかわいらしい悲鳴が聞こえると腕は慎重に引っ張られたのが今度は急に引っ張られる。見るに、蜂が3匹どうじに霊夢に群がったのだろう。本当についてないな、霊夢は。
俺は引っ張られながらリグルの能力を発動し、蜂を追い払う。それと同時に俺は引っ張り上げられるが急だったので霊夢の背中にアタック。今度は霊夢が倒されそうになるが間一髪、操は霊夢のやわらかい部分をつかみ、円からでることを妨害する。
「ちょ、ちょっとどこ触ってんのよ!?」
「あば、れんな!落ちる!落ちたら魔法、失敗、するから!」
霊夢は本当に運がないな。
私って本当についてない。
二人はこの瞬間そう思った
「…………エレテジニャ!」
魔理沙が続けていた詠唱を言い切り、魔法陣から光があふれ出る
ようこそ、希望の世界と絶望の世界へ
どうだったでしょうか?
今回はグリモアのグの字のgすら出てませんが字話から出します。
女の子してる霊夢さん可愛い。
では、次回、主人公が「理解」するまで
The truth may!!
May the truth!!!!