幻想郷民の学園生活   作:kokonato

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おっひさー♪

……すいませんでした。


さて、今回は入学編です。



飛ぶ兎は浮いていない

何度目の学園生活か。

 

操は朝日が差し込み、小鳥の声が聞こえ、目をさますとふと考えた。

いろんな学校に行った。いずれもまともな学校は無いが。まともなのは自分がまだ「人間」だったころだろうか。

 

昨日は疲れた。もし能力がなかったら足が激痛のまま今日を迎えただろう。

昨日、霊夢たちと買い物に出かけた。まずは適当な服を探し、それを着てから家具を探し始めた。

しかし寮は優秀なことにベッド、机、エアコン、テレビ、冷蔵庫。そのほかにも風呂、トイレなどなど、本当に優秀すぎて寮なのか疑わしかった。

 

なので適当な装飾品、各自必要なものを取り揃え、家に持って帰った。

 

 

もちろんスキマで送った。なにかとこの能力も便利である。

 

じゃあ何につかれたのか。

 

女子って家具に悩む時間が長いのか。本当に歩き回った。昼10時から夜9時まで。11時間歩き回るのが結構疲れることだと本当に思った。

 

 

さて、昨日のことは置いといて。

 

今日からまた学園生活である。しかも魔法学園。部屋を片付けたとき、資料が出てきたので見たところ、学園内の地図、人数、イベント、生徒会、部活、そして一際目立ち、特殊であるクエスト。

 

学園内の詳しい説明は、進路指導官に挨拶の後、現役生徒が案内してくれるらしい。

 

それにしてもこの学園なんか色々ややこしいな。入学した後なんか頭が混乱しそうだ。

 

そして一番驚いたのが

 

 

 

男女比2:8

 

 

 

 

つまりクラス30人のうち、男子生徒6人なのである。

 

とんでもないハーレム校だな。いや、幻想郷はもっとひどいが。

生徒会も、ほぼ全員女子生徒である。

 

生徒会長、つまり一番強い生徒、武田虎千代さんも女子らしい。

 

この世界にはコズミックシューターとかいう師匠と一応戦えるレベルの、この世界一の強さを誇るヒーローなるものがあるらしいが…

 

 

というか男子が魔法使いに覚醒したら学園に入学するんだよな。このハーレム校絶対に気まずいよな。

転生したときから周りに女子しかいなかった俺は兎も角。

 

と、そんな事を考えながら、操は制服に着替える。

青を基準としたブレザーにズボン。あの時の女子生徒3人と同じ色をしている。おそらく彼女たちもこの魔法学園の生徒なのだろう。一人は刀持っていたし。

 

 

さて、あと2人は準備ができているのか。操はカバンに教科書やノートといった授業に必要なものを詰め、部屋をでる。

隣に2つの部屋がある。操は一番端っこの部屋。操の部屋側にあるのが魔理沙の部屋。階段側にあるのが霊夢の部屋だ。

 

操は手前の、魔理沙の部屋をノックする。別にインターホンを押してもかまわないのだが。

 

「待たせたのぜー」

 

3秒後に出てきたのは見慣れた黒魔女の帽子をかぶり、魔女装備を完璧にした魔理沙ではなく、金髪を綺麗に伸ばし、ミニスカートを振りながら出てきた可愛い女子生徒の魔理沙だった。

 

「いやー、帽子と箒と八卦炉をもっていこうと思ったがさすがに怒られそうだったから八卦炉だけもってきたのぜ」

 

まあミニ八卦炉くらいいいか。あれがない生活は魔理沙いわく考えられないらしいし。

 

次は霊夢の部屋か。操はノックをし、4秒後にガチャリとドアが開く。

 

霊夢は目立つ大きいリボンとおろしを付け、そのほかは普通に制服であった。

やはり、男子からしても二人はとびきり級でかわいい部類だろう。俺だって立派な男子だ。目の狂いは無い。

 

「どうかしたの?」

 

「い、いや、何でもない」

 

 

俺は二人を連れ、学校までの道のりを二人に記憶させながら、歩いていく。

今日は転校初日だ。少し遅く行っても大丈夫らしいのでゆっくり歩きながら、学校へ向かっていく。

しかし、余り田んぼ等の自然が見られない。資料、もとい情報ではここは日本で唯一の魔法学園がある町で、魔物出現率も高い。なので魔物特化型の街と言えるらしい。だからなのか、ほぼ都会だ。霊夢たちに馴染めるかどうか…

 

 

 

15分、歩いて着いたのは幅10mくらいの門、そして奥に見えるのは広場と噴水である。どれにしても普通の学園とは思えない。棟もいくつかあり、いずれも近代チックだ。

 

……これ本当に学園か?

確かに資料からして人間が魔法使いを尊重しなければいけないのは分かるが、流石にここまでとは…

 

 

 

 

 

そして次にツッコむのは門の目の前に浮いている兎のぬいぐるみだ。

 

「よう、新人魔法使い達!ようこそ!私立グリモワール学園へ!名前は聞いている。博麗霊夢さんに霧雨魔理沙さん、そして笹垣操くんだね?」

 

「そうよ。あなたはここで何をしているの?」

 

「えぇ!?早速職務質問!?俺、普通は『なんで飛んでるの?』とか『なんでしゃべってるの?』的な不思議な視線を向けられて、数秒後に全く同じ質問されるんだが」

 

「そう?私からしたらアンタみたいなのふつuムッグムグ!?」

 

「はいはい霊夢ちゃん、同じ夢が2週間続いて慣れてしまうのは仕方ないけど現実世界では初対面なんだし礼儀正しく、ね?」

 

操は威圧をかけながら能力のテレパシーを発動し、霊夢の頭と魔理沙の頭の中に「前に吹き込んだ常識人を装えよ」と送る。

 

「同じ夢が二週間!?だ、大丈夫かそれ?悪霊とりついてない?」

 

「なんで巫女が悪霊に憑りつかれなきゃいけないのよ」

 

「え、てことはお前巫女なのか?」

 

「そうよ」

 

飛ぶ兎人形は驚きながら、「怜と同じか」と呟き、コホンと切り替えをする。

 

「えーと、紹介が遅れた。俺はこの学園の進路指導官の兎ノ助だ。俺は毎朝ここで挨拶やってるからその時はよろしくな!」

 

兎ノ助、これが彼の名前らしい。さて、言うか。テンプレを。

 

 

「なんで浮いてしゃべってるの?しかも人形のまま」

 

「ストレートな質問だな。ズバリ答えよう。俺は機械なんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

お、おう。そうか。

 

 

「今絶対引いただろう!?」

 

「説明がアバウトすぎます」

 

「河童たちが頑張ったら作れそうだけどな」

 

「魔理沙?」

 

俺は睨む。ほかの世界の話はご法度だ。ばれない程度なら良いが河童という単語は間違いなくばれやすい単語だ。

 

「河童?なんだそれ?」

 

兎ノ助が問う。まずいぞ。実にまずい。

 

「……頭がおかっぱの子のことをカッパって言ってるのよ。あのこ創作系好きだから」

 

「そ、そうなのか。でも学校でそういうのはいじめに繋がるからやめとけよ?」

 

ナイス霊夢。さっきの分を取り返してくれたな。

 

「じゃあ案内するから付いてきてくれ」

 

「あれ、あなたのことは…」

 

「迷子になりやすいからな!離れるんじゃないぞ!」

 

誤魔化したな。

心が読めない、つまり機械ということか。なるほど。

 

「そういえば、お前の目の色と髪の色、変わってないか?」

 

「変わってない!断じて変わってない!」

 

「そ、そうか。なら行くぞ」

 

あれ…。変えた覚えないのにな…。

機械だから微妙な変色にも気づくのか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、では転校生を紹介します」

 

ざわ…ざわ…とするクラスは転校生がどんな人なのか予想しているらしい。

男子一人、女子二人という情報は確実につかんでいるらしい。

なので女子は「イケメン…イケメン…」とか聞こえなくもない。

男子からは……、全く何も聞こえない。何故か。それはこの学校の男女比率である。

2:8なんか男子からしたらハーレムのように見えて実は結構窮屈である。普通の学校だと40人の生徒、20人づつ男女がいたとすると5~7人くらいでグループを作るものだ。だがこの学校に一クラス10人も男子がいないのである。なのでお互いに気が合うのはせいぜい3人程度。気まずいのも納得する。

 

次に、この学校の女子についてだ。毎年毎年、部が人気ランキングを発表していて、そのランキングにのる生徒はトップクラスで可愛いらしい。告白する人もいるとかいないとか。それを含めても、新しい女子にかわいさを求める必要がないのである。

 

 

さて、入るか。

俺と霊夢、魔理沙は教室に入る。見渡すと本当に女子ばかりだ。机は窓際に縦に3つ空いており、そこに俺たちが座ることが予想できる。担任の先生はカッカッとチョークを使い、黒板に俺たちの名前を書く。

 

「はい、自己紹介」

 

笹垣操(ささがきそう)です。得意なことはコピー(真似)です。よろしくお願いします」

 

ざわつく。当然のことだ。得意なことがモノマネじゃなくコピー、なのだから。けど事実だ。操は能力を完全に習得する程度の能力なのだから。

 

「博麗霊夢。得意なことは特にない」

 

おう。俺と違ってシンプルじゃねーか。

 

「霧雨魔理沙だぜ。好きなことは魔術書を読むことだぜ」

 

死ぬまで借りていく(盗む)ことじゃないのか。

 

「で、では3人はあちらの席に座ってください。順番は後ろから、笹垣さん、霧雨さん、博麗さんの順でお願いします」

 

言われたので俺は一番後ろの席に座る。久々に座る席だが、窓際の一番隅、というのは落ち着けるな。

 

「では、お昼休憩にします」

 

そうか。朝9;00についてそっから案内受けたからもう昼か。確かこの学園には食堂があるから、そこで食べれるんだよな。

操は霊夢と魔理沙を連れ、食堂へ向かう。ほかの生徒もお昼時間になったので中央の広場やさっきの教室で弁当を開いて食べている姿も見られれば、食堂に向かう生徒も見れる。

しかし、やっぱり変なのは圧倒的なスカート率、つまり女子の数が多すぎるのである。男子は大半が弁当を作らないため、数としては4:6というところだろうか。

 

そしてとどめを刺したのはこの声である。

 

 

「転校生さん!お昼空いてますか?お弁当を作ってきたんですけど…」

「ダーリン♪ウチもお弁当作ってきたんよ?」

「次なる号は転校生の周辺かしら…」

 

 

霊夢と魔理沙か?確かに二人は綺麗だし浮かないわけないがいくらなんでも早すぎる…

しかも一人はダーリンとか言ってるし…

じゃあ俺か?いや、声をかけられていない。

 

そう、その転校生といわれているのは操と同じ、青のブレザーとズボンを着て、髪がうっすらと茶色の、噂の転校生だった

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたでしょうか。代表選抜戦で役立たずになってしまう私。戦闘力200万とか勝てない。

さて、これからキャラが増えます!!
それも大量に。

グリモアでは本来ストーリーの数多さに、順に慣れていきます。ですがこの小説にはそんなのないです。なので、これから後書きは、インタビューコーナーにします。インタビュアーは私、作者です。



・   ・   ・


さて、今回のゲストはこちら、この小説オリジナルキャラクターであり、主人公である笹垣 操さんです!

「どうも宜しくお願いします」

さてこの人の経歴はと…
えーと、世界旅行が趣味と?

「はい。最近は師匠と科学の街に行きましたね」

その師匠というのは?

「諏訪子です。師匠は間違いなく強いです」

うわぁ。強そうだなぁ
ところで、能力の話です。ありとあらゆる能力を完全習得する、とは一体どんな能力ですか?世界移動については一話で話したのでもういいです

「メタいな。その能力は基本誰にでも使える。頭のいいやつを真似すれば頭が良くなる、そんな感じだ。もっとかみ砕いて言えば、霊夢は空を飛ぶ能力と霊力を操る能力を持っている。それを習得して、俺は霊力を操ったり、空を飛ぶこともできる。」

なるほど。コピー能力ですか。

「やろうと思えばサイヤ人できる」

なぜやらないのですか?

「それお前がいうか?そんなのきまって言える」

面白くないから
「面白くないから」
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