フェンリル学園組曲   作:かか雄

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いよいよ初任務を迎えました。リューズは無事に生き残ることが出来るのか、 こうご期待ください。


第4話~初任務は命がけ!?~

「ついにこの日が来たわね…。」

この日のために今まで悩み、努力してきた。普段の授業から、放課後の訓練まで、コウタ達と一緒に取り組んできた。アラガミの弱点を覚えたり、自分らしい戦いかたの模索や、チームの連携などの基礎的な事しかやってないが、それでもすべてはこの日のためにと取り組んできた。

「ついに成果を発揮するときが来たのね。」

ヘリコプターはもう学園を飛び立ち、目的地へと向かっている。

「…ていうか、あんた達そんな調子で大丈夫なの?」

横に目をやると、緊張しているコウタと、寝ているのか、起きているのかがよく分からないハジメに話し掛けた。

「正直こえーよ…。」

やはりコウタは緊張しているようだ。それに比べてハジメは、

「………ん?なんか言った?寝てて聞いてなかった。」

こんな調子である。

「ハジメを見てたら一気に不安が増したわ…。ありがと。」

「…どういたしまして?」

そして、リンドウさんの方を見ると、呑気にタバコなんか吸っている。

(本当にこの人頼れるのかしら…。」

こんな事を考えながら、目的地へ向け、ヘリは飛んでいった。今日は初任務の日。ゴッドイーターとしての仕事を初めて行う記念すべき(?)日である。

リューズはヘリコプターから、外をみる。そこはもういつもの学園ではなく、贖罪の街といわれるエリアだ。かつては繁栄していたであろう街も、今はアラガミに食い荒らされた街でしかない。この光景はアラガミが強大な存在であるということを物語っている。

「外は初めて見たけど、こんな風になっていたのね…。」

リューズが呟くと、コウタは、

「そういえばリューズは、どこの出身なんだ?」

「私?私は極東支部周辺のサテライト拠点の出身よ。あの頃はあそこで一生を終えるものだとばかり思ってたのにね。人生って分からないものね。コウタはどこなの?」

「俺か?俺は極東の外部居住区に住んでるんだ。俺が倒れると母さんもノゾミも路頭に迷うからな~。」

(死亡フラグ‼これはまずいんじゃ…。)

思わずつっこみたくなるが、そんなことはせず平静を装い、

「そうなの。なら、死なない程度に頑張るしかないわね。」

と、言った。コウタはこちらの動揺には気付かなかったようで、

「そうだな‼よーし、初任務頑張っていくか~‼」

どうやら、緊張も解けているようだ。ちょうど、そのタイミングで、

「よし、お前ら。ここから作戦エリアに入る。気を引き閉めろよ。」

と、リンドウさんが言ったので気持ちを切り替えた。が、ハジメはまだ、寝ていたので、

「ハジメ、いい加減起きなさいよ。」

「……………。」

「聞いてるの?起きなさい。」

「……あと…5分…だけ…。」

「起きなさい‼」

バシッ‼と肩の辺りを叩いてハジメをようやく叩き起こし、初任務に向け、準備を始めるのだった。

作戦エリアに着くとまず、リンドウさんが喋り出した。

「よし、ここから飛び降りるぞ。」

「「「……………。」」」

リンドウさんの予想外の発言に言葉がでなくなってしまった。だが、すぐに気を取り直してコウタが尋ねた。

「マジっすか?リンドウさん。」

「俺は、本気で言ってるぞ?」

「イヤイヤイヤ、こっから飛び降りたらシャレにならないですよ。もっと近くに寄れないんですか?」

「不用意に近づいたら、アラガミが気づいて寄ってくるんだ。そうなったら危険だろ?だからここで飛び降りるんだ。」

「ケガしたらどうするんすか?」

「大丈夫だ。ゴッドイーターなら骨折はしない。」

「そんな~…。」

ここでゴタゴタ言い合っても、何も始まらないのだが、踏ん切りがつかないので、リンドウさんが、

「仕方ない。俺が始めに飛び降りるから、そっから順番に来い。」

そう言って、リンドウさんはアッサリと飛び出していった。下を覗くと、リンドウさんは無事に着地していた。どうやら本当に怪我はしないようだ。

「じゃ、行くか…。」

それを見たハジメがこれまたアッサリと飛び出していったので、いよいよ飛び降りなければならなくなってしまった。

「…コウタ、お先にどうぞ。」

「イヤイヤ、リューズこそお先にどうぞ。」

「嫌よ‼アンタが行きなさいよ。男でしょ‼」

「レディーファーストだよ。リューズが行けよ‼」

「ここは極東よ。レディーファーストなんて無いわ。」

「だったら、公平にジャンケンだ‼」

「仕方ないわね。負けた方が先よ。いいわよね?」

「上等だ‼ぜってー負けねえからな‼」

こうして、ジャンケンで先に行く方を決めることになったのだが…、

「「最初はグー‼ジャンケン、ポン‼‼」」

パー←コウタ

グー←リューズ

「…そんな…。」

「ヨッシャー‼」

そんなわけで、一発で決着がつき、リューズが飛び降りることになった。

「まさか、コウタに負けるなんて…。」

「負けた方から飛び降りるっていうルールはお前が決めたんだからな。いまさら撤回するなよ。」

「分かってるわよ‼こうなったらヤケよ‼」

そう言ってリューズは、ヘリコプターから飛び出した。いざ、飛び出してみると、思いのほか、すぐに着地した。着地した瞬間に軽い痛みは感じたが、別に怪我はしてないので少しだけ安堵した。

(意外とイケるものね。安心したわ。)

そんな事を考えていると、少ししてうるさい声が聞こえてきた。

「うおぉぉおあぁぁぁ~~~‼」

ドシン‼

「…中々に豪快な着地ね。コウタ…。」

「し、死ぬかと思った……。」

「よし、全員降りてきたな。」

全員が降りたのを確認すると、リンドウさんはその場で話をしだした。

「お前ら任務は今回が初めてなんだよな?」

「はい。俺たちは今回が初めての任務です。」

リンドウさんの問いにハジメが答えた。

「そうか。よし、さっそく実地訓練を行う。命令は3つ。死ぬな、死にそうになったら逃げろ、そんで隠れろ、あと運が良ければ不意をついてぶっ殺せ。分かったか?」

3つと言いながら命令の数が4つになっていたのでリューズは思わず、

「命令の数が4つになってませんか…?」

とつっこんでしまった。するとリンドウさんは、

「あ~、確かにこれじゃ4つだな。まあいい。とにかく死ぬな。それさえ守れば後は万事どうにでもなる。」

「「「了解。」」」

色々思うことはあるが、リンドウさんの言うことは、もっともだと感じたので素直に従うことにした。

「今回の任務はオウガテイル3匹の討伐だ。それぞれ別々のエリアにいるから、お前ら3人で協力して各個撃破していけ。分かったな?」

「分かりました。でも、そうなるとリンドウさんはどうするんですか?」

リューズは気になった所をリンドウさんに聞いてみた。

「俺は後ろで見てる。」

あまりにも衝撃的な事をリンドウさんは言ったので、思わず、

「…ハァ?」

思いっきり顔をしかめてしまった。するとリンドウさんは

「そんな顔するな。別に何もしないで眺めてる訳じゃあない。お前らがピンチになったらすぐに加勢するから安心しろ。」

「…そうですか。」

一瞬とはいえ、疑ってしまったが、あれはリンドウさんが悪いだろう。

(後ろでただ見てるだけなんてことはなかったわね…。)

「さて、時間だ。よし、おっ始めるとするか。」

「「「了解‼」」」

こうして、初めての実戦が始まった。

しばらくエリアを散策していると、さっそく

オウガテイルが1匹現れた。

「フォーメーションはどうするんだ?」

コウタが聞いてきた。

「そうね…、ハジメ、前をお願いできるかしら?コウタは、後ろで援護を。私も前に出るわ。それでいいかしら?」

「分かった。」

「オッケー。」

リューズの提案に他の2人は承諾し、そのフォーメーションで行くことになった。相手は所詮オウガテイル、訓練場で何度も戦っており、1人でも十分倒せる相手である。しかし、

「コウタ‼ちゃんとアラガミ狙いなさいよ‼私たちに当たってるじゃない‼」

「俺だってちゃんと狙ってるよ。リューズが射線上に入ってくるから当たるんだろ‼」

「2人とも、言い合ってる場合じゃないでしょ。死にたいの?」

「でもよ~ハジメ、リューズのヤツが怒るからさ~。」

「なによ‼コウタが誤射しなきゃいいだけのことでしょ。」

「分かったから、今は戦いに集中しよう。俺はさっさと終わらせて寝たいんだ。」

とまあ、こんな感じで連携がサッパリとれない。訓練は今のところ1人でしか行っていないし、連携はやってきたとはいっても、机上の空論でしかない。そしてもう一つ苦戦する理由があった。

(連携の拙さもあるけど、何よりもアラガミが怖い…‼)

そう、初めて対峙するアラガミへの恐怖である。訓練場で見たダミーのような金属的な姿ではなく、目の前のアラガミは間違いなく本物のアラガミである。

(教科書や、ダミーで見たのと迫力が全然違う…‼これが本物のアラガミ…‼)

そのせいでリューズは、今一歩攻めきれずにいた。ハジメは積極的に前に出て戦っているし、コウタには文句を言ったが、正直な話コウタの方が戦えているように思える。だが

、これ以上怖がってもいられないので、仕方なく前に出ることにした。

前に出ると、改めてアラガミへの恐怖がわきあがってくる。しかしここで退いたら自分はゴッドイーター失格である、リューズはそう自分に言い聞かせ、オウガテイルに立ち向かった。ショートで何度か切りつけるとオウガテイルはそんな自分を払うかのように、尾で薙ぎ払ってきた。ハジメは寸前で避けたが、リューズは避けきれずに一撃を喰らってしまった。

「きゃあ‼」

大きくとばされたが、それでも素早く受け身を取り、再び、オウガテイルへと挑みかかる。オウガテイルは噛みつきを繰り出してきたが、今度はうまくバックラーで防いだ。

「クッ…‼重い…‼」

バックラーは小さい盾なので普通に防いでも、いくらかはダメージが入ってしまう。

(このまま喰らってられないわね。可能な限り攻撃は避けないと…‼訓練を思い出して、慎重に…‼)

そこからは訓練でやってきたように、何回か攻撃をしたら、一旦下がる。といったヒットアンドアウェイに徹することにした。幸いショートは身軽に動けるので、そこに関しては簡単だった。そうしているうちにオラクルも溜まり、バレットを大量に撃てるぐらいになった。そこでリューズは、

「ハジメ‼一旦下がりなさい。ここはブラストで一気に削るわ‼」

「分かった‼」

ハジメが少し下がったのを見計らって、一気にバレットをオウガテイルに撃ち込んだ。

「喰らいなさい‼」

そう言って、バレットを何発か撃ち込むと、その威力にオウガテイルも怯んだ。

「ハジメ、コウタ今よ‼一気に決めて‼」

「任せろ‼」

「分かった。」

そう言ってハジメとコウタは、アサルトの連射で、オウガテイルにトドメをさした。オウガテイルはその場に倒れこんで動かなくなった。

「ふ~。なんとか勝てたね。」

コウタがそう言うと、ハジメは、

「あと2匹か…。いけるかな?」

「さっきの感じで戦えば余裕っしょ。」

「そうね…。早く次を探しましょ。」

そうして、エリアを散策するとまたすぐにオウガテイルを見つけた。今度はなんと、2匹同時だ。

「マジかよ‼さすがに同時はヤバくね!?」

コウタがこんな事を言い出したので、

「そんなこと言ったって、分断は難しいわよ。ここは2匹同時に相手取るしかないわ。」

リューズが言うと、ハジメも、

「そうだな。確かにそっちの方が良さそうだな。」

「えぇ~。マジかよ!?」

「ゴチャゴチャうるさいわよ、コウタ‼やる気出しなさい‼」

「うぅ~、仕方ない。いっちょやるか‼」

こうして、オウガテイル2匹との戦闘が始まった。しかし、相手は2匹。いくらオウガテイルといえど、初心者にいきなり2匹は辛すぎる。

(片方だけには集中出来ないわね…。)

片方に集中すると、もう片方が飛び掛かりやら、トゲやらを繰り出してきて、妨害をしてくる。

「こうなったらまず片方だけでも‼」

リューズはブラストを片方に向け何発か撃ち込もうとしたが…、

「リューズ‼危ない‼」

「えっ?」

コウタが叫んだので思わず振り向くとオウガテイルがこちらに飛び掛かって来ていた。

(そんな…‼この距離じゃ避けられない…‼私、死ぬの…?)

あとわずかでオウガテイルに食われるという直前、

ズバァ‼

「えっ…?」

リンドウさんがオウガテイルを一撃で切り伏せていた。

「大丈夫か?新入り。命令はちゃんと守れよ?」

リンドウさんはそうリューズに声をかけ、手を差し出した。リューズはその手を取り、

「…あれくらいじゃ、死にませんよ…。」

そう強がって見せた。すると、リンドウさんは、

「かもしれないな。でもな、新入り、そう言ってて食われたやつらもたくさんいるんだ。中にはそれなりにキャリアを積んだやつもいた。俺たちは死と隣り合わせなんだ。忘れるなよ。」

「…了解です。」

「んじゃ、さっさとあいつらの援護してこい。3人ならオウガテイル1匹ぐらいいけるだろ?」

「…分かりました。」

そう言ってリューズは急いでコウタ達の援護に向かった。さすがに、てこずることはなく、最後の1匹は意外とアッサリ倒すことができた。

任務終了後、リューズたちはエリアに落ちているアイテムを探しながら、迎えのヘリを待っていた。その最中、

「しっかし、結局リンドウさんが強いのか分からずじまいだったな。」

コウタがぼやいた。

「そうだな。見てみたかったのに…。」

ハジメも、一緒になってぼやいた。彼らはオウガテイルとの戦いに精一杯で、リンドウさんの一撃を見ることはなかった。だが自分は確かに見た。自分たちが苦戦していたオウガテイルを一撃で切り伏せたリンドウさんを、

「でも、リンドウさんは隊長なのよ?強くなきゃおかしいわ。それに今後もリンドウさんと任務に行くことはあるでしょ。ならそのうち見れるわよ。」

自分は見たが2人に言うのはなんか嫌だったので、そこは伏せておくことにした。

「それもそうか。てか、疲れたな~。今日は帰ったらすぐ寝よう。うん、そうしよう。」

「そうだな。今からでも眠れそうだ。」

コウタとハジメは疲れきっているようだ。この調子なら、ヘリで寝ることだろう。

(今度は2人を起こすのね…。)

そんなことを考えていると、リンドウさんから通信がきた。

「どうやら迎えが来たらしいわよ。2人とも、行きましょう。」

こうして迎えのヘリに乗り込み、贖罪の街を離れていった。コウタとハジメはやはり熟睡している。そんな中、リューズはリンドウさんに話しかけた。

「リンドウさん、さっきは助けていただいてありがとうございました。」

「ン?あぁ、あれか。あれくらい良いってことよ。礼を言うくらいならとっとと背中を預けられるくらいになってくれよ?」

「分かりました…。」

「まあ、今日のお前らはよく頑張った。これからも命令を胸に頑張っていけよ。」

「ハイ…。」

「お疲れさん。後はゆっくり休みな。」

こうしてリューズ達の初任務は無事終わりを告げたのだった。

帰った後は疲労で何をしたかはよく覚えていないが、部屋に戻るとベッドで横になり、あっという間に眠りについた。

翌週、学校に行くと、ハヤトが話しかけてきた。

「よお、リューズ。この間の任務はどうだったんだ?」

「どうだったもなにも最悪よ。コウタが誤射ばっかりで連携もなにもあったもんじゃないわ。」

「そりゃ、災難だったな。まあ、こっちも似たようなもんだが。」

「あんたはサクヤ先生と任務だったわよね?なにかあったの?」

そう訊ねると、ハヤトは一瞬だけ表情を変えてから、話始めた

「…アイリの誤射がひどいんだよ…。アイツ、俺が飛びかかるのを見計らってるようなタイミングで背中撃つからな。そのせいでまだ少し背中が痛いんだよ…。」

話しているうちに思い出してきたのか、ハヤトの顔に少しずつだが怒りの色が出てきた。これ以上喋らすのは危険だと判断したので、「それは災難だったわね…。まあ、アイリちゃんも悪気はないはずだし、ちゃんと許してあげなさいよ?男がいつまでも過去の事引きずってると、嫌われるわよ。」

「怒ってはいねえよ。ただ思いのほか痛かっただけだしな。」

そんな感じで普段の生活がまた新たに始まったその日の放課後、

「リューズさん、ちょっといいかしら?」

サクヤ先生が話しかけてきた。

「どうしたんですか?サクヤ先生。近いうちにもしかしてまた任務があったりするんですか?」

このときは冗談のつもりで言ったのだか…、

「アラ?その通りよ。今週の木曜日に行くから。安心して、2人っきりで任務なんてことはないから。」

「…分かりました。」

「じゃあ、後で公欠願提出しておいてね。」

サクヤ先生はそう言ってその場を離れていった。

「まさかこんなに次の任務が早くくるなんて…。こんな調子じゃ本当にいつ大ケガしてもおかしくないわね…。」

リューズは誰に言うでもなく呟いた。そして、その日のうちに公欠願を提出し、木曜日に備えることにした。

そして木曜日、今回もコウタとハジメの2人が一緒だった。(ちなみにこの日、ハヤトとアイリはリンドウさんと任務らしい。)

コウタがバカに張り切っていたが、正直な話こんな調子ではコウタが真っ先に死ぬ気がする。(実際コウタはハジメに咎められていた。)

今回の任務はザイゴートの5体の討伐であり、前回の任務と難易度的に大差はない。それに二度目ともなるとアラガミへの恐怖心も少しはやわらぎ、前回よりも力むことなく挑むことができた。そのおかげか前回と違い、危険な目に会うことなく、無事に任務を終わらせることができた。

「帰ったらバガラリー見るぞ~‼」

コウタが任務の終わりにこんなことを喋っていた。

「バガラリーって?」

ハジメが質問すると、

「お前知らないのか!?アラガミが出る前からやってたアニメなんだけどよ、これがスッゲー面白いんだよ‼今度の週末俺の部屋に来いよ。どんなアニメか見せてやるから。」

「午後からならいいよ。」

「なんでさ?」

「午前中は寝てるから。」

「じゃあ、起こしに行くしかないな。」

「えぇ~、嫌だよ。おれば寝たいんだよ。」

「いや、絶対起こしに行くからな。覚悟しとけよ‼」

しばらく2人は言い合っていたが、収拾がつきそうになかったので、

「アンタ達、馬鹿なこと話してないで早く来なさい。ヘリが来たそうよ。」

そう言うと2人は一旦会話をやめ、こちらに来た。するとコウタが、

「そうだ。リューズも来いよ。お前にもバガラリー見せるから。」

「興味ないわ。そもそもアンタの部屋汚そうだから入りたくないんだけど。」

「ひどっ‼…まあ、確かに今だいぶ部屋汚れてるけどさ…。」

「本当に汚いの!?信じられない‼絶対アンタの部屋行かないからね。」

「なんだ…。じゃあ、ハヤトでも誘ってみるか…。」

そこで会話は終わった。その後はヘリに乗り込んで、学園へと向かっていった。

(今回は無事に生き残れたわね…。次の任務はどんなものかしら?)

帰りのヘリに乗りながら、リューズはそんなことを考えていた。

このあと彼女は思い知ることになる。油断したゴッドイーターがどうなるかを、この仕事が過酷なものであるということを、そして、ある人物が相当厄介だということを、彼女は思い知ることになるのだった……。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

~次回予告~

???

「次回はいよいよ僕の出番だね。君達も待ち望んでいたことだろう。さあ、刮目するといい‼華麗なる僕の華麗なる伝説を‼」

RyuZU

「誰なの?この人。」

hayato・hazime

「「知らん。」」

air

「もしかしてソーマさんでしょうか?」

RyuZU・hazime・hayato

「「「ない(わね)(でしょ)(な)。」

air

「一蹴ですか…(泣)」

???

「安心するといい。この僕が本気を出せばその華麗さのあまりアラガミをも畏怖させてしまうのだから。つまり‼君達は勝ったも同然なのだよ。」

hayato

「この話って本当なのか…?」

hazime

「ハッタリに決まってるでしょ。そんな訳で次回は第5話「エリック上田?(仮)」こうご期待ください。」

???

「というわけで、次回は華麗なる神機使いである僕の活躍を目に焼き付けてくれたまえ‼そういえば、自己紹介がまだだったね。僕の名前は、エ…

RyuZU

「アンタは少し黙ってなさい。」

???

「あっ、ハイ…。」

 

 




今後の参考にしますのでご意見、ご感想待ってます‼
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