これはゾンビですか?~はい、ですがこのゾンビは一般のゾンビとは一味違います~   作:ケイゲン

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ハルナ登場


「親方ぁー!空から女の子が降ってきました!」「だあああらっしぁぁぁぁ!!」

十九時十二分ぐらいだったと記憶している。

 

その日も俺は、学校で憎き太陽が去り行くまでケータイでゲームなどをしながらのんびりと過ごし、夜を待って高校を出た。なんで夜まで学校で遊んでいたかと疑問に思われるかもしれないが、しょうがないだろう?日差しの中を歩こうものなら、すぐさま地面地面に倒れまるでミイラのように干からびてしまうだろう。

 

こう見えてゾンビなんだぞ?俺は。

 

学校から家までは歩いて五分というとても近い場所にある。もちろんこんな時間に帰るという奴はおらず、一人で暗いなかを一人で寂しく帰宅だ。

だが俺は家まで五分で帰れるはずだが、その日は何故か寄り道をしたくなった。

 

俺の家の近くには不吉なことに墓場がある。かなり大きな墓場で、ありふれた高校生ゾンビの俺は当然その場所が大好きなんだ。なんせゾンビは墓場から奇襲をかますって定番化のゾンビスポットだからな。

六月の下旬の暑い気温に逆らおうしているのか、ここに吹く風は山の気温より涼やかだ。そして星の見えない暗い空には、ぽつりと青白い月光だけが輝いている。

 

シャリシャリと心地のいい足音を鳴らして中ほどまで進み、俺は木に背中を預けた。さすがに墓石に座るなんていう死者への冒涜行為はしない。死者への侮辱だからな。

 

月見気分で、買ってきたばかりのジュースを飲む。至福の瞬間だ。体の外と内両方に涼をとるこれが堪らなく気持ちいい。

寂しく見えるかもしれないが、これもある目的も兼ねてやっている。

 

さてそろそろ転生特典言っておこうか俺の転生特典は全部で三つ全部ガチャで決まった。では紹介しておこうまず一つ目は……スマホだ。あ、お前らとんだハズレ引いたなと思っただろ?それがな充電要らずに防塵、防水などの故障を無し何処に居ても電波が繋がるといったステキ仕様。そしてこれが一番凄いなんと容量が無限で転生させた奴に毎日もとの世界の漫画や小説などが小分けされて届いているという太っ腹な特典だったんだ。

 

そうしているうちにテンションが上がったのだろう。俺は、飲み干したグレープジュースのペットボトルを空へ高く放り投げた。ペットボトルは粉粒に見えるほど天高く上がっていく。

いつ落ちてくるかを夜空を見ながら待っていると、何か別のものがピンク色にキラリと光る。

 

鳥?いやいや、鳥が落ちて来る筈がない。それにしてもでかい。しかも二つだ。どう見てもペットボトルには見えなかった。

 

俺はその場から離れた。といっても、慌てることと急ぐことは愚者のやることだ。冷静に軌道を見極め、衝撃が届かない安全地帯を割り出し。そこに移動する。

ドゴーン!とまるで小さな隕石が落ちた様な音がして、先ほどまでいた馬車に穴が開いた。

 

砂利だらけの地面を盛大に巻き上げ、砂塵と小石が墓石に降り注ぐ。なるほどこれが土砂降りか。

 

俺はその後降ってきたペットボトルをキャッチし、これを見れば何かが変わるそんな気がして、出来たばかりのクレーターに戻って来た。

 

「いたたたたたたた~」

 

同人誌即売会ぐらいでしか目にかからない魔法少女風のコスプレをした女の子が腰を押さえていた。身長は見た感じ百四十五と言ったところか。

その少女のしたでは、学ランを着たクマが女の子の下敷きになりぐったりとしている。ついでに俺の立っている横には、何故かチェーンソーが刺さっていた。

そのチェーンソーを手に取ると、まるで大きさと質量がともなって無いかのように軽かった。俺がゾンビだから軽いと感じるのかもしれないが。

ーーーってそんなことよりも。

 

「おーい」と、腰を押さえている少女に声掛けると栗のような色をした、触り心地の良さそうな肩までの髪を振り乱し、少女はこっちを睨み付けてくる。

猫のようにとても丸く、くりくりとしたとても印象的な瞳だった。その可愛らしい顔を慈しむように見ていたいが、どうしても目は上に行ってしまう。

なぜなら、頭の上からピョコンとどこかの騎士王より長く伸びる髪の毛は、俗にいう《アホ毛》と呼ばれる珍しい代物だからだ。

 

「おい。お前大丈夫か?」

「あーーーーっ!」

 

口を開けた少女が何やら俺を指差している。何を見つけたんだ?もしかして俺バレた?

 

「あたしの魔装錬器!返せ!早く!急げ!すぐさま刹那の内に早々(そうそう)早々(はやばや)と即行で瞬く間に束の間に瞬時に一瞬でたちまち今すぐさっさとすぐさま返せっ!」

 

ずしずしと力強く砂利を踏みながら、どんどん近づいてくる。

 

「待て。待て待て待て!その魔装錬器っていうのはなんなんだよ?」

 

凄い剣幕で砂利の地面を踏みしめるたびにてっぺんの《アホ毛》がゆらゆらと揺れる。それにしてもなんて格好だ。その見るからに恥ずかしいコスプレ衣装が、すーっと消えていき、見る見る白い肌が(あら)わに……って、は!?

 

「あんたが持ってるそれだ!それがないとあたし、攻撃魔法がつかえないんだからな!」

 

俺は、すぐさま背を(そむ)けたが彼女は、自分の服が消えてしまっていることに気がつかないほど怒っているようだ。

 

「おい!無視すんなよな!」

 

どうやら俺が背けたのが無視したのと感じたらしい。

 

「おい。服!服!」

 

「ほえ?」

 

俺の言葉を頭で反復しているのだろうか。二秒ほど間を置いたあと、まるでトマトのように顔を真っ赤に染めた。

 

「うきゃあああああああ!!!!」

 

なんか可愛らしい悲鳴を発したら大事な所をかくして下にしゃがんだ。

 

「こっち見んなっ!この変態っ!エロスペシャルがっ!」

 

「いやいや見てねぇから。それよりもほら」

 

俺は上半身シャツ一枚になり自分のカッターシャツをその少女に渡した。

 

「あ、ありがとう…」

 

そう言い少女は近くの墓石の陰に隠れた。

 

「なぁ、お前が言っている魔装錬器ってこれか?」

 

手に持っているチェーンソーを見せるた。

 

「当たり前だろ!」

 

そう言うと着てきたのだろう。墓石からシャツ一枚の少女が出てきた。

 

手を返せとばかりつきだしてくるので手に持っているチェーンソーを差し出すとバチッっと静電気のような火花を放ち、その白い手はチェーンソーに触れなかった。

 

「痛っ!なんで!」

 

何度も何度もチャレンジするが、俺が持つチェーンソーに触れられない。火花は飛び散るだけだった。強引につかみ取ろうとすると、すごい電撃にかわる。

 

そうしていると三メートルを越える大きさの学ランを着たクマがぐっと両膝を曲げ、砂利を巻き上げながら飛び上がったんだ。あの少女と共に落ちてきたもう一つの物体だ。その瞬間、俺は少女を抱き逃げた。

 

空高く舞い上がったクマが俺たちに飛び蹴りかまそうとするまで、わずか一秒もなかったと記憶している。見事な早業であった。

 

ーーいやはや、ゾンビで良かった。普通の人では絶対に当たるからね。

 

振り返り、クマと対峙する。チェーンソーは少女を抱き上げる時に手を離してしまい、少し遠い位置に突き刺さっていた。

 

「お、おろせよなっ。」

 

「はいはい」

 

借りてきた猫状態の少女を下ろし後ろに隠れさせた。

 

「一応聞くが、このクマはなんだ?」

 

クマはどこで覚えたのか、中国拳法のような構えをとっていた。

 

「そいつは凶悪女子高生クマッチだ!早く逃げろっ!じゃないと、あんたなんかすぐに殺されてしまう!」

 

驚きの事実。なんとこのクマは女子高生らしい。学ラン着てるけど。…………まあ、学生ではあるか。学ラン着ているぐらいだから譲るとして、

 

「凶悪そうには見えないんだが?」

 

目の前にいるクマはぬいぐるみのそれと同じく、つぶらな瞳をしている。毛並みも綺麗だし、可愛いぞ?動かなければ、高級なぬいぐるみと大差ないくらいに。

 

「ばか!ほんとばか!あんた相手の力量も測れないのか!?」

 

少女は「全く」と呆れた声で続けた。まあ、確かに体格差がありすぎるからな。

 

強そうに見えないぬいぐるみのような可愛らしい顔をしたクマが口を開く。そして、牙をむき月に向かってその口から大きな雄叫びを上げた。ーーーー野獣の叫び。

大気を震わせるその咆哮に、少女がビクリと体が強張らせていた。クマの口からは障気のような紫色の吐息が煙のように足に這い上がってくる。可愛いなんて言葉は合わなかったようだな。

 

俺は拳を軽く握り、力をこめた。

 

さて、そういえばあと二つ特典を言ってなかったな。では、ついでに発表しといてやる。

俺の特典は《身体強化》と《身体操作》だ。

身体強化はみんな分かるだろう。自分の攻撃力やら防御力やらを上げるやつだ。では身体操作とはなんだ?という質問が返ってくるだろう。身体操作とは、文字どおり自分の体を操作することだ。例えば

 

「骨圧縮、皮膚圧縮、筋肉圧縮準備」

 

足の中の筋肉が圧縮し骨の隙間を限界まで無くし極限まで足を硬くする。皆さん骨の中身はところどころ隙間がありまるで軽石みたいな感じだとご存じだろうか。おれはそれを圧縮して骨自体を白亜の石みたいに硬くた。そして皮膚は、紙を暑くしすぎたら破れなくなるそれと同じように皮膚をの層を何層も作った。

 

戦闘体勢へ移ったのが分かったのだろうクマは大きく息を吸いながら腰を落とし、先ほどと同じく紫色の障気を一息で吐き出すと共に大地を蹴り、高速で距離を詰めてきた。俺はクマが地面を蹴るのと同時に蹴り、クマの回し蹴りを滑るようにかわし懐に入った。

 

「筋肉圧縮!」

 

足の全てが圧縮され今千切れやすい筋肉繊維は一本残らず凝縮し今俺の足は一本のめちゃくちゃ硬い鉄柱と同じぐらい硬化された。

 

「オラァ!」

 

それはクマの膝へ寸分たがわず当たり足がちぎれクマは膝をついた。だが諦めてないのか方膝が無いまま腕むちゃくちゃに振り回し襲いかかってきた。

 

それを全てかわしてクマの頭を両手で持ち、首を回す。ゴギャっという鈍い音をたてた。クマの首は涎を夜空に飛ばしながら、高速回転してついに限界がきたのか頭がちぎれて地面にぼとりと落ちた。そのあと、胴体もズシンとおとを立てて倒れ込んだ。

 

人間は力を100%使えないって聞いたことないだろうか?

100%の力を出してしまうと体が耐えられなくなるので、脳が勝手力をセーブするらしい。ほんとの危機が迫った時に、たまに使うらしい。火事場のバカ力(かじばのばかぢから)というらしい。

で、俺は、耐えられるらしい。勝手に力をセーブして欲しいぐらいだ。100%どころかそれ以上だって出せるんだぜ。

だって俺ゾンビですから。

筋肉が悲鳴を上げようが、痛みなんて感じない。しかもゾンビになったことと特典のおかげでめちゃくちゃ頑丈になっているし、一瞬で直っちまう。まあ、力を出しすぎると骨が複雑骨折みたいにやばいことになるけどな。

 

「お前すごいB級メガロの凶悪悪魔男爵クマッチを倒すなんてーーーーー」

 

「まあ、首ちぎったら常識で考えて死ぬのがあたりあだけどな。」

 

シャツがついつい引っ張られてなにかと振り向いたら顔を真っ赤にした少女が、うつむいていた。あと、アホ毛は何かの電波でも受信しているのか、やけにピコピコ揺れていた。

 

「あたしの魔装錬器、とって」

 

少し離れた場所にあるのだが、まだ触れないのだろう。俺が触っても電撃は来なかったので拾った。

 

「全くなんでこのあたしが、こいつに拒絶されなきゃなんないんだ。」

 

と、俺に聞かれても「さあ?」としかいえだろう。

 

「よし、ちょっとあんたん家連れてけ。電話しなくちゃいけないから」

 

「電話?電話ならあるぞ」

 

ズボンのポケットからスマホを取り出す。さっきすごい動きをしてたのに壊れないなんてさすが特典のスマホ。

 

「何よその魔道具………」

 

スマホを前に出すと警戒するように、一歩あとずさった。突き出すように前に出すと、避けるような動きを見せる。ちょっと猫っぽくて可愛い。

 

「ただの電話なんだが」

 

「ほんとにか?あたしを騙したら、そこのクマッチみたいになるからな」

 

倒れていたクマを指差す。クマはキラキラと白い粒子のようなものに変わり、風に乗って粉々になり消えていった。ーーーこうは、ないたくないね。

 

俺は「そんなことするわけないだろ」といい、電話の使い方を説明すると、「ふんふん」と以外にも素直に頷いて聞いてくれた。

ひととおり教え、渡すと百人一首の名人のような機敏さで電話を操作し、どこかに掛ける。

 

ブッブッブッブッブ……………プルルルル、プルルルル、プーーーー

 

「あ、大先生ですか?あたしです。リフレイン年ライジング組ハルナです!」

 

さっきから「この世界に人間は」などと言っているため、相手は恐らく別世界。電話って、世界をこえるんだな。それにしても《リフレイン年ライジング組》ってそこはかとなく語呂が悪い。

 

「え?あ、まだ見つかってません………すみません。それよりもですね。実はミストルティンがあたしを拒絶するんです」

 

どうやらあのチェーンソーはミストルティンという大層な名前が付いているようだ。

たしかミストルティンって神話の、えーと、ああ、そうだ宿り木だ。

 

「え、はい。こう、ばちばちっと。あ、はい。魔力枯渇ですか。なるほどーーーーまさか!こんな世界の人間がそんな魔力持っている訳ないじゃないですか!」

 

お?何やら驚いている。そこらをウロウロとうろつきアゴに手をやり、考えている様子だ。

 

「なるほど。確かに、それしかないですね。わかりました。とりあえずこの世界で出来ることを先にやります。帰る手段は、またーーーはい。すみません。お忙しいところをーーーはい。ではまた」

 

といった感じに話は進んだようで、電話をきり「ん」っと突き出すように返した。

 

「あんた、あたしの魔力奪っただろ」

 

じっと上目遣いで見つめられる。魔力?ファンタジーの定番のアレ?

 

「魔力っていうと魔法とかに使うあれか?」

 

「それだよ!この天才美少女悪魔男爵ハルナちゃんの魔力を魔力を根こそぎ持っていくなんて、ありえないくらいの魔力がないと出来ないって大先生が言ってた!」

 

お前も悪魔男爵なのかよ。この子よっぽど悪魔男爵が好きなんだな。魔力については俺はわからないが、それに詳しい人物を一人知っている。そいつは恐らく今、俺の家でのんびりとお笑い番組でも見ているだろう。

さて、どうする?俺がゾンビだなんて知ってるのは、俺と俺をゾンビにした奴だけだ。ま、この『天才美少女悪魔男爵ハルナちゃん』(退屈な生活を破壊する種)になら、言っていいかもしれない。

 

「さっさと言え!あんた何者?まさか、この世界の魔法使い!あ、あたしを滅多刺しにするつもりだな!」

 

この世界の魔法使いは、どんだけ残虐なんだよ。

 

「俺はゾンビだ」

 

「ほえ?」

 

「死んでいるのに動いている死体。まあ、有り体にいうと死人だ」

 

「不死者!不死悪魔だん「悪魔男爵ではない。間違いなく」」

 

途中から台詞を被せた。何でもかんでも悪魔男爵にするな。

 

「そう………なるほど。死人なら剣で刺されてもーーー」

 

なぜそんなに剣で刺したがるのだろうか。まさか、こいつ俺が刺殺されたことしっているのか?

最近、この街では連続猟奇殺人事件が起きている。俺もそれに巻き込まれ死んでしまい、まあ、今こうやってゾンビをさしてもらっている訳だが、俺はその犯人に剣で刺し殺されたんだ。事件のことを知っていたとしても、凶器が剣だとわかるだろうか?

もしや俺を殺したのはこいつでは……ないか。明らかに武器が違いすぎる。

 

「ーーーあんた、責任とってもらうからな!」

 

「責任?」

 

「あたしの任務は、この腐った世界でアーティファクトを探し出すことそれと、魔装少女としてこの世界に現れるメガロを倒すこと」

 

「あー、《魔法少女》ね。たしかに魔法少女なら魔法使うわな」

 

「はあっ?あたしは《魔装少女》だ!そんな陳腐なもんと一緒にすんな!」

 

違いがわからん

 

「そのメガロってのは、あのクマのことだよな?」

 

「そう。さっきの恐ろしい奴だ」

 

「なんであんなのと戦ってるんだ?」

 

俺じゃなかったら普通死んでしまう相手だ。こんな可愛い子では命にかかわるだろ。

 

「メガロっていうのはな、あたしの世界を壊そうとする害虫だ。一匹残らず駆逐しないと、あたしら魔装少女に未来はない。つまり、あたしは戦士な訳。すごいっしょ!」

 

「なるほど確かにクマッチを見た感じ危険そうだな。でも魔装少女の世界を壊したいなら、なんでこの世界に現れるんだ?その話を聞いたかぎりだと普通魔装少女の世界に現れるよな」

 

「あたしたちの世界は空にあるんだ。メガロには空を飛べるやつは少ないからな。この世界を中間地点にしているんだ」

 

なるほど空にあるなら迂闊にも手を出せないからな。ここで鳥形とかが乗せて魔装少女の世界に侵入というわけだな。納得。

 

「とにかく、あたしは魔力をあんたに吸われて戦えなくなったからな。あんたがやってくれ!」

 

「は?」

 

「あたしも男が魔装少女になるっておかしいけど、あんたはこの天才魔装少女ハルナちゃんの魔力を吸ったんだ。だから現時点をもって魔装少女だっ」

 

びしっと細い人差し指をさされた。これは決定事項なのだろうか?

 

「待て待て。俺が?魔装少女?俺男なのにあんなふりふりした服を毎回着なきゃならないのか!?」

 

「知るかっ!しょうがないだろ!やれよなっ!」

 

えー、聞く耳無しかよ。さすがに刺激が欲しいからってあんな服は絶対に嫌だぞ。

 

「考え直せって。重要なことなんだろ?そんな簡単にーーー」

 

「その間………めっちゃ不本意だけど。あたし家帰れないから、あんたん家に居候させてくれ……」

 

そううつむき、ごにょごょとか細い声で言った。

 

まあ、こんな可愛い子が泊まるのは俺の刺激的な意味でも大歓迎だから。別にいいけど………

 

「じゃあ自己紹介しょうか」

 

「ほえ?」

 

「俺の名前は相川歩。他のゾンビより一味違う力を持っている死人だ」

 

そう言うとハルナはニッと笑い口を開けた。

 

「あたしは天才美少女悪魔男爵ハルナちゃんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

「よろしくな!アユム!」

 

 

 

 

 

 

 




転生特典
・超魔改造スマホ
・身体強化
・身体操作

身体強化
自分の身体能力を高くする
回復を早くしたり、血などの動くために必要なものを瞬時に作り出す

身体操作
自分の体を操作する。例えば上半身下半身泣き別れしても下半身を操作して動かす、体を凝縮し硬くする。
身体強化と合わせることで腕を新しく生やしたり異常成長を促すことができる
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