いつものセレニア節でいつも通りに常識無双して終わりです。
いい加減パターン替えないとなぁ、と新たな悩みに苦悩している真っ最中。
よし、IS学園を新章突入させよう(京都へ行こう風に)
それと今話と前話は急遽立案して急ピッチで進めたせいで文章が滅茶苦茶です。次話以降は気を付けます。
「なるほど・・・それで姫島さんは堕天使と悪魔双方の翼を・・・」
兵藤さんと同じモノを出していただき恐縮しつつ、それを飲みながらも私の脳裏をよぎるのは
ーー場の空気を徹底的に混沌化する父のせいで壊れかけた状況を改善するために大見得切ってしまった私を誰が責められようかーー
と言う自己弁護な屁理屈による自己正当化の言葉でした。
いや、本当に重かったんですよあの空気。兵藤さんは殺気剥き出しで睨んでるは姫島さんの格好はあられもないわ、父は父で悪ノリするわで収集つかない事この上ない。
仕方なく適当な理由探してたまたま目に入った姫島さんの左右で異なる形をした羽だか翼だかを口実にして納めはしましたが、それが根本的解決に結びつく可能性など有り得るはずもなし。
おまけに姫島さんから聞かされた事情(彼女の過去話でグレモリーさんとの出会いの話でした)を聞き終えた私が抱いた感想はーー
(なんかーーものすっごくベタなお約束だなぁ・・・)
ーーその程度でしかなく、素直に心からでた感想がこれの時点で私は自分がひねくれている事を自覚せざるを得ませんでしたよ、割とマジで・・・。
傷ついた堕天使の男性を救った日本の神道に身を置く名門一族の娘。
それも由緒ある神社を任されていた優秀な巫女。その二人の間に生まれた娘が姫島さんで、親族はこぞって彼女を“汚点”と罵り、逃げた先で追いつめられ、止めを刺しにきたのは彼女の大叔父にあたる初老の男性。
殺されかかったところに介入して彼女を救ったグレモリーさんと、それを補佐したグレモリーさんの兄である魔王陛下と、陰から力添えした堕天使総督のアザ・・・アザ・トースさん。
最終的には彼女を解放して部下とともに去っていく大叔父は、彼女が「姫島」の姓を名乗ることを許したって事はーー
「明らかに大叔父さん、脅されて追っ手役をやらされてますよ、それ。
ついでに言えば彼が一番姫島さんの身を案じてます。悪魔との交渉が上手く行ったのも、悪魔に交渉を持ちかけたのも多分その人でしょう。
アザ・トースさんという協力者にご登場願ったのもほぼ確実に彼でしょうしねぇ。一番の功労者じゃありませんか。良い叔父さんを持ちましたね姫島さん」
私としては常識的なことしか言ってないつもりなのですが、なぜか二人の表情が凍り付きます。
・・・なぜですかね? 普通に考えれば解りそうなモノですけども・・・。
「ち、ちょっと待てよセレニア。どういう事だ? だってそいつは朱乃さんを殺そうとした連中の大将だったんだぞ?
そいつが朱乃さんを殺すよう命令したに決まってんじゃねぇか!」
「有り得ませんし、不可能ですよ。
彼は古くから神道に属する一派の大本に属し、一緒にいた方々もその縁者ばかりだったのでしょう?
ならば彼らは大叔父さんの監視役もかねた処刑人です。「彼が裏切れば一族郎党皆殺し。助かりたければ必ず任務をやり遂げろ」そう指示されていたはずです。これでは外部に援軍を求めるしか手はありませんし、彼らはあくまで「自分たちの勝手な都合で介入してきた」事にしないといけません。一族と姫島さん、双方を救う手段はそれだけです。
彼に選択肢など、始めから存在しない」
お茶をすすりながら、どう話を転がして誤魔化すかと考えながらも私は適当に思い付いたことを述べてお茶を濁しました。
お茶だけに、なんちて。・・・忘れてください。
「ついでに言えば、姫島さんのお父さん。バラ・・・バラモスさん?も似たような理由で動けなかったんでしょうね。
姫島さん母娘を見守るために近所で過ごした結果、かえって二人を危険にさらしてしまい妻には先立たれて幼い娘は一人で逃亡。
心労に押しつぶされそうになりながら、必死に仲間の堕天使が彼女を殺しにいくのを押しとどめていたのでは?」
「「はぁ!?」」
なぜか大声を上げる二人です。本当によく分からない反応だ。
別にいいですけどね、時間さえ稼げれば。
私はやぶ蛇を避け、適当に彼女たちへと話を合わせつつ言い訳を模索し続けます。・・・ああ、こう言うときにチート知識欲しい。転生特典として今からでも付けてくれないかなぁ。
「人間たちにとって堕天使との間に生まれた子供が汚点と言われる理由はなにか。
外見が人間と違っているから? 大叔父さん自身が子鬼を使役しています。本来は人の敵である鬼であれども戦力として利用する方々が、今更黒い羽を持ってるから殺すとか理由にならないでしょう?
ならば理由はシンプルーー堕天使は人を殺してる。それも沢山、山のように。彼らが国と人々を護るために戦ってきた相手には堕天使も含まれていたんでしょう」
息をのむ気配がしましたが、今の私にはどうでもいいので無視。
お茶を飲んで時間を引き延ばーーああ!もうカラじゃないですか!
ええと、お茶の葉お茶の葉・・・。
「だ、だったら堕天使たちにとって朱乃さんは仲間だろう?
部長だって人間の俺をこうして仲間にしてくれたんだしーー」
「悪魔には転生悪魔という制度があるそうですが、転生堕天使ってあるんですかね? あるのならば確かに仲間扱いされてもおかしくないですけど、ないんだったら普通に下等生物との間に生まれた汚点でしょう。
まして、自分たちから見たら汚点でしかない子供を上司が可愛がっている。自宅通勤してまでですよ? 強さが全てな悪魔と似た思考の堕天使さんたちにとって愉快な道理がない。無力な子供を殺して自分たちが絶対勝てない上司の顔が歪む姿を見てみたい、そう思った方も多かったと思いますよ。
堕天したということは欲望を持ったという事だったはずですから。欲があるなら見栄もプライドも嫉妬もあるでしょうしね。七つの大罪的な考えだと」
カラになった湯飲みの底を睨みながら必死にない知恵を振り絞る私。
考えろ、考えるんだセレニア!父がトイレから帰ってくる前に全てを誤魔化せる言い訳を!
空気読まない這い寄る混沌にアドリブは無理な以上、この場で頼れるのは戦力外通告を受けた私のみ!・・・ダメじゃん。
「それと兵藤さん。あなたもグレモリーさん達には感謝した方がいい。今のあなたが生きていられるのは彼女たちのお陰なのですから」
「あ? 今更なに言ってんだ? 俺は部長にずっと感謝しっぱなしだぜ!
なんたって俺を蘇らせてくれてオッパイも触らせてくれて、その上ご褒美の約束をーー」
「それだけではありませんよ、兵藤さん。あなたは現在進行形で魔王グレモリー一族に庇護されることで生き延びられている。
彼女と彼女のお兄さんがいなければ、あなた今頃何度殺されてるか解ったもんじゃありませんよ?」
「・・・へ?」
きょとんとする兵藤さん。
私が言うのもなんですが、どうにも危機意識が足りないのは現代日本人ならではでしょうか? ちょっと考えれば解りそうなものですがね。
まぁ、悪意や嫉妬と言ったものと無縁だからこそ、この純粋さ。
仕方がないことですか。
「あなたは破格の待遇を魔王陛下の妹君から受けている。
本来ならば悪魔にとって電池でしかない人間が、魔王陛下の妹の側に侍り、彼女の所有物たる複数の女性悪魔、姫島さんや塔城さんと気安く接し、格上であり先輩でもある彼女たちのことをまるで対等の友人のように扱い礼儀を示そうとしない。
数千年間続く伝統ある王国の重鎮達にとってあなたは自分たちの誇りを汚す害虫だ。あらゆる手を使い苦しめた上で殺してもまだ足りない。それほど憎らしい存在のはず。
にも関わらず、今日もあなたは彼女と行動をともに出きること前提でここまで来た。それもまた彼ら嫉妬深い名門から見れば妬ましい限りだ」
「・・・・・・・・・」
そこまで言ってから、ようやく私は青ざめて硬直している兵藤さんの姿に気が付きました。そして思います。
あ、やばい。ボンヤリしてるうちに言い過ぎたっぽいーーと。
ーーど、どど、どうしましょう!? また私やりすぎちゃいました!最近こういうのばっかりです!
なにかフォローしないといけませんよね、やっぱり!
でも、フォローしようにも私、彼については「オッパイソムリエな主人公」以外の情報与えられていないんですけど! なにこの原作情報、クソじゃん!
くぅ・・・またしても頼れるのは頼りにならない自分自身の頭脳だけって、なにこのムリゲー。攻略記事見てやり直したい。
もしくは、強くてニューゲーム。
「ーーですから兵藤さん、あなたは今まで通りに無謀で無知で無節操で無自覚で無防備で無深慮で自分勝手な庶民でいてください。
それがグレモリーさんにとって最大の武器となるはずです」
「「・・・・・・ほぇ?」」
今度は姫島さんも間抜けな声を出して間抜け面をさらしました。
よっしゃ、成功。意表を突いたことを言って防壁を崩し体勢を崩した上でなら私如きにも勝機はある!
今こそ、一気呵成に畳みかける時!
「これから行われる三大勢力会議の場において、第四勢力が必ず介入してきます。それは魔王陛下の予定に入っている事ですから当然のことです。
彼は三大勢力共同の元、古い因習にとらわれた旧時代を滅ぼそうとしている。敵と味方と双方が流す大量の血によって洗い流すことでね」
「なっ!?」
「う、嘘だ!サーゼクスさまはスゲェ良い人なんだ!
そんな酷いことをする人じゃねぇ!」
「本人もしたくしてする訳ではないでしょうし、今回の件も現段階では詳しい作戦内容は教えられてないでしょう。なにしろ、三大勢力にあって悪魔は飛び抜けて立場が弱い。
『反対派を一掃できて、冥界に平和がもたらせて、これからは残りの勢力とも仲良くできる手があるよ』と唆されたら裏があると解っていても、その手を取らざるをえませんよ」
「聞き捨てなりません!」
それまで顔面蒼白になって黙り気味だった姫島さんが声を荒げます。
・・・って言うか、まだ顔色悪いですね。
この程度の推測でいちいち傷ついて尾を引いてるようで、よく人の欲望を糧とする悪魔に転生する気になったものです。
ーーここからが問題の焦点だというのにね・・・。
「わたくしたち悪魔が天使や堕天使如きに劣っている?
そんなはずは有りません! ええ、絶対に! 現にわたくしたちはレイナーレを倒し、コカビエルの野望も阻止して見せたではありませんか!」
私よりも大きな胸を張る姫島さん。その姿からは悪魔だというのに神々しいまでの誇りと矜持が感じられます。
そして、だからこそ分かりました。
やはり彼女たちの世代にはーー“呪い”が引き継がれているのだ、と。
その呪いこそが三大勢力の戦争が未だに潰えられぬ原因。そして同時にグレモリーさんにとって変わらない兵藤さんが絶対に必要な理由でもある。
「姫島さん、兵藤さん。あなたがたは大昔に行われた大戦争の勃発理由について何処までご存じですか?」
「・・・? わたくしたち悪魔と堕天使は冥界の覇権を奪い合い、その戦力として悪魔は人間と契約して代価をもらい、堕天使は人間を操りながら悪魔を滅ぼそうとし、ここに神の命を受けて天使が悪魔と堕天使を問答無用で倒すために介入してきた。ーーこの程度の一般的なレベルまでしか知らされておりません。
これ以上のことを調べるには魔王様の許可が必要ですし、それ以外にもーー」
「ああ、そこまでで結構ですよ。重要な部分はいま話していただいた中に含まれていますので」
「・・・? いったい何の話をーー」
不機嫌そうにする姫島さんを片手をあげて制したあと、私も勿体ぶりすぎたことを自覚していたので単刀直入に現実的問題点を伝えます。
「悪魔は代価をもらい、堕天使は人間を操り、天使は神の命を受けて。
悪魔だけが戦うのに人間を絶対に必要としている。にも関わらず、悪魔は人間を自分と対等とは思っていない。あくまでも下。下等で劣った生き物扱い。これでは早晩、悪魔は自分たちのエネルギー源を使い潰して自滅する。悪魔だけが滅んでしまう。
この運命を回避するためには、他勢力との戦争状態を解消して戦う力を必要としなくなる以外に道はない」
「「・・・!!!」」
再びお二人の顔色が悪くなりますが、先ほどと違って今度は今にも倒れそうなほど真っ青です。・・・お薬だしたほうがいいかな? でも、悪魔に効くか分かんないしなぁ・・・。
「おそらく大戦争で死んだ大魔王様は、この事実を知っていたんじゃないかと思います。
力だけでトップにはなれても国家を造るには至りませんし、跡を継いだ方達が造ったのだとしたら部下の教育も考えておいでだったでしょうからね。そんな方に分からないほど難しい理屈でもない。当然の帰結ですから。
そんな方がこれほど劣悪な状況を生む思想を良しとはしないでしょう。勝つまでの間だけ、天使堕天使双方を滅ぼすまでの間だけこの思想を使わせ、その後の占領政策においては徐々に緩和していく予定だった。
でも、大魔王様は死んでしまった。残されたモノ達も多くが亡くなり世代交代がおき、絶対的支配者不在の中で思想は形だけが悪魔の中に伝わり、やがて伝統となった」
沈黙が満ちた中で誰も動かず、仕方がないので自分で煎れてきたお茶を啜り一息つける。
あ~、お茶美味しい~。
個人的にはMAXコーヒーの方が好きですが。
「この思想を滅ぼすことが、現魔王陛下の戦争目的なのではないでしょうか? それによって冥界を効率的な官僚政治へと移行する。
グレモリーさんがよく使う「グレモリー家の名誉」という表現から察するに冥界は複数の名門貴族がそれぞれの領地と軍隊を持った、謂わば封建国家なのでしょう? それでは血筋が重要視されすぎてしまい若手の育成や制度改革が滞る。
平時であればともかく自国民だけで戦線維持できない現状にあっては改革に着手するしかない。しかし、それをすれば古い名門が必ず邪魔をする。元は大魔王様の元で同格の将だった人たち。勝てるとしてもできれば戦いたい相手ではありません。同盟相手との関係は外交において最大の焦点ですからね、できるならば無力化させて従わせる道をとるでしょう。
それが今回の会談、と言うわけでしょうね、きっと」
お茶を飲み終わったので顔を上げると、お二人が目を丸くしていました。
いやいや、驚くの早すぎるでしょう。あなた方の出番が関わってくるのは此処からなんですからしっかりしてくださいよ。
「ここで始まりに戻ります。
兵藤さん、あなたに求められている役割は、おそらくヒーローです」
「ひ、ひーろー?」
「はい、子供たちのあこがれ正義のヒーローです。
弱きを助け強きをくじく、上からの圧力や権力者の横暴には決して屈しない理想的な主人公。それが堕天使総督さんがあなたに求めている役割だと私は推測しています」
「は? え? アザゼル先生が俺に?」
・・・先生? また何か王道な単語が出てきましたね。担任か顧問にでもなって教え子たちを導く役でもやる気なんですかね。
まぁ、それはいいです。どのみち他校生の私には関係ない。
「三代勢力のトップの中で、あの人だけが始めから駒王町にいました。
飄々と振る舞っていたとしても、仮に実務のほとんどを側近にやらせていたとしても、トップは中央にいるだけで周囲に安心感を与え平穏をもたらす。わざわざ交戦中の敵国家が支配している勢力圏内に遊学する必要もないですし、なによりも先日聞いた話の流れてきに彼はこれまでに起きた事件の概要をほぼ把握しているようでした。
彼が仕組んだか、あるいは知っていて泳がせたか。どちらにせよ、彼には何かやりたいことが有るみたいですね。
その中で冥界の民心を集めることを期待されるヒーローが兵藤さんというわけです」
「な、なんで俺!? 俺めっちゃ新入りで役立たずだぞ今の時点では!
悪魔の仕事で上手くいった事なんて殆どねぇし!」
「役立たずの落ちこぼれが主を助け、主を守り、やがて主と結ばれる。
人はこれを立身出世物の王道主人公、すなわち庶民のあこがれヒーローと呼びます」
「「・・・!!!」」
うん、今日何度目でしょうね、お二人が驚愕の表情浮かべるの。
いい加減飽きてこないもんでしょうか? お二人とも意外と気が長い。
「ここまでは堕天使総督の思惑通りなのでしょうが・・・たぶん、彼は会談の席で完全な失態を演じます。その時こそあなた方グレモリー一派な出番になるので覚悟だけはしておいてくださいね?」
「ち、ちょっと待てちょっと待て!
何でそこまでわかるんだよ! 今まで上手くいってたんだろ! だったらこのまま上手くいく可能性だってあるじゃねぇか!」
「今回は対処する戦力が必要最小限しか用意できない環境です。
なにせ、日本の駒王町が舞台だ。三勢力全てにとって兵力が配置しづらいからと言う名目で選ばれたことになっているのでしょうが、実際は違うのでしょうね。
『敵から狙われやすく、誰が来るか目算がついていて、そいつは自分たちなら勝てる相手だから』おそらくは、これが伏せられている本当の理由であり、同時に彼が失敗する理由でもある」
「な、なんで・・・」
「なぜ『敵の誰が来るか分かるのか』答えはここにあります。
すなわち情報を敵から持ってこれる奴が側近にいる。ただし、その人物が情報を持ってこれるのは敵が意図的に流している部分が含まれているから。
これだったら一応納得する事はできません?」
もう私の方が見飽きたお二人の驚愕の表情。
話しは終わりましたし、そろそろ父もしびれを切らす。トイレの帰りに「伏せ」を命じただけでは十分程度が限界でしょうからね。
私もそろそろお暇しよう。なにしろーー
誤魔化せましたからね!あの醜態を!あの混沌を!
這い寄る混沌がもたらした理不尽にセレちゃん大勝利ー!
やったねセレちゃん、おめでとう!
こうして父を連れて神社を後にした私は知ることとなったのです。
ほんの数時間さかのぼるだけだったはずのビヤーキーによる時間逆行ですが、実際には丸々一日以上さかのぼっていたという驚愕の真実にーー。
この後、母と二人で行った父へのお仕置きは、良い子に見せられるものでは決してないので割愛します。
とりあえずは父が泣いてました。それだけは時間を操っても変えらない事実であり真実です。
意外と長かったせいで時間が掛かりました・・・。
書き忘れておりましたが、本来ならば「カオス・ブリゲード」襲来後にオカルト研究会顧問に就任するアザゼルがこの時点で「先生」と呼ばれている理由は、
「今話の舞台が平行世界みたいな別時空にあり、本編とは直接関係ないから」です。
ビヤーキーで飛び過ぎた結果、時空まで飛び越えてしまいました。
その為、イッセーも朱乃さんも今話の会話を覚えておりません。ただ「悪夢を見た」と言う程度の認識です。普通の夢じゃないのはニャル美の悪意で調整したからです。
次回で小ネタとして出すための前フリでしたが、一言ぐらい説明しておかないと誤解しか招かないと今更になって気がつきました。遅れて申し訳ございません。
次回からはいつもの混沌化した言霊少女シリーズに戻しますのでご安心を。