東方転生録   作:のんびり+

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どうも初めまして、のんびり+です
初めて書いた小説なので駄文にミス等ありますが暖かい目で見てあげて下さい。
それでは、のんびりしていってね!



第1章 転生編~古代都市~
プロローグ


 今から綴られるのは、平々凡々な青年が体験した、二度目の人生。雨宮琥珀と言う人間の、転生緑である。

 

 

 

 

『東方転生録』

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺の名は雨宮琥珀(あめみやこはく)

 

 どこにでもいるような普通の高校三年生で、その日、いつも通り家に帰り、親は仕事でいなかったので近くのコンビニに飯を買いに行った。

 

 ――ここから。この日から、すべてが変わり、すべてが始まったのだ。

 

 コンビニに行った俺は、今日食べるであろう飯をレジに持っていった。俺から弁当を受け取った店員は、バーコード認証をして「温めますか?」と聞いてきた。

 俺はいつも通りに「お願いします」と答えようとしたのだが。

 

 その時、パァン! と破裂音のようなものが店内に鳴り響いた。

 

 音のした方を見ると、黒ずくめで顔にマスクとサングラスをかけた男が、右手を上に上げている。右手には拳銃が握られていた。

 

 この状況で何を思い浮かべるか?

 

 そう、強盗である。

 

 男は慌ただしく、俺の前にいる店員にむかって銃を突き付けながら言った。

 

「さっさと金をこのバッグに入れろッ! 妙なマネはするなよ!?」

 

 店員は額から汗を流し、慌てた様子でバッグを受け取り金をいれようとしていた。

 普通、急に強盗が目の前に現れたら混乱してしまうだろう。しかも拳銃持ちだ。普通なら、撃たれないように怯えながら目立たない努力をするだろう。

 

 だが何を思ったのか、俺は強盗がバッグを渡した瞬間、強盗の顔面にむかって思いっきり殴り掛かっていた。

 

 何故そうしたのかは分からない。

 

 ただ無意識に、反射的に、俺は殴り掛かっていた。

 

 とっさの事に驚いたのか強盗は倒れこんだ。

 

 俺はすぐさま強盗の銃を蹴って、

 

「早く警察を呼んでッ!!」

 

 声を張り上げる。

 

「……っのクソガキがぁ!!」

 

 強盗は立ち上がり、俺に叫びながら突進してくる。

 

 そして、男のタックルをもろにくらった俺は吐血し、倒れる。

 強盗の手を見ると、赤く血で塗れたナイフが握られていた。

 

 ……息が出来ない。

 ……体の感覚が消えていく。

 

 ――ちくしょう。

 

 そうして、どんどん意識が遠退いていく。

 目蓋(まぶた)が重い……。

 ……俺は、死ぬんだな。

 

 不思議と死への恐怖は無く、冷静で落ち着いている。

 やがて俺は、目蓋の重さに耐えられずに目を閉じる。

 ほんの少しのこの世への未練……もう少し生きたい。

 それが、俺の人生で最後の願いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次に目を覚ますと、俺はベッドに横たわっていた。

 知らない天井が目に入る。

 

「……あれ?」

 

 ゆっくりと上体を起こして、辺りを見回して見る。

 殺風景な部屋で、家具はベッドだけ、床の赤いカーペット以外はベッドも天井も何もかもが真っ白だ。

 

 次第に意識がはっきりしてくる。

 

「俺は……コンビニで……強盗に……」

 

 記憶も次々に甦る。そんな中、俺の脳内では疑問が湧き出て止まらなかった。

 

 何故、俺はこんな所にいるのか……。奇跡的に生きていた?

 

 ――いや、あり得ない。

 

 あのナイフは俺の心臓を確かに貫いていた。

 

 俺は確かに俺は死んだ……はず。

 

 なら何故俺はここで寝ている?

 

 本当に死んだなら、俺が今ここで寝てる訳が無い。

 それに見た所、ここは病院って雰囲気じゃ無いしな。

 

 そうして自問自答を繰り返していると突如、

 

「その事については私から説明させていただきます」

 

 ――ッ!?

 

 い、今起きた事をありのまま話すぜ!?

 俺が何故ここにいるのか考えていたら不意に声がして、そこを見ると頭に葉っぱの輪みたいなののせて宙に浮いている幼女がいたんだ!

 何をいってるのかわからないかもしれねぇが、俺も現状の理解が出来ねぇ!

 催眠術とか超スピードとかそんなチャチャなもんじゃ断じてねぇ!もっと恐ろしいものの片鱗を見たぜ。

 

「別に私は時止めて無いですよ?」

 

 何ッ!?

 い、今起こった――

 

「ハイハイストップしてください!話が進みませんから!」

 

 また俺が暴走しようとしたら幼女に止められた。

 

 俺は混乱する頭を落ち着かせ、幼――

 

「私は幼女ではありません!! ネロとお呼びください」

 

 ……ネロの話を聞く。

 

 

 

 ~少女説明中~

 

 

 

 話を要約するとこうだ。

 

 ネロは神様でここは神様達が暮らす場所……らしい。

 ネロの部下が俺の大事な書類に間違えた情報を書いたらしく、本当は俺じゃなく店員が死ぬハズだった。

 慌てたネロはとにかくまず俺をここに回収して謝罪する、と言う流れだ。

 

 

「本当に申し訳ありませんでした! 謝って許されることではありませんが謝らせて下さい!!」

 

 ネロが申し訳なさそうに頭を下げる。

 

「まあまあ、落ち着けって」

 

「……随分と冷静ですね」

 

「いやだってさー、急にそんなこと言われても実感ないっていうかさ、とにかく怒ってないから気にすんなよ」

 

「ありがとうございます」

 

「で、俺はどうなんの?」

 

「とりあえずは転生でもさせようかと……」

 

「転生?」

 

「ハイ、悪いのは完全にこちらなので」

 

「転生って具体的には?」

 

「ハイ、あなたに行きたい世界を選んでいただこうかと……」

 

「それって二次元の世界とかも行けんのか?」

 

「そうですね、可能です」

 

 ネロは、俺に自分で行きたい世界を選んで良いと言うのだ。

 

「なん……だと……!?」

 

 うーん、どうしよう。これは悩む……。多分今まで生きてきた中で一番悩んでる。……よし、これでいこう!

 

「ネロ! 心が読めるなら俺が行きたい世界候補も分かるよな?」

 

「ハイ、わかりますが」

 

「世界候補のくじ引き作ってくれよ!」

 

「そんな決め方で大丈夫ですか?」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

 

 

 ~くじ引き制作中~

 

 

 

「ようし、いくぞ!」

 

 緊張と期待を胸に、箱の中に手を入れ直感で漁る。

 

「これだ!」

 

 一枚引いてネロに渡す。

 

「どれどれ。琥珀さんがいく世界は……東方projectの世界ですね」

 

 東方Project。確か弾幕シューティングゲームだっけか。

 

「東方の世界なら能力も決めないとですね」

 

「うーん、能力か……。よし、くじ引きゴー!」

 

「またですか!?」

 

 

 

 ~くじ引き制作中~

 

 

 

「いくぜ!」

 

 能力が懸かっている分、緊張も期待もさっきよりでかい。

 

 覚悟を決め紙を一枚引き、ネロに渡した。

 

「どれどれ……琥珀さんの能力は、「嘘を本当にする程度の能力」ですね」

 

「イエーイ!」

 

 何か良さげな能力が手に入ってか、上機嫌。というか、嘘を本当にするってさ、全然「程度」じゃないよね!

 

「気にしたら負けです。では、転生を開始します」

 

「おう」

 

 ネロが手をかざすと、俺の体が光り消えていく。

 

「じゃあな、ネロ」

 

「ハイ、いってらっしゃい」

 

 そうして意識がなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、いつの時代に送るか言うの忘れちゃいました……」

 

 白の部屋に一つ、そんな声がポツリと響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、お疲れ様でした!
次回は琥珀くんの転生生活ですね
次回ものんびりしていってね
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