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うp主は発狂してました。記念企画はこの章のキャラ紹介の時にやる予定です
こんな茶番をやってほしい等要望ありましたら気軽にお願いします
それでは今回ものんびりしていってね
はい、どうも琥珀だ。
俺は今かぐや姫から難題を出されている。
まぁ、一日もかからないお使いみたいなもんだけど。
難題を言い渡されたのが昨日だ。
ま、サクッと終わらせよう……。
で、俺が今何処に向かっているかと言うと
「おじさん、みたらし団子三本とお茶をくれ」
「お?昨日の兄ちゃんかい?あいよ!」
パクッ。
「やっぱこれだねぇ♪みたらし団子!」
旨い……旨いよ!
俺がみたらし団子の余韻に浸っていると、
「ワン!ワンワンワン!!」
「ハア、ハア、来るな!私のそばに近よるなぁぁぁぁぁ!」
野良犬と必死においかけっこする少女を発見した。
「やれやれだぜ……」
このまま見て見ぬふりするのは俺のプライドが許さん。
「おい嬢ちゃん、ちょっとこっちにおいで」
「ハア、ハア、分かった!」
少女を俺の後ろに行かせる。
犬が追いかけて来るが、
「へいワンちゃん、おいかけっこはお仕舞いだぜ?」
俺は犬に少しだけ威圧感を出す。
「……!キャイン!キャイン!」
犬は文字通り尻尾を巻いて逃げて行った。
「もう大丈夫だぜ、嬢ちゃん」
「あ、ありがとう!」
「怪我はないか?」
「うん!大丈夫!」ぐぅぅぅ
少女のお腹から唸り声がする。
少女の顔は耳まで真っ赤だ。
俺が出来る事は……。
俺は少女の肩にそっと手を置いて、
「団子、奢るぜ?」
と言う訳で俺と少女の二人でスウィーツタイムだ。
「びゃあ゛ぁぁうまいぃぃ」
「お兄さんて変人?」
グサッ。
琥珀は千のダメージ(心理)を受けた。
「……俺は変人じゃあないぜ!」
「ふーん、ま良いや、助けてもらったし団子奢ってもらったし、ありがとう!」
パァァ。
琥珀のHP(心理) は五千回復した。
「なぁに、大した事ないさ」
「そうかな……私は
「俺は雨宮琥珀だ、よろしくな妹紅」
「よろしくね琥珀!」
藤原妹紅、俺の隣にいる黒髪の少女はそう名乗った。
~少年少女一服中~
「ふぅーじゃあそろそろ行こっかな」
「……ねぇ琥珀」
「ん?何だ?」
「その……私と……友達になってくれる?」
妹紅は顔を伏せてモジモジとした様子で言う。
俺はそんな妹紅が可愛らしく、笑みを溢す。
「フフ、あぁ良いぞ、俺と妹紅は友達だ」
「ッ!……うん!またね琥珀!」
「ああ、またな妹紅」
こうして俺は妹紅と別れた。
「さぁて、腹ごしらえは済んだし……お次はお使いと行きますか」
俺は人目につかない場所まで行って空を飛んだ。
此処から幽香の花畑まで約六十㎞……
さっさと終わらすか……
~少年移動中~
「到着っと」
俺の目の前には相変わらず綺麗な花畑が。
「あら琥珀、いらっしゃい」
「よぉ幽香、最近ぶり」
「立ち話もなんだから家に上がって来なさいよ」
「悪いな、お邪魔しますっと」
俺は幽香に訳を話した……ら、何故か幽香が不機嫌になった。
「あの、幽香……さん?」
「何よ」
俺から顔を反らし、声のトーンを低くして喋る幽香。
「あの……何で怒ってるの?」
「別に、琥珀はそのかぐや姫とか言う奴と結婚するんでしょ?お幸せに」
「いや、別に俺は結婚しないぞ?採ってこいって言われただけで」
「え?」
バッとこちらに振り返り、目を見開いてフリーズする幽香。
「おーい、幽香さーん?」
暫くすると幽香は、急に口角を吊り上げ、さっきとは一変し上機嫌な声色で言った。
「な~んだ、それならそうと早く言いなさいよ♪」
……何だろう、今の幽香を可愛いと感じたのは俺だけか?
「それで向日葵を五本貰いたいんだけど」
「分かったわ、ちょっと待ってて頂戴」
そう言って幽香は外に出ていった。
しばらくして幽香は五本の向日葵を手にして帰って来た。
「はい、どうぞ」
「ありがとうな、幽香」
「良いのよ、琥珀だからね」
「ん?何か言ったか?」
「いいえ、何も」
……何でこんな上機嫌なんだろう。気になるが、今はさっさと向日葵を届けよう。
「兎に角、ありがとうな幽香」
「えぇ、また来てね」
「ああ、またな」
そして俺は幽香の所を後にした。
~少年移動中~
さて、後はこれをかぐや姫に届ければお仕舞いだ。
俺はかぐや姫に会うため屋敷へ向かった。
「さぁて、かぐや姫の部屋は……」
俺が昨日行った部屋の前まで行くと複数の気配を感じる。
……かぐや姫の他に誰かいるな……。
俺は気配を消して様子を探る事にした。
――私は例の“彼”について考えていた。
彼と言うのは“雨宮琥珀”の事だ。
彼は本当にあの月の英雄なのか……。
この名は月人でもない限り知らない筈の名前。
彼は一体何物なのか……。
彼が帰って来るのが楽しみだ。
私がそんな事を思ってると襖が開いて翁が入ってきた。
翁は幼かった私を拾って育ててくれた人だ。
「輝夜、帝様がお見えになったぞ」
「分かりました」
帝、この都のお偉いさんにそんなの居たっけな……。
すると部屋には部下を何人か引き連れて帝が入ってきた。
見た目は、すぐに裕福な暮らしをしていると分かる感じだ。
「お初にお目にかかるぞ、かぐや姫」
「こんにちは、帝様」
あぁ、面倒くさい、早く帰りなさいよね、まったく……。
「早速だがかぐや姫、今回私が此処に来たのは他でもない、私と結婚してはもらえぬか?」
「残念ですが貴方のご期待に答える事は出来ません」
「フム……何故じゃ?」
「私は貴方の事を何も知りませんし、今初めて会ったばかりじゃないですか……」
普通に考えてわかりなさいよ!
て言うか初対面の人に良く結婚してくれ何て言えるわね。
精神が図太い通り越して無神経だわ!
「それだけか?良いじゃないか別に」
は?
何言ってるの?
この人気は確かなの?
「私はそなたに惚れた、だから結婚して欲しいのだ」
「いえ、しかし……」
開き直って来たよこのおっさん。
自己中ね、自分第一って感じがするわ。
私はそういうタイプは大嫌いよ。
「よし、言い方を変えよう、私のものになれかぐや姫よ」
「……お断りさせて頂きます」
無い……。
こいつだけはマジで無い。
「そうか……なら無理にでもなってもらおうか!」
「なっ!?」
帝が言った瞬間
待機していた部下が私を取り押さえ、口にハンカチを当てられた。
「~~~っ!~~っ!」
(この感じ、薬か!)
「クックック、その薬は惚れ薬のようなものだ!すぐにお前は私のものになる!」
「!?~~~~っ!~~~~~っ!」
(嫌だ!それだけは嫌だ!誰か助けて!)
「クック、無駄だ、助け等来ないわ!あのジジイには眠ってもらった」
「~~!~~!」
(こんな奴等に遅れをとるなんて、平和ボケし過ぎたかな…)
嫌よ!こんな奴に……こんな奴に!
視界がじんわりとぼやける。
私の目からは涙が流れていた。
「クックック、そろそろか?」
帝が近付いて来る。
逃げたいのに逃げられない。
これから私はなにをされるのだろう。
考えるだけで気分は最悪だ。
私の動悸はどんどん早くなり、体が火照ってきた。
薬の効果かしら……。
どんどん頭が真っ白になっていく。
考える事が出来ない。
帝の手が私に迫る。
後数メートル
……嫌!
後数センチ
……嫌!!
後数ミリ
……嫌だ!!!
私が目を閉じた瞬間
「そっから先はさせねぇぞ?」
「な!?貴様いつの間に――」
「テメー少しやり過ぎだ、この馬鹿野郎!」
「ふげぇぇっ!」
ドスンと重い音が響く。
――――え?
私が目を開けるとそこには、黄色い綺麗な花を五本持って黒い着物に身を包んだ青年の姿があった。
「帝様!?貴様――」
「五月蝿い」
「グハッ」バタンッ
「なっ!?貴様――」
「だから五月蝿い」
「フゲッ」ドタンッ
「うぅ……貴様!この帝にこんな事をして許されると思っているのか!?」
「は?」
「私は欲しいものは全部手にして来たのだ!それをお前のような
「――おい」
「貴様!口の聞き方に気を――ひっ」
琥珀の出す殺気は、私に向けられている訳でも無いのに、まるで体中を針で刺されるように肌に伝わり、薄着で冬の外に出るように冷たかった。
「テメぇな、何でも自分の思い通りに行くと思ったら大間違いだぞ?
それと一つ教えといてやる……俺がお前にしたことは、テメーがかぐや姫にしたことと比べればな、プランクトンより小さいぜ?」
「何ぃ!?く、お前らこの男を――」
「テメーの部下は全員寝てるぜ?」
「何ぃ!?……良し貴様!金をやろう!だからこの場をされ!」
「ハア?……救えないぜ?おっさん?
……最後に一言、二度とかぐや姫の前に姿を表すな」
「こんな事……こんな
「……もうお前喋んな」
「ブベッ!」
バキィィィィィ!!!
帝は襖を壊して庭まで吹っ飛んで行った。
まあ、ちっとも可哀想とは思わんが。
「これに懲りてもうちょっとましな人間に成って欲しいものだ……」
「ハア、ハア、琥珀……」
「大丈夫か?かぐや姫――!?」
私は考えるより先に琥珀に抱きついていた。
とてつもない“恐怖”から解放されて“安堵”した。
気が付くと涙が溢れていた。
私は泣いてしまった。
琥珀は私が泣き止むまで頭を撫でてくれた。
琥珀の手はとても温かくて、安心出来た。
「改めてお礼をするわ、本当にありがとう!貴方が来なかったら私は……」
考えるだけで鳥肌が……。
「ああいう何でも自分の思い通りにするって輩の執着は凄いからな……
まったく……困ったもんだ」
琥珀はさっきの琥珀とは打って変わってとても温かかった。
「ねぇ琥珀、ちょっとこっち来て」
「ん?何だ?」
「あっち向いて」
「だからどうした?」
私は琥珀の頬にキスをした。
「……へ?」
「フフ、お礼よ」
「お前なぁ……」
「フフ、それより琥珀、貴方が持ってる花」
「あ、ああ、ほれ、幽香からもらって来た」
琥珀はそっぽを向いて花を差し出した
「あれれ~琥珀照れてる?」
「別に」
ふむふむ、琥珀は照れやすいっと……。
私は密かに心にメモしとく。
琥珀から話を聞くと、何と風見幽香とは友人だと言う。
私はそれとなく月について聞いてみた。
「ね、ねぇ琥珀」
「ん?」
「月に人っていると思う?」
「月?……あぁ、懐かしいな……元気かな永琳」
「!」
私は確かに聞いた。
永琳……私の教師の名だ。
と言う事は……。
「貴方は本当に月の英雄、雨宮琥珀!」
「え?何それ初耳なんですけど……」
「そんな事だろうと思ったわ……あ、そうだ……永琳の話聞きたい?」
「あぁ頼むぜ」
「そうねぇ…あ!こんな事があったのよ、――――」
――月の英雄、雨宮琥珀。
私は彼に“興味”を抱き、いつしか“憧れ”へと変わった。
私は蓬莱の薬と言う、飲めば不老不死になれる薬を永琳に頼んで作らせ服用した、
そして私は咎人として地上に追放された。
地上での生活は慣れれば暇なものだった。
それでも私は彼の名を忘れた事はなかった。
するとある日、英雄の名を名乗る青年と出会った。
私は彼が本物かどうか気になった。
不思議と偽者だとは疑わなかった。
それから私は彼の事を考えるようになった。
そして今日、私は生まれて初めて恋をした。
……いや、“した”と言うより気が付くと“してた”。
言葉で表すのは難しいが、私を助けてくれた彼の強さに、暖かさに、優しさに惹かれたのだと思う。
恋という感情は初めてだったがすぐに分かった。
この“暖かさ”が恋なのだろう。
私の英雄への“思い”は“想い”へ変わった。
フフ、これからよろしくね?
――
はい、お疲れ様でした
最近ゆうかりんに輝夜とどんどん落としていきますね
恋愛多めになってきました…これで良いのか?
うp主はリア充では無いので、ハーレムとか恋とか疎いです
そんなうp主ですが、温かく見守って上げて下さい
アドバイス、ご要望あれば気軽にどうぞ
それでは次回も、のんびりしていってね