今回ものんびり会です
それでは今回も、のんびりしていってね
第27話 紫の手伝い
俺は今ある空間の中に居る。
その空間とは、一言で言うと“時間の概念が無い空間”だ。
この空間内にいる間は、外からの時間の影響を受けない。
そして俺が何でこの空間に居るかと言うと……
修業だ。
幽々子との一件で俺は自分の無力さを知った。
俺が不甲斐ないばかりに幽々子は死んでしまった(冥界でピンピンしてるけど)
兎に角、俺はもう辛い思いはしたく無いしさせたく無い。
だから俺はもっと強くなろうと思ったのだ。
この空間に入ってどのくらい経ったか……。
分からないが相当長い事此処に居たのは確かだ。
もう良いかな?
目標としては西行妖に負けないぐらいだけど……。
考えても仕方が無いので、俺は外に出る事にする。
だが、ただでは出れないこの空間!
俺は自分の成長が分かるようにこの空間に細工した。
この空間から出る為には、修業前の俺の霊力の限界を越えなければならない。
これで俺がどれだけ成長したかが分かる。
「フフ、行くぜ!」
俺は独り意気込んで、霊力を半分程開放する。
すると急に周りが真っ白になり、気付くと森の中に居た。
つまり、今の半分の力で前の限界を越えたのだ。
「流石俺!」
前よりも格段にパワーアップしている!
「んっんー、実にいい気分だ、歌の1つでも歌いたい」
「歌えば良いじゃない」
「そうだな、1番琥珀!孤独月!泣かない約束した♪って違う!紫!急に来んな!」
「えー、ちょっとくらい良いじゃないかぁ」
「何でやねん!……はぁ、で?何の用だ?」
「流石琥珀ね、ナイスツッコミよ」
「まぁな」
「で、用なんだけどね、簡単に言うと、陰陽師とかの相手しといてくれない?」
「陰陽師ねぇ……それまた何で?」
「有望株を見つけたのよ」
「ふ~ん、まあ良いぜ、肩慣らしに丁度良い」
「ありがとう、じゃ行ってらっしゃい」
地面がスキマに変化し、琥珀はそのまま落下する。
「イテキマース」
琥珀はスキマの彼方へと消えていった。
――と言う訳で、急に草原に飛ばされました。
そして眼前には、十数人の陰陽師らしき人達とぼろぼろの九つの黄金の尻尾を持つ少女の姿が。
紫が言ってたのはあいつか……。
俺は少女を背に、陰陽師達の前に立ち塞がる。
「何だ貴様は!?」
「何、通りすがりの旅人さ」
「そこを退け!邪魔立てするなら貴様諸とも叩きのめすぞ!」
「大人がこぞって少女に乱暴するのを見逃せと?残念、俺はそんなに酷くは無い」
「ならば貴様も妖怪と見なす!くたばれぃぃ!」
陰陽師の1人が杖のような物を琥珀目掛けて降り下ろす。
パシッ
琥珀はそれを片手で受け止める。
「!」
「やれやれ……全員少しお昼寝タイムだ」
そこからは一瞬だった。
電光石火の如く琥珀は陰陽師一人一人に手刀を浴びせる。
琥珀のお仕事修了。
「紫、出てきて良いぞ」
琥珀が独り呟く。
「ありがとう、琥珀」
と、いつの間に居たのか紫が現れる。
「じゃあな、後は自分でやっとけ」
「えぇ、ありがとう」
俺はそう言うと、その場から去って行った。
はい、どうもお疲れ様でした
短いですね…
もし、「おい、テメー唯でさえ下手な文なんだから量くらい積めや」
と言う方はどんどん言って下さい
頑張りますので!
それでは次回も、のんびりしていってね