東方転生録   作:のんびり+

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はい、どうものんびり+です。
今回も、のんびりしていってね!


第43話 宵闇の大妖怪

 

「どうだ?異変の方は?」

 

夕食を食べていると、琥珀さんがお茶を啜って聞いてきた。

 

「主犯は判ったんですけど、まだ退治は出来てません」

 

「何なら俺も手伝うぞ?」

 

「いえ、ここは私に任せて下さい!」

 

「そうか、まあ頑張れ」

 

「はい!」

 

私は大きく返事をして、食器を片付ける。

そして皿を洗いながら、異変解決への気持ちを強める。

 

「もうこれ以上、被害は出させない」

 

私はそっと呟いた。

 

 

 

 

 

*****************

 

 

 

 

―翌朝―

 

私は今日も里周辺を調査していた。

と言っても、おそらく主犯は夜行性だから見つかる可能性は低い。

だから私は、罠を仕掛けながら調査を進めていた。

罠と言うのは、対象が私が仕掛けた結界に踏み込んだ瞬間、対象の動きを一時的に封じ込めると言うものだ。

まあ分かり易く言うと、某ハンターゲームのシビレ罠のようなものだ。

え?どうして私がモン〇ン知っているかって?

細けぇ事ぁ良いんですよ!

私が離れていても、結界が発動したかは何時でも判るので、対象が結界に掛かったらすぐに向かう事が出来る。

名付けて、例の金髪の主犯を一狩りしようぜ!大作戦です!

私は罠をいくつか仕掛けた後、一旦里に向かう事にした。

 

慧音さんの家に行くと、慧音さん達から役割分担をしようと告げられた。

 

「して、私は一体どんな役割ですか?」

 

私が聞くと、慧音さんが内容の説明を始める。

 

「何、簡単な事だ。まず私は里を、次に霊陽は里周辺の森を、そして妹紅は妖怪の山や迷いの竹林周辺をそれぞれ守る。目的は変わらず、主犯の退治と被害防止だ」

 

「成る程、分かりました」

 

「少しでも異常があればすぐに伝える事」

 

「分かりました。確かにあの妖怪とー対一(サシ)で勝負は危険ですからね」

 

「ああ、あいつの妖力……ありゃそこらの大妖怪よりもよっぽど強力だな」

 

妹紅さんが苦い顔で言う。

 

「それじゃ皆、また後で」

 

「はい」「ああ」

 

私が慧音さん家を後にした時は、既に空は夕焼けになっていた。

私は里を出て、再び調査を始める。

それにしても、この異変のせいで最近は神社に帰れない事が多い。

大体いつも丑三つ時で、たまに朝帰りの日もある。

そのお蔭で、私は全然休め無いし、琥珀さんと話す機会も少なくなってしまった。

 

「はぁぁ」

 

自然と溜め息が溢れる。

いけない、いけない。

私はこの異変を一刻も早く解決しなければならないのだ。

 

「メンタルリセット!」

 

私は自分の頬を両手で叩く。

乾いた破裂音がして、頬がじんじんと熱を帯びる。

 

「よし!」

 

私が気合いを入れ直した瞬間、結界が発動した。

 

「――!掛かった!」

 

私は空を飛んで、結界の元に急いだ。

 

 

空を飛んでいると、暗闇の中、青白い光を放つ所を発見する。

私の仕掛けた結界だ。

結界のすぐ近くに着地して、結界に囚われて苛立った様子の彼女を見つけた。

そしてすぐ近くには、気絶している男性の姿。

私は空に向かって霊力で作った弾を撃つ。

これで、慧音さんか妹紅さんが来てくれる筈だ。

 

「この邪魔くさい結界を張ったのはアンタね?」

 

金髪の少女が怒りに満ちた声で言う。

 

「はい、そうですよ。まんまと引っ掛かってくれましたね」

 

「言ったわよね?次邪魔したら消すって」

 

「ええ、言いましたね。それが何か?」

 

「……消される覚悟は出来たかしら?」

 

「安心してください。私、消されるつもり何て有りませんから」

 

「安心して頂戴。絶対に消してあげるから」

 

彼女がそう言うと、結界の効力がきれて、辺りは暗闇に包まれた。

 

「冥土の土産に教えてあげるわ。私は宵闇の大妖怪、ルーミアよ」

 

「退治のついでに言っときます。私は博麗の巫女、博麗霊陽です」

 

するとルーミアの手には、何時の間にか漆黒の大剣が握られていた。

私は左手にお札を、右手にお祓い棒を構える。

 

「フフ、闇の中で私に勝てるとでも?」

 

直後、私の視界は黒に満たされた。

 

 

 

 

 

 

 




はい、どうもお疲れ様でした!
アドバイス等有りましたら気軽にお願いします!
次回も、のんびりしていってね!
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