流星が流れる頃にー翔び立つ戦士達ー   作:イグナイテッド

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R2の物語も開幕する
世界は更に混乱期に入っていく。

そして基地で隊員集会が開かれる。
そこでの出会いとは。


宣戦布告その一

日本連邦共和国ーそこは、かつて一つの中央集権制の大国だった。

しかし激しい内戦の末、一時は各都道府県や市町村が独立するという分裂状態に陥っていった。

その後、各国にかなり大きい権限を与えた事により再び統一され、連邦共和国として生まれ変わった。

今この国にはかなり大きな問題が発生していた。

それは、中華連邦の軍事的挑発によって併合の危機が迫っていた。

 

「最近は落ち着いてきていたと思っていたが、また増えてきたとは・・・・」

連邦共和国軍立川基地司令官、山岡真一郎大佐はため息をつきながら報告書に目を通す。

「ブリタニアとも色々と衝突が起こりつつあるというのに何で今なんだ。」

「大佐、例の者達が到着しました。」

「連れて来てくれたまえ。」

 

「失礼します。」

「ようこそいらっしゃいました。

私は立川基地司令部長官、山岡真一郎だ。」

「ザフト特務隊"フェイス"所属の、シン・アスカです。」

「他の者達も落ち着いてください。

はるばる遠くからようこそいらっしゃいました。」

「なぜ俺達が呼ばれたんですか?」

「いえ、平行世界から来たというあなた達がとても気になりましてな。

お願いをしたいことがございましてね。

実は我が軍に入ってもらいたいのですよ。」

「軍に入隊?」

「ただ入隊してもらうわけではありません。

実は新しい部隊を作ろうかという話があるのでぜひともそこに入隊してもらいたいと考えているところです。」

真一郎が新しい部隊の説明をしていたところに

「大変です、長官!」

「何事だ?!」

「ゼロが、ゼロが現れました!」

「何!」

「モニターに映ります!」

モニターには、黒き仮面をかぶり、コートを纏った一人の男が演説を行っていた。

 

『聞け!ブリタニアよ。刮目せよ、力を持つ者よ!

私は哀しい。

戦争と差別。振りかざされる強者の悪意。間違ったまま垂れ流される悲劇と喜劇

世界は何一つ変わっていない。

だから、私は復活せねばならなかった!

強きものが弱きものを虐げる限り。

私は抗い続ける。

まずは愚かなるエリア11総督カラレス。彼は、無実の日本人を捕らえ、数十万人の命を無慈悲に、そして残虐に奪い続けてきた。

ゆえに天誅を下した。

私は戦う!間違った力を行使するすべての者達と!

ブリタニアが何度、私を潰そうと試みても、全ては徒労に終わるだろう。

私は蘇る!

そして立つ!

私は今ここに、合衆国日本の建国を再び宣言する!』

 

「なんだよこいつは・・」

「奴はゼロ。

一年前にブリタニア対する反乱を起こして混乱に陥れた男。

結局全ては失敗して処刑されたと聞いてはいたが、まさか再び現れるとは。」

「しかし、世界中に発信したという事は宣戦布告に等しい。」

「このままでは我が国にも大きな影響を与えるでしょう。

そして多くの国民が命を落とすかもしれません。」

「・・・わかりました。

入隊をさせていたたきます。」

「良いのですか?」

「世界が戦争に巻き込まれて行くのを黙って見てられないので。」

「わかりました。

他の皆さんはどうなんてすか?」

「僕達も同じ気持ちです。」

「私達も同じ気持ちです」

「入隊手続きと国籍手続きは我々で行っておきます。

あなた方が持ち込んだものは運び込ませております。」

「川上中尉、彼らに案内してあげてください。」

「了解しました。」

 

まだ誰もこれが様々な世界を巻き込んだ戦いになる事を予想していなかった・・・・

 

「制服とかはどうすればいいんですか?」

「あなたの場合は、現在の制服で結構ですよ。

その他の方は、後で制服を渡されるので安心してください。」

 

長官室から基地内を案内されていたシン達は、最後に軍人宿営地に入り、様々な備品についての説明を受けていた。

「我々はこれからどうすればいいんですか?」

「基地所属の隊員が集まる隊員集会を開いてあなた方を歓迎します。

それまで待機を。」

「了解です。」

 

「やっと一息ついたな。」

「ええ、何とか動けましたよ。」

「ゼロは何者なのか。

それが一番気になりますよ。」

「そうだな。

今はネットにある情報でもいいから調べて行きたい。

そして、それぞれの国家連合についてもだ。」

「とりあえずテレビをつけるしか今は・・」

 

『先程のゼロによる演説についてブリタニア帝国政府高官は、本物のゼロである可能性は低いと思われるが、どちらにしろ新しい脅威になる可能性はかなり高いとのことです。』

「やはりブリタニア帝国はやはり危惧しているのか。

平然さを保っているが、どうすれば良いのかわかってないのがまるわかりだな。」

「黒の騎士団というテロリストの目的はエリア11の開放だと言っていたが、そもそもエリア11とは何なんでしょうか。」

奏の質問に翼が答える

「エリア11は、元は大日本帝国から日本国に変わった国で、ブリタニアとの戦争に敗北して併合されたんだ。」

「待ってくださいよ、なんで日本が2つあるんです?」

のび太は疑問を問いかける。

「2つではない3つだ。

もう1つ、日本共和国からジオールへと国名を変更した国がある。

つまり、日本列島は3つあるんだ。」

黙ってのび太は考えこむ。

「ありえない、僕達の世界では日本列島は一つだったんだ。」

「つまり、世界によって地球の形は変わってくるのか。」

「これについても調べて行かなきゃ行けないな。」

 

「失礼します。

準備ができましたので、隊員集会の会場に案内させてもらいます。」

案内してもらった先にあったのは、基地の中で最も大きい建物だった。

「待っていました。

この立川基地についてわかりましたか?」

「ええ、少しはわかりました。」

「それでは・・・・」

「ええ、皆さん。

今日は隊員集会に集まってくれてありがとう。

今日、隊員集会を開いたのは他でもない。

新しく創設される部隊の結成式とそれに伴って新しく入隊した人達への歓迎会を盛大に行うためである。

では、新人隊員のみんなは前に来なさい。」

呼ばれてシン達は、前に出る。

「彼らが新しい隊員だ。」

「よろしくお願いします。」

「新しくできる部隊の名は、アルティメット・ウォーズだ。

では諸君、自由に話をしたりしても良い。

では、アルティメット・ウォーズの活躍を願って 

乾杯!」 () ()()()()() () ()  

 

「あんたが新入りかい?」

「誰だ、あんたは。」

「そう警戒しないでくれよ。

あたしは日下部燎子。

この基地で対精霊部隊の隊員として活動している。」

「・・シン・アスカだ。」

「シン・アスカか・・

いい名前じゃないの。階級はなんなんだい。」

「階級は持ってない。

俺がいた場所には階級はなかったが、代わりに制服の色で判断される。」

「あんたの色は?」

「・・赤だ。

つまり、エースの証拠だ。」

「日下部燎子一尉。」

「折紙、来てたのか。」

「あんたは・・」

「鳶一折紙、対精霊部隊のメンバー。」

「対精霊部隊だと?」

「精霊とは、世界の災厄。

現れては出現した場所を跡形もなく廃墟にしてしまう能力を持つ。」

「なるほどな・・・・」  

「だから私達は大変なんだよな。」

「同情を求めてるのか。」

「まさか、そんなことはないよ。」

「なんであなたは戦う?」

「もう誰も悲しませない、そして失いたくないからだ。

だから俺は、大切なものを守るために戦う。」

「たとえ無駄になるかもしれなくても?」

「それでも戦う。」

「そう。

でも私にはそれはできない。」

「なぜだ!」

「私は復讐のために戦う。

家族を殺した精霊を倒すためにここにいる。」

「復讐のために戦うのは構わない。

でもそればかりでは、後々で後悔することになるぞ。」

「なぜ?」

「俺も大事な人を失って復讐に走ったことがある。

でも結局復讐は失敗に終わってしまったからだ。」

「でも私の気持ちは変わらない。」

「じゃあ、俺が言う事はない。

でも忘れるな、復讐を遂げたあとに何をすべきかを考えることを。」

「了解。」

「すまなかった。」

「・・構いません。」

 

「山岡真一郎長官。」

「シン・アスカ君。何かね。」

「明日、俺達に外出許可を与えてほしいのですが。

外の様子を見てみたいので。」

「わかりました。

外出は夜の10時までとします。」

 

 

まだ彼らは新しい出会いがあることを知らない。  




宣戦布告回は戦争の引き金を引くための回だと思って欲しいです。
誰もあとに引けない戦いになります。

デート・ア・ライブとのクロスも開始しました。
色々楽しみにしていてください。
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