今回はプリキュアなのですが、今年のオールスターズの最終決戦の場面からスタートします。
あるキャラも登場するので最後まで見てください。それではどうぞ。
とある異世界の中、運命の戦いが今まさに結末を迎えようとしていた。
「もうやめろ、トラウーマ!どうしてそんな事をするんだ!」
一人の魔法使いが叫ぶ。
「ひどい事?貴様がそんなことを言えると思っていたのか!」
馬の姿をした、邪悪な心を持つものが叫ぶ。
魔女・・ソルシエールはプリキュアに対して自らが行った事が頭によぎり、心が打ちのめされていた。
同時に、ソルシエールを追いかけていたキュアマジカルと、キュアミラクルも集まった。
「ソルシエールがあんなところに!そして先輩プリキュアのみんなも!」
「早く行かないと!」
キュアミラクルとキュアマジカルは、トラウーマに対して攻撃を仕掛けた。
ソルシエールも、自らの罪滅ぼしのために2人を援護した。
しかしトラウーマには全く攻撃があたらず、逆に強力な闇の攻撃で打ちのめされてしまった。
更にトラウーマの追撃は激しくなり、2人はかなりのダメージをうけて弱ってしまった。
「なんて強い攻撃なの、歯が立たない!」
「でも、私たちは負けてなんかいられない!諦めたら、すべてがそこで終わってしまうわ!」
ミラクルとマジカルはそう言いながら立ち上がった。
そしてある子守歌を歌い始めた。
その曲は、ソルシエールが歌っていた子守歌だった。
(なぜ今歌っているのだろう。)
ソルシエールは不思議に思った。
その疑問に答えるかのように、マジカルが言っていた事を思い出す。
「その歌を聴くと、元気が出るんです!」
ミラクルとマジカルは歌い続け、ソルシエールも決心して歌い始めた。
今まで歌っていた鼻歌のようなものではなく、ちゃんとした歌詞がついたものを。
ソルシエールの魔力とキュアマジカル、キュアミラクルの魔力が融合し、温かい力が2人を包み込んだ。
その力はそれだけに留まらず、他のプリキュア達が捕まっている檻にもおよんでいた。
「なんだろうこの感じ、すごく力がみなぎってくる!」
キュアブラックはそう言いながら、檻から抜け出した。
それと同時に他のプリキュア達も脱出した。
ついに44人のプリキュアが勢揃いしたのだ!
「ソルシエール、ありがとう!」
ミラクルはソルシエールに感謝の言葉を贈る。
「えっ、うっうんありがとう・・」
ソルシエールは反応に困ってしまった。
今までお礼を言われたことがなかったために、返すことができなかったのだ。
「それじゃあ、みんないくよ!」
キュアブラックが掛け声をかける。
プリキュア達は協力しながら攻勢をかける。
ソルシエールも歌い出す。
子守歌風の歌がプリキュア達に更なる力を与える。
「なんだろう、力が湧いてくる!」
ミラクルがそう言うと、
「そうか、この歌そのものが、究極の魔法だったんだよ!先生は教えていたんだよ!」
ソルシエールの支援を受けたプリキュア達は、攻勢を強めていき、トラウーマを追い詰めていく。
そしてその力がミラクルとマジカルに集まっていく。
「私たちはつながっている!」
「私たちプリキュアの思いを受けてみなさい!」
ミラクルとマジカルは、叫ぶ!
「クルクルリンクル!」
「黒き獣よ、闇の世界へ帰りなさい!」
トラウーマの姿が次第に溶けていったかと思うと、一気に姿が見えなくなってしまった。
「やっと終わったのね・・」
キュアブラックはあたりを見回す。
「キュアマジカル、キュアマジカル。そしてプリキュア達、あんなひどい事をしてごめんなさい。」
ソルシエールは謝罪した。
「いいんですよ。もう終わったのですから。」
そう言いながらソルシエールの手を掴もうとしていた時だった。
「本当に終わったと思っているのかね?」
突然どこからか声が聞こえたかと思うと、空から無数の光がプリキュア達に向けて射出されていた。
「なっなんなの?!」
光を避けると、
キュアドリームが叫ぶ。
そして、声が聞こえた方向を向く。
そこには、白と黒の服を着て、仮面を被った男がたたずむように立っていた。
「やはり避けたか。さすがは伝説の戦士だということはあるな。」
仮面の男は笑みを浮かばせながら歩み寄る。
「あなたは何者?」
キュアアクアが問い詰める。
「私の名は、ラウ・ル・クルーゼだ。伝説の戦士プリキュア、貴様達が先程の戦いで解放した物をわれわれはすでに掌握した。」
男ーラウ・ル・クルーゼは、不気味な笑みを浮かべてそう告げた。
「ラウ・ル・クルーゼ!?それに、まさかプリキュアの涙を手に入れたというの!?」
「ありえないわ!さっき解放したばかりなのに、手に入れることなどできないわ!」
プリキュア達は驚愕の表情を浮かべていた。
「貴様達の想像を超える事をわれわれはすでに行っているのだよ。さて、残ったエネルギーももらおうか。」
クルーゼはプリキュア達に接近する。
「そうはさせない!」
キュアブラックはクルーゼに向かって攻撃した。
しかしクルーゼは、動かずに攻撃を受け止めると、ブラックを蹴り飛ばした。
「なんていう攻撃力なの!?」
あまりの能力にブラックは驚愕した。
「たったそんなものか。随分と舐められたものだな。
しかし安心しろ、もう間もなく私の仲間がお前達を倒しに来るぞ。」
クルーゼがそう言った瞬間、空が光ったかと思うと、そこから小型の飛行ユニット−ガジェットが飛来し、プリキュアやその周辺を攻撃し始めた。
「今度はなんなの!?」
光ったさきを見ると、白衣を着た男が近づいていた。
「クルーゼ、目的の物は手に入ったのかい?」
「心配しなくとも、すでに手に入れているさ。」
クルーゼは笑みを浮かばせながら、その男に伝える。
プリキュア達は突然現れた男に驚愕しつつも、問いただした。
「貴方は何者!」
「おっと、自己紹介がまだだったな。私の名は、ジェイル・スカリエッティだ。以後お見知りおきを。」
スカリエッティはそう言いながらクルーゼの隣に立った。
「貴方がたの目的はなんなの?まさか・・」
「そのまさかさ。われわれはプリキュアの涙を使って世界を支配するのだよ。そのためには、邪魔なお前達を排除しなくてはならない。」
スカリエッティはプリキュア達にそう告げた。
「そんな事はさせません!そんな事をしたら、みんなが傷つきます!私、堪忍袋の緒が切れましたー!」
キュアブロッサムがスカリエッティに立ちふさがった。
「プリキュア、ブロッサムスクリューパンチ!」
ブロッサムの渾身の一撃がスカリエッティに向かって叩きこまれた。
だが、この攻撃もスカリエッティに止められてしまう。
「貴様、やはり似ているな。私を倒そうとしていた管理局のクローンと同じだな。甘い決意だな・・貴様にはこの"聖なる右腕"の実験台になってもらおうか。」
スカリエッティはブロッサムに向かって右腕を向ける。
その瞬間、ブロッサムにかつて無いほどのダメージを与え、吹き飛ばした。
「かっ体が動かない・・」
「どうかね、この右腕は?素晴らしいものだろう?私としては、実験が成功してよかったと思っているがね。」
スカリエッティは自慢するかのようにブロッサムに告げた。
「良くもやったわね!ホワイト、やるわよ!」
「もちろん!」
ブラックとホワイトは手をつなぎ、叫ぶ。
「ブラックサンダー!」
「ホワイトサンダー!」
「プリキュアの美しき魂が。」
「邪魔な心を打ち砕く!」
「「プリキュアマーブルスクリュー!、マックスー!」」
ブラックとホワイトが放った光が、クルーゼに向かって放たれた。
「甘いのだよ・・」
クルーゼは、そう言いながら光りだした。そしてその光から太く、毒々しい色のビームが放たれた。
2つのビームはぶつかり合ったかと思うと、激しく反応しながら消滅した。
「なっなんなのあれ!」
プリキュア達が見た先には、1機のロボットがそこにはあった。
その機体からクルーゼの声が放たれる。
「なるほど、ローエングリンを打ち消す力をもつとはな。」
クルーゼは関心したように言った。
「悪いが君達は、別の世界に飛んでもらおうか。」
そう言いながらロボッ卜−プロヴィデンスガンダムからガジェットを射出した。
そして光ったかと思うと、プリキュアと妖精達は消えていた。
「さて、会うのが楽しみだな、キラくん。」
クルーゼとスカリエッティも姿を消した。
まさかのクルーゼとスカリエッティが登場です。
プロヴィデンスガンダムは大幅に改造されています。
スカリエッティがブロッサムに言った人物は、フェイトの事です。
次回は早く投稿できるかもしれません。