流星が流れる頃にー翔び立つ戦士達ー   作:イグナイテッド

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一章最終話、
新たなる仲間との出会い


合流〜新たな出会い〜

ジャンク屋連合、サーペントテール、及びオーブ連合首長国サハク派のもの達は、アルティメットウォーズの誘導にしたがって、その艦隊に合流した

 

「はぇー、この艦隊の規模はすげぇ。

これでも傭兵として活動してるんだろ?」

「正確には傭兵ではないらしい。政府公認の独立遊撃部隊をとっているらしい」

「メカニック担当者が欲しかったという話らしいし、早くモビルスーツをさわりたいぜ!」

『劾、旗艦の"ガングニール"に全員集合との連絡が入ったわ』

「では、行くとするか」

 

「あっ、シンさん!」

格納庫から、ブリーフィングルームに向かっていたシンに、のぞみが抱きつく。

「のっ、のぞみ!?」

「こら、のぞみ!・・すみません、いきなり」

「あっいや、いきなりだったから驚いただけだよ・・・」

「シンさんに、早く紹介したい人がいるんですよ!」

「紹介したい人?」

「ソーラ・ミートゥカです・・・・」

「・・・で、なんか用か?」

「今日からお世話になります・・・」

「・・・外国の人なのに、日本語がうまいんだな」

「まだいるんですよ~」

「それは後にしよう。これから緊急ミーティングがあるらしいんだ」

 

「真の風鳴家の当主か・・・・やつらは一体・・・」

格納庫からブリーフィングルームに向かっていた翼は、先程の戦闘の事が頭の中から離れなかった。

「おーい、大丈夫かよ先輩?」

クリスは、翼の顔を覗く

「・・・・・クリスか・・・・」

「心配させておいてそれですか?

それにしてはすごく落ち込んでいるようにしか見えないんですけどね」

「心配させたつもりは・・・・・」

「なに強がってるんです?」

「なぁ、クリス」

「なんです?」

「人は、わかりあえる事ができるのか?」

「できます。だってわかりあえなかったら、私達は一緒にいないじゃないですか」

 

「これより、緊急集会を開催する

諸君、突然の召集命令がかかったことは申し訳なかった

これからの作戦についてと、新たな参加者が現れたので、報告をしたい」

そう言いながら、山岡真一郎大佐はドアを開いた

「イギリス清教所属の魔術師の、ステイル・マグヌス君と神裂火織君、そして同部隊の魔術師だ

こちらは、オーブ連合首長国サハク派、サーペントテール、ジャンク屋連合だ

シン・アスカ君と同じ世界から来たそうだ

そして、今世界の人気者のツインテイルズ

彼らが、新たな参加者だ」

「私からは、これからの作戦について説明させていただきます

我々はこれより、モジュール77へと入ることになります。

先程その事を政府に報告させておきましたが、ARUS軍にこれから伝えることがあったら、ARUS軍と交戦状態に入れとの指示を受けました」

「伝える事とは?」

シンが、質問をする

「ジオールが開発していた、機動兵器の奪取及びモジュール77にいる学生の虐殺とモジュールそのものの破壊です」

「なん・・・だと・・・」

「ARUSは、ジオールの機動兵器を使ってこの戦争で自らが有利になるために今回、このような作戦を行ったと思われます

無論、我々が動くとは関係なく、ドルシアとクロスボーンバンガードも動くでしょう」

「今の話にあったとおりだ

ARUS軍が動き出した瞬間に、我々は動くぞ!」

 

「あんたが、ここの責任者かい?」

ロウは、近くにいた担当整備士に話かける

「君がロウ・ギュール君か、話は聞いているよ

今回君に修復を手伝ってもらいたいのは、これさ」

「ライゴウか・・・・」

彼らの目の前にあるのは、大破したライゴウガンダムだった

「全く、無理にMEPEを発現するからこんなことになるんだがなぁ」

「MEPEってなんなんだ?」

「こいつには、サナリィが開発していた新型コンピューター、バイオコンピューターが積まれている

こいつは人の脳と連動して、機体の力を発揮させることが可能なのだが、大きな欠点がある」

「欠点ってなんなんだ?」

「急激に機体温度が上昇するんだ

だから、ある程度排熱しなくてはいけない

排熱は三段階行う

最初は頭部の排熱機構を使用

二段階目は肩の排熱フィンを展開して排熱

三段階目に、機体の塗装を剥がすことで排熱を行う

この三段階目の排熱で起こる現象が、MEPEだ

別名、質量を持った残像という」

「なるほど、じゃあどう対策をとるんだ?」

「背中に、排熱用カートリッジを収納したコンテナを搭載させる

また、胸部・腹部・腰部の各部に排熱用バンカーを取り付ける」

「機体その物はどうするんだ?」

「腕部にはビームシールドを、さらにシールドに取り付けて防御力を高める

脚部には小型スラスターをつけ、足の裏にはアサルトナイフとビームダガーをつける

携行装備に、ビームライフルスマッシャー、

格闘装備として、ショットバスターランサー、

長射程射撃装備として、ヴァリアブルメガバスターライフル、

長射程格闘装備として、ロングスクリューロッドを装備する」

 

「シン・アスカ、少し話がある」

自室に戻ろうとしていたシンは、翼に突然呼び止められる

近くにあったベンチに腰掛け、共に向かい合う

「話ってなんなんだ?」

「さっきの戦闘で、フォーミュラー計画の新型がいただろ?」

「ああ、確かにいたな」

「そいつらはこう、私に言ったんだ

《我々が、真の風鳴家の次期当主だ!》と」

「・・・・・・・・」

「私はあのあとからずっと考えてたんだ・・・

自分は、なんのためにいるのかっというのを・・・・

私は一体何者なのか・・・・」

「・・・・・・・」

「私はっ、自分の父親が祖父なんだ・・・・お父さんの本当の子供じゃなくて妹なんだっ・・それを・・隠して・・」

涙を流しながら全てを話す翼

「もしかしたら、私は見捨てられるんじゃないかってっ・・」

それを遮るように、シンが翼を自分の胸に抱いた

「・・・辛かったんだな」

「うっ、あうううう」

「もう、泣いてもいい」

「うわああああああああ!!」

 

翼が泣くのを見て、シンは考える

(やっぱり俺と同じだ・・・・孤独になるのを恐れている・・・・)

「俺も寂しい」

「・・・・・っ・・え?」

「俺は戦争で家族を失い、別の戦争で守ろうとした人をも失った

今でも会いたい

でもそれじゃダメなんだって、その子に教えてもらったんだ・・・・」

「でも・・・私はあのとき和解できても、まだ怖いんだ・・・」

 

「ねぇ、何が怖いの?」

「君は・・・・・・・・」

翼に突然抱きつく幼女

「待ってベル!ふぇああ、ふぁくしょん!」

もう一人の幼女がくしゃみをしたとたん、二人は別の姿になっていた

「妖精?」

「スッすいません、アスカさん」

「ふたばと優香じゃないか」

「この子達は・・・」

「実はその・・・」

「プリキュアになったんだろ?」

「どうしてわかったんです?」

「気配で感じれたのさ」

「すいません、失礼しました」

「何かあったら、俺に言ってくれ

そして、君のお父さんにも」

「あっ、ああ」

 

 

だが、新たなる火種が既にまかれていた

地球ーとある研究所ー

 

「そこにおられたのですか」

「そちらの計画は既に終わったのか?」

「ええ、何もかもうまくいっていますよ

それよりあなた達こそ大丈夫なのですか?」

「全てうまくいっているぞ、スカリエッティ」

「ミッドチルダでは予定通り、モビルスーツとガジェットを使って襲撃していますよ」

「こちらは、フォーミュラー計画のモビルスーツを投入しているぞ」

「例の子達、うまくやってくれてます?」

「ああ、私の"娘達"はうまくやってくれているよ

F96も既に完成して、あとは最終調整をするだけだ」

「パイロットは?」

「末っ子のあの子だよ」

「確か未熟児として生まれ、ずっと培養器のなかにいたあの子ですか」

「確かにあの子は発達が遅い

だが去年、培養器から出してからわかった事があった

あの子には、特殊能力が備わっていた

しかも、少しずつではあるけども生育が通常に近づいている」

「使えますね、それは」

「ついでに私の機体も建造中だ」

「ネオシルエットフォーミュラガンダムですか」

「これで、多くの機動兵器を凌駕することができる」

「では・・・」

「次の段階に進めよう

あの子を含めた"娘達"にはノイズを率いて、モジュール77を攻撃させる

クルーゼには、モビルスーツ部隊を率いてもらおうか

内部には、アウレオルス=イザードとギリンマ達"ナイトメア"、そしてドラコルルを派遣する」

「評議会はどうするんです?」

「既に話はついている

ドルシアとARUS、クロスボーンバンガードとここで一旦我々と手を繋ぐ」

「素晴らしいですな

では、私はそろそろ戻りますよ

そちらの戦果を期待してますよ、風鳴訃堂"司令"」

「こちらこそ楽しみにしてるよ、スカリエッティ」

 

 




次回から2章へと突入
がんばります
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