流星が流れる頃にー翔び立つ戦士達ー   作:イグナイテッド

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告白

 

全ての整備を終え、編入初日の日程は全て終了し、

帰寮の時間となった

「ルーシェの部屋は、篠ノ之と同じ部屋になる

篠ノ之、案内してやれ」

「わかりました」

「よろしくね、箒さん」

「こちらこそよろしく頼む

あと、さんはいらない 箒でいい」

「じゃあ、よろしくね、箒」

「よろしく頼む、ステラ」

 

部屋に到着すると、既に束博士やクロエが用意してくれたものが届いていた

「少ないんだな」

「うん、あまりなかったからさ

そうだ、これからあるものを見てもらいたいんだけど、誰にも言わないって約束してくれないかな」

「ん?まぁ、いいぞ

私は人にいってやろうとか思ってはないからな」

「驚かないでね、出てきていいよポプリ」

カバンの中から出てきたのは、ずっと静かに待っていたポプリであった

「待っていたでしゅ~!」

ポプリは出てきたとたん、いつきに抱きつく

「なんなんだこれは?!」

「いちゅき、だれでしゅか?」

「箒だよ、束博士の妹さんさ」

「いつき?」

「箒、これから僕の真実を話そう」

「真実だと?!」

「僕の名前は、明堂院いつき」

「明堂院いつきだと?だが、ステラ・ルーシェという名前が、本当の名前ではないのか?」

「たしかにそう見えるのかもしれない

だけどね、ステラ・ルーシェというのも本当の名前のひとつなんだ」

「どういうことだ?」

「君も聞いたことがあるはずだよ、明堂院流派を」

「たしか、武術の流派のひとつであるはずだ」

「僕は、後継者として頑張っていったはずだった」

「はずだった?」

「13年前、とある戦いの時に仲間と一緒に行方不明になったそうだ

みんな探したけれども、他の仲間と一緒に行方不明になったまま、お兄様が後継者になっていった」

「・・・・・・・・・まて、13年前だと!?

つまりお前はタイムスリップしてきたというわけか?!」

「そういうことになるかな?

そしてこの時代に来てはじめて会ったのが、束博士だった」

「姉さんにあったのか?」

「うん、束博士には色々と世話になったよ

ここに編入学するのにも、秘密裏に手続きをしてくれたり、ガイアの改修をするためにサナリィに頼んだりね」

「おい、どういうことのんだ!

サナリィが姉さんと繋がっているなんて聞いたことがないぞ!」

「でも、既に知られていたみたいだよ?

束博士とサナリィは、裏で色々と契約を結んで協力し合う仲らしいし」

「そ、そうだっのか」

「話は戻すけど、僕はこの時代では死んだも同然だよ

だから生きているということはまだ隠しておきたい

だから、ステラという名前を使っているんだ」

「そのステラという名前はどうして使っている?」

「僕はこの世界で生まれる前、別の世界で兵士として戦っていた

しかも、モビルスーツに乗るための強化人間として養成されていた

ガイアはそのときに乗って、最後はデストロイという奴に乗って死んだ」

「・・・・・・・・」

「そして僕の魂はさ迷ったあげくに今の世界の人間にたどり着いた」

「じゃあ、ガイアがサナリィ製だということは間違っているのか?!」

「半分あっているし、半分間違っている」

「どういうことだ?」

「ガイアそのものはIS化してなぜか僕が持っていた

でも改修されたことで、多くのパーツがサナリィ製になった

だから半サナリィなのさ」

「わかったようでわかったかは納得した自信はないが、私はお前の事は言わん」

「ありがとう、実は束博士から伝言だよ」

「姉さんから?」

「臨海学校で会えるといいね、という話だよ」

「臨海学校?!」

「詳しいことは僕もわからないけど、そういうことらしいよ?」

「時間がない、食堂へ行こう」

 

食事を済ませ、部屋に戻った二人は、翌日の準備を終え、シャワーを浴びることにした

「僕から入ってもいいかな?」

「かまわん」

いつきはシャワールームに入り、シャワーを浴びる

「お前はいつからステラと一緒なんだ?」

「ずーっといちゅきと一緒でしゅ!」

「・・・・そうか」

 

「終わったよ?」

「ああ、すまない」

箒もシャワールームに入っていった

通信機を取り出したいつきは、束に通信を繋げる

『やっほー、いーちゃんどうしたの?』

「いえ、少し気になった事があって」

『どうしたのかな?』

「フランスに男子のIS塔乗者なんていたのかなって思ったので、調べてほしいんですよね」

『その情報は既に入手して調べていたんだけどね、フランスはとっても今苦境に陥っているみたいだね

あんな工作を仕掛けなければ第三世代機を作れないなんてね』

「つまり、シャルル・デュノアは女の子だったというわけですか?」

『そういうことらしいよ』

「詳しいことはよくわかりませんが、なんか胸騒ぎがしますね

何かわかり次第伝えてくれませんか?」

『おっけーだよ!

ところで、箒ちゃんに伝えてくれたかい?』

「ええ、しっかり伝えておきましたよ?」

『ありがとね~』

 

「明日からもよろしく頼む」

「こちらこそよろしく」

そう言って二人は眠りについた

 

その頃、別の部屋では

「ええ、間違いありません

われわれの計画に加藤機関が介入の兆候が見えます

ブリタニア軍やドルシア軍の動きも活発化して、いつ狙われてもおかしくない状況です

ですから、なるべく早く森次さんと山下君を派遣してもらえるようにしてください

たしかジュダの予測だと、トーナメント戦の時に襲撃が行われると思われます

では、このまま観察を続けます」

城崎絵美は通信を切ろうとしたが、

『でさぁ、そっちにイレギュラーがいるよね?』

「ええ、ステラ・ルーシェ及び謎のモビルスーツが近くに潜伏しています」

『片方の事はもとより、謎のモビルスーツについて調べておいてほしいんだよね』

「了解です、石神社長」

城崎絵美は今度こそ通信を切って眠りについた

 

 

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