流星が流れる頃にー翔び立つ戦士達ー   作:イグナイテッド

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長くなる可能性があるので分けます。


入隊試験 後編① レッドフレームVSF92

モジュール77の射出口から射出されたのは、巨大なモジュールユニットだった。

その外見はかつて存在してたと言われている、ガンダム試作3号機の外付けユニットに匹敵する大きさのユニットだった。

 

『今二人に送ったのは、フォーミュラー計画の秘匿プロジェクトの追加ユニットだよ。元はF90の最強ミッションパックとサナリィ内部で言われていた、Xタイプで、計画が頓挫しかけていた奴をサナリィの極秘チームが研究に研究を重ねて作り上げた、いわゆるリバイバル機体だよ。

まぁ、ここにアクタイオンプロジェクトのデータ等を反映させてあるから、別物でもあるんだけどね。

僕たちはXパックと呼んでるけど。』

「どんな感じの装備を持ってるんだ?」

『共通装備としてはVTPS装甲、Iフィールドや対ビームコーティング、ビームシールド発生器、ガンダビウム合金などを導入して防御力を上げてるよ。

大型ビームソード、ハイパーメガビームキャノン、メガキャノン、多角的ミサイルキャノン、そしてイーゲルシュテルンを導入してるよ。

ナミネのやつには、陽電子リフレクター、小型化したミネルバとアークエンジェルの陽電子砲"ローエングリン"と"タンホイザー"、レール砲"パリアント"と"トリスタン"、高エネルギー収束火線砲"ゴットフリート"、対空防御ミサイル"ヘルダート"、対艦ミサイルポッド、ハイパーメガビームサーベルを装備している。

カノンのやつには、アルテミスの傘発生器を更に4つに増やし、ステルスフィールド発生器、ヤタノカガミ、ミラージュコロイド、ゲシュマイディッヒパンツァー、陽電子リフレクターを持ち、ダブルキャノン、ハイメガキャノン、対艦ミサイルポッド、ツォーンMK-2,スーパースキュラを装備している。』

「重武装だね・・・」

「だが、俺達にはこれだけの力がほしかったんだ。」

 

《ロウ、相手の機体が強化されたぞ》

「ああ、8!」

ロウは、強化されたレッドフレームのコックピット内部で2機のフォーミュラー計画の機体を見つめる。

レッドフレームも、かなりの重武装と化していた。

ガンダム試作3号機のパーツをコピー生産したものとミーティアを組み合わせ、パワーシリンダーに組み込んだ物であった。

機体の下部には、150ガーベラが備えられていた。

機体の至るところにあるアームやアンカー、トーチなどの工具が取り付けられており、作業用マシンの側面もあった。

《来るぞ、ロウ!》

「行くぜ!」

 

「当たれぇ!」

ナミネは、大型レール砲"バリアント"をデンドロビウムパワーシリンダーに向けて放つ。

「させないぜ!」

その巨体からは想像できないほどの動きを見せ、逆に追加アームを用いて150ガーベラを持ち上げ、斬りかかる。

「危ない!」

急いで旋回させ、150ガーベラの斬撃を避ける。

「そっちがその気なら!」

ハイパーメガビームサーベルを引き抜き、デンドロビウムパワーシリンダーに斬りかかった。

 

《ロウ!間に合わないぞ!》

「捨て身で行くぜ!」

斬撃を受け、デンドロビウムパワーシリンダーが半壊する。

「既に手は打ってあるぜ!」

アンカーを放ち、Xタイプにロックしてそれを引っ張った。

「なっ?!」

「これが俺の必殺技!"赤の一撃(レッドフレイム)"だ!

大型のアームから放たれる電気を帯びた拳をまともに受ける、Xタイプ。

 

「負けられない!僕もこいつの底力を見せてやる!」

Xタイプの各部の放熱バンカーが開き、全ての射撃装備を展開する。

そして格闘装備をパージし、残ったパワーシリンダーをロックオンする。

「照準目標確認・・・・・そこだ!」

その瞬間、全ての砲門からありとあらゆるビームとミサイルが放たれる。

 

「うわっ!避けきれねぇ!」

そういってるうちに、デンドロビウムパワーシリンダーの至るところにビームとミサイルが直撃し、誘爆を始めた。

「離れるぜ!」

ユニットから離れ、素の状態に戻ったレッドフレームだったが、タクティカルアームズⅡLは破損してしまった。

《ロウ、来るぞ!》

F92がビームレイピアを引き抜いて、レッドフレームに迫る。

「こっちも二刀流だ!」

タイガーピアスとガーベラストレートを引き抜き、それに答える。

 

「うおぉぉぉぉぉ!」

「でやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

レッドフレームとF92が急接近し、勢いよく斬り合って交錯した。

 

交錯して止まった2機。

 

しばらく沈黙が流れていたが、レッドフレームの両腕部が爆発突然爆発して完全に動きが止まった。

F92はビームレイピアを格納し、動きを止めた。

 

「認めるぜ、この勝負あんたの勝ちだ。」

 

ロウ・ギュールの敗北宣言が通信を通じて伝わられた。




次回は、F94とブルーフレームの決闘の決着を描きます。
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