仮面ライダー龍騎×ハートキャッチプリキュア 鏡の騎士と伝説の戦士   作:T・H

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遂に最初の敵ライダーが登場します


第10話 黒龍とエイの戦士降臨!蟹ライダーの来襲! 前編

 

とある倉庫。

 

そこに京が倒れていた。

 

「う、ここは?」

 

「やっと起きたか…」

京は声が聞こえた方へ向いた。そこに灰色スーツを着ている男性が立っていた。

 

「誰だよアンタ?」

 

「名乗る必要はない。なぜならお前は奴らを始末した後、この『ボルキャンサー』の餌食になるからな。」

男性は親指で後ろを指した。男性の後ろにオレンジ色の蟹のモンスターがいた。モンスターは今でも京を食べたいのか、かなり唸っていた。

 

「慌てるな、ボルキャンサー。奴らが始末したらゆっくり食って良いぞ」

男性が言うとボルキャンサーは唸るのを止めた。

 

「おい、さっきから奴らって誰のことだよ?」

 

「知らないのか?さっきお前と一緒にいた小僧たちだ。」

京は男性の言葉を聞いて脳裏に翼と恭介を浮かんだ。

 

「まさか、翼と恭介さんか!?」

 

「翼……ああ、龍騎に変身する前の奴の名前か。そうだ。俺は奴らを始末しに来たんだ。」

京は自分の服のポケットを見た。中にデッキが入ってあった。

 

(『コレ』はまだ見つかってないのか…でも、なんとかしてこの縄を解かねぇと…)

一方、龍騎とナイトは二手に分かれてライドシューターで探していた。

 

「京ー!どこなんだ…」

 

「ちっ、どこにいるんだ…京がいるんなら奴もいるはずだ…」

しばらく捜索をした2人は元来た場所へ合流した。

 

「翼。見つかったか?」

 

「いいえ、見つかりませんでした…でも、早く見つけないと京が消えてしまう…」

 

「ん?」

ナイトは何かを感じたのか後ろを向いた。龍騎も気になり龍騎も見た。そこにオレンジ色の蟹型のモンスターが立っていた。

 

「恭介さん、もしかしてあれが…」

 

「ああ、例のモンスターだ」

2人は戦闘態勢に入った。しかし蟹のモンスターは構えるどころか、後ろを向いて歩き始めた。

 

「なんだあれ?逃げてるのか?」

 

「いや、ついて来いって言ってるんだ。恐らくそこに京もいるはずだ。行くぞ。」

2人はボルキャンサーに着いて行った。しばらく歩くと、ボルキャンサーは倉庫にあるガラスの中へ入った。

 

「ガラスの中に入った…もしかしてこの向こうに京が…」

 

「みたいだな…行くぞ」

2人もガラスの中に入った。ガラスから出るとそこに、縄で結ばれている京とボルキャンサーと一緒に立っている男性がいた。

 

「京!」

 

「翼?翼なのか!?」

しかしナイトは京ではなく男の方を見ていた。「お前は…マサシ」

 

「久しぶりだな、八神恭介。そして君には始めまして、だな。仮面ライダー龍騎」

 

「え?どうして俺達の事を…あ、危ないですよ!そいつは人を食べるモンスターなんです!」

 

「命令するまで喰わない。こいつはおれの契約モンスターだからな」

 

「え?もしかして、あなたは」

 

「そう。俺も―」

マサシは上着の内ポケットからデッキを取り出した。

 

「お前達と同じ者だ。」

マサシはデッキを龍騎達へ向くと、Vバックルが現れ、腹部に装着した。

 

「変身」

男はデッキを装填するとマサシの姿は『仮面ライダーシザース』に変身した。シザースの姿を見たナイトはダークバイザーを構えた。

 

「翼、構えろ」

 

「え?ライダーだから味方なんじゃ…」

 

「いいや、奴らはライダーだが、敵だ。」

 

「ライダーが敵!?」

 

「さあ、掛かって来い!」

シザースはカードを引き、左手に装備されているハサミ状の召喚機・『シザースバーザー』に入れた。

 

『ストライクベント』

音声が鳴るとシザースの右手にボルキャンサーの腕に模した武器・『シザースピンチ』が現れた。それと同時にさっき戦っていたバクラーゲンとウィスクラーゲンが現れた。

 

「あれはさっきの!」

 

「やはり、こいつ等を操っていたのは…」

 

「そうだ。俺だ。」

 

「え?どうしてライダーがモンスターを操っているんですか?」

 

「こいつはある組織のメンバーでな。俺もかつてはその組織にいたんだが、今は組織を抜けた」

 

「そうだったんですか!?」

 

「ククク、そうだ。俺達は偉大なる『オーディン』様の忠実な僕だ。そして我らの目的はこの世界のバカな人間を消すんだ!」

 

「それだけの目的でこんなひどいことをするのか!」

 

「フン、気に喰わないなら止めてみろ!ただし、出来ればの話だがな!」

シザースはシザースピンチで龍騎を襲いかかって来た。ウィスクラーゲンとバクラークラーゲンも襲いかかって来た。2人は素早くかわした。

 

「恭介さん!どうします!?」

 

「あの2体のモンスターは俺がやる!翼は奴を倒せ!」

 

「ハイ!」

龍騎はカード出し、バイザーに入れた。

 

『ソードベント』

龍騎はドラグセイバーを受け取り、シザースを斬りつけようとしたが、シザースはシザースピンチで防いだ。

 

「お前…オーディンって何者なんだ!?どうしてライダーの力で悪事に使うんだ!?」

 

「さっきも言っただろう?この世界のバカな人間達を全滅するってな!!それに後ろを気にしなくていいのか?」

シザースの言葉を疑問に思った龍騎は後ろを向いた。そこにはボルキャンサーがいた。ボルキャンサーはハサミで龍騎に引っ掻いた。

 

「うわぁ!」

 

 

 

一方ウィスクラーゲンとバクラークラーゲンと対峙しているナイトも苦戦していた。

 

「ちっ!壁にひっついたり、煙幕を吐いたり、面倒なモンスターだな…」

ナイトは皮肉を言いながらデッキからカードを引き、バイザーに入れた。

 

『ソードベント』

ナイトはウイングランサーを受け取り、ウィスクラーゲンを刺し、バクラークラーゲンには、ダークバイザーで斬った。

 

「何とかこいつ等を片づけないとな…」

 

 

一方の龍騎はシザースとボルキャンサーとのコンビネーションでかなりダメージを喰らっていた。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

「どうした?もう終わりか?」

 

「翼!おい、もういいだろ!止めろよ!!」

 

「止めろ?フン、貴様に命令する権利はない。安心しろ。すぐにお前もあの世へ送ってやる。それより…仮面ライダー龍騎…貴様俺達の仲間になれ。」

 

「え…?」

 

「お前をここで倒すのは容易い。しかし、お前が俺達の仲間になったら…考え直して俺達の仲間として歓迎しよう。どうだ、命拾いするんだぞ?お前だって死にたくないだろう?」

シザースの突然の誘いを聞いた龍騎はシザースを睨んだ。

 

「断る!お前達みたいにこの力で悪事を使うんだったら死んだ方がマシだ!!」

龍騎の言葉を聞いたシザースはため息をし、龍騎を蹴り付けた。

 

「フン、これだからガキは困るんだ。ボルキャンサー、殺れ」

ボルキャンサーは龍騎を掴み、食べようとした。それを見たナイトは大声を上げた。

 

「止めろーーーー!」

 

その時だ。

 

『ギャオオオオオオ!』

突然の雄叫びでボルキャンサーはうっかり龍騎を放してしまった。

 

「なんだ?」

 

(いまのはドラグレッダー…?でも、アドベントはしてない…)

すると鏡から黒色の黒龍が現れた。黒龍のモンスターはシザースとボルキャンサー、ウィスクラーゲンとバクラークラーゲンに攻撃した。龍騎とナイトはその隙に京へと走った。ナイトはダークバイザーで京が縛られていた縄を斬った。

 

「京!大丈夫!?」

 

「ああ…サンキュ」

 

「あのモンスターは…」

 

「京!今あのモンスターが攻撃してるから、今のうちに逃げて!」

 

「悪いな翼。俺も闘うぜ」

 

「え?」

 

「何を言ってる?」

京は立ち上がり、ポケットからデッキを出した。

 

「それは…!」

 

「アドベントデッキ!!」

京は目の前の鏡に向けると、鏡からVバックルが現れ、装着した。

 

「変身!」

京はデッキを装填すると京の姿は龍騎と同じ姿を持つ騎士・『仮面ライダーリュウガ』に変身した。




この小説ではリュウガは味方です
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