仮面ライダー龍騎×ハートキャッチプリキュア 鏡の騎士と伝説の戦士 作:T・H
砂漠の使徒アジト
そこには砂漠の使徒のボス・『サバーク博士』とその横にいる黒い服と背中にコウモリの片翼生やしている闇のプリキュア・『ダークプリキュア』がいた。サバーク達は今、ある画面を見ていた。それに映っていたのは龍騎だった。
「仮面ライダー…龍騎?」
「はい…最初はてっきりキュアムーンライトと一緒に邪魔をしてる奴かと思いましたが、奴はその仲間らしいのです…おかげで僕の美しい髪が…」
「あんたま~だ気にしてんの~」
コブラージャに嫌味を言ったのは砂漠の使徒の3幹部の一人・『サソリーナ』だ。
「フン、お前は相変わらず根性がない奴ぜよ。男はもっと燃えるものぜよ!!」
落ち込んでいるコブラージャを見て、嫌気を差しているのは砂漠の使徒の3幹部の一人・『クモジャキー』だ。
「コブラージャ。そこには仮面ライダーナイトもいたのか?」
「はい…いました…それがどうかなさいましたか…サバーク博士?」
コブラージャの言葉を聞いたサバークはしばらく黙った。一方のダークプリキュアは拳を握りしてめていた。
(仮面ライダーナイト…また邪魔しに来たのか…)
「仮面ライダー龍騎…奴がそんなに強いなら一戦交えたいぜよ!サバーク博士!今回は俺が―」
「ダメだ。」
「な、なぜぜよ!?」
クモジャキーはサバークに疑問を言ったがサバークは答えず、ダークプリキュアの方に向いた。
「ダークプリキュア!今回はお前が行け!そして、仮面ライダー龍騎とナイトを消せ!」
「わかりました…サバーク博士」
ダークプリキュアは黒い光と共に姿を消した。
「仮面ライダーナイト……そして龍騎。まずはお前達を消す…」
砂漠の使徒のアジトから過ぎて、明堂院学園の屋上。そこに、翼達がいた。
「へぇ、つぼみ達がプリキュアだったんだ!」
「驚いたな…まさかももかの妹がプリキュア…この事、ももかは知ってるのか?」
「いいえ。ももかは知らないわ。」
「それにしても、悪人が仮面ライダーの力を使って自分達の気に入らない人をモンスターの餌食にして理想の世界にするなんて…残酷すぎます」
「そうね…これからは敵が砂漠の使徒だけじゃなくなるわ。」
「安心しろ。昨日、俺の姉に電話をした。そしたら、急ぎでこの町に来るって言ってた。2人がいたらきっと戦力になる。」
「恭介さん。ライダーって一体何人いるんですか?」
「俺と翼達が入れて…13人だ」
「13人ですか…って13人ですか!!」
「多すげしょう!!」
「その中で一番厄介なのは…『オーディン』だ。」
「オーディン?」
「13人目のライダーだ。奴はかなりの戦闘力だ。恐らく俺だけでも倒せない。」
「そんな奴がいるなんて…」
翼達はこれからの事を考えていた。その途中誰かがこっちへやって来た。
「いつき、こんな所に居たんだ。」
翼達は後ろへ向くと夕輝がこっちへ来ていた。
「ああ、夕輝。」
「翼達もいたんだ。みんなで何してたんだ?」
「あ、なんでもないよ」
いつきが夕輝の質問に答えている最中恭介が突然ビクッと動き、辺りを見始めた。
「恭介さん?どうしたんですか?」
「この気配…まさか!?」
恭介は突然走り出した。翼達も後を追った。翼達が校舎へ出ると、そこにはスナッキーの大軍がいた。
「何だあれ!?新種のモンスターか?」
「違うよ京!あれがつぼみ達が言ってた砂漠の使徒の奴らだよ!」
「ん?あいつ等の中央に誰かいるぞ」
涼はスナッキーの中央の方に指を差した。そこに、ダークプリキュアが立っていた。
「待っていたぞプリキュア。そして、久しぶりだな。仮面ライダーナイト」
「貴様は!ダークプリキュア!」
「ダークプリキュア?あの人もプリキュアなの?」
「いいえ。翼君。あのプリキュアは砂漠の使徒の幹部の仲間です!」
「えぇ!プリキュアも敵!?敵はライダーだけでも驚いてたのに…」
「仮面ライダーナイト…そして龍騎。お前達はここで始末する!」
「へっ!やれるもんなんらやってみろ!」
「行くぜ!」
翼、恭介、京、涼はアドベントデッキ、つぼみ、えりか、いつき、はココロパフューム、ゆりはココロポットを出した。
「変身!!」
シプレ/コフレ/ポプリ「プリキュアの種、いくですぅ/ですっ/でしゅ!」
「プリキュア!オープンマイハート!!」
「大地に咲く一輪の花!キュアブロッサム!」
「海風に揺れる一輪の花!キュアマリン!」
「陽の光浴びる一輪の花!キュアサンシャイン!」
「月光に冴える一輪の花、キュアムーンライト!」
「ハートキャッチプリキュア!」
8人は変身し、ブロッサム達は決めゼリフとポーズをした。その一部始終を夕輝が隠れながら見ていた。
「ウソだろう…翼達が変身した…」
「ほう、龍騎とナイト以外の仮面ライダーがいたとはな。スナッキー、龍騎とナイト以外の奴らを足止めをしろ!」
スナッキー達はダークプリキュアの指示通りに龍騎とナイト以外を襲い掛かって来た。
「ダークプリキュア…『コロン』の仇、打たせてもらう!」
「恭介さん、コロンって?」
「話しは後だ。」
「来い」
龍騎は素早くカードを引き、バイザーに入れた。
『ソードベント』
龍騎はドラグセイバーでダークプリキュアに攻撃した。しかしダークプリキュアは自分の背中の黒い羽根でドラグセイバーを防いだ。
「くっ!」
「どうした?その程度か?」
ダークプリキュアはドラグセイバーを弾き、龍騎を強烈パンチとキックを放った。
「うわぁ!」
「翼!貴様!」
ナイトはダークバイザーでダークプリキュアに連撃をした。しかしダークプリキュアはそれを全て防いだ。
(こいつ…前より強くなってる!!)
一方のブロッサム達はスナッキーの大軍に苦戦していた。
「うへぇ~、こりゃあ多すぎだろう…」
「もう!なんでよりによってこんなに大勢で来るのよ!!」
「おしゃべりはその辺にしなさい。来るわよ!」
「お手柔らかに頼むぜ!!」
リュウガとライアはカードを引き、バイザーに入れた。
『ソードベント』
『スイングベント』
バイザーから音声が鳴るとリュウガにはドラセイバー、ライアにはエビルダイバーの尾を模した鞭状の武器・『エビルウィップ』が現れた。
「行くぜ!」
リュウガとライアは自分達の武器でスナッキー達を攻撃し始めた。一方のブロッサム達は格闘技で戦った。
「オラ!はああ!たああ!」
「ハッ!そらよっと!」
「ブロッサム・シュート!」
「マリン・シュート!」
「サンフラワー・インパクト!」
「ムーンライト・シルバーインパクト!」
6人がなんとかスナッキー達を倒したがまだ数人残っていた。
「くそ!まったく減らねぇな…」
一方の龍騎とナイトはダークプリキュアに苦戦していた。
「どうした?お前達の力はその程度か?もしそうだったら、お前達を買い被り過ぎていたな」
「このプリキュア…強すぎる…」
「お前だけは…俺が倒す!例えこの命が朽ちても、ゆりは俺が守る!」
「フン、お前は相変わらずだな。キュアムーンライトが何かが起きたら必ず、現れる。だが、これで最期だ。」
ダークプリキュアがそう言うと、自分の胸元の丸いブローチからフラワータクトに似た武器を出した。
「闇の力よ集え!ダークタクト!」
それを見たナイトはすぐに龍騎に言った。
「翼!ガードベントを使うぞ!」
「はい!」
2人はすぐにカードを引き、バイザーに入れた。
『ガードベント』
音声が鳴ると龍騎にドラグレッダーの腹部を模した盾、『ドラグシールド』、ナイトはダークウイングと装着しマントに変形した『ウイングウォール』に変化した。
「無駄だ。プリキュア・ダークフォルテウエーブ!」
ダークプリキュアは赤黒い花の形のエネルギーを龍騎とナイトに放った。龍騎とナイトはそれを防いだが防ぎれず、飛ばされた。
「うわああああ!」
「翼君!」
「恭介!」
「ああ!」
夕輝はやられている翼と恭介を見て、己の無力さを憎んでいた。
(どうすればいいんだ…俺にもっと力があれば…そうすれば…)
「力があればって顔面(ツラ)してんな、お前」
突然声が聞こえ夕輝はあたりを見回り、ガラスに目に入った。そこにいたのは、色は紫で右手にコブラ型の杖のようなものを持っている人物だった。それを見た夕輝は驚きを隠せなかった。
「誰だ!?お前もあいつらの仲間か!?」
「おいおい、誤解しないでくれ。俺はただあいつらの戦いを見ていただけだ。それに俺は砂漠の使徒なんて興味ねぇ。そんな事よりお前、力が欲しいか?」
「え?」
「顔を見ればわかる。お前はダチを助けたい力を欲している。そうだろう?」
夕輝はしばらく黙っていたがすぐに頷いた。
「そうか…ならお前にこれをやる。」
紫の人物は左手に翼達が持っている同じカードケースを出し、夕輝に投げ付けた。夕輝はそれをすぐにキャッチした。そのカードケースは緑色で牛の紋章が描かれていた。
「それを使って奴らを倒せ。そうすれば、ダチを助けられる。」
紫の人物はそれを言い残しどこかへ去った。夕輝はデッキをガラスに向けた。鏡から『Vバックル』が現れ、夕輝に装着した。
「変身!」
夕輝はデッキを装填すると夕輝は緑の銃撃戦士・『仮面ライダーゾルダ』になった。
「待ってろ、皆!」
同じ頃ブロッサム達はスナッキー達と戦い続けていた。
「はぁ、はぁ…早くスナッキーを倒して、翼君達を援護しないと…」
「でも、この大勢じゃあやばいぜ…!」
「くっそ、来るぞ!」
スナッキー達は一斉に襲いかかって来たその時だった。どこからか銃声が鳴り響いた。
ガン!ガン!ガン!ガン!
突然の攻撃でスナッキー達はやられた。
「なんだ?」
「銃声?」
ブロッサム達はスナッキー達が倒れているところを見るとゾルダが銃で攻撃していた。
「なに、あれ!?」
「緑のライダー…お前誰だ!」
リュウガとライアは少し警戒しているのか戦闘態勢に入った。しかしゾルダは銃をしまい、ブロッサム達に近づいた。
「俺は…『仮面ライダーゾルダ』だ!」
「その声…夕輝!?」
「ああ、俺だ。いつき」
「おい!なんでサンシャインの名前知ってんだよ!」
「いや、変身してるところ見たから」
「マジかよ…」
ゾルダの登場を見た龍騎とナイト、ダークプリキュアも驚いていた。
「新しいライダー!?」
「あれは確か…ゾルダか」
「チッ、ライダーの新手か…」
ゾルダはまた銃型召喚機・『マグナバイザー』を出し、スナッキー達を撃った。
「涼さん!ゆりさん!俺も闘います!一緒に闘わせてください!」
「……じゃあ、あいつ等をぶっ放してくれ」
「え?」
「ファイナルベントであいつ等を撃破してくれ。ゾルダのは広範囲で攻撃可能だからな。」
「でも兄ちゃん。ゾルダのは隙が出来るから何とか時間を稼いだ方がいいんじゃね?」
「そうだな。お前らもいいか?」
「ハイ!」
「やるっしゅ!」
「もちろんです!」
「引き受けたわ」
「よし、じゃあ夕輝準備をしてくれ!」
「ハイ!」
ゾルダはカードを引き、マグナバイザーに入れた。
『アドベント』
音声が鳴ると地面からバッファロー型のモンスター・『マグナギガ』が現れた。
「これが俺も契約モンスターか…えーと後は」
夕輝はさらにもう一枚をカードを引き、バイザーに入れた。
『ファイナルベント』
一方のリュウガ達はゾルダの時間稼ぎをするためにスナッキー達を足止めをしていた。
「はあああああ!」
「そら!やあ!」
「はあああああああ!」
『ファイナルベント』
音声が聞こえたライアはすぐに後ろを見た。そこにはゾルダが攻撃態勢をしていた。
「準備ができました!」
「よし!みんな離れろ!」
「ん?」
ライアの声が聞こえたナイトも後ろを見た。すぐに察知したナイトは龍騎を引っ張り出した。
「うわ!?」
「!まて!逃げるのか!!」
「俺よりもあれを気にした方がいいんじゃないのか?」
ナイトは横に指差し、ダークプリキュアもそれを見た。
「いけ!夕輝!!」
「はい!エンドオブワールド、発射!!」
ゾルダはトリガーを引くと、マグナギガの胸から無数のミサイルがやレーザーが一斉に射撃した。無数のミサイルとレーザーはダークプリキュアとスナッキー達へと向かい、大爆発した。
「ヒュー、派手に行ったな」
「こりゃ、あのダークプリキュアもやられてだろう…」
「いいや、まだだ!」
「え?」
ナイトの反応を見たムーンライト以外のメンバーは煙を見た。そこには無傷のダークプリキュアが立っていた。
「ウソ!?やられていない!?」
「やはりな…奴がそう簡単にやられる奴じゃない…」
「フン、まさかあれほどの攻撃が来るとは正直驚いた…今日はここで引き上げてやろう…だが次に合う時には、仮面ライダーナイト、そしてキュアムーンライト。お前達は消えてもらう」
ダークプリキュアは龍騎達に言い残し、黒い光と共に消えた。
「くっ、逃がしたか…」
とある部屋。そこでは組織のボス・『オーディン』と14歳ぐらいの少年が立っていた。
「呼んだ?ボス?」
「ああ。『ガイ』。今日はお前に任務を与えようと思ってな。」
「言うこと聞かないモンスターを消す仕事なら俺やんないぜ?もう飽きてきたし」
「いいや。今日はお前にいい仕事を与えようと思ってな。」
「なに?」
オーディンはパソコンの画面をガイと呼ばれた少年に見せた。
「この男を狙え。名前は桐原翼だ。」
「へぇ、俺と大して歳変わんないじゃん?んで、こいつもライダーなの?」
「ああ、こいつもライダーとして変身している。名は仮面ライダー龍騎。こいつとゲームをして来い。やり方はお前に任せる。」
「へぇ…いいよ。こいつを痛めつけられるなら。」
少年はオーディンに言うと部屋から出た。
「さぁ、ゲームスタートだ…」
少年は翼の写真を見て、不敵に笑った。―次回の仮面ライダー龍騎は―「『マトリックス』?」「ゲーム感覚的に色々やるらしいんスよ。でもこれ結構評判悪いんスよ」「まさか、あいつが」「こ、こわいです…」「久しぶり、桐原」「お前は!」次回、新たな刺客!その名は、仮面ライダーガイ!闘わなければ生き残れない!
。―次回の仮面ライダー龍騎は―
「『マトリックス』?」
「ゲーム感覚的に色々やるらしいんスよ。でもこれ結構評判悪いんスよ」
「こ、こわいです…」
「お前が龍騎だな」
「またライダーか!」
次回、新たな刺客!その名は、仮面ライダーガイ!闘わなければ生き残れない!