仮面ライダー龍騎×ハートキャッチプリキュア 鏡の騎士と伝説の戦士 作:T・H
龍騎の怒りを見て、ブロッサムとガイはかなり驚きながら翼を見ていた。
ブロッサム「翼君…」
ガイ「なんだ?ありゃ…」
翼はフラ付きながら立ち上がり、落ちてたドラグセイバーを拾い、ガイを睨んだ。
龍騎「ガイ…お前だけは許さない…お前だけは俺が倒す!!」
龍騎はドラグセイバーを構え、ガイに向かって走った。
龍騎「はあああああああ!」
それを見たガイは高笑いし始めた。
ガイ「ハハハハハハハ!アホだなお前?俺は防御力が高いって事を忘れたのか!」
しかし龍騎は透かさずガイに切り付けた。ガイはメタルホーンで防いだが、メタルホーンの角が斬れたしまった。
ガイ「何!?俺のメタルホーンが!?」
龍騎「うおおおおおお!」
龍騎は休むことなくガイに斬り付けた。ガイは防ぐことができず、龍騎の攻撃を全て受け、倒れた。
ガイ「ガハッ…!何だこいつ…さっきよりめちゃくちゃ強いじゃんかよ…!!」
龍騎はドラグセイバーを再び構え、フラ付きながらガイの所まで来た。
龍騎「ガイ…お前だけは…俺が!!」
それを見たブロッサムは
ブロッサム『翼君…ダメです…怒りに支配されちゃ…』
ブロッサムは龍騎を止めようとしたがガイの攻撃で重傷しているため動けなかった。龍騎はガイの所まで行き、立ち止まり、ドラグセイバーを丁度首の所に止めた。
龍騎「ガイ…最後に言う…どうして、こんな事をしたんだ…つぼみをあんなに傷つけて…返答次第では、お前を……殺す」
それを聞いたガイは
ガイ「へへ、俺を殺すだと?できるのか?お前が」
龍騎「俺はやるって決めたらやる」
ガイ「いいのか?そんな事をしたらあの女にビビられるぜ?」
しかし龍騎は
龍騎「それでも構わない…例えつぼみに嫌われても、俺はつぼみを守る」
龍騎の言葉を聞いたガイはまた笑い始める。
ガイ「ハハハハ、お人好しだな…だがな、この戦いは甘くないんだよ!!」
ガイが言うと龍騎の後ろにメタルゲラスが襲いかかって来た。
龍騎「うわあああ!」
ガイはすぐに立ち上がり、龍騎に攻撃し始めた。
龍騎「ぐは!」
龍騎はいきなりの攻撃とさっきの戦いのダメージで倒れてしまった。ガイは倒れた龍騎を蹴り付けた。
ガイ「ククク、龍騎。あの女と一緒にあの世へ行きな!!」
ガイはカードを引き、バイザーに投げ入れた。
【ファイナルベント】
バイザーの音声が鳴るとガイはメタルホーンを装着し、メタルゲラスの肩に乗り、高速で龍騎へと突進してきた。龍騎も立ちあがろうとしたが体が動かなかった。
龍騎『くそ…このままじゃあ…つぼみが』
翼は死の覚悟をしたその時だった。
【アドベント】
何処からか音声が聞こえた。翼は微かに開いてた眼で周囲を見回した。
『バイザー音だ…恭介さん達か…?』
龍騎が微かに空いている眼に2人の影が映った。背中しか見えなかったが色は1人は白いライダー。もう1人は紫ライダーだった。
ガイ「誰だお前ら?そいつらの仲間か?」
「さあね。でも、これだけは言えるわ。貴方達の敵よ」
「お前が奴らの仲間である以上、容赦はしない!!」
2人がガイに言うと白いライダーはガイと紫のライダーはメタルゲラスと闘い始めた。
『別のライダー…あいつと戦ってる…味方なのかな…』
龍騎はとうとう眼を閉じてしまった。しかし音はまだ聞こえていた。戦闘の音から別の音が聞こえた。誰かがミラーワールドに出たのだ。戦闘が止み、龍騎の耳に会話が聞こえた。
「ちっ、逃げられたか。どうする?」
「ほっときなさい。いずれ倒すわ。それよりもまずはこの子たちを」
龍騎は自分が地面から離れるのを感じた。2人のライダーのどちらか自分を持ち上げているのだ。2人のライダーは2人を持ち上げ、ミラーワールドに出た。その途中龍騎は完全に気を失った。ミラーワールドから出て数時間後、翼は眼を覚ました。
翼「ん…ここは…?」
「気が付いたか」
翼は横を向くとそこに恭介達がいた。そして翼が今いるところは植物園だった。
翼「恭介さん…それに皆…」
夕輝「翼!お前、大丈夫だったのか!?」
京「また新しいライダーに襲われたってつぼみに聞いたぜ」
翼「つぼみ…あ、そうだ!つぼみは!?」
翼はつぼみの事を思い出し、慌てて起き上ろうとしたが、すぐに恭介が止めた。
恭介「まだ安静にしてろ。それとつぼみは大丈夫だ。コッペが傷を癒してくれた。お前のもな。」
恭介の言葉を聞いた翼は落ち着き、再び横になった。翼が横になると、恭介は翼に質問を聞いてきた。
恭介「翼。お前とつぼみが襲ってきたライダーは誰だったんだ?」
翼「えっと…確か、仮面ライダーガイって言ってました。それとあいつは例のマトリックスを結成させた奴でした。それとあいつに止めを刺されるときに白いライダーと紫のライダーが現れて、ガイと闘ってました。」
恭介『白いライダーと紫のライダー……やっと来たのか…あの2人』
京「マトリックスを!?そいつ、お前らに何かしてきたのか?」
翼「してきたよ…俺とつぼみに何度も攻撃をしてきた。」
夕輝「ひどい…そんなことを平気でやるなんて…イカれてるね」
翼は夕輝の言葉を耳にしていなかった。翼は今、自分の無力さと自分が感情的になってガイを殺そうとしたこと思い出していた。
翼「『俺はあの時……奴の不意打ちを受けてなかったら…奴を殺していた…そして俺は…つぼみを守れなかった…俺にもっと力があれば…』恭介さん」
恭介「なんだ?」
翼「俺、もっと強くなりたいです!!どうすれば強くなれますか!奴らを倒せる切り札はないんですか!?」
翼の言葉を聞いた恭介はしばらく考えていたのか黙っていた。そして口を開いた。
恭介「……一つだけならある。」
翼「何ですか!?」
恭介「あの『カード』を手に入れるんだ。」
翼「あの『カード』…それは何ですか?」
恭介「それは……『サバイブ』のカードだ」
翼達「『サバイブ』?」
同じ頃オーディンの部屋では
オーディン「これが…翼(ヤツ)の怒り…」
ガイ「ああ…急にあんなに強くなりやがって…でも、次は奴を…!」
オーディンはモニターをしばらく見ていると、そこに白と紫のライダーが映った。それを見たオーディンはすぐに目にした。
オーディン「ん?ガイ。こいつ等は?」
ガイ「ん?ああ、そいつらか。俺が止めを刺そうとしたら邪魔してきたんだよ…」
ガイはいつもの態度でオーディンに話していたが体中に震えが走っていた。始末されるのを恐れているのだ。
オーディン「ガイ」
ガイ「な、何だよ…」
オーディン「よくやった。お陰で手間が省けた」
予想外の言葉を聞いたガイは少し唖然としていた。
ガイ「へ?ああ、おう」
オーディン「仮面ライダーベルデ」
ベルデ「ここに」
オーディンが呼ぶとオーディンの背後にカメレオンと酷似したライダーが現れ、カメンレオンのライダーは低姿勢でオーディンの前に止まった。
オーディン「ベルデ、全てのライダー達に告げろ!次のターゲットは希望ヶ丘だ!!」
ベルデ「ハッ!」
ベルデはライダー達を知らせるため部屋へ出た。
―ついに始るライダー達との戦い。果たして翼達は生き残れるのか―
次回の仮面ライダー龍騎は
「やっと来たか…『姉さん』」
「恭介さんのお姉さん!?」
「私は『八神日向』。『仮面ライダーファム』よ」
「俺は『浅倉秋一』だ。『仮面ライダー王蛇』だ」
「見せてもらうわよ翼君。恭介が認めたその力」
―次回、白鳥の女戦士と大蛇の戦士現る!サバイブの秘密!闘わなければ生き残れない!