仮面ライダー龍騎×ハートキャッチプリキュア 鏡の騎士と伝説の戦士 作:T・H
夜中 ミラーワールドそこに2人のライダーがミラーモンスターと闘っていた。2人のライダーが相手しているモンスターはシマウマを模している二本足で立っているモンスターとイモリ型のモンスターだった。対するライダーは白い姿のライダーと紫のライダーだった。
「ギギィィ!」
イモリのモンスターは背中に着けてある十字手裏剣を出しそれを紫のライダーに飛ばした。しかし紫のライダーは自分の武器でそれを弾いた。それを見た、イモリのモンスターは動揺した。
「どうした?手裏剣がなかったら何もできねぇか?」
紫のライダーは余裕な態度でイモリのモンスターに言う。するとイモリのモンスターは逃げ始めた。
「逃がすか」
紫のライダーは蛇の紋章のデッキケースからカードを引き、蛇型の杖の先端の頭部にそれを入れた。
【ファイナルベント】
音声が鳴ると何処からかコブラ型のモンスター・『ベノスネーカー』が現れた。紫のライダーはベノスネーカーの前まで飛び、ベノスネーカーは口から毒液を放ち、紫のライダーはその勢いでイモリのモンスターに連続蹴りを放つ
「喰らっとけ!ベノクラッシュ!!!!」
紫のライダーの連続蹴りを喰らったイモリのモンスターは爆破した。
ドーーーーーン!
「フン、この程度か」
一方白いライダーはシマウマのモンスターと闘っていた。
「さあ、来なさい」
シマウマのモンスターは両腕の角型の武器で白いライダーに攻撃を仕掛ける。しかし白いライダーはナイトのダークバイザーに似た、レイピア型の召喚機でそれを防いだ。白いライダーはシマウマのモンスターの隙を付き、斬り付ける。
「ギギィ!」
「準備運動にもならないわ」
白いライダーはモンスターに背中を向け、白鳥の紋章のデッキケースからカードを引き、バイザーに入れる。
【ファイナルベント】
音声が鳴ると空から白鳥型のモンスター・『ブランウイング』が現れ、モンスターに向かって突風を起こした。モンスターはその突風で吹き飛ばされ、白いライダーの所へ向かう。ファムは武器を構え、小さく呟く
「ミスティースラッシュ…」
ファムは武器でシマウマのモンスターに斬り付けた。斬りつけられたモンスターは爆破した。
「フゥ…終わったね」
「おい、そっちは終わったか?」
白いライダーは振り向くと、紫のライダーがこっちへと歩いていた。
「見ての通りよ。終わったわ」
「そうか。それじゃあ、出るか。」
「ええ。」
2人は自分達が来たガラスへと向い、元の世界に戻った。
翌日翼は学校にいた。翼は昨日恭介が言っていたことを思い出していた。
翼達『サバイブ?』
恭介『ああ。そのカードを使ったライダーは今までとは違う力が手に入る。俺は運良くそのカードをオーディンから奪った』
翼『じゃあ、そのカードはどこにあるんですか?』
翼の質問を聞いた恭介は椅子から立ち上がり、翼達に言う。
恭介『悪いが今はそれは言えない。サバイブの前に翼を助けたライダーを探してくれ。俺も探す。』
夕輝『翼を助けたライダー?何か心あたりがあるんですか?』
恭介『……ああ、ちょっとな』
翼『『サバイブ』…あのカードがあれば、ガイに…そしてオーディンに勝てるのか…』
「―原、桐原!」
自分の名字に耳が入った翼はすぐに反応し椅子から立ち上がった。
翼「あ、はい!」
先生「授業中何ボーとしてるんだ?」
翼「あ、すいません…」
翼はバツ悪そうにゆっくりと椅子に座った。授業が終わり、翼は下校していた。翼は昨日の戦いを思い出しながらデッキを見つめていた。
翼「ガイ…とても強かった…あいつ以外にもっと強いライダーはいるはず…そいつらを対抗するためにもサバイブが必要だ…だけど、恭介さんは俺を助けたライダーを探すのが先だって言うし…でも確かに俺とつぼみを助けたライダーは誰なんだろう…?」
翼がいろいろ考えているとミラーモンスターの前兆が響き始めた。
キイーン…キイーン…キイーン
翼「モンスターか!」
翼はゴミ捨て場にある鏡を見つけ、デッキを向け、Vバックルを装着する。
翼「変身!」
翼は龍騎に変身し、鏡の中へと入った。しかしそれを物陰から見ていた人物がいた。1人はロングヘアーの女性、もう一人は短髪の男性がいた。
「『秋一』。今の見た?」
「ああ。バッチリな。あれは昨日のライダーだ。」
「と言う事はあの子が桐原翼君ね。私達も行くわよ」
「ああ。」
2人は翼がさっき入った鏡に近づき、女性は白鳥の紋章が描かれた白いアドベントデッキ、男性は蛇の紋章が描かれた紫のデッキを出した。すると鏡からVバックルが現れ、2人に装着した。女性は白鳥をイメージにしたポーズ、男性は左腕を左腰の位置にして、同時に右腕を下方から円を描くようにし、右腕を前方に伸ばし、すばやく胸部へ移動させる
「変身!」
2人はバックルにデッキを装填すると、女性は白鳥の女騎士・『仮面ライダーファム』に、男性は蛇の戦士・『仮面ライダー王蛇』になった。
ファム「それじゃあ、行くわよ」
ファムは王蛇に言うと王蛇は頷き、鏡の中へ入った。
ミラーワールド
ミラーワールドに着いた龍騎が見たのはかなり驚いたことだった。ミラーモンスターがかなりの多数で待ち伏せていたのだ。
龍騎「なんて数だ…」
龍騎は呆然とミラーモンスターを見ているとモンスター達が襲いかかって来た。翼は格闘技で戦うが、敵が多すぎるためかなり苦戦していた。
龍騎「くっ!これじゃあ…!」
龍騎はイノシシのモンスターを何とか止めたが後ろからモンスターが攻撃してきた。
龍騎「うわぁ!」
翼は後ろを見るとそのモンスターに見覚えがあった。以前シザースと戦っている時に一緒にいたモンスター・『ボルキャンサー』だった。
龍騎「お前は!そうか、シザースがやられたから野良モンスターになったんだ!」
翼はイノシシのモンスターに蹴りを入れ、ボルキャンサーとも闘うが、やはり数の多さで苦戦する。
龍騎「くそ…これじゃあ」
その時だ。
ガキィ!
ボルキャンサーは何者かの攻撃で倒れる。攻撃したのは王蛇だった。
龍騎「ライダー!お前は誰だ!?オーディンの手先か!?」
王蛇「おいおい、人が助けてやったのに敵視する事はないだろ?」
龍騎「え?」
龍騎は王蛇の言葉に目を丸くしながら王蛇を見た。すると今度はファムが現れた。
ファム「仕方ないわよ秋一。そういう風にさせたのはオーディンなんだから。あなた、桐原翼君ね?」
龍騎「え?どうして俺の名前を?」
ファム「あら?あの子から聞かなかったのかしら?」
龍騎「あの子?」
龍騎はファムの言った事に首をかしげていると…
「翼!」
「翼君!」
龍騎は後ろから声が聞こえ振り向いた。そこにはナイト、リュウガ、ゾルダ、ライア、ブロッサム、マリン、サンシャイン、ムーンライトが来ていた。
リュウガ「悪い翼、遅くなっちまった!」
龍騎「みんな!っていうか、ブロッサム!それにマリン達もなんでミラーワールドに!?」
ライア「プリキュアの力でミラーワールドに入れるようになったそうだ。それにしても、何だこのモンスターの数は…」
モンスターの大軍を見たライアは言った。一方のナイトはファムと王蛇を見ていた。
龍騎「恭介さん?どうしたんですか?」
ファム「久しぶりね。恭介」
ナイト「やっと来たか。『姉さん』」
龍騎「えぇ!?恭介さんのお姉さん!?」
ナイト「ああ、だが話しは後だ。」
ナイトはすぐにダークバイザーを構え、ファムもブランバイザーを構えた。
ファム「みんな。行くわよ!」
リュウガ「何だかわかんねぇけど、行くぜ!」
龍騎達は一斉にカードを引き、バイザーに入れた。
【ソードベント】
【スイングベント】
音声が鳴ると、龍騎とリュウガはドラグセイバー、ナイトはウイングランサー、ライアはエビルウィップ、ファムはブランウイングの翼のフチを模したナギナタ型の武器・『ウイングスラッシャー』、王蛇はベノスネーカーの尾を模したドリル状の武器・『ベノサーベル』を受け取り、ミラーモンスターと戦い始めた。ゾルダはマグナバイザーでミラーモンスターに連射ながら戦い、ブロッサム達は格闘技で戦い始めた。
龍騎/リュウガ「はああああああ!」
龍騎とリュウガはドラグセイバーでモンスター達を斬りつけながらまたカードを引いた。
【ストライクベント】
音声が鳴ると2人の右腕にドラグクローが現れ、2人に装着する。それをみたライアは
ライア「ドラグクロファイアーか。なら今回はトリプルだ。」
ライアはカードを引きバイザーに入れた。
【コピーベント】
音声が鳴ると龍騎のドラグクローがコピーして、ライアの右腕に装着した。
龍騎「俺と同じドラグクロー!」
ライア「ここはトリプルで行くぜ!」
リュウガ「面白そうだな!いいぜ!」
龍騎「分かりました!」
3人は構えるとドラグレッダーとドラグブラッカーが現れ、3人は構える。
龍騎達「ドラグクロートリプルファイアー!」
3人の放ったドラグクローファイアーを喰らったモンスター達は急激に減ったがそれでもまだ残っていた。
リュウガ「くそ!まだ減らねぇ!」
ゾルダは翼達が苦戦しているのを見て、カードを引き、バイザーに入れた。
『シュートベント』
音声が鳴るとゾルダにマグナギガの両腕を模した巨大大砲・『ギガランチャー』が現れた。
ゾルダ「みんな下がって!」
ゾルダは龍騎達に言い、龍騎達はすぐに離れた。それを見た王蛇はゾルダの横に来た。
王蛇「おい、ゾルダ。」
ゾルダ「はい?なんですか?」
王蛇「俺も攻撃する。一斉攻撃を仕掛けるぞ。」
ゾルダ「分かりました!」
王蛇はカードを引き、バイザーに入れた。
【ファイナルベント】
音声が鳴ると王蛇の後ろにベノスネーカーが現れた。王蛇はベノスネーカーの所までジャンプするとベノスネーカーは毒液を放ち、王蛇は『ベノクラッシュ』を放った。
王蛇「はああああああ!」
ゾルダ「くらえ!!」
ゾルダは狙いを定め、キガランチャーを撃った。ギガランチャーとベノクラッシュを喰らったモンスターは爆破した。一方のブロッサム達も次々とモンスターを倒していた。
ブロッサム「大分減ってきましたね!」
ムーンライト「あと少しよ。ここはフォルテッシモで決めるわよ!」
ブロッサム達「はい!」
3人は頷き、ブロッサム、マリン、ムーンライトはフラワータクト、サンシャインはシャイニータンバリンを出した。
ブロッサム達「集まれ!花のパワー!」
ブロッサム「ブロッサムタクト!」
マリン「マリンタクト!」
サンシャイン「シャイニータンバリン!」
ムーンライト「ムーンタクト!」
ブロッサム、マリン、ムーンライトはタクトのクリスタムドームを手で回し、サンシャインはシャイニータンバリンの外周部を回した。
4人「プリキュア!フローラルパワーフォルテッシモ!!!!!」
4人は光に包み、モンスター達へと向かい、着地した。
4人「ハートキャッチ!」
4人の掛け声と同時にミラーモンスターは動きを封じられ、そのまま浄化された。それを見たファムはモンスターを数え始めた。
ファム「ひー、ふー、みー…そろそろ頃合いね」
ファムはデッキからカードを引き、バイザーに入れた。
【ファイナルベント】
音声が鳴ると、空からブランウイングが現れ、モンスターに突風を起こした。突風に当たったモンスター達はファムへと向かう。ファムはウイングスラッシャーを構える小さく呟く。
ファム「さようなら…ミスティースラッシュ…」
ファムは言うと、モンスターにウイングスラッシャーで片っ端から両断し始めた。両断されたモンスターは爆破していき、モンスターは全滅した。モンスターを全滅させたファムはモンスターがいないか確認する
ファム「終わってみたいね。」
ナイト「姉さん」
ファムが振り向くと、ナイト達がファムの所まで歩いて来た。ファムの所まで着くと龍騎がファムと王蛇に言う。
龍騎「あの、助けてくれてありがとうございます。それと…勝手に敵だって判断してすいません…」
龍騎はファムと王蛇にお礼と謝罪をした。それを見たファムは
ファム「別にいいわ。それにその警戒が大切よ。」
王蛇「恭介。お前、いつの間にかこんなに仲間が出来たのか…それにお前元気そうだな」
ナイト「秋一さんもお元気そうで。」
王蛇「ところでそこにいる奴らがお前が話していた奴らか?だがゾルダ、お前とはまた会ったな」
ゾルダ「そうですね。あの時はありがとうございます」
ナイト「やはりゾルダのデッキを渡していたのはあなたでしたか」
王蛇「ああ、まぁな」
しばらく話してファムと王蛇は自己紹介をし始めた。
ファム「そう言えばまだ名前教えていなかったわね。私は『八神日向』。『仮面ライダーファム』よ。よろしくね」
王蛇「俺は『浅倉秋一』だ。『仮面ライダー王蛇』だ」
龍騎「よろしくお願いします。あ、俺は―」
ファム「仮面ライダー龍騎の桐原翼君、リュウガの日暮京君、ライアで兄の日暮涼君、ゾルダの草薙夕輝君。そしてプリキュアの花咲つぼみ、来海えりか、明堂院いつきでしょ。あとゆりとは昔からの知り合いよ。今後ともよろしく」
龍騎「は、はぁ…」
龍騎達は自分達の名前をきっぱり当たったファムを驚いていた。そんな中ファムは龍騎の方へ向く。
ファム「翼君。ちょっと貴方頼みがあるけど、いいかしら?」
龍騎「はい?何でしょうか?」
龍騎はファムに質問をすると、ファムは突然ブランバイザーで龍騎に攻撃してきた。龍騎は運良くそれをかわした。
龍騎「な、なにするんですか!?」
突然攻撃されたことの驚く龍騎にファムはブランバイザーを龍騎に向ける
ファム「見せてもらうわよ翼君。恭介が認めたその力。」
龍騎「え?どういうことですか?」
ファム「貴方は始めてライダーに変身して、そんなに立ってないのに、シザースやモンスターを倒して来た。私は恭介から聞いて、あなたに興味を持ったわ。だから、あなたの力を見せてもらうわ!そしてサバイブにふさわしい人物かどうかもね!」
龍騎「でも、俺せっかく仲間になる人と戦うなんて…」
ナイト「翼、戦った方がいいぞ。姉さんは実力を確認してからじゃないと仲間になってくれないぞ。」
龍騎「ええ!?でも…わかりました」
龍騎は立ちあがり、ファイティングポーズをしながら、
龍騎「では、いきます!」
ファム「それじゃあ、掛かって来なさい!」