仮面ライダー龍騎×ハートキャッチプリキュア 鏡の騎士と伝説の戦士   作:T・H

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第35話 烈火、疾風、天馬VS無限

オーディンの部屋

 

そこではサバイブ化した龍騎とナイトとペガサス、そしてオーディンが立っていた。4人は自身の武器を構えるが、両者攻撃をする素振りもせずにただ立っていた。そんな中、ペガサス以外の3人はゆっくりとデッキからカードを引き、それをバイザーに入れた同時に4人は走り出した

 

【アドベント】

音声が鳴ると、空からドラグランザー、ダークレイダー、ゴルトフェニックスが現れ、3体のモンスターは上空で闘い、龍騎SV達も闘い始めた

 

龍騎SV/ナイトSV「はっ!」

 

オーディン「フン!」

龍騎SVとナイトSVは剣を振るが、オーディンは2人の攻撃をゴルトセイバーで軽く受け止め、つばせり合いをするが、オーディンの後ろにペガサスが現れ、オーディンの蹴りを入れる

 

ペガサス「たああ!」

 

オーディン「ぐっ!」

ペガサスの蹴りを喰らったオーディンは態勢を崩し、それを見た龍騎SVとナイトSVはオーディンを斬り付けた

 

オーディン「ぐはぁ!?おのれ、これでも喰らえ!!」

オーディンは手を振ると、周囲に金色の羽が現れ、それを龍騎SV達に放つが、龍騎SV達はそれをかわしたが、オーディンは仮面の中で笑みを浮かべながら言う

 

オーディン「いいのかな?上を気にせず」

 

ナイトSV「何?」

オーディンの言った事が疑問を感じたナイトSVは上を見ると、そこに同じ金色の羽が空から振って来て、龍騎SV達に襲い掛かる

 

龍騎SV達「うわあああああ!」

 

ペガサス「きゃあああ!」

3人はオーディンの攻撃を喰らうが、何とか持ち堪える

 

龍騎SV「うっ…まだだ!」

 

ナイトSV「負けられない!」

龍騎SVとナイトSVはシュートベントのカードを引き、素早くバイザーに入れる

 

【シュートベント】

音声が鳴ると、龍騎SV達はバイザーをオーディンに向け、それを見たオーディンはカードを引き、バイザーに挿入した

 

【ガードベント】

音声が鳴ると、オーディンの右手にゴルトシールドが現れ、同時に龍騎SV達はそれぞれ攻撃する

 

龍騎SV「メテオバレット!」

 

ナイトSV「ダークアロー!」

龍騎SV達のシュートベントの攻撃を放つが、オーディンのゴルトシールドで守られていた為効果はなかった

 

オーディン「無駄だ」

 

龍騎SV「くっ!」

龍騎SVは諦めずに連射するが、ゴルトシールドは傷一つ付かずに防いでいた

 

ナイトSV「あの盾は厄介だな…」

 

ペガサス「何とかして奪わないと…」

 

龍騎SV「恭介さん、奪える方法は一つあるかもしれません」

 

ナイトSV「何?」

 

龍騎SV「前に晴希君と一緒にフェニックスと闘っている時にフェニックスの武器を奪った事があります。それを使えば奪う事が出来るかもしれない。だから、何とか気を引かせて下さい」

 

ナイトSV「わかった」

 

龍騎SV「未来も手伝ってくれる?」

 

ペガサス「うん、もちろんだよ!」

ペガサスは龍騎SVの頼みを快く引き受け、ナイトSVとペガサスはお互い見て頷き、2人はオーディンに攻撃する

 

ナイトSV「はっ!」

 

ペガサス「やああああ!」

 

オーディン「フン!」

ナイトSV達の剣とオーディンの剣と盾がぶつかると、龍騎SVはカードを引いてそれをバイザーに入れる

 

【スチールベント】

バイザー音が響くと、オーディンのゴルトシールドが龍騎SVの方へ移動し、龍騎SVはそれを受け取り、オーディンは驚く

 

オーディン「盾が!?まさか、奴はストレンジベントを使えるのか!?」

オーディンは驚きのあまり余所見をしてしまい、その隙にナイトSVとペガサスが叫ぶ

 

ナイトSV「ウイングセイバー!」

 

ペガサス「ペガサス・シューター!」

ナイトSVは風を纏った斬撃、ペガサスは拳から光を纏ったエネルギー弾を連射し、オーディンは防ぐ事が出来ずに命中した

 

オーディン「うっ!」

攻撃を喰らったオーディンは膝に着くが、何とか持ち堪えるが、龍騎SVがさらに攻撃を仕掛ける

 

龍騎SV「バーニングブラスター!」

龍騎SVはドラグバイザーツバイから無数の炎の弾丸を連射し、最後に強烈な炎の一撃を撃ち、オーディンを命中させる

 

オーディン「うわああああああ!?」

オーディンは叫びながら吹き飛ばされるが、オーディンはフラ付きながら立ち上がる

 

オーディン「中々やるな…だが、俺もそう簡単にやられはしない!」

オーディンはそう言いながらカードを引くと、オーディンが分身している絵柄のカードで、オーディンはそれをバイザーに入れる

 

【トリックベント】

音声が鳴ると、オーディンから2体の分身が現れ、次第に沢山のオーディンが現れ、それを見た龍騎SV達は驚く

 

ナイトSV「何!?」

 

ペガサス「分身した!?」

 

龍騎SV「トリックベントを使えるのか!?」

龍騎SV達は驚いていると、オーディンはゴルトセイバーを構えながら言う

 

オーディン「さあ、闘いはこれからだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ブロッサム達はホーリーナイトが作った光の空間の中で治療を行っていた

 

ヴォルケーノ「おい、ホーリーナイト。まだなのか?」

既に治療を終えているヴォルケーノがホーリーナイトに問う

 

ホーリーナイト「まだだ。もう少しだ」

 

アクエリアス「落ち着きなさいヴォルケーノ。もう少しで終わるって言ってるじゃありませんの」

 

ヴォルケーノ「チッ、未来が闘っているってのに」

アクエリアスは呆れながら言い、ヴォルケーノは舌打ちをした。そんな中、アクエリアスに治療されてるブロッサムが言う

 

ブロッサム「あの、今言った事は、本当ですか?」

 

ヴォルケーノ「あ?何がだよ?」

 

ブロッサム「未来ちゃんが闘っているって本当ですか?」

 

アクエリアス「えぇ、あのキュアペガサスが未来ですわ」

 

ブロッサム「どうして、未来ちゃんが闘ってるんですか?」

ブロッサムは驚きながら言うと、ヴォルケーノが答える

 

ヴォルケーノ「兄貴を守る為さ、まぁ、最初は正体を明かすのは後にしたかったけどな」

 

ブロッサム「そうですか…そうだったんですか…良かったです、未来ちゃんが無事で」

ブロッサムは未来が無事だと言う事を心から喜んでいた。そんな中、ホーリーナイトが言う

 

ホーリーナイト「よし、終わったぞ」

ホーリーナイトが言うと、怪我が直ったマリン達が立ち上がる

 

リュウガ「しゃあ!これで闘えるぜ!」

 

マリン「早く翼の所へ行こう!妹さんも助けないとね!」

マリンの言った事にヴォルケーノは驚きながら言う

 

ヴォルケーノ「何でお前知ってんだよ!?」

 

マリン「盗み聞いちゃいました♪」

 

ファム「盗み聞きとは感心しないわね?まあいいわ。行くわよ!」

ファムがブロッサム達に言うと、全員頷き、ホーリーナイトは空間を解除すると、目の前にオーディンと交戦している龍騎達の加勢に向かう

 

マリン「お待たせ!」

 

龍騎SV「皆!大丈夫なの?」

 

ライトニング「大丈夫!」

ライトニング達が話していると、ナイトSVが言う

 

ナイトSV「お前達、今は話している場合じゃない。闘いに集中しろ!」

 

龍騎SV/マリン「は、はい!」

 

ライトニング「へぇ、まるでホーリーナイトの男版だね」

そんなナイトSVを見たライトニングは陽気に言い、龍騎SV達は分身したオーディン達と闘い始めた

 

【ストライクベント】

 

【シュートベント】

 

【コピーベント】

リュウガ達はそれぞれのカードをバイザーに挿入し、音声が響くとリュウガの右手にドラグクロー、ゾルダはギガランチャー、ライアはコピーベントの能力でコピーしたドラグクローを装着し、3人は一斉に攻撃した

 

リュウガ達「喰らえーーー!」

 

ブロッサム「ブロッサム・シャワー!」

 

マリン「マリン・シュート!」

 

サンシャイン「サンフラワーイージス・インパクト!」

リュウガ達はオーディンに一斉攻撃を仕掛け、オーディンはゴルトシールドで防ぎ、爆発が起こる。すると、煙からファム、王蛇が現れ、オーディン達に素早い攻撃を仕掛ける

 

ファム「ハッ!タアアア!ヤアアア!」

 

王蛇「ハッ!ラアアア!テヤアアアア!」

2人の攻撃にオーディン達は抵抗出来ずにそのまま喰らう

 

オーディン達「くっ、まだだ!」

オーディンは倒れずに金色の羽を放ったが、リュウガ達はそれを上手くかわした

 

リュウガ「へっ、何所狙ってんだよ!」

リュウガは余裕な態度で言うが、オーディンは手動すると、金色の羽がそれと同じ様に動き、リュウガ達を襲い掛かる

 

ゾルダ「何だ!?」

 

ファム「奴は、あの攻撃をコントロールが出来るみたいね」

 

マリン「うわわわわわ!?」

 

サンシャイン「こんなに来たらサンフラワー・イージスが使えない!」

 

王蛇「面倒だな…」

ファム達はオーディンの攻撃を避け続けるが、一向に攻撃が出来ない状態になった。その頃、ペガサス達はそれぞれ一体ずつのオーディンと闘っていた

 

ペガサス「はっ!」

ペガサスはオーディンに剣を振ると、オーディンは姿を消し、一瞬でペガサスの後ろに着き、後ろから攻撃を仕掛けようとするが

 

ホーリーナイト「させないぞ!」

いち早くホーリーナイトが気付き、オーディンに蹴りをかました

 

オーディン「ぐっ!」

 

ペガサス「ホーリーナイト!」

 

ホーリーナイト「敵は前にいるとは限らないと言っただろ?目の前の敵だけを集中するな」

 

ペガサス「うん…ごめんなさい」

ホーリーナイトが注意をし、ペガサスはそれに対して謝罪する。そんな中、別のオーディンが現れ、ペガサスは構えるとホーリーナイトがペガサスの後ろに着く

 

ペガサス「ホーリーナイト?」

 

ホーリーナイト「後ろは任せろ。存分にやれ」

ホーリーナイトの言葉にペガサスは頷き、2人は互いの背中を守りながら闘い始めた

 

次にヴォルケーノ達は

 

アクエリアス「やあああああ!」

 

オーディン「はっ!」

アクエリアスとオーディンは自身の剣をぶつかり、つばせり合いをし、一時離れて素早い剣のぶつかり合いをする

 

アクエリアス「流石にやりますわね?でも、高貴である私が、こんな所で負けませんわ!」

アクエリアスはそう言いながら、走り出し、オーディンは剣でアクエリアスを突きを放つが、アクエリアスはそれを見てニッと笑いながらしゃがんだ。すると、何時の間にかアクエリアスの後ろにいたヴォルケーノがオーディンにパンチを放つ

 

ヴォルケーノ「でりゃああああ!」

ヴォルケーノのは叫びながらオーディンにパンチを放ち、次にラッシュを仕掛ける

 

ヴォルケーノ「だあああああああ!!」

ヴォルケーノはオーディンにラッシュし、止めにアッパーをかました

 

ヴォルケーノ「ぶっ飛べぇ!!」

ヴォルケーノの渾身のアッパーを喰らったオーディンはそのまま飛ばされ、倒れた

 

アクエリアス「全く、いつ見てもガサツな闘い方ですわね」

 

ヴォルケーノ「はっ、ボンボンなお穣様に言われたくねぇよ」

 

ライトニング「2人共、喧嘩は後にしてよ」

ヴォルケーノとアクエリアスは両者喧嘩を売る態度で言うが、ライトニングは仲裁に入り、3人は再びオーディン達と闘う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方龍騎SVとナイトSVは本体のオーディンと闘っていた

 

龍騎SV「バーニングセイバー!」

 

ナイトSV「ウイングセイバー!」

 

オーディン「はっ!」

3人はそれぞれ剣を振り、龍騎SVからは炎、ナイトSVは風、オーディンからは金色の炎の斬撃を放ち、激しくぶつかり、爆発が起こり、その同時に煙から龍騎SV達が現れ、連携攻撃を仕掛ける

 

ナイトSV「はああああ!」

ナイトSVがオーディンに剣で攻撃し、オーディンはそれをゴルトセイバーで防いだ。その隙に龍騎SVがオーディンの後ろから攻撃する

 

龍騎SV「はああああああ!」

 

オーディン「ぐっ!」

龍騎SVの攻撃に気付く事が出来なかったオーディンは直撃を受け、オーディンは膝に着いた

 

オーディン「流石にやるな…だが、これはどうだ!」

オーディンは周囲に無数の金色の羽が現れ、それを龍騎SVへ放った。しかし

 

ナイトSV「翼!どけ!」

 

龍騎SV「うわああ!」

ナイトSVは瞬時に翼を押し、ナイトSVは金色の羽を全て命中される

 

ナイトSV「うわああああああ!?」

 

龍騎SV「恭介さん!」

龍騎SVは急いでナイトSVの所へ向かおうとするが、龍騎SVの前にオーディンが現れる

 

オーディン「行かせないぞ」

オーディンはそれだけ言うと、ゴルトセイバーで龍騎SVを襲い掛かり、龍騎SVは避けたり、ドラグバイザーツバイで対抗したが、龍騎SVは何時の間にかオーディンの分身達に囲まれていた

 

龍騎SV「何時の間に!?」

龍騎SVは驚いていると、オーディン達はゴルトセイバーの刀身から金色の炎が放出し、そのまま斬撃を放ち、龍騎SVは避ける事が出来ずに命中される

 

龍騎SV「うわああああああ!?」

オーディンの攻撃を受けた龍騎SVはそのまま倒れ、それを見たブロッサムとペガサスが気付く

 

ブロッサム「翼君!」

 

ペガサス「お兄ちゃん!」

2人は龍騎SVを助けようとしたが、オーディンの分身達がそれを邪魔をする為行ける事が出来ないでいた[newpage]

オーディンの分身と圧倒的な状況の中で龍騎SVは喘ぎながらも立ち上がり

 

龍騎SV「まだだ…俺は…負ける訳には…いかない…俺は…俺は…俺は!仮面ライダーだ!!!!」

龍騎SVが叫ぶとカードデッキのカードが1枚光輝きその場にいた皆が驚愕し龍騎SVは戸惑いながらもそのカードを引き抜き見る

 

龍騎SV「コレは…」

そのカードにはフレイムスタイルの仮面ライダーウィザードが映っていたのだ。

 

龍騎SV「晴希君…僕達に力を貸してくれるのか…」

そう言ってカードを入れバイザーを閉める

 

【アドベント!】

するとウィザードの魔法陣がバイザーの銃口に現れそのままトリガーを引く。すると炎がオーディン達に体当たりし弾くとそのまま炎は着地し魔法陣が描かれてそこからお決まりのポーズのウィザードが出てきたのだ。

 

オーディン「貴様は!」

ウィザードはゆっくりとオーディンに向き

 

ウィザード「久しぶりだなオーディン?そして…久しぶりだな翼?」

 

龍騎SV「晴希君?」

ウィザードはゆっくり頷きながらナイトSVに近寄り

 

ウィザード「しっかりしろ」

そう言って魔法を使う

 

【ヒーリング!プリ〜ズ】

ナイトSVに光が注がれナイトSVは回復し立ち上がり

 

ナイトSV「俺は一体…君は…」

ウィザードはまた頷きそのままオーディンに向き直り

 

ウィザード「さてと…ここからは俺たち仮面ライダーの…ショータイムだ!」

そう言ってインフィニティウィザードリングをはめてドライバーを操作しかざす。

 

【インフィニティ!プリーズ!】

 

【ヒ〜スィ〜フ〜ドン!ボ〜ザバ ビュ〜 ドゴ〜ン!】

すると頭部はダイヤモンドの指輪を模した形状で、基本カラーは半透明の青で晴希とウィザードラゴンの魔力の結晶化したアダマントストーンになり、腕・足の装甲及びローブは銀色、以前は黒かった全身を覆う魔法衣はラメの黒になり、全身が輝く様相で、防御力が飛躍的に向上し、自ら使用した魔力をインフィニティローブから再び取り込めるようになる最強形態のウィザードインフィニティスタイルに変身したのだ!

 

ウィザードI「無限と希望の魔法使い!インフィニティスタイル!」

そう言って専用武器の『アックスカリバー』を召喚して右手に持ちポーズを決めそのままオーディーンに接近し剣と剣がぶつかり合う

 

オーディーン「く!操馬晴希!貴様も俺の邪魔をするのか!」

するとウィザードIは意外な事を言う

 

ウィザードI「確かに邪魔はするが、俺はそれだけの為にあんたと戦う訳じゃ無い。俺はあんたの希望にもなりに来たんだ」

 

オーディン「何!?」

 

龍騎SV「え!?」

ウィザードIの予想外な言葉に皆は戸惑ってしまう

 

オーディン「お前が、俺の希望になるだと?」

オーディンはウィザードIの言った事に驚き、ウィザードIから離れ、ウィザードIも離れながら言う

 

ウィザードI「ああ、アンタはゲートじゃないけど、アンタは今、底なしの絶望に堕ちている」

 

オーディン「絶望その物、か…フッ、確かに俺はこれまでたくさんの絶望を味わった…」

 

ナイトSV「絶望…どういう事なんだ?」

ナイトSVが聞くとオーディンは剣を降ろしながら話し始める

 

オーディン「俺は…かつてはお前達と同じ普通の人間として生活をしていた。だが、ある日、俺の両親が殺害された…動機は全く下らない理由だった…犯人は警察に逮捕されたが、刑は軽かった…それからして、今度は妹の優衣を失った…殺したのは両親を殺した奴だった…!奴はまた逮捕されたが、奴は政府の息子だった為、お咎め無しだった…刑が軽かったのもそれだったからだ…!憎かった…俺の家族を奪った奴を…そして家族を守れなかった己の無力さを!そんな時だった。ある人物が俺に世界を変える力を与えてくれた…それがこの力だ…俺は自分と同じく世界を絶望している者達に力を与え、共に闘う同士を集めた…そして今、俺はこの世界を変えるのだ!その為にも、邪魔するお前達をこの場で倒す!そしてその罪を背負って生きる…これがお前達へのせめての情けだ…」

 

 

オーディンの過去を聞いた龍騎SVはドラグバイザーツバイを強く握りながら言う

 

龍騎SV「貴方が世界が悪だって言う理由は分かった…だからこそ、俺は貴方を止める!そしてこの闘いを終わらせて、砂漠の使徒を倒す!」

龍騎SVが叫んだ後聞いていたウィザードIは静かに言う

 

ウィザードI「それがあんたの絶望か。だが…それは絶望以前の問題だな?それはただの復讐心だ。それにその野望が達成出来たとしても何が残る?」

 

オーディーン「何!貴様に何が分かる!」

オーディーンが今度はウィザードIに攻撃を再開し始めた為ウィザードIはアックスカリバーで防ぎ

 

ウィザードI「あんたのしようとしている事自体が間違っていると俺は言いたいんだ!それにそんな事をしてもあんたの両親も妹さんの魂は報われ無い!」

 

オーディーン「貴様!俺の恨みを侮辱するつもりか!!」

 

ウィザードI「違う!俺が言いたいのはもうこんな馬鹿げた行為を辞めればあんたの家族の魂が報われると思ったからだ。確かにあんたに起こった事は不幸な事だった。復讐したいのも分かるし力を求める気持ちも俺には分かる!けどな!誰かを犠牲にして自分の理想の世界を作っても何も残らないんだ!そこから先に有る未来は…自分自身の崩壊…つまり理性を失ってしまい心を失う事と一緒だ!だからあんたの力も本当の力じゃ無い」

 

オーディーン「なっんだと!?」

オーディーンは思わず武器を落としウィザードIも武器を下ろして続ける

 

ウィザードI「あんたの理想は初めから全部間違っている。それに力ってのは貰うだけじゃ無い。自分自身で生み出す事も出来る。あんたの本当にやるべき事は、世界をリセットじゃない。権力を暴き出しそれを断ち切る。それが今のあんたに出来る事じゃ無いのか?」

ウィザードIが言い終えると、オーディンは動揺する

 

オーディン「お、俺は…うっ、ぐっ!?ぐおおおおおおお!?」

オーディンは突然苦しみながら叫ぶと、オーディンから邪悪なオーラが現れ、同時にオーディンの分身達も苦しみながら消え、それを見た龍騎SV達は驚く

 

龍騎SV「何だあれ!?」

 

シプレ「物凄い邪悪な気配ですぅ!」

 

コフレ「砂漠の使徒よりも凄い気配ですっ!」

 

ポプリ「怖いでしゅ~!」

シプレ達はオーディンから現れた邪悪なオーラに怖がり、ブロッサム、マリン、サンシャインにしがみ付きながら震えていた。そしてブロッサム達は急いで龍騎SV達の所へ来た

 

ナイトSV「一体何だあのオーラは!?」

 

ウィザードI「とんでもない邪悪な気配だ!」

 

ブロッサム「それじゃあ、オーディンはあの邪悪なオーラに操られて今まで悪事をしていたんですか!?」

 

ウィザードI「いや、恐らくあれは操っているんじゃない。あのオーラとオーディンの恨みとかが一致して、彼本人が気付かない内に暴走しているんだ」

それを聞いた龍騎SV達は驚く

 

ファム「これは、オーディンを倒すとか言っている場合じゃないわね」

 

サンシャイン「何とかしてオーディンを止めないと!」

サンシャインが言うと、オーディンは両手から金と黒が混ざったエネルギー波を龍騎SVに放ち、ウィザードIはディフェンドのリングを着けようとするが、オーディンのエネルギー波がとても速く、既に近くまで来ていた

 

ウィザードI(マズい!間に合わない!)

オーディンのエネルギー波が後数㎝の所で龍騎SV達の後ろから誰かが現れ、バリアを張りオーディンのエネルギー波をそのままバリアにぶつかり爆発し、龍騎SV達は両手で顔を防ぎ、ホーリーナイトは空いた眼で手前の人物を見た

 

ホーリーナイト「遅いぞ、【ダークナイト】」

 

「ああ、遅くなった…」

煙が消えると、そこにいたのは黒い衣装を纏い、髪は長髪の銀髪で瞳の色が赤の少女だった。そして彼女はペガサスに言う

 

ダークナイト「我が主、遅れて申し訳ありません」

 

ペガサス「ううん、無事で良かったよ」

 

ヴォルケーノ「ったく、遅ぇんだよ!」

 

ライトニング「何してたの?アンタならモンスターは大した事ないじゃん?」

 

ダークナイト「予定よりモンスターが多く来て、それで遅れた」

ダークナイトが言うと、ファムが言う

 

ファム「悪いけど、話しはそこまでにして。今はオーディンを何とかしないと」

ファムが言い、龍騎SVは構えるとオーディンは突然叫ぶ

 

オーディン「ウオオオオオオオ!!」

オーディンが叫ぶと、オーディンの前に無数のモンスターが現れた。

 

龍騎SV「モンスターがこんなに!?」

 

ウィザードI「恐らくこれが最大のピンチでチャンスでもあるかもな」

 

ムーンライト「その様ね」

龍騎SV達が言うと、ファムはブランウイングを構えながら言う

 

ファム「行くわよ、皆!」

ファムの合図で龍騎SVは一斉に走り出した。そして龍騎SVはドラグバイザーツバイを握りながら心の中で言う

 

龍騎SV(待ってて、桜木さん…貴方の苦しみ、絶望、憎しみ、そして復讐…俺がここで終わりにする!)

龍騎SVは心の中で言い、モンスター達へと走った

 

―果たして翼はオーディン…桜木士朗を救う事が出来るのか!?―

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